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哲学者・思想家の名言
☆ １月１０日 ☆
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1.
勤勉は一つの美徳だが、
ほかのあらゆる美徳を包含する。
（ キケロ ）
2.
私にとって真理であるような真理を発見することが必要なのだ。
しかもその真理は、私がそのために生き、そのために死ねるような真理である。
（ キルケゴール ）
3.
求める目的とは反対の結果を生む努力（＝無益な努力）がある。
一方、たとえうまくいかないことがあっても、いつも有益な努力もある。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
4.
敵か、それとも味方か。
私が攻撃すれば、敵になる。
私がなんの恐れも抱かず、
微笑してみせれば味方になる。
（ アラン ）
5.
科学における全ての偉大な進歩は、新しい大胆な想像力から出てきている。
（ ジョン・デューイ ）
6.
才気は多くの無用な思想を持つことにあり、
良識は必要な知識をよく身につけることにある。
（ ジョセフ・ジュベール ）
7.
汝善ならんとせば、まず汝の悪なるを信ぜよ。
（ エピクテトス ）
8.
認識は信仰の報酬である。
信じるために認識するのではなく、認識するために信じよ。
（ アウグスティヌス ）
9.
ある真実を教えることよりも、いつも真実を見出すにはどうしなければならないかを教えることが問題なのだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
10.
形式主義は凡庸(ぼんよう)に通じる。
人生の複雑さや悲惨さ、そして緊急の事態にうまく対処するつもりであれば、我々は無限の柔軟性を持たねばならない。
すなわち、理論や特定の型にはまった考え方から自由でなくてはならないのだ。
（ J・クリシュナムルティ ）
11.
自由な男、つまり妻を持たない男は、少し才知があれば自己の身分以上の社交界に出入りして、上流階級の人々と同等に交際することができる。
一方縛られている男の場合には、こんなに簡単にはいかない。
結婚はあらゆる人々を自分の中に閉じ込めるから。
（ ラ・ブリュイエール ）
12.
大自然にひとつの法あり。
それはすべての人間に共通であり、理性的であり、永遠なるものなり。
（ キケロ ）
13.
読書は量ではなく、役に立つように読むことが問題である。
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
14.
夫をつかまえるのは技、とどめておくのは努力。
（ ボーヴォワール ）
15.
私は一生のうちで、
自分ほど幸福に対する才能に恵まれた人間に会ったことはないし、
また私ほど頑強にしゃにむに幸福に向かって突進していった人間を知らない。
（ ボーヴォワール ）
16.
人間は、自分が他人より劣っているのは能力のためではなく、運のせいだと思いたがるものなのだ。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
17.
他人に秘密を守らせようとしたら、
まず己れ自身が守ることである。
（ セネカ ）
18.
すべての不運や、つまらぬ物事に対して、
上機嫌にふるまうことである。
上機嫌の波はあなたの周囲にひろがり、
あらゆる物事を、あなた自身をも、
軽やかにするだろう。
（ アラン ）
19.
相談するときには過去を、享楽するときには現在を、何かするときには未来を思うがよい。
（ ジョセフ・ジュベール ）
20.
一切の書かれたもののうち、私はただ、その人がその血をもって書かれたもののみを愛する。
血をもって書け。
君は、血が精神であることを知るだろう。
（ ニーチェ ）
21.
真実の中には、個人的な経験を経て初めて本当の意味が理解できるものも多い。
（ J・S・ミル ）
22.
幸福というのもまた、所有や状態ではなくて、むしろ一個の精神力である。
（ カール・ヒルティ ）
23.
都市は人類の掃き溜めである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
24.
平和が来ると、国民は幸福になり、人々は柔弱(にゅうじゃく)になる。
（ ヴォーヴナルグ ）
25.
実際、実生活において愚者は、
最高の真理にも最低の真理にも注意を払わないし、
無学ではあるが狡猾な連中は、
最低の真理は目ざとく見つけるが
最高の真理には目を向けない。
（ ジャンバッティスタ・ヴィーコ ）
26.
死ぬ危険がない時に死のうと考えるよりも、死のうと考えずに死を受けるほうが、より容易に死ねる。
（ ブレーズ・パスカル ）
27.
欠陥に満ちていることは一つの悪である。
しかし欠陥に満ちていながらそれを認めようとしないのは、さらに大きな悪である。
（ ブレーズ・パスカル ）
28.
人生は、段々に諦めていくこと。
絶えず我々の抱負、我々の希望、我々の所有、我々の力、我々の自由を減らしていくことの修行である。
（ アミエル ）
29.
時間の使い方がもっとも下手な者が、まずその短さを嘆く。
（ ラ・ブリュイエール ）
30.
よい作家になりたいなら、書くことだ。
（ エピクテトス ）
31.
恋するものの狂乱は、あらゆる狂乱の中で最も幸いなるものなり。
（ プラトン ）
32.
健康の維持は義務である。
生理的道徳と称するものの存在を知る人はまれである。
（ ハーバート・スペンサー ）
33.
花が花の本性を現(げん)じたる時最も美なるが如(ごと)く、人間が人間の本性を現じたる時は美の頂上に達するものである。
（ 西田幾多郎 ）
34.
施しは、相手の不幸を苦しむことだ。
まるで苦しむ責任があるかのように。
（ ヴォーヴナルグ ）
35.
祈りは宗教を行動に表したものだ。
つまり、祈りこそ真の宗教である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
36.
どの人の場合も、その鍵はその人の考えていることだ。
（ エマーソン ）
37.
毎日をまったく違う人生と見なすべきだ。
（ セネカ ）
38.
恋は自然によって与えられ、想像によって刺繍(ししゅう)されたカンヴァスである。
（ ヴォルテール ）
39.
自然は、我々の知性にとっては限りなく驚嘆すべきことを、最高度の容易さと単純さとで行なっているのです。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
40.
一方の疑念は他方の欺瞞を正当化する。
（ ラ・ロシュフコー ）
41.
自由な世界のみが平和になることができる。
自由な世界は、虚偽を虚偽で打ち負かそうとする無駄な争いを捨てる。
（ カール・ヤスパース ）
42.
寛容とは何か。
それは人間愛の所有である。
我々はすべて弱さと過ちから作られているのだ。
我々の愚かさを許し合おう。
これが自然の第一の掟である。
（ ヴォルテール ）
43.
恋は交戦の一種なり。
（ オウィディウス ）
44.
人の賢さは、その人が何を望むかで計ることができる。
（ エマーソン ）
45.
人と一緒にいる時が、最も孤独な時だ。
（ キケロ ）
46.
仮に君が怒って破裂したところで、彼らは少しも遠慮せずに、同じことをやりつづけるであろう。
（ アウレリウス ）
47.
人は、「考える」、「自分が思う」とはどういうことかと「考える」ことによって、正しい定規を手に入れることができるんだ。
自分ひとりだけの正しい定規ではなくて、誰にとっても正しい定規、たったひとつの正しい定規だ。
（ 池田晶子 ）
48.
人間たちよ、あなたがたはどこから来たのか。
そして、何に由来してこのように悪しきものとなったのか。
（ サラミスのヒッポダマス ）
49.
自らの力でやり遂げようとする人に、
天は手を差しのべる。
（ ラ・フォンテーヌ ）
50.
まず第一級の本を読め。
でなければ、それを読む機会を全然持たなくなるかもしれぬ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
51.
本質と存在の融合が最高度に実現されるのは、まさに愛を通してのみである。
（ プラトン ）
52.
偉大であるということは、誤解されるということだ。
（ エマーソン ）
53.
人生のあらゆることを、
それが最後だと思って行いなさい。
（ アウレリウス ）
54.
人生は道路のようなものだ。
一番の近道は、たいてい一番悪い道だ。
（ フランシス･ベーコン ）
55.
我々は生涯の様々な年齢にまったくの新参者としてたどりつく。
だから、多くの場合、いくら年をとっても、その経験においては経験不足なのである。
（ ラ・ロシュフコー ）
56.
なんらかの行為がいかにも目覚ましく見えても、偉大な計画の結果でないかぎり、それを偉大なものとは見てはならない。
（ ラ・ロシュフコー ）
57.
社会の悪役は利己主義にある。
（ エマーソン ）
58.
あなたの実力以上に有徳であろうとするな！
できそうもないことを己に要求するな！
（ ニーチェ ）
59.
話の終わりは始めより重要である。
（ フランシス･ベーコン ）
60.
武器がものを言うとき、
法律は沈黙する。
（ キケロ ）
61.
物事をうまく成し遂げたことに対する最大の報酬は、それを成し遂げたということである。
（ エマーソン ）
62.
私は、少なくとも自ら知らぬことを知っているとは思っていないかぎりにおいて、あの男よりも知恵の上で少しばかり優っているらしく思われる。
（ プラトン ）
63.
一羽の燕が、また或(あ)る一朝夕が春をもちきたすのではなく、
それと同じように、至福なひと・幸福なひとをつくるものは一朝夕や短時日ではない。
（ アリストテレス ）
64.
ひやかすとは、品よく無礼を働くことだ。
（ アリストテレス ）
65.
女たちにとっての地獄は老いである。
（ ラ・ロシュフコー ）
66.
あらかじめ死を考えておくことは、自由を考えることである。
死を学んだ者は、奴隷であることを忘れた者である。
死の修得は我々をあらゆる隷属(れいぞく)と約束から解放する。
（ モンテーニュ ）
67.
人間は根源的に時間的存在である。
（ ハイデッガー ）
68.
生きるということは、
日ごとに快癒し、新しくなること、
また自分を見いだし、
回復することである。
（ アミエル ）
69.
忍耐は集結された根気である。
（ フランシス･ベーコン ）
70.
どんな時でもそうだが、
今度もたいへん良い機会だ。
それをどう扱うかさえ知っていれば。
（ エマーソン ）
71.
冗談のうちに真実の言葉が語られることがなかなか多いものだ。
（ ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ ）
72.
どんなものでも、自然という造物主の手から出るときは善であり、人間の手に渡ってからは悪となる。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
73.
この世で成功するには二つの道しかない。
一つは自分自身の勤勉、
もう一つは他人の愚かさ。
（ ラ・ブリュイエール ）
74.
ある者の得は、他の者の損になる。
（ モンテーニュ ）
75.
少女には少女の自由を許さなければならない。
ただし、それを利用する機会は与えるべきでない。
（ キルケゴール ）
76.
希望は底の深い海の上でなければ、決してその翼を広げない。
（ エマーソン ）
77.
人間は自然に服従しながら、
自然を支配する。
（ フランシス･ベーコン ）
78.
人間は他のどんな動物よりも病弱であり、不安定であり、変化しやすく不確定である。
人間は病める動物なのだ
（ ニーチェ ）
79.
虻(あぶ)が刺したくらいでは、
威勢よく走っている馬を止めることはできない。
（ ヴォルテール ）
80.
学者先生はしきりに
「それゆえ」という言葉をお使いになるが、
なんで「それゆえ」なのか、
俗人にはさっぱりわからない。
なんだか、偉そうな言葉でごまかしているようだ。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
81.
美貌は目を楽しませ、優しさを魂を魅了する。
（ ヴォルテール ）
82.
我々の計画というのは、目標が定かでないから失敗に終わるのだ。
どの港へ向かうのかを知らぬ者にとっては、いかなる風も順風たり得ない。
（ セネカ ）
83.
お世辞を言うのはたやすいが、真に賛美するのは難しい。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
84.
誇りは、慎ましさに包まれているときに最も成功するものだ。
（ シュヴァリエ・ド・メレ ）
85.
雌犬(めすいぬ)は女主人に似る。
（ プラトン ）
86.
卑下はしばしば人を従えるために用いられる、
見かけだけの服従にすぎない。
それは、自分を高めようとして、
自分を低くする高慢なからくりである。
（ ラ・ロシュフコー ）
87.
あなたが出会う最悪の敵は、いつもあなた自身であるだろう。
（ ニーチェ ）
88.
他人を見て
何をすべきかを知る者もいれば、
何をすべきでないかを知る者もいる。
（ エリック・ホッファー ）
89.
（不幸な・不成功な恋愛に）つり込まれないよう警戒するに越したことはない。
というのは、恋愛の罠にかかるのを避けることは、かかって後(のち)罠から抜け出るのよりは、又愛の絆を断ち切るのにくらべれば、さして困難なことではないからである。
（ ルクレティウス ）
90.
与えられたるものを受けよ。
与えられたるものを活かせ。
（ エピクテトス ）
91.
修正の最初のステップは過ちの認識である。
（ セネカ ）
92.
始めは全体の半ばである。
（ プラトン ）
（ 始めてしまえば（取りかかれば）半分終わったも同然 ）
93.
王侯にささげる忠節は第二の自愛である。
（ ラ・ロシュフコー ）
94.
美の愛は愛好であるが、美の創造は芸術である。
（ エマーソン ）
95.
人は精神の力によって大きな悲しみから脱けられるものではない。
・・・人間はすこぶる弱いから、いや、非常に浮気だから、すべてを思い諦める。
（ ラ・ブリュイエール ）
96.
愚鈍な人間は、つねに鉄面皮な暴力を振るう。
（ エマーソン ）
97.
人間は自分のことを一向に知らないものだから、多くの人々は、健康であるのに死んでいくように思い、また、多くの人々は、死にかけているのに健康であると思う。
（ ブレーズ・パスカル ）
98.
過去のものといえども、
真に価値あるものは、
常に新しさを含んでいる。
（ 柳宗悦 ）
99.
恋の病を癒す薬はいくつもある。
しかしそれに間違いなく効く薬というものはない。
（ ラ・ロシュフコー ）
100.
冗談は、しばしば真実を伝える手段として役立つ。
（ フランシス･ベーコン ）
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