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哲学者・思想家の名言
☆ ９月４日 ☆
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1.
健全な胃を持っている者が胃の存在を感じないように、幸福である者は幸福について考えない。
（ 三木清 ）
2.
艱難(かんなん)に会って初めて真の友を知る。
（ キケロ ）
3.
悪人がいくら害悪を及ぼすからといっても、善人の及ぼす害悪にまさる害悪はない。
（ ニーチェ ）
4.
人生は川のようなものだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
5.
過度に謙遜な人を真に受けてはいけない。
ことに、自分で自分を皮肉るような態度を信用してはいけない。
その背後には、たいがい虚栄心と名誉心の強烈な一服がひそんでいる。
（ カール・ヒルティ ）
6.
愛と憎しみは正確な対立物と見ることは完全な誤りである。
愛の対立物は愛でないもの…つまり無関心である。
（ ゲオルク・ジンメル ）
7.
文章の長短はその文章の価値を奪ったり、付与したりする特性にはならない。
（ プラトン ）
8.
心が変われば、態度が変わる。
態度が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、人生が変わる。
（ アミエル ）
9.
万物は流転する。
（ ヘラクレイトス ）
10.
情念は、われわれがこれについて明確な観念を形成するや否や、たちまち情念たることをやめる。
（ スピノザ ）
11.
世の中で成功するには、馬鹿のように現れて、利口に活動することである。
（ モンテスキュー ）
12.
我々が物を愛するというのは、自己をすてて他に一致するということである。
（ 西田幾多郎 ）
13.
現在から、未来は生まれ落ちる。
（ ヴォルテール ）
14.
我々はそれぞれ、違う温度で沸騰する。
（ エマーソン ）
15.
誰でも、恐れていることと願っていることを、やすやすと信じてしまう。
（ ラ・フォンテーヌ ）
16.
人生とは、自分の考え方しだいで変えられるものだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
17.
あなたは、あなたの一生以外の何ものでもない。
（ サルトル ）
18.
あり余るほど自由な時間のある人間は、たいてい悪いことを考えるものである。
（ スピノザ ）
19.
卑しい人たちは、
偉人の欠点や愚行に
非常な喜びを感じる。
（ ショーペンハウアー ）
20.
人生の情景は、粗いモザイク画に似ている。
この絵を美しく見るためには、それから遠く離れている必要がある。
間近にいては、それは何の印象も与えない。
（ ショーペンハウアー ）
21.
数は世界の成り立ちの奥底を照らし出す。
（ ゴットフリート・ライプニッツ ）
22.
人間は行動を約束することはできるが、感情は約束できない。
なぜなら、感情は気まぐれだからである。
（ ニーチェ ）
23.
真の人間性に最もよく調和する愉しみは、よき仲間との愉しい食事である。
（ カント ）
24.
人を幸福にするのは仕事の種類ではなく、創造と成功とのよろこびである。
（ カール・ヒルティ ）
25.
徳とは、我々にとっての中庸に成り立つ行為を選択する態度である。
（ アリストテレス ）
26.
害徳の名誉は、これから手に入れなければならない名誉の担保である。
（ ラ・ロシュフコー ）
27.
生命とは虚無を掻き集める力である。
それは虚無からの形成力である。
虚無を掻き集めて形作られたものは虚無ではない。
（ 三木清 ）
28.
専門のことであろうが、専門外のことであろうが、要するにものごとを自分の頭で考え、自分の言葉で自分の意見を表明できるようになるため。
たった、それだけのことです。
そのために勉強するのです。
（ 山本義隆 ）
29.
自然が暴威をふるわないところでは、自然は合理的な姿に己を現してくる。
（ 和辻哲郎 ）
30.
人は愛しているかぎり許す。
（ ラ・ロシュフコー ）
31.
何かが起こって落ち込んだら、痛みの原因はその起こった事ではなく、それにかけていた期待である。
そしてこの期待は、いつでも自分で取り消せる。
（ アウレリウス ）
32.
我々の性格は我々の行動の結果なり。
（ アリストテレス ）
33.
人間は他人の経験を利用するという特殊な能力を持った動物である。
（ コリングウッド ）
34.
与えられたるものを受けよ。
与えられたるものを活かせ。
（ エピクテトス ）
35.
失敗は一種の教育である。
（ ジョン・デューイ ）
36.
虚栄心というものは、自分があるよりも以上のものであると示そうとする人間的なパッションである。
（ 三木清 ）
37.
女は己自身のためだけではなく、女性全体のために羞恥心を持つべきである。
換言すれば、女はみな、女たちが羞恥心の掟を守るようにと熱望すべきである。
というのは、ひとりの女のつつましさを傷つけるものは、すべて女のそれを傷つけるのだから。
（ ジョセフ・ジュベール ）
38.
偉大であるということは、誤解されるということだ。
（ エマーソン ）
39.
世界がどうあるか、
が不思議なのではない。
世界がある、
ということが不思議なのだ。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
40.
人生の幸福にとっては、我々のあり方、すなわち人柄こそ、文句なしに第一の要件であり、最も本質的に重要なものである。
（ ショーペンハウアー ）
41.
真理という優れた地盤の上に立つことに比すべき愉しみはない。
（ フランシス･ベーコン ）
42.
人はしばしば弱気がゆえに強く、臆病なるがゆえに大胆である。
（ ラ・ロシュフコー ）
43.
涙をもってパンを食うた事のない人の人生観は、いかほど価値のあるものであろうか。
（ 西田幾多郎 ）
44.
破廉恥に対する羞恥心も、
美を求める努力も、
ともに欠けているようでは、
国家にしろ個人にしろ、
偉大な美しい行為を果たすことはできない。
（ プラトン ）
45.
愛とは、最愛の人の愛すべき資質を称え、大事にすることだ。
あなた自身が、その行為の対象である、という条件において。
（ コールリッジ ）
46.
愚かな質問をすれば、利口な答えが返ってくるものだ。
（ アリストテレス ）
47.
愛は、憎しみで始まった場合の方が、より大きくなる。
（ スピノザ ）
48.
有閑階級なしでは、
人類は野蛮状態から脱却することはなかったであろう。
（ バートランド・ラッセル ）
49.
なにか、悲しくなりそうなことに出会ったときは、つねに自分にこう言いきかせよ。
これは不幸ではない、これに高貴に耐えることが幸福なのだと。
（ アウレリウス ）
50.
ファシズムが展開するもととなった精神的体系の創始者たちは、
すべてある共通の特徴を持っている。
彼らはキリスト教的な形の厳しさに対して、
スパルタ的な形の厳しさを代表する。
（ バートランド・ラッセル ）
51.
少数派の抵抗運動は、これから多数派になる視点を象徴的に先取りする。
いのちや生活において、頂点同調主義ほど無力なものはない。
（ 久野収 ）
52.
倫理的生活の根源とでもいうべきものは、良心の中にある。
（ P・フルキエ ）
53.
いわゆる害悪と呼ばれるものの多くは、悩める者の心のあり方を、恐怖の態度から闘争の態度へと変化させることにより、気を引きしめる強壮剤に変えることができる。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
54.
人の一生は、その人の想像力の色によって染められる。
（ アウレリウス ）
55.
謙遜な議論も、高ぶった人たちには高慢の種となり、謙譲な人たちには謙遜の種となる。
（ ブレーズ・パスカル ）
56.
自分の能力を隠すことができることは、
素晴らしい能力だ。
（ ラ・ロシュフコー ）
57.
自愛は最大のへつらいである。
（ ヴォルテール ）
58.
忠告とは雪のようなものだ。
穏やかに降るほど、長く消えずに残り、心に染み込んでいく。
（ コールリッジ ）
59.
世間では驚嘆されながら、
妻や召使いから見れば、
何一つすぐれたところのなかった人もいる。
家中(かちゅう)の者から称讃された人というのはほとんどない。
（ モンテーニュ ）
60.
人生において多くの美しいものを手に入れた者は、その代わりにやはり多くのものを提供しなければならない。
（ シュバイツァー ）
61.
大部分の人は、
羽振りや地位によってしか
人間を判断しない。
（ ラ・ロシュフコー ）
62.
人間は生きてる限り、
仏から仏飯(ぶっぱん)を給せられる。
但(ただ)しそれは
金殿玉楼(ぎょくろう)においてか、
芋屋においてか、
はたまた獄裡(ごくり)においてかの差あるのみ。
（ 清沢満之 ）
63.
過小評価するより過大評価する方が、判断力の欠如を完璧に暴露してしまう。
（ ニーチェ ）
64.
魂は肉体を拒否する。
（ アラン ）
65.
怒りから己れ自身を抑制するには、人が怒っているのを冷静に観察することである。
（ セネカ ）
66.
知性ある人間は、
猫の前で得意満面をつくったりはしない。
猫ほど見事にそれを無視する生き物はいないからである。
（ イポリット・テーヌ ）
67.
しつけの目的は、
自分で自分を支配する人間をつくることであって、
人に支配される人間をつくることではない。
（ ハーバート・スペンサー ）
68.
教養の勝利は、
国民性を圧倒し去ることである。
（ エマーソン ）
69.
社会が決める法律には正しさは必ずしもないとすれば、正しさはどこにあるか、わかるね。
そう、自分にあるんだ。
善悪を正しく判断する基準は、自分にある、自分にしかないんだ。
（ 池田晶子 ）
70.
他をとがめんとする心をとがめよ。
（ 清沢満之 ）
71.
賢者は、生きられるだけ生きるのではなく、生きなければいけないだけ生きる。
（ モンテーニュ ）
72.
誰でも真の理性を以(もっ)て
人生の生活方針を定めようとするならば、
乏しさに甘んじて、
心を平静に生活することこそ
人間にとって此(こ)の上もない莫大な富なのである。
（ ルクレティウス ）
73.
もっとよく知ったら我々の友達の列に加わりそうな人々を敵としてはならない。
（ ラ・ブリュイエール ）
74.
人生における幸福は、平静さを失わない性格、忍耐力と寛容、周囲の人たちへの好意や思いやりなどに左右される部分が大きい。
（ プラトン ）
75.
生き物は全て孤独である。
そして人間は自らが孤独であることを最も良く知る者である。
（ アラン ）
76.
我々の祈りは、一般的に言って、祝福のためのものでなければならない。
なぜならば、神は我々にとって何が善であるかを最もよく知っておられるのだから。
（ ソクラテス ）
77.
幸福とは、あのショーウィンドウの中の品物のように、好きなものを選んで金を払えば持って帰れるというものではない。
（ アラン ）
78.
自分を知ることぐらい大切なことはないのだ。
なぜかといえば、（中略）自分のよく知っていることを実行し、必要とするものを手に入れて豊かに暮らし、知らないことは避けて過失を犯さず、しまいには、功成り名遂げて多くの人々の尊敬を受けるようになるからである。
（ ソクラテス ）
79.
幸福について考えることはすでに一つの、おそらく最大の、不幸の兆しである。
（ 三木清 ）
80.
神のささやきが聞こえるように沈黙しよう。
（ エマーソン ）
81.
すべての人間は、生まれつき、知ることを欲す。
（ アリストテレス ）
82.
「革命」とは何か。
自分の旗に記したある主義の名のもとに、権力の把握に成功した暴徒のことある。
（ アミエル ）
83.
仕事の成功に対する報酬は、その仕事を成し遂げた、ということである。
（ エマーソン ）
84.
心配に対する最上の対策は、忍耐と勇気である。
（ カール・ヒルティ ）
85.
時節の待ち方を知ることは、成功するための大切な秘訣である。
（ ジョセフ・デ・マイスター ）
86.
王侯にささげる忠節は第二の自愛である。
（ ラ・ロシュフコー ）
87.
日ごとに新たなる思想があり、我々の心は天気とともに移り変わる。
（ モンテーニュ ）
88.
理解は感嘆にまさる。
しかし製作は理解にまさる。
（ アラン ）
89.
すべて賭けをする者は、不確実なものを得るために、確実なものに賭ける。
（ ブレーズ・パスカル ）
90.
自分にはそれができないと言った瞬間から
可能性の道は閉ざされてしまう。
同じ能力の持ち主でも、
プラス思考で取り組んだ人は、うまく行き、
マイナス思考で取り組んだ人は、うまく行かない。
まさに人間は
自分が考えた通りの結果を手にするのである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
91.
万物は土より生じ、土に還る。
（ クセノパネス ）
92.
孤独は優れた精神の持ち主の運命である。
（ ショーペンハウアー ）
93.
意見を持つだけの人は、ほとんど世に益をもたらさない。
しかし、確信を持つ人は、自ら生活する社会を改革することができるものだ。
（ エマーソン ）
94.
私はアテネ人ではない、ギリシャ人でもない、世界市民である。
（ ソクラテス ）
95.
私は大部分の時を孤独で過ごすのが健全なことであるということを知っている。
最も善い人とでも一緒にいるとやがて退屈になり散漫になる。
私は独りでいることを愛する。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
96.
平和とは、ただ闘いのないことではなく、魂の力より生まれる美徳である。
（ スピノザ ）
97.
物財の貧困は容易に癒されるが、魂の貧困はけっして癒されない。
（ モンテーニュ ）
98.
父母に恩を感じないなら、汝の友となる者はいないだろう。
（ ソクラテス ）
99.
世界は活力ある人のものである。
（ エマーソン ）
100.
哲学は我々の目の前にひろげられているこの巨大な書物、つまり宇宙に書かれている。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
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