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哲学者・思想家の名言
☆ ９月１６日 ☆
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1.
害徳の名誉は、これから手に入れなければならない名誉の担保である。
（ ラ・ロシュフコー ）
2.
人は自己より小さい者の助けを必要とすることがしばしばある。
（ ラ・フォンテーヌ ）
3.
心から出たものは、心へと伝わる。
（ コールリッジ ）
4.
四ヶ月の交際が一生を保証するだろうか？
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
5.
人間はお互い同士のために創られた。
ゆえに彼らを教えるか、さもなくば耐え忍べ。
（ アウレリウス ）
6.
お喋りは他人に任せて、
まず行動せよ。
（ バルタザール・グラシアン ）
7.
偶然にしか接触せぬ人々に気に入られるよりも、
自分自身に気に入られることが必要である。
（ メーヌ・ド・ビラン ）
8.
人はそれぞれ、自分のすることは申し分ないと思う。
（ キケロ ）
9.
反抗者とは、
憤りのために、権威を打倒しようとするひとであり、
それゆえ、その打倒した権威のかわりに、
今度は自分が権威になろうとするひとである。
（ エーリヒ・フロム ）
10.
愛されるのはとてもうれしいと感じるひとは、誰からも愛されたいと願うだろう。
しかし、誰もがみんな、特別に愛されることを望むのであれば、その願望を満たされない者がかならずたくさんでてくるにちがいない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
11.
読書は他人にものを考えてもらうことである。
本を読む我々は、他人の考えた過程を反復的にたどるに過ぎない。
（ ショーペンハウアー ）
12.
資本主義が進展すると共に、手段としての財力が強くなり、人間のほうが財の手段となり、人間が機械の奴隷にされるという傾向が生じてくる。
（ 和辻哲郎 ）
13.
自分の実力以上に有徳であろうとするな。
また、できそうにないことを自分に求めようとするな。
（ ニーチェ ）
14.
宇宙は意志の表現であり、
意志の本質は悩みである。
（ ショーペンハウアー ）
15.
人間とは精神である。
精神とは何であるか。
精神とは自己である。
自己とは自分自身に関わる一つの関係である。
（ キルケゴール ）
16.
涙は、もの言わぬ悲しみの言葉である。
（ ヴォルテール ）
17.
識別がうまくできぬものは事務の中にうまく入っていけないであろう。
しかし、あまり細かく識別しすぎる人はそこからうまく抜け出せなくなる。
（ フランシス･ベーコン ）
18.
用心というやつは
絶えず我々を先へ先へと連れて行き、
しばしば我々が到達する見込みのなかった所まで
我々を連れて行く。
我々の不幸はここにある。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
19.
私は苦労はいとわぬ。
辛抱もする。
だが、それは自分の好きなことをする時だけだ。
（ モンテーニュ ）
20.
永遠の平和を期待しつつ戦うほうが、
解放を念頭に置くことすらなく隷属状態でいるよりはましである。
（ アウグスティヌス ）
21.
我々は死すべき者として万事を恐怖しながら、まるで不死の者であるかのように思って、どんなものでもほしがる。
（ ラ・ロシュフコー ）
22.
生活のための闘争と言っているものは、正直なところ、成功のための闘争にほかならない。
（ バートランド・ラッセル ）
23.
外国語を少ししか話せない人は、上手く話す人よりも外国語を嬉しがる。
楽しみは半可通の人にある。
（ ニーチェ ）
24.
中年男性は自分が弱いことに気付かず、今でも強いと思っている。
中年女性は自分が強いことに気付かず、電車でわれ先に座ろうとする。
（ 土屋賢二 ）
25.
神を感じるのは心情であって、理性ではない。
信仰とは、そのようなものである。
（ ブレーズ・パスカル ）
26.
大衆はモノを書かない批評家である。
（ ヴォルテール ）
27.
他者をカテゴリーにおいて呼ぶのではなく、
名で呼ぶこと、
それが他者を他者として迎え入れるということである。
他者に対しておのれを劈(つんざ)くということである。
（ 鷲田清一 ）
28.
人は自分の運命を非難して、
責任をまぬがれるつもりでいる。
つまり、いつも運命の女神がいけないことになる。
（ ラ・フォンテーヌ ）
29.
何が最も真実なことと言われるか？
人間たちが邪悪であることである。
（ サラミスのヒッポダマス ）
30.
常識と公平な扱いほど、人々を驚かせることはない。
（ エマーソン ）
31.
多数者の賛成したことを最善と見做して、大勢の意見に従いたがる我々の性向くらい、我々を大きな災厄に陥れるものはありません。
これではただ数に従うだけで、人生を理性の判断によって導くのではなく、模倣するだけだからです。
（ セネカ ）
32.
傲慢は、自分以外の者すべてへの軽蔑である。
（ テオフラストス ）
33.
時ほど速く過ぎ去るものはない。
（ オウィディウス ）
34.
過去を克服する唯一の方法は、それを放り捨てることではなく、過去を考慮に入れ、つねに目前に置いて、これを避けるようにふるまうことである。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
35.
時はわれらに生を与えると同時に、生を奪い始む。
（ セネカ ）
36.
箴言は書き手の心を暴露する。
（ ヴォーヴナルグ ）
37.
読まれたものは、
熟慮を重ねることによってのみ、
真に読者のものとなる。
食物は食べることによってではなく、
消化によって我々を養う。
（ ショーペンハウアー ）
38.
言葉は社会の子である。
（ アラン ）
39.
勇気は逆境における光である。
（ ヴォーヴナルグ ）
40.
沈黙は愚か者の知恵である。
（ ラ・ブリュイエール ）
41.
幸運をもたらす富や順境は素直に受け入れよ。
ただし、それを手放すときは渋るべからず。
（ アウレリウス ）
42.
英雄の従者にとって英雄なる人はひとりもいない。
というのは、英雄が英雄でないからではなく、従者が従者であるゆえんだからだ。
（ ヘーゲル ）
43.
人間を最も根本的に分類すれば、次の二つのタイプに分けることができる。
第一は、自らに多くを求め、進んで困難と義務を負わんとする人々であり、第二は、自分に対してなんらの特別な要求を持たない人々、生きるということが自分の既存の姿の瞬間的連続以外のなにものでもなく、したがって自己完成への努力をしない人々、つまり風のまにまに漂う浮標のような人々である。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
44.
競争とは、優れた仕事の副産物であり、目的ではない。
創造的な人間を動機づけるのは、達成への願望であり、征服への願望ではない。
（ アイン・ランド ）
45.
我々は、他の人たちと同じようになろうとして、自分自身の４分の３を喪失してしまう。
（ ショーペンハウアー ）
46.
我々は自然と協同することなしには
自然をも支配することができぬ。
自然を支配しようとする者は
自然に服従しなければならぬ。
（ 三木清 ）
47.
私たちは
自分たちが見ているものを理解する必要を感じるとしても、
きわめてわずかな手立てしか知らない。
人間は自分の理解の巻き尺で、
なんと少しのことしか測れないことか！
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
48.
人生は川のようなものだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
49.
愛は、憎しみで始まった場合の方が、より大きくなる。
（ スピノザ ）
50.
人間の世に起こる事件で心配に値するものは何もない。
（ プラトン ）
51.
神は似非(えせ)信心家を作り、王侯は偽善者を作る。
（ モンテスキュー ）
52.
恋する男にとっては、相手がどんな身なりをしていても、そんなことはどうでもいい。
相手も彼のことを考えていることがわかればいいのだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
53.
読書のコツは拾い読みにある。
従って、賢明になるコツは
何を捨てるかを知る術(じゅつ)にある。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
54.
許されていることには興味がないが、禁じられていることには気をそそられる。
（ オウィディウス ）
55.
荒れ狂う海面の荒波も、大洋の底まで騒がすことはない。
広大でかつ永久的な視野で現実を眺めている人にとっては、個人的な絶え間のない浮沈は比較的無意味なものに見える。
従って、真に宗教心のある人は動揺せず、平静に満たされている。
そして時がどのような義務をもたらしても、静かな心構えができている。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
56.
自由な世界のみが平和になることができる。
自由な世界は、虚偽を虚偽で打ち負かそうとする無駄な争いを捨てる。
（ カール・ヤスパース ）
57.
何人にも恩恵を施す者は、他人より愛されるよりも、多く己を愛す。
（ アリストテレス ）
58.
一人ひとりは、いまだかつてこの世に存在しなかった独自の存在である。
したがって、自分にしか果たせない使命を持って、この世に存在しているのだ。
もし同じ存在があるとしたら、この世に私が今いる必要はない。
（ マルティン・ブーバー ）
59.
行動するときには規則に従い、裁くときには例外を斟酌せねばならない。
（ ジョセフ・ジュベール ）
60.
自己の過誤から学びうるがゆえに、
知識が発展し、科学が進歩する
（ カール・ポパー ）
61.
良心の掟は自然から導き出されるというが、
それは慣習から生まれる。
（ モンテーニュ ）
62.
我々にとって最も不愉快な人種は、
相手を見境なく分類して、
分かり切ったレッテルを貼る人々である。
（ バートランド・ラッセル ）
63.
人間が他の動物よりも賢くて強くて繊細で高級だというのは、
単に人間自身の尺度でもって他の生物たちを価値評価した結果でしかない。
（ 竹内芳郎 ）
64.
人は考えることによってではなく、
行うことによって成長する。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
65.
善人と呼ばれている人の生きる条件は「虚偽」である。
（ ニーチェ ）
66.
どんな人でも生きているかぎり存在の必要がある。
（ エマーソン ）
67.
世の中で成功を勝ちとるには、人から愛される徳とともに、人を恐れさせる欠点も必要である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
68.
幾何学者は難しい証明の中で、ごく簡単でわかりやすい推論の長い鎖を用いる習慣を持っている。
それと同じように、人間にとって認識可能なことはすべて、（推論の鎖によって）次から次へと結論が続いて導かれる。
（ デカルト ）
69.
常ないものを常あるもののごとく思い、頼むべからざるものを頼みとするところに、人生における種々の苦悩は生ずる。
（ 三木清 ）
70.
いったん灰になることがなくて、どうして新しくよみがえることが望めよう。
（ ニーチェ ）
71.
人間は、欲望を創造するものであっても、必要を創造するものでは決してない。
（ ガストン・バシュラール ）
72.
言論が堕落したところでは精神も堕落している。
（ セネカ ）
73.
人間が宗教をつくるのであって、宗教が人間をつくるのではない。
（ 三木清 ）
74.
誘惑に恐れる者には、すべてが誘惑となる。
（ ラ・ブリュイエール ）
75.
宇宙は変化そのものだ。
（ アウレリウス ）
76.
哲学は我々の目の前にひろげられているこの巨大な書物、つまり宇宙に書かれている。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
77.
大切なのは普通の言葉で非凡なことを言うことである。
（ ショーペンハウアー ）
78.
肉体のために生きるのではなく、肉体なしには生きられないように振る舞うべきである。
（ セネカ ）
79.
君自身の行為や、出くわした危険を、たくさん、度をこえて述べることは避けたほうがいい。
（ エピクテトス ）
80.
他人からされたら怒るようなことを人にしてはいけない。
（ ソクラテス ）
81.
子供は苦労を和らげる。
しかし不幸を一段とつらいものにする。
子供は人生の煩（わずら）いを増す。
しかし、死の思いを和らげる。
（ フランシス･ベーコン ）
82.
人は、生涯の最初の四十年間で本文を著述し、続く三十年間で、これに対する注釈を加えていく。
（ ショーペンハウアー ）
83.
目に見える水の流れは、地下を流れる水の量に比べると本当に少ないのと同じように、目に見える理想主義は、世の中の人々が心の中に閉じこめ、ほとんど出さないでいる理想主義に比べると本当に小さなものだ。
閉ざされているものを放ち、地下水を地表に導く。
人々はそれができる人が現れることを待ち焦がれている。
（ シュバイツァー ）
84.
食べ物を一番上手に味つけするのは空腹である。
（ ソクラテス ）
（ 空腹（飢え・食欲）が料理（食べ物・食事）を美味しくする ）
85.
金は火によって試され、勇者は逆境によって試される。
（ セネカ ）
86.
権力欲は強さでなく弱さに根ざしている。
（ エーリヒ・フロム ）
87.
（夢においては）
意識の努力のすべてが、
意識の意に反して
想像的なものを生み出すことへと変わる。
（ ジャン＝ポール・サルトル ）
88.
もし君が人に愛されようと思うなら、まず君が人を愛さなければならない。
（ セネカ ）
89.
己自身を愛することは、理性や正義に反することなのだろうが、なぜ、自愛がつねに悪なのだろうか。
（ ヴォーヴナルグ ）
90.
人間を見るのには、
危険に臨んでいるときの方が都合がよい。
逆境にあるときの方が、どんな人物かよくわかる。
そういうときにこそ、
真実の声が胸の底からほとばしり出、
仮面をはぎとられて、
正体が残るからである。
（ ルクレティウス ）
91.
ピアノで食べて行くのは、
ピアノを食べるくらい難しい。
（ 土屋賢二 ）
92.
広告が、
事物の商品としての性格を被い隠す。
（ ヴァルター・ベンヤミン ）
93.
恋は交戦の一種なり。
（ オウィディウス ）
94.
人間の偉大さを測る尺度は、
その仕事に支払った犠牲の多寡(たか)だ
（ ヴィトゲンシュタイン ）
95.
読書は量ではなく、役に立つように読むことが問題である。
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
96.
彼（＝ナルシシスト）がつまらぬちょっとした言葉を喋るとき、自分ではさも重大なことを話しているように思っているのが、我々にはよくわかることがある。
（ エーリヒ・フロム ）
97.
われわれは自分の言葉を統御していると考えているが、しかし、われわれが言葉によって支配され統御されているのである。
（ フランシス･ベーコン ）
98.
信仰も神の賜物である。
平和と愛が与えられるものから信仰もまた起こる。
（ アウグスティヌス ）
99.
愉(たの)しみは、他人の苦しみから生まれる快楽なり。
（ オウィディウス ）
100.
お前の推測する義務とは、お前がそれを推測した瞬間からお前を束縛する。
（ アミエル ）
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