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空間に関する名言
1.
(空間が)快適すぎると、アイデアとか発想というものは、浮かびにくい。
僕自身、いいホテルにゆったりと滞在していても、
あんまりいいアイデアは浮かびません。
むしろ、ちょっと居心地の悪い、
狭いビジネスホテルみたいなところのほうが、
仕事がしやすい。
(
小山薫堂
)
2.
匂いとは、
時間と空間を超えて私たちを運ぶ、
力のある魔法使いだ。
(
ヘレン・ケラー
)
3.
たとえ、どんなに悲しくとも、十七音の字面(じづら)に悲しさが顔を出しては、俳句らしさは死んでしまう。
外形的にはどこにも悲しさや、それに類する言葉の姿が見えないでいて、一見いかにも、花鳥風月に遊んでいるようでありながら、しかも、空間から惻々(そくそく)たる哀愁が迫ってくる、というのが俳句の叙情である。
(
外山滋比古
)
4.
いわば切れ字によって
切った言葉のすき間にこころの世界の入口が開けている。
間(ま)とは
単に時間的、空間的なすき間であるのではなく、
多分に心理的なものなのである。
(
長谷川櫂
)
5.
(空間の)不便さが何かを生む。
逆に完成されすぎた空間にいると、
発想が受身になる。
不便な中ではみんな工夫をして、
能動的にその空間と向かい合うけれど、
快適すぎたり便利すぎたりしたら、
全部乗っかっていればすんで(しまい)ますから。
(
小山薫堂
)
6.
いかなるきずなにもつながれず、
いかなる柵にもとらわれず、
私は自由にあらゆる空間を飛び回る。
思想こそ、我が無限の王国、
言葉こそ、我が翼ある道具。
(
シラー
)
7.
一冊の詩集というのは、
音楽で言えば楽譜と同じであって、
それ(=楽譜)がそこにあれば音楽があるのかというとそうじゃなくて、
やっぱり音楽は実際に生の空間をふるわせなければ音楽じゃないのと同じように、
詩というものも、
その一冊の詩集をだれかが読んで、
そこで何かを感じた、そのほんとにつかの間にしか詩というのは成立しない。
(
谷川俊太郎
)
8.
普通の大人は立ち止まって「時間」や「空間」について考えたりしません。
子供だけがそういうことをします。
(
アインシュタイン
)
9.
何もない空間があるから、
器としての役割を果たす。
何もない空間があるから、
部屋としての役割を果たす。
(
老子
)
10.
数学とは、本来、
空間や数の関係の基本的な諸概念の中に詰め込まれた結論を、
演繹的に調べる抽象的な科学である。
(
ジェームズ・マレー
)
11.
消費と生産は“同じこと”である。
誰しも生産するときには、必ず何かを消費しているもの。
しかし、流通が発達した現代では、
生産と消費との間に、「空間的なズレ」と「時間的なズレ」が大きく存在し、
そのため消費と生産が一対であることをなかなか感じることができない。
(
吉本隆明
)
12.
教養主義は
大衆世界ではなく、
友人や師弟などによる社交的な空間で育つだろう。
(
竹内洋
)
13.
人口過剰、生活空間の荒廃、人間同士の競争、感性の衰滅、遺伝的な退廃、伝統の破壊、洗脳されやすさ、核兵器。
(
コンラート・ローレンツ
)
14.
「や」「かな」「けり」などの切れ字は
どれも俳句という短い詩の中に時間的、空間的な間(ま)を生み出すのであるが、
忘れてならないのは
みな記憶、忘却、追想、回想などなど、
すべて人の心の動き、意識のあやに深くかかわっているということである。
(
長谷川櫂
)
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