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今日の
日本の文豪の名言
☆
6月7日
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1.
人の世に三智(さんち)がある。
学んで得る智、人と交わって得る智、みずからの体験によって得る智がそれである。
(
島崎藤村
)
2.
お嫁に行けるような、ひとりまえのからだになった時、女は一ばん美しい。
(
志賀直哉
)
3.
人は死ぬ瞬間までも、もしかしたら助かるかもしれないと空想し得る力を与えられている。
(
武者小路実篤
)
4.
花に嵐のたとえもあるぞ。
「さよなら」だけが人生だ。
(
井伏鱒二
)
(
于武陵
)
5.
夫婦は親しきを以(もっ)て原則とし、親しからずを以て常態とす。
(
夏目漱石
)
6.
十のもので百のたたかいをする力は自分にはない。
けれども十のものを十だけにたたかいきることはできそうだ。
(
山本周五郎
)
7.
私は無益で精巧な一個の逆説だ。
(
三島由紀夫
)
8.
幸福って、何も感じないことなのよ。
幸福って、もっと鈍感なものよ。
…幸福な人は、自分以外のことなんか夢にも考えないで生きてゆくんですよ。
(
三島由紀夫
)
9.
退却は、進撃よりも、むずかしい。
(
吉川英治
)
10.
全ての夫婦は新しくなければならぬ。
新しい夫婦は美しくなければならぬ。
新しく美しき夫婦は幸福でなければならぬ。
(
夏目漱石
)
11.
家内(ホオム)なるものの快楽(たのしみ)が十とすれば、寡(すくな)くとも其(その)四は膳の上に無ければならぬ。
(
尾崎紅葉
)
12.
生まれけり、
死ぬまでは、生くるなり
(
武者小路実篤
)
13.
青春の特権といえば、一言を以(もっ)てすれば、無知の特権であろう。
(
三島由紀夫
)
14.
愛は、その愛するものを独占しようと願っている。
しかしながら、愛はそれに成功してしまった後では、競争もなく、嫉妬もなく、退屈で褪(さ)め易いものにかわってくる。
(
萩原朔太郎
)
15.
一生涯めくら滅法(めっぽう)に走り続けて、行きつくゴールというものがなく、どこかしらでバッタリ倒れて、それがようやく終わりである。
(
坂口安吾
)
16.
あらゆる神の属性中、最も神の為に同情するのは、神には自殺の出来ないことである。
(
芥川龍之介
)
17.
到底人間として生存する為には、人間から嫌われると云う運命に到達するに違いない。
(
夏目漱石
)
18.
人間の定義を言うと、ほかに何にもない。
ただ入(い)らざることを捏造(ねつぞう)して自ら苦しんでいる者だと言えば、それで充分だ。
(
夏目漱石
)
19.
夫婦というものは、どこか親子だよ。
時には亭主が父親のつもりになったり、時には細君が母親のつもりになったり。
それでないと上手くゆかない。
(
川端康成
)
20.
成功不成功は人格の上に何の価値もない。
人は多くそうして標準で価値をつけるが、私はそういう標準よりも理想や趣味で価値をつけるのが本当だと思う。
(
田山花袋
)
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