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月の名言
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1.
月を目指しなさい。
たとえたどり着けなくても、どこかの星に着陸するだろう。
（ レス・ブラウン ）
2.
太陽には太陽の輝きがあり、月には月の、そして星々には星々の明るさがある
（ ペスタロッチ ）
3.
月世界に飛んで行くような事は如何(いか)にしても出来ぬのであるが、世間に於(お)ける働きはそう明白に出来る出来ぬが分からぬ。
出来る出来ぬの分からぬ時は、出来ると認むるだけが少なからぬ力になる。
（ 三宅雪嶺 ）
4.
口伝は師匠。
稽古は花鳥風月。
これが職人の心得です。
（ 永六輔 ）
5.
忍ぶれば　いつか世に出ん折やある　奥まで照らせ山の端(は)の月
（ 筑紫広門 ）
6.
太陽も　月も
自分を疑ったとしたら
その瞬間に光を失うだろう
（ ウィリアム・ブレイク ）
7.
花は盛りに月は隈(くま)なきをのみ見るものかは
（ 吉田兼好 ）
8.
日の光を藉(か)りて照る大いなる月たらんよりは、
自(みずか)ら光を放つ小さき燈火(ともしび)たれ。
（ 森鴎外 ）
9.
月を取りに行け。
たとえ取り損ねても、そこから星を目指すことができる。
（ フランクリン・ルーズベルト ）
10.
恐れることはない。
月に行くわけではないのだから。
（ ワレサ ）
11.
月に行こうという目標があったから、アポロは月に行けた。
飛行機を改良した結果、月に行けたわけではない。
（ 三木谷浩史 ）
12.
出(いず)る月を待つべし。
散る花を追うことなかれ。
（ 中根東里 ）
13.
楽しさは春の桜に秋の月。
家内達者で三度食うめし。
（ 永六輔 ）
14.
月と恋は、満ちれば欠ける。
（ イタリアのことわざ ）
15.
月は自分の光で輝いているのではない……と知ったとき、私は大変嬉しかった。
（ マクシム・ゴーリキー ）
16.
月満つれば即ち虧(か)く。
（ 『史記』 ）
17.
君の中には、君に必要なすべてがある。
「太陽」もある。
「星」もある。
「月」もある。
君の求める光は、君自身の内にあるのだ。
（ ヘルマン・ヘッセ ）
18.
月世界では、はげ頭が美男とされている。
（ ルキアノス ）
19.
腹だたしきとき、花は見えず。
人を憎むとき、鳥の声はきこえず。
心澄まざれば、蓮の葉の月は見えず。
美を美と感ずるは、神にふれたる心なり。
（ 後藤静香 ）
20.
音楽は陰鬱な人生の夜に刺す月の光だ。
（ ジャン・パウル ）
21.
日(ひ)中(ちゅう)すればすなわち呉(かたむ)き、月盈(み)つればすなわち食(か)く。
（ 『易経』 ）
22.
低いお月様が大きく見えるのは、地平線近くには木や建物や山など、大きさを比べるものがあるから。
一方、高いお月様が小さく見えるのは、広い空にポツンと独りぼっちで浮かんでいるから。
人間だって同じ。
何人かと一緒に楽しそうに話していると、大きく見える。
一人ポツンとしていると、小さく見える。
（ ながれおとや ）
23.
清風朗月一銭の買うを用いず
（ 李白 ）
24.
月は最も親しみ深いものである。
月によせて表現された、過去における多くの詩歌は、東洋人特有の人生観を示すものでもあろう。
（ 九条武子 ）
25.
この肉体に聖なる川がある。
ここに太陽と月があり、
巡礼地のすべてがある。
自分の肉体ほど恵みに満ちた寺を私は知らない。
（ サラハ［サラハパーダ］ ）
26.
春に百花(ひゃっか)あり、秋に月あり、夏に涼風(りょうふう)あり、冬に雪あり。
もし閑事(かんじ)を心頭に挂(か)くる無くんば、すなわちこれ人間の好時節。
（ 『無門関』 ）
27.
自由と書物と花と月がある。
これで幸せでない人間などいるものだろうか。
（ オスカー・ワイルド ）
28.
未熟には　たのしみがある
まだ　日月に照らされ
これから　熟するという
たのしみがある
（ 榎本栄一 ）
29.
お月さんもたつた一つよ
（ 尾崎放哉 ）
30.
喜びは単純な自然の中にある。
牧場に立ち込める霧、木の葉に舞う太陽の光、水面をわたる月。
物知り顔の動物や花々、その住みか同様に、雨雲、嵐を呼ぶ雲ですら、喜びをもたらしてくれる。
（ シガード・F・オルソン ）

31.
青い空も
月も
星も
花も
秋風も
しごとも
みんな　みんな
人間のいのちを養う
仏さまお恵みの
薬だったんだな
（ 東井義雄 ）
32.
おのが目で　月を見るとは思うなよ
月の光で　月を見るなり
（ 古歌 ）
33.
いつも月夜に米の飯。
（ 日本のことわざ・格言 ）
34.
私の家は燃えたが、
今や月が見える。
（ 中国のことわざ・格言 ）
35.
月にむかって、「そこにとどまれ！」などという者があろうか。
若い女の心にむかって「一人を愛して心変わりせぬことだ」などという者があろうか。
（ プーシキン ）
36.
人間というものは、不運になると、己が招いた災いだというのに、それを太陽や月や星のせいにしがちだ。
（ シェイクスピア ）
37.
月を指さすと、愚か者は月ではなく指を見る。
（ 映画『アメリ』 ）
38.
私は月をながめ　お前のことを考える　私はお前に逢いたい
（ 中野重治 ）
39.
ここには夜と昼とがある。
太陽と月と星がある。
荒地を渡る風ごときものがある。
人生は大変甘美なものだよ。
兄弟達よ。
死のうなどとは愚かなことだよ。
（ ボロー ）
40.
ある人のためになることでも、他の人には害になる。
月が出れば睡蓮(すいれん)は、開くけれども蓮(はす)は閉じる。
（ サキャ・パンディタ ）

41.
友情は静かな月のように、太陽の現れる前の大空に輝く。
だが、恋の光を受けるとすぐに色褪せてしまう。
（ リュナール侯爵 ）
42.
めいげつや座にうつくしき顔もなし
（ 松尾芭蕉 ）
43.
僕が思うに、
世界は明るすぎるんだ。
だからいろんなものが見えすぎて、
大切なものを見失ってしまう。
だから、
月の光に照らされているくらいが、
僕らの世界にはちょうどいい。
みんなも目をこらして、
大切なものを見失わないようにするから。
（ アニメ『陰の実力者になりたくて！』 ）
44.
日月は私照(ししょう)なし
（ 『礼記（らいき）』 ）
45.
女は、月と同じように借り物の光で輝く。
（ ドイツのことわざ・格言 ）
46.
大海の幽音悲調に耳を傾けてみればいい。
月の光ですら道を示しているよ。
（ 漫画『灼熱のニライカナイ』 ）
47.
一寸先は闇という
よくみれば
その闇は私の中にある
ときには
月ものぼるが
（ 榎本栄一 ）
48.
夢とは、
内なる月の光のそばで、
月光によって考えることである。
（ ジュール・ルナール ）
49.
名月や池をめぐりて夜もすがら
（ 松尾芭蕉 ）
50.
春は夜桜、夏には星、
秋に満月、冬には雪。
それで十分酒は美味い。
それでも不味いんなら、
それは自分自身の何かが病んでいる証だ。
（ 漫画『るろうに剣心』 ）

51.
春は夜桜、夏には星、秋に満月、冬には雪。
それを愛(め)でるだけで、酒は十分うまい。
それでもまずいなら、それは自分自身の何かが病んでいる証だ。
（ 映画『るろうに剣心　伝説の最期編』 ）
52.
君子の過(あやま)ちや、日月の食の如(ごと)し。
過(あやま)つや人皆之(これ)を見る。
更(あらた)むるや人皆之を仰(あお)ぐ
（ 『論語』 ）
53.
真理にみちた精神を持っている人には、世人の変わり易い評判がつきまといますが、それは大西洋の波が、月の引力にひかれて高まるのに似ています。
（ エマーソン ）
54.
人間っていうのは結局、どこか半月みたいな欠けてる状態でみんないるんですよね、個人というのはね。
だからその欠けている部分を埋め合わせするために何かが要るんですよ。
それがアル中になることであったり、趣味でサボテンを育てることであったり、教育とか、思想にはまることであったりね。
そうやって欠けてる部分を埋めようとしている。
（ 中島らも ）
55.
もっと落ついて考えよ。
あまりそわそわしすぎる。
太陽をみよ。
月をみよ。
星をみよ。
花をみよ。
お前のように浮き浮きしている者が、どこにある。
せめて一時間でも、じっとしておれ。
ただ一つのことでも、本気に考えてみよ。
（ 後藤静香 ）
56.
有明の　つれなく見えし　別れより
暁(あかつき)ばかり　憂きものはなし
（ 壬生忠岑 ）
57.
くもりなき一つの月をもちながら
浮き世の雲に迷ひぬるかな
（ 一休禅師 ）
58.
すべての星と月、そして太陽は、
あなたに属している。
…ただ、この鳥かごへの執着を落とし、
鳥かごから出ていくだけで、
空全体があなたのものになる。
（ オショー［オショウ］ ）
59.
人間はみな月だ。
誰にも見せたことのない暗い面を持っている。
（ マーク・トウェイン ）
60.
月は欠けているように見えるけれども、
いつも丸くそこにあることを忘れないで欲しい。
（ 漫画『NANA』 ）

61.
月の光も雨の音も、恋してこそ初めて新しい色と響(ひびき)を生ずる。
（ 永井荷風 ）
62.
昼と夜、季節、星、月、太陽。
その移ろいを見れば、ひとより偉大な何かの存在を思わずにはいられない。
（ チェロキー族の格言 ）
63.
水が清く澄んでいれば、月はその面にはっきりと映る。
それと同じように心が清浄であれば、仏は現れる。
（ 雲居希膺 ）
64.
「きれいなお月さまだわねえ。」
なんて言って手を握り合い、
夜の公園などを散歩している若い男女は、
何もあれは「愛し」合っているのではない。
胸中にあるものは、ただ
「一体になろうとする特殊な性的煩悶はんもん」だけである。
（ 太宰治 ）
65.
うつし世(よ)にわれは女と生まれつつ
陽(ひ)にも月にも掌(て)を合(あわ)せけり
（ 岡本かの子 ）
66.
太陽のようにあかるく
月のようにまあるく
花のようにやさしく
ほほえみたい
言葉よりもさきに
あなたに贈りたいもの
（ 神岡学 ）
67.
春宵一刻値千金、
花に清香(せいこう)あり
月に影あり。
（ 蘇軾［蘇東坡］ ）
68.
たのしみは　春の桜に　秋の月　夫婦仲よく　三度くふめし
（ 5代目 市川團十郎 ）
69.
月影の至らぬ里はなけれども
眺むる人の心にぞすむ
（ 法然 ）
70.
日月(にちげつ)は四州をめぐり、六合(りくごう)を照らすといえども、正直の頂(いただき)を照らすべし。
（ 『神皇正統記』 ）

71.
死に至る理由は
夜空の星の数よりも多く、
生きるためのよすがとなるものは、
真昼に見える星の数ほどしかない。
太陽が昇り、月が沈み、
太陽が沈み、月が昇るように、
ただ生と死の輪は巡る。
（ 篠田節子 ）
72.
月にてらされると
ひとりでに遊びたくなってくる
そっと涙をながしたり
にこにこしたりしておどりたくなる
（ 八木重吉 ）
73.
風は清し　月はさやけし　いざともに
踊り明かさん　老いの名残りに
（ 良寛 ）
74.
こんなよい月を一人で見て寝る
（ 尾崎放哉 ）
75.
清水へ祇園をよぎる桜月夜
こよひ逢ふ人みなうつくしき
（ 与謝野晶子 ）
76.
百星の明は一月の光に如かず
（ 『淮南子』 ）
77.
唐(もろこし)とこの国とは、言(こと)異なるものなれど、月の影は同じことなるべければ、人の心も同じことにやあらむ。
（ 紀貫之 ）
78.
俳句人口が三百万人。
この人たちが花鳥風月、つまり自然環境を守ると大変な力になるんですけどね。
（ 永六輔 ）
79.
月の満ち欠けは、
ビジネスの成長カーブと同じ。
われわれは自然のリズムを忘れてしまったが、
そこにはいまだに古来と同じリズムが流れている。
（ 神田昌典 ）
80.
頭(こうべ)を挙げて山月を望み、頭を低(た)れて故郷を思う。
（ 李白 ）

81.
猫……ヒゲのある女の子
猫……闇夜の宝石詐欺師
猫……謎解きしない名探偵
猫……この世でいちばん小さな月を二つ持っている
（ 寺山修司 ）
82.
春は花　夏ほととぎす　秋は月　冬雪さえて　冷(すず)しかりけり
（ 道元 ）
83.
月には、なつかしいむかしを思い出させる魔力がある。
（ 井上ひさし ）
84.
水面を澄ませれば、あなたの「存在」のなかに星や月が映っているのが見えるだろう。
（ ルーミー ）
85.
月は古来同一のすがたではあるが、これを眺むる人の心によっていろいろに変ってゆく。
そこにまた人生の心境の、如何(いか)に複雑であるかが物語られている。
（ 九条武子 ）
86.
元始(げんし)、女性は実に太陽であった。
真心の人であった。
今、女性は月である。
他によって生き、他の光によって輝き、病人のような蒼白い顔の月である。
（ 平塚らいてう ）
87.
我々はここにいる。
そしてそれは今だ。
それより先のことについての人間の知識は、すべて月光のごとくとりとめがない。
（ ヘンリー・ルイス・メンケン ）
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