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哲学者・思想家の名言
☆ １月２７日 ☆
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1.
自分自身に満足していない人間に、いったい何ができるっていうんだい？
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
2.
たった一人の人だけ愛し、他のみんなのことなど気にかけないような、そんな愛は愛ではありません。
それは、一緒に暮らすだけの結合か、さもなければ広い意味の自己中心主義です。
（ エーリヒ・フロム ）
3.
学校でだけ教育を受けた子供は、教育を受けていない子供である。
（ サンタヤーナ ）
4.
（人間を）幸福にするものが善であるのではなく、
善であるものだけが（人間を）幸福にするのである。
（ ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ ）
5.
法律が信用されているのは、
それが公正であるからではなく、
それが法であるからである。
これが、すなわち法律の権威の不可思議な基礎であり、
これ以外に基礎は全くない。
（ モンテーニュ ）
6.
「わからない」と感じることを、どこまでも考えてゆくようにして下さい。
「わからない」ということは、答えではなくて、問いなのです。
君が毎日やっているその自分とは、本当はなんなのか、知りたくないはずはないでしょう。
（ 池田晶子 ）
7.
不満というものは、不満の誘因があとで除かれるだけでもう癒されているというわけにはいかぬ一つの肉体的な病気である。
（ ニーチェ ）
8.
動物にさまざまな種類があるように、人間にもさまざまな異なった種類がある。
そして、人と人との関係は、異なった動物と動物との関係によく似ている。
（ ラ・ロシュフコー ）
9.
宴会と同じように、人生からも、飲みすぎもせず、喉が乾きもしないうちに立ち去るのが一番良い。
（ アリストテレス ）
10.
人生は、地球上で過ごした年数で測られるのではない。
どれだけ楽しんだかで測られるのだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
11.
人は宗教的確信に促されて行う時ほど完全に、また喜んで悪事を働くことは決してない。
（ ブレーズ・パスカル ）
12.
重要なのは量ではなく質である。
（ セネカ ）
13.
単によい歌い手や踊り手であるだけでは、世間で抜きん出るわけにはいかない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
14.
自己の活動時代を持つ人のみが富者である。
（ エマーソン ）
15.
ある者はトラのようにいつでも狂暴で、残忍だ。
他のある者はライオンのように、いくらか寛大らしい外観を持っている。
またある者はクマのように粗野で貪欲(どんよく）だ。
またオオカミのように強奪をこととし、無慈悲きわまりない者もあれば、キツネのように、知恵才覚で生活し、人をだますのを商売にしている者もある。
（ ラ・ロシュフコー ）
16.
人民の自由は、国家の強さに比例する。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
17.
独創的――何か新しいものを初めて観察することではなく、古いもの、古くから知られていたもの、あるいは誰の目にもふれていたが見逃されていたものを、新しいもののように観察することが、真に独創的な頭脳の証拠である。
（ ニーチェ ）
18.
人は思っているほど、幸福でもないし、不幸でもない。
（ ラ・ロシュフコー ）
19.
神さま、死の間際になって、やっと気づきました。
あなたはそもそも生きたことがおありではなかったのですね。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
20.
ハープを演奏することによってハープ奏者になる。
それと同じように、私たちは正しい行いをすることによって正しい人間になり、自らを律することによって自制心が身につき、勇気ある行動をとることによって勇敢になる。
（ アリストテレス ）
21.
嵐を捲き起こすものは、最も静かな言葉である。
鳩の足で来る思想が世界を左右する。
（ ニーチェ ）
22.
罪悪、苦悩は人間の精神的向上の要件である。
（ 西田幾多郎 ）
23.
唯一の善は知識であり、
唯一の悪は無知であることである。
（ ソクラテス ）
24.
強烈な違和感が偉大なる人物を作るもとになるのである。
（ 渡部昇一 ）
25.
愛には年齢がない。
それは常に生まれ続けるからである。
（ ブレーズ・パスカル ）
26.
精神的な人は、そういう人は同時に勇気もある人だと前提しての話だが、精神的であればあるだけ、また痛ましい悲劇にも出会う。
だが、彼らはまさに人生が自分たちに大きく敵対してくればくるだけ、その人生を称賛する。
（ ニーチェ ）
27.
「時」をまねるがよい。
「時」は一切のものをゆっくりと破壊する。
「時」はおもむろに浸蝕し、消耗させ、根こそぎにし、引き離す。
だが、ひったくることはない。
（ ジョセフ・ジュベール ）
28.
愛なくしては、何人(なんびと)も、優れた才能を持っている人でさえも幸福ではありえない。
（ カール・ヒルティ ）
29.
歴史は必ず繰り返す。
最初は悲劇として、二度目は茶番劇として。
（ カール・マルクス ）
30.
人々が家畜のように群れ、
みんなが他人と同じふるまいをする。
それが大衆社会だ。
（ ニーチェ ）
31.
ある民族を故意に卑しめる者は、その民族が誤れる民族になった場合、その責めを負わなければならない。
（ バートランド・ラッセル ）
32.
現代の資本主義社会には生活はない。
あるものはただ宿命だけだ。
（ サルトル ）
33.
男同士は本来、互いに無関心なものだが、女は生まれつき敵同士である。
（ ショーペンハウアー ）
34.
宗教は間接的にも直接的にも、教義としても比喩としても、いまだかつて一つの真理も含んだことはない。
というのは、どんな宗教も不安と欲求から生まれたものであるからだ。
（ ニーチェ ）
35.
我々は心穏やかでいられるだろう。
集団から離れているだけで。
（ セネカ ）
36.
我々が自分の生活あるいは人類の歴史において体験するものが、我々の生きようとする意志を圧迫し、我々から生気と思慮を奪ってしまうならば、我々は支えを失い、崩れる石に足をとられて深みに落ちるかもしれない。
しかし、我々を下で待ち受けているものが死であることを知るがゆえに、我々は再び小道をよじ登のである。
（ シュバイツァー ）
37.
才能とは天から与えられた使命だ。
自分に対していっさいの空間が開かれるような方向が一つはあるものだ。
（ エマーソン ）
38.
孤独を愛する者は野獣か、そうでなければ神である。
（ アリストテレス ）
39.
少量をうまくやる方が、大量にまずくやるよりもよい。
（ ソクラテス ）
40.
礼儀正しさが人の本性に訴えかける働きは、熱がロウに伝える働きのごとし。
（ ショーペンハウアー ）
41.
自分ひとりが賢い者になろうとするのは大馬鹿者である。
（ ラ・ロシュフコー ）
42.
信仰の強制は、不信仰を喚起するだけである。
（ ショーペンハウアー ）
43.
内的な生活を持たない人は、環境の奴隷である。
（ アミエル ）
44.
上流階級は国家の過去である。
中産階級こそが未来なのだ。
（ エイン・ランド ）
45.
「人は不確実なもののために働く」、とパスカルは書いている。
けれども正確に言うと、人は不確実なものの「ために」働くのでなく、むしろ不確実なもの「から」働くのである。
（ 三木清 ）
46.
我々が生きている間は、死は来ない。
死が来る時には、我々はもはや生きていない。
（ エピクロス ）
47.
恋する男にとっては、相手がどんな身なりをしていても、そんなことはどうでもいい。
相手も彼のことを考えていることがわかればいいのだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
48.
目に見えないもの、思いや感じや考えのことをひとまとめにして「心」と呼んでいるけれど、同じ目に見えないものの中でも、動いて変わる部分と、動きも変わりもしない部分とがある。
前者が感情、後者が精神だ。
感情は感じるもので、精神は考える物だ。
（ 池田晶子 ）
49.
我々の知識は、すべて経験に基づくものであり、知識は結局のところ経験から生ずるのである。
（ ジョン・ロック ）
50.
贅沢と慰安に関しては、
最も賢い人々は
つねに貧乏人よりもっと簡素で乏しい生き方をしている。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
51.
頭が水に潜っていたときに空気を欲しがったぐらい知恵を欲すれば、君は英知を得るであろう。
（ ソクラテス ）
52.
議論せずに問題に決着をつけるよりは、決着無しに議論する方がよい。
（ ジョセフ・ジュベール ）
53.
英雄の光栄とするところは、飢饉と悲惨を外国人の間にもたらすことではなく、それらのものを国家のために忍ぶことである。
つまり、死を与えることではなく、死を軽んずる事である。
（ ヴォーヴナルグ ）
54.
どうにも乗り越えられない障害にぶつかった時は、頑固さほど役に立たないものはない。
（ ボーヴォワール ）
55.
保守主義者が常に愚かであるとは限らないが、愚者の最たるものは決まって保守主義者である。
（ J・S・ミル ）
56.
いちばんいけないのは、
「オレには才能があるんだ」と思いながら
何もしないことです。
それは試すのが怖いだけ。
幻想だけを持っていて、
リアルな感覚を持てない人です。
（ 中島義道 ）
57.
自分の知識をひけらかしてばかりいたら、成長にとって必要な自らの無知を自覚することなど、どうしてできるだろうか。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
58.
友情は神の楽園の中でも実を結ぶのが一番遅く、長い年月を経てようやく熟する果実である。
（ エマーソン ）
59.
日本人の欠点は、
感覚を偏愛し、
理性に欠ける所にある。
（ 田中美知太郎 ）
60.
法は国家の市民が互いに裁判を行うひとつの公約なり。
（ アリストテレス ）
61.
科学や芸術は一種の贅沢にすぎない。
虚偽の装飾にすぎない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
62.
自然に帰れ。
自然の中の人間こそ真の姿である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
63.
私たちは他人を愛して生涯の半分を過ごし、他人の文句を言って残りの半分を過ごす。
（ ジョセフ・ジュベール ）
64.
どうして君は他人の報告を信じるばかりで、自分の眼で観察したり見たりしなかったのですか。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
65.
物質を支配せよ！
さもなければ物質はお前を支配する。
（ カール・ヒルティ ）
66.
未だかつて、自分は本当に幸福だと感じた人間は一人もいなかった。
――もしそんなのがいたら、多分酔っぱらってでもいたのだろう。
（ ショーペンハウアー ）
67.
人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。
しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に。
（ 森信三 ）
68.
全ての条件が同じなら、
最も単純な理屈が正しい。
（ オッカムのウィリアム ）
69.
誤謬(ごびゅう)を犯すは人間の性(さが)なり。
（ キケロ ）
70.
失うことを恐れるあまり必要な物を手に入れることも断念するという人は、理屈にも合わないし、卑怯である。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
71.
賢人の仕事は、いかに死ぬかというよりも、いかに生きるということにある。
（ スピノザ ）
72.
支配することが最も少ない政府が、最良の政府である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
73.
愛されたいという要求は、自惚(うぬぼ)れの最たるものである。
（ ニーチェ ）
74.
死の恐怖は浪漫的であり、死の平和は古典的である。
死の平和が感じられるに至って初めて生のリアリズムに達するとも言われるであろう。
（ 三木清 ）
75.
人を幸福にするのは仕事の種類ではなく、創造と成功とのよろこびである。
（ カール・ヒルティ ）
76.
わずかなもので満足できぬ者は、何ものにも満足できぬ。
（ エピクロス ）
77.
もし、一方だけが悪いのだったら、
喧嘩は長く続くまい。
（ ラ・ロシュフコー ）
78.
人生は些事(さじ)で浪費される。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
79.
真に勇気あり力のある者は、恐ろしい真実を見つめるとともにそれに堪える道を知っている。
（ 和辻哲郎 ）
80.
人間は本来、他人をだましながらだまされるように生まれついている。
（ ヴォーヴナルグ ）
81.
賢者の不動心とは、心の動揺を胸中に閉じ込める技巧に過ぎない。
（ ラ・ロシュフコー ）
82.
改革の精神は必ずしも自由の精神ではない。
なぜならば、改革の精神は、改革を欲しない民衆に対してそれを強制しようとするかも知れないからである。
（ J・S・ミル ）
83.
自立への大きな一歩は、胃を満たすことである。
（ セネカ ）
84.
平和主義は、平和の実現ではなくて、戦争（の実現）になる。
つまり、平和という名の下に進行する戦争行為である。
（ 渡部昇一 ）
85.
自分の心の奥底にある考えだけが、真実と生命を内に秘めている。
人間が本当に完全に理解できるものは、これしかないからである。
（ ショーペンハウアー ）
86.
崇高な英知は悦びの中ではなく、悲惨さの中にある。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
87.
人が自分のよからぬ性質や悪徳を隠そうがあからさまに打ち明けようが、結局いずれの場合にも彼の虚栄心がその際得をしたがっている。
誰の前でああした性質を隠し、誰の前で正直に率直になるかということを、彼がいかに巧妙に使い分けるか、よく気をつけてみるがいい。
（ ニーチェ ）
88.
その女がもし男だったら親友に選んだであろう者でなければ、妻として選んではいけない。
（ ジョセフ・ジュベール ）
89.
どこから見ても確かな格言は、千のうち一つしかない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
90.
悪が物質から来るものとすれば、
我々には必要以上の物質がある。
もし悪が精神から来るものとすれば、
我々には多すぎるほどの精神がある。
（ ヴォルテール ）
91.
楽しかった思い出ほどわびしいものはない。
苦しかった思い出ほど楽しいものはない。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
92.
行動は感情に従うように思われているが、
実際には行動と感情は同時に働くのである。
意思の力でより直接的に支配されている行動を規制することによって、
意思に支配されにくい感情をも規制することができる。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
93.
貧困は不正なる事を教える。
（ セネカ ）
94.
人間は万物の尺度だ。
（ プロタゴラス ）
95.
現実に触れよとは切実な経験をせよということである。
（ 安倍能成 ）
96.
成功して満足するのではない。
満足していたから、成功したのである。
（ アラン ）
97.
公然と大きい目標を立て、そののち内心自分がそれにはあまりに無力だと認める者は、通常またその目標を公然と撤回するだけの力もなく、そののち偽善者となることは避けられない。
（ ニーチェ ）
98.
貧窮の時に友たるは、友の最も大なるものなり。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
99.
新しい書物の最も不都合な点は、古い書物を読むのを妨げることだ。
（ ジョセフ・ジュベール ）
100.
社会主義は宗教とは何の関係もない。
それは経済理論であって、
いかなるキリスト教徒、いかなる回教徒、仏教徒あるいはバラモンの帰依者も、
何らの論理的矛盾なしに社会主義者たりうるのである。
（ バートランド・ラッセル ）
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