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今日の
哲学者・思想家の名言
☆ ５月３１日 ☆
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1.
自分の年齢が多くなるにつれて、だんだん若く見えてくる人（＝相手）もいる。
若いころになくなった人がそうで、自分が二十歳の時に二十歳だったら、２０／２０のわけだが、六十歳になってから彼のことを思うとすると２０／６０となって、自分の三分の一の若さである。
（ 鶴見俊輔 ）
2.
単に良い意図を持っているだけでは、人生はまさに地獄絵図になるだけである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
3.
我々は、
自分自身の行為と行動によって、
自らの労働によって、
自らの活動によって、
人生や他の人々や世界に対する自らの態度によって、
自分自身の人生を意味あるものとすることができるのです。
（ カール・ポパー ）
4.
財産を築く最短で最良の方法は、あなたに利益をもたらすことが自分たちの得になるということを、人々にはっきりとわからせることである。
（ ラ・ブリュイエール ）
5.
すべての社会制度は、人間の疎外と障害の克服を助け、真の自由と個性を達成させるものでなければならない。
（ エーリヒ・フロム ）
6.
学生運動だけではなく、私たちの周りには、ある行為に加わらないと、あなたは臆病じゃないか勇気がないじゃないか、といって人を試すことがよくあるでしょう。
それに対して、いやだ、とはっきりいえるだけの勇気はありますよ。
私はそれが勇気だと思う。
（ 鶴見俊輔 ）
7.
知識は力なり。
（ フランシス･ベーコン ）
8.
結局、
人は狙ったものしか
射止めることができない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
9.
人は、善意を別にすれば、何にでも手向かうことができる。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
10.
人間の欲求を満たすように思われた道具は、
その代わりに無数の人工的な欲求を生み出した。
（ エルンスト・カッシーラー ）
11.
次の戦争を確信する者は、他ならぬその確信によって戦争の発生を促すことに協力しているのだ。
平和を確信する者は、のんびりしているうちに知らず知らず戦争に巻き込まれてしまう。
ただ危険を見、一瞬もそれを忘れない者のみが、理性的に振る舞い、その危険を追い払うために可能なことを果たすことができるのである。
（ カール・ヤスパース ）
12.
人は教えることによって、
最もよく学ぶ。
（ セネカ ）
13.
美の持つ説得力は、いかなる紹介状にもまさる。
（ アリストテレス ）
14.
何ゆえに人は多数に従うか。
彼らがいっそう多くの道理を持っているからか。
否(いな)、いっそう多くの力を持っているからである。
（ ブレーズ・パスカル ）
15.
真実と自由は、虚偽と暴力のように堅く結び合っている。
真実さのみが自由な世界を一つに結ぶ。
真実さがなければ、自由な世界も消失する。
自由と虚偽は互いに排斥し合う。
（ カール・ヤスパース ）
16.
生きるための職業は、
魂の生活と一致するものを選ぶことを第一とする。
（ 阿部次郎 ）
17.
戦争の目的は平和である。
（ アリストテレス ）
18.
ひとかどの仕事をしようと思ったら、
残像との対話が不可欠だ。
（ 鶴見俊輔 ）
19.
よき生まれとは何か。
生来、徳の備われる人間なり。
（ セネカ ）
20.
外部に支えを求める精神は弱い精神である。
（ アラン ）
21.
ファッションという現象には、
ひとびとがたがいに相手の〈鏡〉となって、
みずからのセルフ・イメージを微調整しあう
という面があります。
「微妙な差異」にひとがこだわるゆえんです。
（ 鷲田清一 ）
22.
凡事徹底
（ 森信三 ）
23.
人の不幸はほとんど反省によってのみ生まれる。
（ ジョセフ・ジュベール ）
24.
哲学者たちは世界を解釈しただけだ。
問題は、世界を変革することなのだ。
（ カール・マルクス ）
25.
器量こそ
乱世における勝敗を決定するものである。
（ 唐木順三 ）
26.
「自分についての知識」には、
自分をよりよくしようとする努力、実践が必ず伴うはずだ。
（ ソクラテス ）
27.
『聖書』が決定の余地をわたしたちに残しておいた、
数多くの曖昧な事柄に関して、
わたしたちが理性を行使するように神は望まれている。
（ ウンベルト・エーコ ）
28.
迷信は、下劣な魂の持ち主たちの可能な唯一の宗教である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
29.
どんなに金言名句をたくさん知っていても、どんなに良い気質を備えていても、機会が来るたびに具体的に行動に出なければ、人格は少しも向上しない。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
30.
社会が決める法律には正しさは必ずしもないとすれば、正しさはどこにあるか、わかるね。
そう、自分にあるんだ。
善悪を正しく判断する基準は、自分にある、自分にしかないんだ。
（ 池田晶子 ）
31.
幸福はどこにあるのか？
名誉を愛する人は、他人の行為の中にあると考える。
快楽を愛する人は、自分の感情の中にあると考える。
悟った人は、自分の行動の中にあると考える。
（ アウレリウス ）
32.
欠陥に満ちていることは一つの悪である。
しかし欠陥に満ちていながらそれを認めようとしないのは、さらに大きな悪である。
（ ブレーズ・パスカル ）
33.
不平は自信の欠乏であり、意志の薄弱である。
（ エマーソン ）
34.
真の友情を官職とか国家の公務に従事する人々の間に見出すは、最も困難なり。
友の昇進を自己のそれよりも大切に思うごとき人物が、いずこに見出しえるか。
（ キケロ ）
35.
我々は、我々が知らぬということすら知らぬ。
（ アルケシラオス ）
36.
幸福だから笑うのではない。
笑うから幸福なのだ。
（ アラン ）
37.
持って生まれた能力というのは植物と似たようなものだ。
研鑚によって余計なものを刈り取らなければならない。
（ フランシス･ベーコン ）
38.
われわれの享(う)ける生が短いのではなく、われわれ自身が生を短くするのであり、われわれは生に欠乏しているのではなく、生を蕩尽(とうじん)する、それが真相なのだ。
（ セネカ ）
39.
真理も、親しきひとびとも、
ともにわれわれにとって愛すべきものではあるが、
真理に対してより多く尊敬を払うことこそが
敬虔な態度なのである。
（ アリストテレス ）
40.
死者はいつも生者のダシに使われている。
死者はそれにも抗議できない。
（中略）しかし、それは、われわれの行為の合理化になってはならない。
（ 柄谷行人 ）
41.
自己の持てるものを十分に己にふさわしき富と考えざる者は、世界の主となるとも不幸なり。
（ エピクロス ）
42.
金は良い召使いだが、
場合によっては悪い主人でもある。
（ フランシス･ベーコン ）
43.
自然は人間に一枚の舌と二つの耳を与えた。
だから人は話すことの二倍だけ聞かねばならない。
（ ゼノン ）
44.
不当な軽蔑をはねつける必要に迫られると、
どんな謙虚な人も
プライドと同意識の昂奮(こうふん)に否応なしに追い込まれる。
（ コールリッジ ）
45.
世間では、愛は人間と人間との間の関係であるというが、キリスト教の教えによれば、愛は人間と神との間の関係であるという。
というのは、神が愛の媒介であるからである。
（ キルケゴール ）
46.
善は偉大さの中にないが、偉大さは善の中にある。
（ ゼノン ）
47.
ここで気をつけてほしいのは、法律はそれを「してはいけない」としているのであって、「悪い」としているわけではないということだ。
なぜなら、法律がいけないとすることが悪いことなのだったら、どうしてそんな法律があるのだろう。
つまり、多くの人はそれを悪いことだと思っていないからだって、これ、わかるかな。
（ 池田晶子 ）
48.
自分たちの行動を自分たちで選ぶことが可能であるときには、
われわれは、
命令にしたがうこともしたがわないこともできるのであり、
権威を承認することも拒否することもできる。
（ カール・ポパー ）
49.
人間は「自分の死後に、何が起ころうとしているのか」に思いをはせることが大事である。
（ バートランド・ラッセル ）
50.
人生は闘争にして、また過客の仮の宿なり。
（ アウレリウス ）
51.
これまでに激しい苦悩も味わわず、自我の大きな劣敗を経験しなかった、いわゆる打ち砕かれたことのない人間は、何の役にも立たない。
（ カール・ヒルティ ）
52.
正義は美徳の最上の栄光なり。
（ キケロ ）
53.
あまりに早くにあげた名は、何と重荷になることか。
（ ヴォルテール ）
54.
動物にさまざまな種類があるように、人間にもさまざまな異なった種類がある。
そして、人と人との関係は、異なった動物と動物との関係によく似ている。
（ ラ・ロシュフコー ）
55.
ひとを罰しようという衝動の強い人間たちには、なべて信頼を置くな！
（ ニーチェ ）
56.
長所を発見しようと思えば、
どんなものにでも発見できる。
どんな人間とも恋愛感情をもつことができる。
あんなやつ二度と会いたくないという蛇蝎(だかつ)のごとき相手でも、
長所をやすやすと発見できる。
（ 鷲田小彌太 ）
57.
人間は人生にあるこれらの良いもの（＝食物・衣服・感覚・遊戯など）をできるだけ利用し、できるだけ多く愉快に、快活に努めるとともに、
自分だけ愉快になって喜ぶのでなく、他の人々にも喜びを分けてやるがよい。
喜びが大きければそれだけ、生活への意欲はいっそう大きく強くなるものであろう。
（ スピノザ ）
58.
貸した金の額が少なければ
債務者を作るだけですむが、
額が大きければ敵を作る。
（ セネカ ）
59.
一人の人間の評価と価値は、心と意志の中にある。
そこに人間の本当の栄誉が宿るのだ。
（ モンテーニュ ）
60.
運命は性格なり
（ アリストテレス ）
61.
私は明白な不正を隠れた不正ほどには憎まず、戦争の不正を平和の不正ほどには憎まない。
（ モンテーニュ ）
62.
しつけ三原則──
「ハイの返事」「あいさつ」「はきものをそろえる」
（ 森信三 ）
63.
安心のない幸福はない。
すなわち、満足して受け入れている状態が持続する見通しのない幸福はない。
（ アンリ・ベルクソン ）
64.
一つの事柄について全てを知るよりも、全ての事柄について何らかのことを知るほうがずっとよい。
知識の多面性が最上である。
（ ブレーズ・パスカル ）
65.
一日を終えたら、その日とは手を切りなさい。
明日は新しい日だ。
明日をうまく始めなさい。
（ エマーソン ）
66.
偏見というのは一般愚民の王である。
（ ヴォルテール ）
67.
私どもが屈服しさえしなければ、害悪はみな恩人である。
（ エマーソン ）
68.
最も大切なことは、生きることそのものではなくて、善く生きること、美しく生きることである。
（ ソクラテス ）
69.
我々の性格は我々の行動の結果なり。
（ アリストテレス ）
70.
秀でたる知性を有するだけでは十分ではない。
大切なのは、それをうまく活用することである。
（ デカルト ）
71.
人間は生まれながらにして自由である。
しかし、いたるところで鎖につながれている。
自分こそが主人だと思っている人も、実は奴隷であることに変わりはない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
72.
恋に肩をたたかれた時には、いつもは詩的な調べに耳をかさないような男でさえ詩人になる。
（ プラトン ）
73.
本当の学問には、無駄に終わるような理論や研究は一つもない、と言える。
（ ヴォルテール ）
74.
生きることが重要なのではない。
君の奴隷だってみんな生きているし、動物もみんな生きているよ。
重要なのは立派に、思慮深く、勇敢に死ぬことなのだ。
（ セネカ ）
75.
諸君が自分自身に対して関心を持っているのと同じように、
他人が諸君に関心を持っている
とは期待するな。
（ バートランド・ラッセル ）
76.
祈りは神を変えず、祈る者を変える。
（ キルケゴール ）
77.
「垣根」は相手がつくっているのではなく、
自分がつくっている。
（ アリストテレス ）
78.
本当の賭博者は、注意・用意・腕前がものをいう賭け事はあまり好まない。
（ アラン ）
79.
「天才」とは、
暗い夜を乗り越えていく力の異名である。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
80.
英雄とは「自分自身であろう」と求めゆく者のことである。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
81.
おそらく快楽は、
苦痛の半分の印象も我々に与えない。
（ ジェレミー・ベンサム ）
82.
老人は民衆の威厳である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
83.
世間一般の考えに従って生活することはごく易しい。
また、自分のことだけ考えて孤独の生活を送ることもごく易しい。
だが悟りを開いた人間とは、
群集の真っただ中にありながらも、
自立の醍醐味を心ゆくまで味わうことのできる人間である。
（ エマーソン ）
84.
才能とは、神から密(ひそ)かに与えられ、しかも、我々がそれとは知らずに明るみに出す授かり物である。
（ モンテスキュー ）
85.
「幸福を必要としないこと、それがおまえたちの幸福だ」と、神は言った。
（ セネカ ）
86.
ある主題に関する哲学的理論の正しさは、
その主題に関する説明力によって評価されるだけでなく、
関連する他の主題で正しいと評価される哲学的理論との関係性が良いかどうか
（たとえば、互いに整合的かどうか）
によっても評価される。
（ 金杉武司 ）
87.
重要なのは量ではなく質である。
（ セネカ ）
88.
私たちが愛する人々の幸福を願うのは当然である。
だが、自分たちの幸福を棄ててまで、これを願うべきではない。
（ バートランド・ラッセル ）
89.
ひとは、
思いどおりにならないもの、
理由がわからないものに取り囲まれて、
苛立ちや焦り、不満や違和感で
息が詰まりそうになると、
その鬱(ふさ)ぎを突破するために、
じぶんが置かれている状況を
わかりやすい論理にくるんでしまおうとする。
（ 鷲田清一 ）
90.
自己に自殺の命令を下したのみならず、その手段を見出せし人間は真に偉大というべきなり。
（ セネカ ）
91.
世界の災いの一つは、
何か特定のことを独断的に信ずる習慣である。
（ バートランド・ラッセル ）
92.
我々は、現在の知識によってのみ物知りであるにすぎない。
（ モンテーニュ ）
93.
歴史は、人間たちがその本性に背いた行為から成り立っている。
（ アラン ）
94.
神より賦与されたる人生は短きも、楽しく送りし人生の記憶は永遠なり。
（ キケロ ）
95.
最高の処世術とは、
妥協することなく適応することである。
（ ゲオルク・ジンメル ）
96.
人は持たぬもの、あるいは知らぬものを他の人に与えることも、他の人に教えることも出来ぬであろう。
（ プラトン ）
97.
人間の本性を詳(つまび)らかにするには、理性によるほかはない。
（ ダランベール ）
98.
他人にあざむかれるもっとも確実な手段は、他人よりも自分のほうが狡猾だと思うことである。
（ ラ・ロシュフコー ）
99.
物言わぬ先から、人の言おうとすることを、顔つきから読み取れなければならない。
（ アウレリウス ）
100.
文明人は馬車をこしらえたが、
足が役に立たなくなってしまった。
（ エマーソン ）
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