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今日の
哲学者・思想家の名言
☆ ４月２７日 ☆
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1.
美しさは「自然」が女に与える最初の贈り物であり、そしてまた「自然」が女から奪い取る最初の贈り物である。
（ シュヴァリエ・ド・メレ ）
2.
浅薄な人々は、幸運と境遇を信じ、
深慮ある人々は、原因と結果を信ずる。
（ エマーソン ）
3.
時は苦しみや争いを癒す。
というのは、（時がたてば）人が変わるからである。
人はもはや同一人ではないのである。
（ ブレーズ・パスカル ）
4.
わたしたちのまわりにあるものは
すべて変わってゆく。
わたしたち自身も変わってゆき、
今日愛しているものを明日も愛しているかどうか、
だれも確信をもって言うことはできない。
だからこの世の生活の幸福をもとめるわたしたちの計画は
すべて幻想なのである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
5.
羊飼いは、全群を導く一匹の羊を必要とする。
さもなくば、彼みずからその羊にならねばならぬ。
（ ニーチェ ）
6.
根づきたいという魂の欲求は、
最も重要でありながら、
最もないがしろにされている。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
7.
自分の意見を隠すか、さもなければ、その意見の陰に自分を隠すか、そのいずれかがよい。
（ ニーチェ ）
8.
今は絶滅されてしまった諸々の哲学や神学が、しかしなお相変わらず依然と学問の中に働き続けている。
根もとの方が死滅してしまった場合でも、ここでは小枝の方には、なお暫時の生命があるのである。
（ ニーチェ ）
9.
たとえいかに必要な改革でも、
弱い心によって成されるならば、
過激に失し、それ自体また改革を必要とするだろう。
（ コールリッジ ）
10.
自己に自殺の命令を下したのみならず、その手段を見出せし人間は真に偉大というべきなり。
（ セネカ ）
11.
髭は哲学者をつくらない。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
12.
教育の最大の目標は知識ではなくて行動である。
（ ハーバート・スペンサー ）
13.
「社会」なんてものを目で見た人はいないのに、人はそれが何か自分の外に、自分より先に、存在するものだと思っている。
思い込んでいるんだ。
それが自分や皆でそう思っているだけの観念だということを忘れて、考えることをしていないから、思い込むことになるんだね。
（ 池田晶子 ）
14.
明日は、試練に応じた新しい力をもたらすであろう。
（ カール・ヒルティ ）
15.
ちゃんとした人っていうのは、自分の未来のために自分の現在を犠牲にできる人のことなんだ。
逆に、自分の現在のために自分の未来を犠牲にしちゃうのがどうしようもないやつさ。
（ 永井均 ）
16.
我々の祈りは、一般的に言って、祝福のためのものでなければならない。
なぜならば、神は我々にとって何が善であるかを最もよく知っておられるのだから。
（ ソクラテス ）
17.
時こそが最大の改革者である。
（ フランシス･ベーコン ）
18.
人は幸せである限り、多くの友人を持つことができるが、雲行きが悪くなれば孤独に陥るだろう。
（ オウィディウス ）
19.
礼節とは、道徳的にまた知的に貧弱な互いの性質を互いに無視し合いながら、非難しまいという暗黙のうちの協定である。
（ ショーペンハウアー ）
20.
易しいものでも、
難しいもののように取り組み、
難しいものでも、
易しいもののように取り組むべきである。
（ バルタザール・グラシアン ）
21.
真実を語るべきであって、多くを語るべきなのではない。
（ デモクリトス ）
22.
旅支度が整ったら、荷物はなるべく軽くしよう。
神が与えてくださった恵み深き和ぎに感謝しながら、さあ船を進めようではないか。
（ カール・ヒルティ ）
23.
快活さを失った場合、
それを取り戻す最善の方法は、
いかにも快活そうにふるまい、
快活そうにしゃべることだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
24.
最も高度な文明においても、
読書はやはり最大の喜びである。
一度その満足を知った者は、
不幸の中でもその満足を得る。
（ エマーソン ）
25.
我々自身は不満だらけのものである。
そこにあるものは悲惨と空虚だけである。
（ モンテーニュ ）
26.
男は知っていることをしゃべり、
女は人に喜ばれることをしゃべる。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
27.
すべての人が道徳的になるまでは、
だれも完全に道徳的にはなり得ない。
（ ハーバート・スペンサー ）
28.
人間が世界の中心に身をおけばおくほど、自然の所有の度合をさらに強めるだろうが、一方では有限性によってますますつよく圧迫され、彼自身の死にいっそう近づくのだ。
〈歴史〉は、人間がみずからのそもそもの限界から逃れることを許しはしない──表面的に、そしてもっとも陳腐な意味を限界という語にあたえる場合をのぞいては。
（ ミシェル・フーコー ）
29.
倫理問題の場所は
孤立的個人の意識にではなくして、
まさに人と人との間柄にある。
だから倫理学は人間の学なのである。
（ 和辻哲郎 ）
30.
最近の発言でありさえすれば、
常により正しく、
後から書かれたものならば、
いかなるものでも前に書かれたものを改善しており、
いかなる変更も必ず進歩である
と信ずることほど大きな誤りはない。
（ ショーペンハウアー ）
31.
快楽を控えることでなく、快楽に勝って負けないのが最上である。
（ アリスティッポス ）
32.
神にとっては全てが美しくて、良くて、正しい。
ただ人間が、あるものは正しく、あるものは正しくないと思うだけである。
（ ヘラクレイトス ）
33.
これまでとは構造の違う問題が発生しているときに、
旧来の枠組みで無理やり解釈して割り切ることほど、
まずい対処の仕方はない。
それは問題を歪めるどころか、
そんな問題は存在しないかのごとく
錯覚させてしまう。
（ 鷲田清一 ）
34.
世の中で生きるには、人々とつきあうことを知らなければならない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
35.
言葉の意味はその使用である。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
36.
人間的に言えば、死にもよいところがある。
老いに決着をつけねばならないからだ。
（ ラ・ブリュイエール ）
37.
平和条約についての規準など、いくらよく考えられ、いくら手際よく整えられたものであろうと、何の役にも立たぬ。
生への畏敬の思いを実効あるものにする思考のみが、永遠の平和をもたらすことができるのである。
（ シュバイツァー ）
38.
大切なのは普通の言葉で非凡なことを言うことである。
（ ショーペンハウアー ）
39.
ある行為を後悔する者は、
二重に不幸あるいは無能である。
最初に邪悪な欲望によって、
ついで悲しみによって征服される者だからである。
（ スピノザ ）
40.
ずるい人間は、けっして欺かれはしないが、人を欺くこともできない。
（ ラ・ブリュイエール ）
41.
感受性の欠如は、おそらく基本的には自己認識の欠如であろう。
（ エリック・ホッファー ）
42.
幸福とは最高の善なり。
（ アリストテレス ）
43.
賢い者は、
言うべきことがあるから話し、
愚かな者は、
言わねばならぬから話す。
（ プラトン ）
44.
わが身にふりかかることはすべてこれ天意。
（ 森信三 ）
45.
すべての社会制度は、人間の疎外と障害の克服を助け、真の自由と個性を達成させるものでなければならない。
（ エーリヒ・フロム ）
46.
いわゆる恋愛結婚とは、幻想を父とし、必要性を母とするものである。
（ ニーチェ ）
47.
人生の行為において、習慣は主義以上の価値がある。
何故(なぜ)かというと、習慣は生きた主義であり、肉となり、本能となった主義である。
（ アミエル ）
48.
怖れるべきは死ではない。
真に生きていないことをこそ怖れよ。
（ アウレリウス ）
49.
人生は振り返らなければ理解できないが、
前を向かなければ進んで行かない。
（ キルケゴール ）
50.
「もし口をつつしまねば果ては禍(わざわい)を招く」、
つまり、蔵や納戸(なんど)の戸締りを忘れるからではなく、
口の戸締りを忘れるから禍が訪れるのだ。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
51.
男同士は本来、互いに無関心なものだが、女は生まれつき敵同士である。
（ ショーペンハウアー ）
52.
諺は言い訳にはならない。
（ ヴォルテール ）
53.
やり直すとは、
ゼロからではない。
（ 鷲田小彌太 ）
54.
最高の虚栄心は名声を愛することである。
（ サンタヤーナ ）
55.
虚栄心というものは、自分があるよりも以上のものであると示そうとする人間的なパッションである。
（ 三木清 ）
56.
善い思想も
これを実行しなかったら
善い夢と同じである。
（ エマーソン ）
57.
人の手によるどんな大規模な企てでもそうであるように、一部の援助は非効率である可能性がある。
とはいえ、援助が実際に逆効果であるというのではない限り、比較的非効率な援助でさえ、大富豪による贅沢な浪費よりは人間の福利を向上させるのに役立つ可能性が高いだろう。
（ ピーター・シンガー ）
58.
縁は求めざるには生ぜず。
内に求める心なくんば、たとえその人の面前にありとも、ついに縁は生ずるに到らずと知るべし。
（ 森信三 ）
59.
人間は天使でもなければ、獣でもない。
だが不幸なことに、人間は天使のように振る舞おうと欲しながら、まるで獣のように行動する。
（ ブレーズ・パスカル ）
60.
遅延は怒りに対する最良の治療薬。
（ セネカ ）
61.
生命の神聖視は、生命そのものを絶対唯一の意味あるものと見なすようになるのでは、真実なものではなく、偽りもので、生命のあり方の全体にとって有害である。
そうなると人間が超越者の位置を占めるようになり、これは事実上信仰喪失の現れである。
（ カール・ヤスパース ）
62.
孤独の中では、人がその中へ持ち込んだものが成長する。
（ ニーチェ ）
63.
遭難の経験者は静かな波を見ても震える。
（ オウィディウス ）
64.
人が何を食べているかより、誰と食べているかを見ることだ。
（ エピクロス ）
65.
何も知らないよりは、
つまらぬことでも知っていることの方がもちろんよい。
（ セネカ ）
66.
愛は統一を求むるの情である。
自己の統一の欲求が自愛であり、自他統一の欲求が他愛である。
（ 西田幾多郎 ）
67.
友情のための最大の努力は、友人に我々の欠点を見せることではない。
彼に彼の欠点を悟らせることだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
68.
すべての個性には自(おの)ずからの美あり。
（ エマーソン ）
69.
存在が存在するということは、
これ自体が驚くべき奇跡なんだ。
存在するということには意味も理由もない、
だからこそ、それは奇跡なんだ。
自分が、存在する。
これは奇跡だ。
人生が、存在する。
これも奇跡だ。
なぜだかわからないけれども存在する自分がこの人生を生きているなんて、
なんて不思議でとんでもないことだろう。
（ 池田晶子 ）
70.
哲学とは、つまるところ死を学ぶことである。
（ モンテーニュ ）
71.
知と愛とは同一の精神作用である。
（ 西田幾多郎 ）
72.
我々の背後にあるものも目の前にあるものも、我々の内側にあるものに比べたら、所詮ささいなものばかりだ。
（ エマーソン ）
73.
人を規定するのは、私たちが人間として生まれたという事実、そしてそのために選択しなければならないという終わることのない作業である。
（ エーリヒ・フロム ）
74.
すべての定義が失敗するほど、人間は幅広く、多岐多様なものである。
（ マックス・シェーラー ）
75.
一日の質に影響を与えるような工夫は、最高の技術だと言える。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
76.
理性に従った享楽は禁欲よりも辛い。
あるものを節制する方が、無いのを我慢するよりもずっと辛い徳である。
（ モンテーニュ ）
77.
あなたが欲しいもののいくつかをなしで済ませることが、幸せになるには不可欠である。
（ バートランド・ラッセル ）
78.
愛とは、何でもかんでも相手を手に入れてむさぼりたいという、尽きせぬ欲望である。
（ モンテーニュ ）
79.
神は現世におけるいろいろな心配事の償いとして、われわれに希望と睡眠を与えた。
（ ヴォルテール ）
80.
時節の待ち方を知ることは、成功するための大切な秘訣である。
（ ジョセフ・デ・マイスター ）
81.
貧窮の時に友たるは、
友の最も大なるものなり。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
82.
雷が落ちた後には、大雨がつきものだ。
（ ソクラテス ）
83.
一兵卒は、
軍曹や伍長に対するほどには、
将軍に対して嫉妬心を抱かない。
（ デイヴィッド・ヒューム ）
84.
執着とは、
実在を感受する能力の欠如以外のなにものでもない。
なにかを所有することに執着するのは、
自分が所有するのをやめると、
そのなにかも存在するのをやめてしまうと思いこんでいるからだ。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
85.
真の思想家が何よりもあこがれるのは閑暇であるのに、
凡な学者がそれを回避するのは、
閑暇をどうして始末するかを知らないからである。
その折りに彼を慰める者は書物である。
（ ニーチェ ）
86.
少しの欠点も見せない人間は、馬鹿か偽善者である。
そのような人間を警戒せよ。
（ ジョセフ・ジュベール ）
87.
信仰も神の賜物である。
平和と愛が与えられるものから信仰もまた起こる。
（ アウグスティヌス ）
88.
するのが怖いということは、
次にすべきことがハッキリしているということだ。
（ エマーソン ）
89.
人がこれは自分だと主張するものと、単に彼が持っているものとの間に一線を引くのは難しい。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
90.
現代は、何かおちつかぬ、休まぬ、絶えずいらいらするような要素を持っていて、世捨て人でもないかぎり、これからまったくのがれることは容易でない。
（ カール・ヒルティ ）
91.
天も地も海も一(ひ)とまとめにしたすべてでも全宇宙の総和に較(くら)ぶれば無に等しいものである。
（ ルクレティウス ）
92.
誘惑が去ってしまわないうちに、急いで誘惑に負けよう。
（ エピクロス ）
93.
現在は過去以外の何ものも含んでいない。
そして、結果の中に見出されるものは、すでに原因の中にあったものである。
（ アンリ・ベルクソン ）
94.
「わからない」と感じることを、どこまでも考えてゆくようにして下さい。
「わからない」ということは、答えではなくて、問いなのです。
君が毎日やっているその自分とは、本当はなんなのか、知りたくないはずはないでしょう。
（ 池田晶子 ）
95.
どんなことにも引っ込み思案になってしまうのは、凡庸(ぼんよう)な精神である。
（ ラ・ブリュイエール ）
96.
船が入港するまで待つな。
船に向かって泳げ。
（ ヴォルテール ）
97.
信念は理屈をも超越する。
（ キルケゴール ）
98.
金銭を崇拝する人間は、自分自身の努力を通して、あるいは自分自身の活動の中に幸福を得ようとする望みを捨てた人間である。
（ バートランド・ラッセル ）
99.
私は世間から天才だと見られている。
私の持っている「天才」のすべては
次のことに負うている。
何かやることがあると、
私はそれをつぶさに研究する。
毎日毎晩自分の側(そば)から離さず、
ありとあらゆる角度から検討する。
心はすっかりそのことに浸りきっている。
こうして得られる成果を
世間では「天才のたまもの」と呼んでくださるが、
私に言わせれば、
それは勤労と思考のたまものである。
（ アレクサンダー・ハミルトン ）
100.
何かをするとき、いやいやながらするな、無思慮にするな、心に逆らってするな。
（ アウレリウス ）
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