名言ナビ



[ 名言 ]
たとえ、どんなに悲しくとも、十七音の字面(じづら)に悲しさが顔を出しては、俳句らしさは死んでしまう。
外形的にはどこにも悲しさや、それに類する言葉の姿が見えないでいて、一見いかにも、花鳥風月に遊んでいるようでありながら、しかも、空間から惻々(そくそく)たる哀愁が迫ってくる、というのが俳句の叙情である。

[ 出典 ]
外山滋比古[とやま・しげひこ]
(英文学者・言語学者・評論家・エッセイスト、1923〜)
『俳句的』

ページ内メニュー

[ 補足 ]
※惻々(そくそく)=いたましいさま。
かわいそうに思うさま。
悲しみいたむさま。
あわれみ悲しむさま。

[ 関連キーワード ]

[ テーマ別今日の名言 ]

[ テーマ別の全名言 ]

[ 類似名言・関連名言 ]


[ ランダム名言 ]
1.

2.

3.

4.


5.

6.

7.

8.

9.

10.

11.

12.

13.

14.

15.

16.

17.

18.

19.

20.

21.

22.

23.

24.

25.

26.

27.

28.
( 黒川紀章 )

29.
( 戸坂潤 )

30.





LINK  LINK  LINK