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301.
いいことと悪いことは、
いつも背中合わせ。
（ モンゴルのことわざ・格言 ）
302.
所詮人間は弱いものである。
自己に囚(とら)われがちな半面には、
何物か僥倖(ぎょうこう)を祈ろうとする。
それは野蛮人たると、文明人たるとを問わない。
畢竟(ひっきょう)自己をたのみ得ないゆえに、
迷信の世界に踏み迷ってしまう。
（ 九条武子 ）
303.
禍(わざわい)は福のよる所、福は禍の伏する所。
（ 老子 ）
304.
天意にかなった創造的進化と向上、
つまり何事も世の人のためになるように心がけていれば、
運は自然に開ける
ということを忘れるんじゃないぞ。
（ 中村天風 ）
305.
（相手の言葉に対して）「でも」って言うのは、運を落とすから気をつけた方がいい。
この言葉がどんどん不運な方に引っぱっていくから。
「でも」と不運はつながってる。
（ 萩本欽一 ）
306.
よく運が良い悪いと言いますが、運のいい人というのは、考え方が前向きです。
運の悪い人というのは、自分を棚に上げて人の批判ばかりしています。
そういう人は、知らず知らずに運を悪くしています。
（ 稲盛和夫 ）
307.
誰もが、自分の幸運の鍛冶屋である。
（ ドイツのことわざ・格言 ）
308.
実力や実績で出世できるのはせいぜい課長までや。
それからは運で決まる。
（ 漫画『島耕作』 ）
（ 弘兼憲史 ）
309.
幸せな子供時代を送った人は、最も幸運な人だといえます。
（ アガサ・クリスティ ）
310.
私は、ものすごく貧しい家──食べ物にもこと欠くような貧しい家庭で育ちました。
もちろん、おもちゃなどありませんでしたから、いつもいろんな遊び道具を工夫して作ったものです。
だから自然と、何かを考え出すのが得意になったというわけです。
貧乏は、私に与えられた幸運の中でも最高のものです！
（ ビバリー・ジェミニアーニ＆キャロル・クライン ）
311.
金が天から降ってきても、
不運な男は財布を持たない。
（ ロシアのことわざ・格言 ）
312.
運のいい人のためには、
おんどりでさえ卵を生む。
（ スパルタのことわざ・格言 ）
313.
安楽な人生は、
幸福な人生、幸運な人生とは限らない。
退屈な人生、味気ない人生は、
アンラック（不運）な人生ではないだろうか。
（ 七瀬音弥 ）
314.
女は猫と同じで、
落ちても足で立つ。
（ イラン［ペルシャ］のことわざ・格言 ）
315.
運命の女神に微笑みかけられる時は、
慢心を恐れ、
背を向けられる時は、
絶望を恐れよ。
（ ペリアンドロス ）
316.
運は施すのではなく、
貸してくれるだけだ。
（ スウェーデンのことわざ・格言 ）
317.
幸運が微笑みかける時は、
友人たちに出会い、
幸運が背を向ける時は、
きれいな女に出会うだろう。
（ 中国のことわざ・格言 ）
318.
幸運が向こうからやって来ようという時は、
髪の毛一本でものにできるが、
幸運が逃げ出そうとする時は、
鎖をも断ち切るだろう。
（ ベルベル人のことわざ・格言 ）
319.
運命の女神は、いつも自分にふさわしい者を可愛がるとは限らない。
（ マルクス・マニリウス ）
320.
運命の女神と女たちは、
愚か者に目をかける。
（ ドイツのことわざ・格言 ）
321.
運命の女神は盲目である。
（ ラテンのことわざ・格言 ）
322.
どんな不幸のなかにも幸福がひそんでいる。
どこに良いことがあり、
どこに悪いことがあるのか、
我々が知らないだけである。
（ ゲオルギウ ）
323.
運命をあざ笑う者が幸運を手に入れるだろう。
（ ベンジャミン・ディズレーリ ）
324.
先週、今週と幸運ならば、
来週はもっと幸運だ。
（ 西洋のことわざ・格言 ）
325.
運がよくなくても悲観するな。
悪い条件がかえって、プラスになることが多いものだ。
運命というものは、与えられるものではなく、みずからつくり出し、切り開いていくものだ。
（ 井植歳男 ）
326.
結婚の幸福は、まったく運次第ですもの。
お互いに気心がわかっていても、前もって似ていても、そんなことで幸せが増すというわけのものじゃないわ。
（ ジェーン・オースティン ）
327.
運はいろんな形をして現れる。
とすれば、どうしてそれがわかる？
（ ヘミングウェイ ）
328.
運がいいなんてありえない。
チャンスは周到な準備をした者だけにやってくる。
（ 小柴昌俊 ）
329.
今あなたが不運な状態にあるなら、それはあなたがそうなるように仕向けた結果です。
逆に今あなたが幸運に恵まれているなら、それもあなたがそうなるように仕向けた結果です。
（ ジョセフ・マーフィー ）
330.
幸運は求めて得られるものではない。
ただ楽しい気持ちを養い、幸運を招き寄せるほかはない。
災難は避けられるものではない。
ただ殺気立つ心を取り去って、災難から遠ざかる工夫をするほかはない。
（ 洪応明 ）

331.
不運が眠っているときには、
起こさないようにそっとしておくことだ。
ちょっとしたつまづきなら軽い傷ですむが、
それがもとで転倒してしまうと、
致命傷を負いかねない。
（ バルタザール・グラシアン ）
332.
生まれつき善良であることは、幸運であり、大きな財産である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
333.
幸運をもたらす富や順境は素直に受け入れよ。
ただし、それを手放すときは渋るべからず。
（ アウレリウス ）
334.
行儀作法はしばしば運をもたらす。
（ ラテンことわざ ）
335.
幸運は偉大な教師であるが、不運はそれ以上に偉大な教師である。
（ ウィリアム・ハズリット ）
336.
運を開く秘訣は、各人が持つ喜びの中にある。
（ エマーソン ）
337.
人は、運について考えるのが大好きです。
そういえば、ぼくも運のことを考えるのが好きです。
しかし、よくよく考えたからといって、運がよくなるというものでもないようです。
（ 糸井重里 ）
338.
運は回りもの。
（ 日本のことわざ・格言 ）
339.
終始一貫、笑顔でとおすようにしてごらん。
不運な人、体の弱い人は、ひとしお、笑いに努力するんだ。
笑うにつれて、人生の幸福と幸運がどんどん開けてくるから…。
（ 中村天風 ）
340.
幸運に恵まれたときも不運なときも、
断固として最善を尽くすことが、
人生の意味を深めるだろう。
（ キングスレイ・ウォード ）

341.
どんな幸福な人間でも、一度は死にたいほど悲しくてつらいことがある。
（ 井上靖 ）
342.
だれにでも同じ分量の運やツキがあると思うのです。
それが、そういう姿勢で生きている人にはつかめるけれど、
そうでない人には通り過ぎてしまう。
（ 関本忠弘 ）
343.
運は「運ぶ」と書くように、
自分の力で運んでくるものだと思っている。
自分で引き寄せるのだ。
（ 澤田秀雄 ）
344.
遇と不遇とは時なり。
（ 孔子・論語 ）
345.
人間というものは、不運になると、己が招いた災いだというのに、それを太陽や月や星のせいにしがちだ。
（ シェイクスピア ）
346.
不運が続くと思ったら、
虚心になって変化を目指せ。
不運を幸運に変える要諦は、
これしかない。
（ 大山康晴 ）
347.
「ツキ」を信じるか、だって？
もちろん信じるさ。
信じないで、大嫌いな奴が成功したときにどう説明するんだね？
（ ジャン・コクトー ）
348.
「ツイてる」と言えるかどうかは、「運」と「その人（の考え方）」によるのかもしれません。
（ 斎藤一人 ）
349.
幸福な人生を歩んでいる人は、言葉の使い方を知っています。
言葉は選んで使いなさい。
言葉の選択一つで、人生は明るくも暗くもなるのです。
（ ジョセフ・マーフィー ）
350.
失敗しても悩むな、ラッキーと考えろ。
失敗とは最高のノウハウなのだ。
「こういうことをやったらダメになった」ということを、身をもって体験したことになる。
（ 木原信敏 ）

351.
「あなた幸せなの？」
「あんまり幸せじゃないわ。
　
　でも人生ってそんなものよ。
　
　私、ずっと悪いことを恐れて、いいことを取り逃してきたのね」
（ 映画『Dearフレンズ』 ）
352.
悲運に耐えるより、幸運に耐えるためにこそ、大きな能力が要る。
（ ラ・ロシュフコー ）
353.
幸運は少なくとも一度は皆の扉を叩く。
そして機会が二度叩くことは滅多にない。
（ 西洋のことわざ・格言 ）
354.
禍(わざわ)いは、
最小限にくいとめられるなら、
幸運とみなすべきだ。
（ マキャヴェリ ）
355.
幸運といい、不運といい、それは後になって言えることである。
ただ自分がよいと思うところを現実の条件から裏付けし、あとは勇を鼓して一歩踏み出すだけである。
（ 大川博 ）
356.
人間の運命は、ルール通りに行われるチェスというよりむしろ宝くじを思い起こさせる。
（ イリヤ・エレンブルグ ）
357.
運は我々から富を奪うことはできても、勇気を奪うことはできない。
（ セネカ ）
358.
成功者は、例え不運な事態に見舞われても、この試練を乗り越えたら必ず成功すると考えている。
そして、最後まで諦めなかった人間が成功しているのである。
（ 本田宗一郎 ）
359.
愚かな者達には、言葉ではなく不運が教師となる。
（ デモクリトス ）
360.
身分不相応な幸運や正当な理由のない授かりものなどというものは、天が人を釣り上げる甘い餌であるか、さもなければ人の世の落とし穴である。
（ 洪応明 ）

361.
運と力は、切っても切れない関係にある。
運がめぐってきたら、やり遂げる力がいる。
また、運がつくまで待つ力も必要だ。
（ マリオ・プーゾ ）
362.
もっとも「むずかしい事」は「自分を乗り越える事」さ！
ぼくは自分の「運」をこれから乗り越える！
（ 漫画・アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』 ）
363.
「何故(なぜ)思うように進まないのか」
と冷静に考える中で、
好機が見えてくるのである。
思うように物事が進まないときに、
それから逃げないで事に当たる精神が
幸運を呼ぶのである。
（ 加藤諦三 ）
364.
幸運は、望む者にしか訪れない。
（ アイザック・アシモフ ）
365.
生活が順調なる時は多くの友が取り巻くも、天運に恵まれず生活が左前になれば、ひとり置き去りにされる。
（ オウィディウス ）
366.
ダービーは常に、強い馬が勝つ。
だが、いちばん強い馬が勝つとは限らない。
（ イギリスのことわざ・格言 ）
367.
最も教育された者とは、人生のよいことにも悪いことにも最もよく耐えられる者である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
368.
男運、女運が悪いのは、運が悪いのではない。
自分が悪いのだ。
（ 七瀬音弥 ）
369.
（学校は）運が良ければ生涯の友を得る。
運が悪くても学ぶことは多い。
（ 漫画『Landreaall』 ）
370.
逆運に勇ましき胸を向けよ。
（ ホラティウス ）

371.
運と機会はあらゆる人間活動に影響を与え、事業に影響を与える。
しかし、運だけで事業はつくれない。
機会を発見し、それを開拓する企業だけが繁栄し、成長する。
（ ピーター・ドラッカー ）
372.
運の強い人に近づいて行けば、自然にツキが巡ってきます。
反対に運のない人の側にいると、自分も一緒に引きずられてしまう。
運が運を呼ぶ。
（ 中邨秀雄 ）
373.
余裕がなければ、茶柱が立っていても気づかない。
（ 中谷彰宏 ）
374.
後継者は見つけるもの、
自然には育たない。
運と努力と才能を併(あわ)せもった逸材は、
１０００人に一人でも見つかれば良いほうだ。
（ 佐藤研一郎 ）
375.
不運ばんざい！
運の女神に見放され、この世の最低の境遇に落ちたなら、あともう残るのは希望だけ、不安の種も何もない！
（ シェイクスピア ）
376.
セレンディピティ（偶然の幸運をつかむ能力）に必要なものは何か。
大事なのは、広い知的背景や深い洞察力、文化的素養だ。
（ 野依良治 ）
377.
私にとって困難なことは、私にとって幸運なことである。
（ ポール・ヴァレリー ）
378.
早寝早起きの、勤勉で、分別があって、金を浪費せず、真っ正直な人間が、運の悪さをこぼすのを見たことがない。
人柄の優れた、よい習慣を持った、鋼鉄のように強く、勤勉な人間は、愚か者には想像もつかぬような悪運に見舞われたとしても、決してびくともしない。
（ ジョセフ・アディソン ）
379.
不運に見舞われたとき、心は浄化され、悪いものはすべて消え去るのだということを思い出しなさい。
（ ジョセフ・マーフィー ）
380.
君の運が破れた時は、
私の言葉を思い出せ。
「運命の良し悪しに関わらず、
　すべてに満足することだ」
（ ロバート・ヘリック ）

381.
人間はともすれば、うまくいけば自分の腕でやったと思いがちである。
それがおごりに通じる。
だから、事がうまくいった時は運が良かったと考え、うまくいかなかった時は運がないと考えず、腕がなかったと考えたい。
そうすれば、自分の力を上げざるを得まい。
（ 松下幸之助 ）
382.
不運は人物を作り、
幸運は怪物を作る。
（ ヴィクトル・ユーゴー ）
383.
幸運を手にするもっとも確実な道は、考え、行動すること。
（ メアリ・R・レボー ）
384.
幸運を導く４つの原理──
１．新しい経験に対してオープンである。
２．直感によって決定を行う。
３．楽観主義で明るい未来を描いている。
４．不安や悪いツキを良い運へと転換できる。
（ リチャード・ワイズマン ）
385.
私は子供の時から、自分は幸福者だ、運のいい者だということを深く思い込んでおった。
それでどんな失敗をしても、窮地に陥っても、自分にはいつかよい運が転換してくるものだと、一心になって努力した。
今になって思えば、それが私を生来の楽天家たらしめたる原因じゃないかと思う。
（ 高橋是清 ）
386.
運の悪い人は安心せよ、それ以上の悪運はないのだから。
（ オウィディウス ）
387.
繁栄は人間の心にとって、不運以上に厳しい試練である。
人間は不幸に堪えられても、幸福には腐らされる。
（ タキトゥス ）
388.
逆境における希望、
順境における心配は、
禍福に備える心情なり。
（ ホメロス ）
389.
幸運はそれを望む者にのみ与えられる。
（ ライアル・ワトソン ）
390.
人間、運だといいますけれど、必ずそうばかりもいえません。
──それだけの、また、甲斐性がなければ。
（ 久保田万太郎 ）

391.
世のなかのよきもあしきもことごとに
神の心のしわざにぞある。
（ 本居宣長 ）
392.
不運だ、ついてない。
そう嘆いていると、その言葉や思いがその人にまとわりついて、余計に不運を呼び寄せます。
（ 美輪明宏 ）
393.
幸運は待っている人間には来るが、
探している人間には来ない。
（ アラブのことわざ・格言 ）
394.
人間の生涯の吉凶は、
ことごとく食によって決まるといっても過言ではない。
（ 水野南北 ）
395.
私の幸運といえば、人生のさまざまな選択の場に、相談すれば正しい助言と示唆(しさ)を与えてくれた先達(せんだつ)がいたことである。
まことに「先達はあらまほしきものなり」である。
選択には常に先達の助言を仰ぐこと、これが人生の知恵であろう。
（ 山本七平 ）
396.
人間の一生を支配するのは運であって、知恵ではない。
（ キケロ ）
397.
歴史とは、ただ人類の犯罪、愚行、災難の記録にすぎない。
（ エドワード・ギボン ）
398.
悪いことが起きたからといって、
嘆き悲しむことはありません。
悪いことは長くつづきませんから。
そのかわり、良いこともまた長くはつづきません。
（ 美輪明宏 ）
399.
人間の三大不運というのは、一つ、子供に先立たれること。
二つ、つれあいに先立たれること。
三つ、若くして大金を手にすること。
（ 永六輔 ）
400.
勝った馬が常に美しいのは、
運の祝福を受けているからにほかならない。
（ 寺山修司 ）

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