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風のなかを自由にあるけるとか、はっきりした声で何時間も話ができるとか、じぶんの兄弟のために何円かを手伝えるとかいうようなことは、できないものから見れば神の業(わざ)にも均(ひと)しいものです。
宮沢賢治［みやざわ・けんじ］
（明治〜昭和初期の詩人・童話作家、1896〜1933） 『書簡 柳原昌悦あて 封書』より 【 宮沢賢治の名言 】
〈全文〉
風のなかを自由にあるけるとか、はっきりした声で何時間も話ができるとか、じぶんの兄弟のために何円かを手伝えるとかいうようなことは、できないものから見れば神の業(わざ)にも均(ひと)しいものです。 ＿＿ Link ＿＿ （中略）どうか今のご生活を大切にお護り下さい。 上(うわ)のそらでなしに、しっかり落ちついて、一時の感激や興奮を避け、楽しめるものは楽しみ、苦しまなければならないものは苦しんで生きて行きましょう。 ＿＿ Link ＿＿
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