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哲学者・思想家の名言
☆ ５月３０日 ☆
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1.
男は自分を愛してくれなくなった女に対して激昂するが、すぐにあきらめる。
女は捨てられるとそれほど騒ぎ立てないが、長い間慰められない思いを胸に抱く。
（ ラ・ブリュイエール ）
2.
人生は、経験しなければ理解できない教訓の連続である。
（ エマーソン ）
3.
現在はその一部が将来、他が過去である。
（ クリュシッポス ）
4.
幸運の愛は、勇者とともにある。
（ オウィディウス ）
5.
行動は感情に従うように思われているが、
実際には行動と感情は同時に働くのである。
意思の力でより直接的に支配されている行動を規制することによって、
意思に支配されにくい感情をも規制することができる。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
6.
性本能なしにはいかなる恋愛も存在しない。
恋愛はあたかも帆船が風を利用するように、この粗野な力を利用する。
（ オルテガ ）
7.
楽しいから笑うのではない。
笑うから楽しいのだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
8.
化粧は女の社会的地位を表現するものである。
（ ボーヴォワール ）
9.
他の人の書いたものを読んで、自己を向上させよ。
他の人が苦労して得たものをそれで容易に得ることが出来る。
（ ソクラテス ）
10.
男は女同士の憎悪の原因である。
（ ラ・ブリュイエール ）
11.
人間は、目標を追い求める動物である。
目標へ到達しようと努力することによってのみ、人生が意味あるものとなる。
（ アリストテレス ）
12.
公の災害は力強い平等論者である。
（ エドマンド・バーク ）
13.
不要なものなら、
なくて困るということはない。
（ キケロ ）
14.
お互いに助け合わねばならない。
これは自然の掟である。
（ ラ・フォンテーヌ ）
15.
敵がほしければ、味方より偉くなればよい。
味方がほしければ、味方を引き立ててやればよい。
（ ラ・ロシュフコー ）
16.
すべての答えは出ている。
どう生きるかということを除いて。
（ サルトル ）
17.
人間の偉大さは、自分の惨めさを知っているという点にある。
樹木は自分の惨めさを知らない。
（ ブレーズ・パスカル ）
18.
切れ者らしく見せようという色気が邪魔をして、切れ者になれないことがよくある。
（ ラ・ロシュフコー ）
19.
我々は、我々の幸福を我々の外部、他人の評判のうちに求める。
他人はみな軽薄かつ不公平で、嫉妬、気まぐれ、偏見に満ちていることを百も承知なのに。
（ ラ・ブリュイエール ）
20.
多すぎる休息は、少なすぎる休息と同じように疲労させる。
（ カール・ヒルティ ）
21.
ロウソクが消えた中では、どんな女も美しい。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
22.
一人ひとりは、いまだかつてこの世に存在しなかった独自の存在である。
したがって、自分にしか果たせない使命を持って、この世に存在しているのだ。
もし同じ存在があるとしたら、この世に私が今いる必要はない。
（ マルティン・ブーバー ）
23.
人間だけがこの世で苦しむため、笑いを発明するほかなかったのだ。
（ ニーチェ ）
24.
青年時代は知恵を磨く時であり、老年はそれを実践する時である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
25.
普通、人は時間をつぶすことに苦心する。
才能ある人間は、時間を利用することに苦心する。
（ ショーペンハウアー ）
26.
何かが起こって落ち込んだら、痛みの原因はその起こった事ではなく、それにかけていた期待である。
そしてこの期待は、いつでも自分で取り消せる。
（ アウレリウス ）
27.
死と太陽は直視することは不可能である。
（ ラ・ロシュフコー ）
28.
成す価値のあるものは、
成し終える価値がある。
もし成し終える価値がないなら、
なぜ始めたのか。
（ バルタザール・グラシアン ）
29.
過去によって未来をもくろむな。
（ エドマンド・バーク ）
30.
健康な身体は客間で、病身は監獄である。
（ フランシス･ベーコン ）
31.
本なき家は、主(あるじ)なき家の如(ごと)し。
（ キケロ ）
32.
精神が満足するのは、それが萎縮しているか、疲労しているかのしるしである。
高貴な精神は自己の裡(うち)にとどまらない。
それは常に自分の能力以上を望んで進んでいく。
（ モンテーニュ ）
33.
運動と節制は、老境になっても、何らかの若い力を維持し得る。
（ キケロ ）
34.
健康は実に貴重なものである。
これこそ人がその追求のために、単に時間のみならず、汗や労力や財宝をも、否(いな)生命さえも捧げるに値する唯一のものである。
（ モンテーニュ ）
35.
大学は職業のための訓練学校になりつつある。
それは〈教養〉といったことにまったく無関心の金権主義者たちによって要請されているからである。
（ バートランド・ラッセル ）
36.
誰でも怒ることはできる──それは簡単なことだ。
しかし、正しい人に、正しい程度に、正しい時に、正しい目的、正しい方法で怒ること、それは簡単ではない。
（ アリストテレス ）
37.
美貌は目を楽しませ、優しさを魂を魅了する。
（ ヴォルテール ）
38.
美の持つ説得力は、いかなる紹介状にもまさる。
（ アリストテレス ）
39.
健やかに死ぬ方法を知らない者は病的に生きることとなろう。
（ セネカ ）
40.
易しいものでも、
難しいもののように取り組み、
難しいものでも、
易しいもののように取り組むべきである。
（ バルタザール・グラシアン ）
41.
希望すること、これが幸福なのだ。
（ アラン ）
42.
たくさんのことを生半可に知っているよりは、何も知らないほうがよい。
（ ニーチェ ）
43.
頼むから静かに死なせてくれ。
（ ヴォルテール ）
44.
嫉妬心と競争心には、
悪徳と美徳ほどの隔たりがある。
（ ラ・ブリュイエール ）
45.
何かをするとき、いやいやながらするな、無思慮にするな、心に逆らってするな。
（ アウレリウス ）
46.
夫をつかまえるのは技、とどめておくのは努力。
（ ボーヴォワール ）
47.
男の幸せは「われ欲す」、女の幸せは「彼欲す」ということである。
（ ニーチェ ）
48.
多くの場合、成功は成功するまでの所要時間を知っているか否かにかかっている。
（ モンテスキュー ）
49.
新しい進歩には怖さあり。
（ ヘーゲル ）
50.
愚者とは、自惚れるために必要な才知すら持たない者である。
（ ラ・ブリュイエール ）
51.
自己を過小評価する人は、いつも成功したことに驚いているのに対し、自己を過大評価する人は、いつも失敗したことに驚いている。
（ バートランド・ラッセル ）
52.
不当な非難をこうむればこうむるほど、また強暴な言論の圧迫を受ければ受けるほど、我々はますます高く叫ばずにはいられない。
（ ブレーズ・パスカル ）
53.
友情は魂の結びつきである。
（ ヴォルテール ）
54.
閑暇は哲学の母。
（ トマス・ホッブズ ）
55.
犯罪に対する最大の動機は、罪を回避せんとする希望なり。
（ キケロ ）
56.
宇宙は数学という言語で書かれている。
そしてその文字は三角形であり、円であり、その他の幾何学図形である。
これがなかったら、宇宙の言葉は人間にはひとことも理解できない。
これがなかったら、人は暗い迷路をたださまようばかりである。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
57.
神が人間に一つの舌と二つの耳を授けたのは、
しゃべるより二倍多く聞くためである。
（ エピクテトス ）
58.
意識する存在にとって、生存するということは変化することであり、変化するということは経験を積むことであり、経験を積むということは無限に己自身を創造していくことである。
（ アンリ・ベルクソン ）
59.
年とった人々は異議が多すぎ、相談が長すぎ、冒険が少なすぎ、後悔が早すぎ、めったに仕事をとことんまでやりとげず、いいかげんな成功で満足する。
（ フランシス･ベーコン ）
60.
信仰とは意見であるが、その意見は真理を含んだ意見である。
（ フォイエルバッハ ）
61.
男は女にすべてを与えよと求める。
女がその通りにすべてを捧げ、生涯をあげて献身すると、男はその重荷に苦しむ。
（ ボーヴォワール ）
62.
人間の本性には、動物と通い合える肉体と、神々と通い合える理性・英智とが混じり合っている。
（ エピクテトス ）
63.
我々は友人に
食事や衣服や健康の心配をしてもらおうとは思わない
──そうしたことは隣人たちでもやってくれるだろう。
（友人には）これと同様の務めを、
我々の魂に対して果たしてほしいのだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
64.
自然が暴威をふるわないところでは、自然は合理的な姿に己を現してくる。
（ 和辻哲郎 ）
65.
人の心は安全だけでなくリスクも追い求める。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
66.
すばらしい英知は、
極度の無知と同じく、狂愚として非難される。
（ ブレーズ・パスカル ）
67.
権力者はへつらわれる度合いに応じて（人を）評価するにすぎない。
（ エルヴェシウス ）
68.
どれほど深く悩みうるかということが、ほとんど人間の位階を決定する。
（ ニーチェ ）
69.
生きるためにはわずかの生気しか必要でないが、行動するためには多くの生気が必要である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
70.
世界は活力ある人のものである。
（ エマーソン ）
71.
すべての（不幸な）事件は、予期している者にとっては、より軽く受け取られる。
（ セネカ ）
72.
悪の葉っぱに斧を向ける者は千人いても、
根っこに斧を向ける者は一人しかいない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
73.
人間たちよ、あなたがたはどこから来たのか。
そして、何に由来してこのように悪しきものとなったのか。
（ サラミスのヒッポダマス ）
74.
人間的に言えば、死にもよいところがある。
老いに決着をつけねばならないからだ。
（ ラ・ブリュイエール ）
75.
過ぎ去ったものは、もはや再び帰らない。
賢者は現在と未来について考えるだけで手一杯であるから、過ぎ去った事柄をくよくよ考えている暇がない。
（ フランシス･ベーコン ）
76.
証拠もないのに断定されたことは、証拠なしで否認できる。
（ メガラのエウクレイデス ）
77.
神は常に微動だにせず、異なるときに、異なる場所に行くはふさわしからず、労せずして、心の思いにより万物を揺り動かす。
（ クセノパネス ）
78.
聖書は教義ではなくて文学である。
（ サンタヤーナ ）
79.
微笑したり首をすくめたりすることは、
心配事に対する対策として知られている。
（ アラン ）
80.
雨だれも、ついには石をうがつ。
（ ルクレティウス ）
81.
人は許しながらなお残酷になれるし、
罰しながらなお慈悲深くなれる。
（ アウグスティヌス ）
82.
王侯の寛容は、人民の忠誠を勝ち取るひとつの政略にすぎない。
（ ラ・ロシュフコー ）
83.
くつろぎとは、
ありとあらゆるヒロイズムを進んで失うこと。
（ ロラン・バルト ）
84.
自己とは何ぞや、
これ人生の根本問題なり。
（ 清沢満之 ）
85.
金を払う相手は先生だが、実際に私の息子を教育してくれたのは生徒たちだ。
（ エマーソン ）
86.
我々は、自分の幸も不幸も、自己愛に見合う分しか感じない。
（ ラ・ロシュフコー ）
87.
懐疑は賢者の冠である。
（ アラン ）
88.
熱狂は、つねに、また必然的に、熱狂せざる者に打ち勝つ。
勝利を収めるものは、腕力でもなく、有能な武器でもなく、心情の力である。
（ ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ ）
89.
例えば、この人が王であるのは、単に他の人々が彼に対して臣下として振舞うからでしかない。
ところが、逆に彼らは、彼が王だから自分たちは臣下だと思い込んでいるのである。
（ カール・マルクス ）
90.
人間の世に起こる事件で心配に値するものは何もない。
（ プラトン ）
91.
冒険のない文明は衰退する。
（ ホワイトヘッド ）
92.
恋する者はみな兵士だ。
（ オウィディウス ）
93.
歴史は人間を賢明にし、
詩は多才あるものにし、
数学は鋭敏にし、
自然哲学は深遠にし、
倫理学は重厚ならしめ、
論理学と修辞学は議論に秀でさせる。
（ フランシス･ベーコン ）
94.
度を越してはならない。
節度をもって取り組め。
（ キケロ ）
95.
あまり賢くない人は、自分が理解できない事については何でもけなす。
（ ラ・ロシュフコー ）
96.
人間が「本物の人間」であるための基本的な条件の第一は、「不完全性の自覚」から滲(にじ)み出てくる謙虚さ。
（ 芳村思風 ）
97.
友情の続かざるものは性格の悪しき人間なり。
（ デモクリトス ）
98.
信じるとは魂の主張を受け入れることであり、信じないというのは魂の主張をしりぞけることである。
（ エマーソン ）
99.
大切なことは、
何に耐えたかということではなく、
いかに耐えたかということである。
（ セネカ ）
100.
父親たちの根本的な欠陥は、子供を自分の名誉にしたいと考えていることである。
（ バートランド・ラッセル ）
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