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哲学者・思想家の名言
☆ ４月１８日 ☆
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1.
不平は自信の欠乏であり、意志の薄弱である。
（ エマーソン ）
2.
愚痴はいかなる理由があろうとも、
決して役には立たない。
（ エマーソン ）
3.
君があまりに大きな声でわめき立てるので、
私は君の言うことが聞き取れない。
（ エマーソン ）
4.
貧しさは貧しいと感じるところにある。
（ エマーソン ）
5.
虚言のデパートは誇張だ。
（ バルタザール・グラシアン ）
6.
人は往々にして恋愛を去って野心に赴(おもむ)くが、野心から恋愛に立ち戻ることはほとんどない。
（ ラ・ロシュフコー ）
7.
ある者の愚行は他の者の財産である。
（ フランシス･ベーコン ）
8.
勇気──攻撃する勇気は最善の殺戮(さつりく)者だ。
死をも殺戮する。
（ ニーチェ ）
9.
意味というのは
物事の中に客観的に書き込まれる。
例えば、何か疲れさせるものがある。
それだけだ。
（ ジル・ドゥルーズ ）
10.
私たちはこの世に存在している不幸の重荷を、みんなで一緒に担わなければならない。
（ シュバイツァー ）
11.
満足は不満足の中に求むべし、
休息は進歩の中に求むべし、
安心は力行(りっこう)の中に求むべし。
（ 大西祝 ）
12.
生きるための職業は、
魂の生活と一致するものを選ぶことを第一とする。
（ 阿部次郎 ）
13.
害徳の名誉は、これから手に入れなければならない名誉の担保である。
（ ラ・ロシュフコー ）
14.
歴史とは、犯罪と災難の記録にすぎない。
（ ヴォルテール ）
15.
愛するとは、誰かに親切を施したいと望むことである。
（ アクィナス ）
16.
自分の「わがまま」を抑えて
他人すなわち「みんな」を気づかうという
まじめな美徳そのものが、
しらずしらずのうちに
一定の信念以外の信念を、
一定の感受性以外の感受性を、
一定の行動以外の行動を
拒否する態度を呼び起こす。
（ 中島義道 ）
17.
われわれは、未成熟を単なる欠如とみなし、成長を未成熟と成熟との間の間隙を埋めるものとみなす傾向があるが、この傾向は、児童期を、その本質においてとらえないで、他との比較においてとらえることによる。
（ ジョン・デューイ ）
18.
我々は死すべき者として万事を恐怖しながら、まるで不死の者であるかのように思って、どんなものでもほしがる。
（ ラ・ロシュフコー ）
19.
美なるものの最も重要な姿は、整っていること、釣り合いがとれていること、明確であることである。
（ アリストテレス ）
20.
女が守る唯一の秘密は、
（その女が）知らない秘密だ。
（ セネカ ）
21.
存在は充実であり、
人間はそれを離れることができないのである。
（ ジャン＝ポール・サルトル ）
22.
他人に秘密を守らせようとしたら、
まず己れ自身が守ることである。
（ セネカ ）
23.
本当に無敵なものは、攻撃されないということではなくて、攻撃されても傷つかないということだ。
（ セネカ ）
24.
世間普通の人たちは、難しい問題の解決にあたって、熱意と性急のあまり、権威ある言葉を引用したがる。
（ ショーペンハウアー ）
25.
実際には我々は何ものをも認識しない。
なぜなら、真理は深淵の底に横たわっているものであるから。
（ デモクリトス ）
26.
友情って、本来、友達なんかいなくても生きていける人達の間にしか、成り立たないものなんじゃないかな？
（ 永井均 ）
27.
神々と肩を並べるには、たった一つのやり方しかない。
神々と同じように残酷になることだ。
（ ジャン＝ポール・サルトル ）
28.
人間はつねに、
自己の生きている小さな範囲を
世界の中心とみなし、
自己の個人的、私的生活を
宇宙の規準と考える傾きがある。
（ エルンスト・カッシーラー ）
29.
「あなた」は「わたし」より古い。
「あなた」といって、
人は神に呼びかけたが、
「わたし」ということばはまだ聖化されていない。
だから人間は隣人のところに押しかけて行くのだ。
（ ニーチェ ）
30.
すべての芸術は自然の模倣である。
（ セネカ ）
31.
あなたを支配するのは、出来事ではない。
その出来事に対するあなたの見方が支配するのだ。
（ アウレリウス ）
32.
眠れぬ夜こそ、神が与え給もうた貴重な時間である。
（ カール・ヒルティ ）
33.
すべての知識の源は、疑いではなく、驚きである。
（ アブラハム・ヘシェル ）
34.
悪の葉っぱに斧を向ける者は千人いても、
根っこに斧を向ける者は一人しかいない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
35.
自由第一主義にあらず、正義第一主義がおよそ社会主義の公式である。
（ アラン ）
36.
いかなる身分でも、気晴らしができる限り幸福である。
それは自分自身について考えることから心をそらしてくれるという幸福である。
（ ブレーズ・パスカル ）
37.
高位にある人間は、三重に奴隷である。
すなわち、君主または国家の奴隷であり、名声の奴隷であり、仕事の奴隷である。
（ フランシス･ベーコン ）
38.
私が転向すれば向こうも転向するとか、
私が認める言い分を向こうも認めるとか
いうような友人はいりません
（そういうことなら影法師の方が上手にやってくれます）。
欲しいのは
私と同じ真実を言ってくれる友人、
自分の意志に従っての決断が
私の決断と同じになる友人です。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
39.
真理は二人から始まる。
（ カール・ヤスパース ）
40.
弱者の譲歩は恐怖のそれである。
（ エドマンド・バーク ）
41.
多くの人々は富を獲得するや、もろもろの悪からのがるることをせず、より大なるもろもろの悪へ転向する。
（ エピクロス ）
42.
慢心は消し止めねばならぬこと、
大火(たいか)以上だ。
（ ヘラクレイトス ）
43.
過去は、
われわれが何をしなければならないかは教えないが、
われわれが何を避けねばならないかは教えてくれるのである。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
44.
文明の道具のそれぞれを内部から見れば、それらすべてにまったく同じ核を見いだすだろう。
それらすべては、他人を頼りにしたいという、漸進的に強くなる根源的欲求を前提としているのだ。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
45.
健康には自由がある。
健康は、すべてにおいて自由をもたらす、第一のものである。
（ アミエル ）
46.
勤勉は、退屈、不品行、貧窮の三悪を寄せつけず。
（ ヴォルテール ）
47.
罪を憎みて罪人を憎まず。
（ セネカ ）
48.
自殺のためのもっともらしき理屈を持ち合わせる人は、つまらぬ人間なり。
（ エピクロス ）
49.
何についてもいうな、｢なくした｣と。
｢返した｣と言え。
（ エピクテトス ）
50.
もし我々にまったく欠点がなければ、他人のあらさがしをこれほど楽しむはずはあるまい。
（ ラ・ロシュフコー ）
51.
子供の教育では、知識と能力を次第に結びつけるように努力することが必要である。
あらゆる学問の中でも、数学はこの要素を最も高度に満たすただ一つの方法であるように思われる。
（ カント ）
52.
試しに、大人に、「なぜ生活しなければならないの」と訊いてごらん。
きっと、「生きなければならないからだ」と答えるだろう。
「じゃあ、なぜ生きなければならないの」と訊いてごらん。
きっと、「そりゃ生きなければならないのは決まってるじゃないか」くらいしか応えられないはずだから。
（ 池田晶子 ）
53.
自らの挫折の中に信仰を持つ者は、自らの勝利を見出す。
（ キルケゴール ）
54.
言葉を正確に使えないということは、
思想も精神も曖昧だということだ。
（ 唐木順三 ）
55.
ささやかな利益も、積み重ねれば重い財布になる。
（ フランシス･ベーコン ）
56.
われわれが倦怠を感じるのは、
自分が何を待っているかがわからないときである。
（ ヴァルター・ベンヤミン ）
57.
美しい女にはやがて飽きがくるが、
善良な女には決して飽きはこない。
（ モンテーニュ ）
58.
舵取り人のほうから水夫たちに向かって、
どうか自分の支配を受けてくださいとお願いするというようなことは、
本来あるまじきことだ。
（ プラトン ）
59.
ある特定の職業や仕事に用いられる専門用語は、それを習ったことのない者にとっては不可解であろう。
しかしそれは、これらの用語そのものが難しいからではない。
むしろ逆に、それらは常に話を分かりやすくするために導入されるのである。
（ ホワイトヘッド ）
60.
人は教える間に教えられる。
（ セネカ ）
61.
現在、人間は脈絡がなく、不連続的である。
それも、歴史上の他の諸時代において起ったように
一時的にそうなのではない。
今では、不連続的であることが
世界の本質そのものなのである。
（ モーリス・ブランショ ）
62.
われわれは多くのものを嫌うことはあっても、
ものを愛するということがほとんどありません。
（ モーリス・メルロ＝ポンティ ）
63.
あなたを欺(あざむ)いて究極的成功からはばむ者は誰もいないのだ。
あなた自身をのぞけば。
（ エマーソン ）
64.
すべての社会主義は、
奴隷制度を付随的に伴う。
（ ハーバート・スペンサー ）
65.
人間はすべて、
文明が進めば進むほど
俳優になっていく。
つまり、人間は
他人に対する尊敬と好意、典雅と無私の風を装うが、
それにたぶらかされる人はいない。
（ カント ）
66.
この世紀には三通りの人間が見られる。
生きている人間、
死んだ人間、
それに船で海を帆走る人間がそれである。
（ アナカルシス ）
67.
恋愛で第一に大事なことは何かと聞かれたら、私は、好機をとらえることと答えるだろう。
第二も同じ、第三もやはりそれだ。
（ モンテーニュ ）
68.
人間が大きな進歩をするための道は、いつも苦しみによって開かれなければならない。
（ カール・ヒルティ ）
69.
たいていの女は（己れの）情熱よりも弱さのために（男に）なびく。
だから、強引な男がそう見ばえもしないのに他の者より成功するのだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
70.
人間は弱者にして堕落させる存在であり、相争い、かつ世界の秩序を非難し、己を改変するよりも神を変えんとす。
（ セネカ ）
71.
死はどこで我々を待っているか分からないから、いたるところでそれを待ち受けよう。
（ モンテーニュ ）
72.
教育もまた、教育を必要としないだろうか？
（ カール・マルクス ）
73.
幸福の秘訣は欲しがらずに称讃することである。
しかし、それは幸福なことではない。
（ ブラッドリー ）
74.
学ぶということは、絶えず自分をつくり変えていくことだ、とわたしは思っております。
それでは何が変わるのだろうか。
それは、ものを見る見方・考え方が変わり、生き方が変わるということです。
（ 林竹二 ）
75.
反対のあることが嘘のしるしでもなければ、
反対のないことが真理のしるしでもない。
（ ブレーズ・パスカル ）
76.
すべての人間に共通な一つの心というものがあります。
それぞれの人間は、
その同じものが流れ込み、
また流れ出す入り江なのです。
一度その入り江に通じた者は、
あらゆる時代の知識を相続する自由人になることができます。
（ エマーソン ）
77.
情熱が道理をわきまえていることはめったになく、たいていは盲目だ。
（ サム・キーン ）
78.
心が受け入れようとしているものしか、目には見えない。
（ アンリ・ベルクソン ）
79.
真理は
もったいぶった厳格な主人であるどころか、
従順で素直な召使いなのだ。
自分が一意専心に真理の探求に献身していると思っている科学者は、
自分を欺いている。
彼は些細な真理には関心をもたない。
（ ネルソン・グッドマン ）
80.
恋愛は仕事のない人々の仕事である。
（ モンテスキュー ）
81.
過ぎ去って還らないもの、失われて戻らないもの、その不在の感覚が、けれども春になると変わらずに咲く桜の花に、その満開に、鮮やかに痛いのでしょうね。
（ 池田晶子 ）
82.
言葉の中に、
話し手の心の状態と人格と気質が見える。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
83.
人生における幸福は、平静さを失わない性格、忍耐力と寛容、周囲の人たちへの好意や思いやりなどに左右される部分が大きい。
（ プラトン ）
84.
しなければならなくてする生活、生きなければならなくて生きる人生なんか、どうして楽しいものであるだろう。
（ 池田晶子 ）
85.
静かな生活が偉大な人々の特徴である。
偉大な事業は、粘り強い仕事なしに達成されるものではない。
（ バートランド・ラッセル ）
86.
万物は聖なる愛によって動かされる。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
87.
人間のやらかす事件で、失敗するに値するものなど何もない。
（ プラトン ）
88.
恩恵を施した者は黙っているのがよい。
恩恵を受けた者は語るのがよい。
（ セネカ ）
89.
人間は平等のもとに生まれるが、そこにとどまることはできないだろう。
（ モンテスキュー ）
90.
神は似非(えせ)信心家を作り、王侯は偽善者を作る。
（ モンテスキュー ）
91.
世に抜きん出るには二つの方法がある。
自分自身の努力によるか、
他人の愚かさを利用するか、
そのいずれかである。
（ ラ・ブリュイエール ）
92.
嘘はいつまでも続かない。
（ ソクラテス ）
93.
軽い苦しみは言葉になるが、大いなる苦悩は沈黙する。
（ セネカ ）
94.
中間を行くのが、もっとも安全だ。
（ オウィディウス ）
95.
いかなる情念も愛と嫉妬ほど人間を苦しめない。
なぜならば、他の情念はそれほど持続性ではないから。
（ 三木清 ）
96.
自由時間を
クロノメーターで測られるような時間に換算することは
異なる時代や文化間の比較には有意義かもしれないが、
絶対値としての時間は
現在のわれわれにとってはもはや意味がない。
（ ジャン・ボードリヤール ）
97.
人間の体と心とは
相即一体のものでありまして、
心をシャンとしようと思えば、
まず体をシャンとしなければならぬのであります。
それゆえ人間も、
腰骨(こしぼね)を立て通すことによって、
体も心もシャンとして、
集中力や持続力が出てくるのであります。
それのみか判断力までも明晰になり、
動作も敏速になるのであります。
かくして立腰(りつよう)こそは、
実に実践的エネルギーの不尽(ふじん)の源泉なのであります。
（ 森信三 ）
98.
孤独な暮らしの目的は、
ただ一つしかない。
もっとゆったりと、もっと気ままに暮らすことである。
（ モンテーニュ ）
99.
自負、嫉妬、貪婪(どんらん)は
人の心に火を放てる三の火花なり。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
100.
人は成功するために生まれるのであって、失敗するためではない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
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