日の光を藉(か)りて照る大いなる月たらんよりは、自(みずか)ら光を放つ小さき燈火(ともしび)たれ。
(ver.0) 森鴎外[もり・おうがい]
(明治〜大正の小説家・翻訳家・軍医、1862〜1922) 『知恵袋』 【 森鴎外の名言 】
(ver.1)
…小さき灯火(ともしび)たれ。 (省略ver) 日の光をかりて照る大いなる月よりも、自ら光を放つ灯火たれ。 夜を照らす大きな月も、結局は太陽の光を反射させて光っているにすぎない。
それならば、たとえ小さな光であっても、自ら光を放っている燈火のほうが、ずっと価値がある。 人は、燈火のように自ら光る存在でなければいけない。 《類似》
人の光を藉(か)りて我が光を増さんと欲するなかれ。 (森鴎外) 《類似》 ロウソクは自分自身で輝くから、どんな大きなダイヤよりも美しい。 (ファラデー) 《関連》 女は、月と同じように借り物の光で輝く。 (ドイツのことわざ) 《関連》 人の長を以て我が長を継がんと欲するなかれ。 (森鴎外) 夜空の月はとても美しく、私たちをを照らしてくれます。
しかし、その光は太陽の光を反射しているだけなのです。 つまり、月の美しさは、しょせんは借り物の美しさだということです。 たとえ小さくても、自分自身の光で周りを照らす存在になりましょう。 自分の力で輝いてこそ、生きている喜びを感じるものです。
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