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《 幸せ・幸福 》
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《 幸せ・幸福 》
101.
人間は、幸福の二倍不幸に遭う。
（ ホメロス ）
102.
精神の健康とは、人々が最も能率よく、最も幸福に、世の中や人間関係に適応すること。
（ カール・メニンガー ）
103.
もし、自分が好きなことをしていて、自分の好きなことが何かちゃんと知っていて、しかもそれが自分のためにも人々のためにもなるので、他の人々から尊敬されているということを知っているならば、あなたは幸せであり、成功していると言えるだろう。
（ デニス・ウェイトリー ）
104.
幸福は浮気な娼婦である。
いつも同じところにじっとしていない。
（ ハインリッヒ・ハイネ ）
105.
やるべきことが多いほど楽しい（幸せ）と知れ。
（ 桜井章一 ）
106.
なんでもある世の中で
本当にほしいものを見つけた人は
それだけでもう、しあわせに近い。
（ 広告コピー ）
107.
幸福よ、人々はお前を盲目と呼び、あくことなく苦情を言い続けるだろう。
だが最後にはこう問い返してやるがいい。
そちらこそ本当に物を見ることができるのかと。
（ フリードリヒ・ヘッベル ）
108.
もし私たちが日々の暮らしの中で微笑むことができたら、もし心穏やかで幸せなら、私たちだけではなく、他の誰もが豊かになるでしょう。
それが一番簡単な平和運動なのです。
（ ティック・ノート・ハン ）
109.
しあわせは歩いてこない。
だから歩いてゆくんだね。
一日一歩三日で三歩、三歩進んで二歩下がる。
（ 星野哲郎 ）
110.
人と人の出会いは、
自身だけでは成し得ない大きな実りを生む。
人生の師、良き教員、良き友人をはじめ、
「生涯の宝」と誇れる出会いをもつ人は幸福である。
（ 作者不詳 ）
111.
愛する人に本当のことを言われるよりも、だまされているほうがまだ幸せなときがある。
（ ラ・ロシュフコー ）
112.
不正を受ける者は、不正を働く者よりも幸福である。
（ ソクラテス ）
113.
幸福は感覚の問題ではない。
それは心の問題であり、肉体のことではない。
読書も学問も、本当の目的は単に知識を得ることではなく、それを心に活かすこと、それを幸福につなげることにある。
知恵と経験に富む豊かな心こそが目標である。
（ 作者不詳 ）
114.
幸福って、何も感じないことなのよ。
幸福って、もっと鈍感なものよ。
…幸福な人は、自分以外のことなんか夢にも考えないで生きてゆくんですよ。
（ 三島由紀夫 ）
115.
同じ花を見て、
同じようにきれいだと思う人と一緒にいることが、
一番幸せなんだろうね。
（ ドラマ『最高の離婚』 ）
116.
幸福とは、あのショーウィンドウの中の品物のように、好きなものを選んで金を払えば持って帰れるというものではない。
（ アラン ）
117.
自分の悩みを数え上げられる人は幸いだ。
（ オウィディウス ）
118.
幸福は物事の味にあって、物事そのものにあるのではない。
（ ラ・ロシュフコー ）
119.
損をしたっていいのよ。
優しい人は、それだけで幸せなの。
（ アニメ『東京喰種トーキョーグール』 ）
120.
苦しみが人格を磨くというのは嘘だ。
幸福はそうすることもあるが、
苦しみは多くの場合人間を弱くし、執念深くする。
（ サマセット・モーム ）
121.
楽しく生きることが幸せなんだ。
（ マギー司郎 ）
122.
忘れるすべを知っていれば、
むしろ幸せというべきである。
（ バルタザール・グラシアン ）
123.
我々は、
光のもとで暗闇を、
幸福のもとで悲惨を、
満足のもとで苦痛を思い起こすことはまれである。
しかし、その逆はいつもである。
（ カント ）
124.
幸福は心の貧しきにある。
感謝は物の貧しきにある。
（ 徳冨蘆花 ）
125.
なにか、悲しくなりそうなことに出会ったときは、つねに自分にこう言いきかせよ。
これは不幸ではない、これに高貴に耐えることが幸福なのだと。
（ アウレリウス ）
126.
この世の幸福とは何だろう？
――それは一つの影にすぎない。
この世の名声とは何だろう？
――それは一つの夢にすぎない。
（ グリルパルツァー ）
127.
幸福は事件ではない。
心の流れによって決まるものだ。
（ アリス・メイベル・ベーコン ）
128.
幸福とは心の習慣であり、
心の態度である。
（ マクスウェル・マルツ ）
129.
どうにもならないことは、
忘れることが幸福だ。
（ ドイツのことわざ・格言 ）
130.
人々が幸福を難しいことだと思うのは、
過去を実際より良く、
現在を実際より悪く、
未来を実際よりも不安定だと考えるからだ。
（ マルセル・パニョル ）

131.
あなたが一生かかっても分からない幸せが、この世にはいっぱいあるはずよ。
（ ドラマ『女王の教室』 ）
132.
昨日が曇りなく公明であったら、今日は力強く自由に働け。
そうすれば明日にも希望が持てる。
明日も同様に幸福であれと。
（ ゲーテ ）
133.
他の人が見たら小さくてささやかなことでも、二人ならどんどん幸せに変えていける。
そう思えることが、人を好きになること。
（ 映画『電車男』 ）
134.
いかなる身分でも、気晴らしができる限り幸福である。
それは自分自身について考えることから心をそらしてくれるという幸福である。
（ ブレーズ・パスカル ）
135.
大事な人のために作る料理は、疲れてても幸せで楽しいから、全然平気なんだって。
（ 漫画『ながされて藍蘭島』 ）
136.
貧者(ひんじゃ)の一つの幸福は世が彼の交際を要求しない事である。
（ 内村鑑三 ）
137.
苦労の種のない人は誰もいない。
苦労の一番少ない人が最も幸せである。
（ ソポクレス ）
138.
コロンブスが幸福であったのは、彼がアメリカを発見した時ではなく、それを発見しつつあった時である。
幸福とは生活の絶え間なき永遠の探求にあるのであって、断じて発見にあるのではない。
（ ドストエフスキー ）
139.
死ぬということは、生きているよりいやなことです。
けれども、喜んで死ぬことが出来れば、くだらなく生きているよりは幸福なことです。
（ 谷崎潤一郎 ）
140.
不幸を担うことは難しいが、
幸福を担うことはいっそう難しい。
（ フリードリヒ・ヘルダーリン ）

141.
幸福、それは君の行く手に立ちふさがる獅子である。
たいていの人はそれを見て引き返してしまう。
（ カール・ヒルティ ）
142.
ラクしてカッコよければしあわせか。
逆に骨を折ることは不幸か。
（ 相田みつを ）
143.
もし世の中の人の苦しみに、一々足を止めていた日には、人は生きて行かれないだろう。
どんな幸福も、他の人間の苦悩を食って生きているのだ。
（ ロマン・ロラン ）
144.
人は幸せだから歌うのではない。
歌うから幸せなのだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
145.
不幸の淵に足を掛けて生きている青年よ。
その手がすでに幸福へ掛かっていることには気付くまい。
（ 作者不詳 ）
146.
幸福というのもまた、所有や状態ではなくて、むしろ一個の精神力である。
（ カール・ヒルティ ）
147.
幸せに暮らす習慣こそ、幸せの青い鳥だと思う。
（ 本多時生 ）
148.
どうして俺は今までこの高い空を見なかったんだろう？
今やっとこれに気がついたのは、じつになんという幸福だろう。
そうだ！
この無限の空(そら)以外のものは、みんな空(くう)だ、みんな偽りだ。
（ トルストイ ）
149.
女はね、自分の母親と較べて、少しでも幸せだったら、それが親孝行ってことよね。
（ 永六輔 ）
150.
幸せというのは、あたたかい子犬のことである。
（ チャールズ・M・シュルツ ）

151.
自分の感情に耳を傾けなさい。
自分自身の世話をすべき時を教えてくれるから。
孤独から友人を見つけるように。
悲しいなら泣くように。
幸せなら歌い、笑うように。
気分がいいならはしゃぐように。
（ パット・パルマー ）
152.
幸福は紳士の冷たさで人を裏切ることがある。
不幸は無礼な訪問者で執念深い。
（ 西岡光秋 ）
153.
いつも同じ行為を反復していて、
嫌気のささない者は
幸せである。
我々が在(あ)るもので満足しているというのは、
よほど愚鈍な、しみったれた愚見を持っている（人物）に違いない。
（ モーパッサン ）
154.
（人生）うまくいくときもあれば、うまくいかないときもある。
そんなときに、あたふたと騒がないほうがいい。
幸福だの不幸だのといちいち口に出さないほうがいい。
人生にはいろんなことが起こって当たり前。
それらに一喜一憂するのではなく、放っておくことです。
（ 水木しげる ）
155.
老齢を喜べとは言わないまでも、老齢の時の流れに、静かに、平和に、身も心も任せられる人は、幸福である。
（ ユダヤの名言・格言・ことわざ ）
156.
アルコールが入った時だけ、幸せ。
（ 七瀬音弥 ）
157.
今日幸せだからといって、明日も幸せでいられるとは限らないのよ！
幸せならいいってもんじゃないの！
そんなんじゃ心の安らぎは得られないわよ！
（ 漫画『スヌーピー』 ）
158.
幸福──他人の哀れな境遇を静観するうちに込み上げてくる、気持ちのよい感覚。
（ アンブローズ・ビアス ）
159.
期待を持つこと、これが幸福であることだ。
（ アラン ）
160.
幸せかどうかを決めるのは、環境ではなく、生きる態度である。
（ ヒュー・ダウンズ ）

161.
幸福の連結した一生など、誰もがそんな一生は堪えられないだろう。
（ ジョージ・バーナード・ショー ）
162.
男と女の関係って、倖せか、不幸かで割りきれんとよ。
（ 遠藤周作 ）
163.
何にもまして幸せなのは
かたわらにひとりのひとがいて
いつでも好きなときにその手に触れることができるということ
（ 谷川俊太郎 ）
164.
奇人変人には、
好奇心の塊のような、
わが道を狂信的なまでに追究している人が多い。
つまり、誰が何と言おうと、
強い気持ちで、わがままに
自分の楽しみを追い求めているのです。
だから幸せなのです。
さあ、あなたも、奇人変人になりましょう。
（ 水木しげる ）
165.
幸福は何かの代償でも事物でもなく、行為そのものであり、その行為の水先案内人として「幸福論」があるのだ。
（ 寺山修司 ）
166.
母（のこと）が好きな、借金のある人のほうが、
母（のこと）が嫌いな金持ちより幸せです。
（ 加藤諦三 ）
167.
悦楽、奢侈(しゃし)──これが諸君の幸福と名づけるものである。
だが私は何ものも欲しないこと、それが神々の至福であると考える。
（ ソクラテス ）
168.
幸せとは金と健康だよ。
毎月の収支が赤字にならない安定的な所得があること。
ケガや病気をせず、心身ともに健康であること。
この二つが満たされていれば、人はだいたい幸せを感じられる。
（ 漫画『ドラゴン桜』 ）
169.
幸福とは、愛情と思いやりに満ち、固く団結した大勢の身内がよその町にいることだ。
（ ジョージ・バーンズ ）
170.
だいたい（親が自分の子どもについて）“普通でいい”なんて思うのが、ほんとうはけしからんです。
子どもがどう思っているのかわからないのに、普通が幸福なんだから普通になれ、だなんて。
（ 河合隼雄 ）

171.
この語（＝「幸福 Gluck」）は、短いにもかかわらず、驚くほど重い充実したもの、黄金を思わせるようなものを持っている。
（ ヘルマン・ヘッセ ）
172.
自由と書物と花と月がある。
これで幸せでない人間などいるものだろうか。
（ オスカー・ワイルド ）
173.
他人の犠牲と引き換えの幸せなど、真の幸せとは言えない。
（ アニメ『夜桜四重奏〜ハナノウタ〜』 ）
174.
ふつうの子供は、先生や親のすすめることばかりする。
苦しいことを優先するんですよ。
まるでね、幸福菌に感染しないよう予防注射でも受けたかのように。
ストレスが怒濤のように襲ってくるような、幸福でない職業や境遇を、わざわざ選びたがる。
（ 水木しげる ）
175.
「幸福の七か条」　第四条
好きの力を信じる。
（ 水木しげる ）
176.
いったい幸福とは何でしょうか。
それは充足感です。
何もかも満ち足りた気分になった時、それが幸福なのです。
しかしその成分は泡で出来ています。
ほんの短い時間、一瞬で消えてゆくものなのです。
（ 美輪明宏 ）
177.
わたしたちは前を向いて生きているんですが、幸福というのは、近い将来を見つめる視線にあるのではなく、どこか現在自分が生きていることを後ろから見ている視線の中に、含まれているような気がするんです。
（ 吉本隆明 ）
178.
幸福とは、単純な真実だ。
必要最小限プラス１。
（ 長田弘 ）
179.
愛されることは嬉しいし
愛させることは幸せだ。
しかし愛されるという受動的な形は相手次第だから、
待ちのぞんでも訪れないことがある。
（ 瀬戸内寂聴 ）
180.
尊敬されて、仕事があって、発想も、状況を把握できる頭脳もまだある。
それを幸せと言わずして何というか。
（ 7代目 立川談志 ）

181.
そのすぐれていることが、不幸なのだよ。
世の中では、ひとと同じであることが幸福なんだ。
これには、理屈もなにもない。
（ 星新一 ）
182.
私たちは昨年と同じ人間ではもはやないし、私たちの愛する人もそうだ。
私たちが変わりゆき、同じく変わりゆく人間を愛し続けられるというのは、幸せなことだ。
（ サマセット・モーム ）
183.
人は幸せになるために生きているのではないんですか？
幸せになるために働き、お金を稼ぎ、
家族や友人との生活を守っているのではないんですか？
幸せなんて関係ないって言ってしまったら、
そこには働く意味なんてないんじゃないですか？
そんなビジネスに、
いったいなんの意味があるんですか？
（ ドラマ『ダンダリン 労働基準監督官』 ）
184.
借りた金を返すことを考えない者は幸福なるごとく、
死ぬことを苦にせぬ者は幸福である。
（ 夏目漱石 ）
185.
花の咲く野の土をいくら掘っても、黄金の鉱脈は隠されていないが、荒野の下にはしばしば発見される。
それと同様に、人生もその外観だけでは判断されがたい。
悲哀と憂愁とが錦の衣をまとっていることもあれば、暗黒な不幸の喪服の下から、希望と幸福の眸(ひとみ)がのぞいていることもある。
（ サミュエル・ジョンソン ）
186.
若いころは希望の火が赤々と燃えていた。
歳をとると口火がついているだけで幸せだ。
（ 映画『我が道を往く』 ）
187.
善、すなわち一切の幸福と一切の満足とは消極的なものである。
言いかえれば、それは単に欲求が鎮まり、苦痛がやんでいるということにすぎない。
（ ショーペンハウアー ）
188.
自立こそが幸せ。
（ スーザン・B・アンソニー ）
189.
幸福とは、考えること、言うこと、することが調和している状態である。
（ マハトマ・ガンジー ）
190.
幸福は分に応じて、心がけをよくして生きてゆけば、誰でもなれるはずである。
（ 武者小路実篤 ）

191.
あなたを見ていると幸せだ。
あなたのことを考えていると一日中幸せだ。
（ チャールズ・ディケンズ ）
192.
最高の幸福は、幸福なんて必ずしも必要ではないと知ることである。
（ サローヤン ）
193.
今日の人間は果たして幸福であるために幸福について考えないのであろうか。
むしろ我々の時代は人々に幸福について考える気力をさえ失わせてしまったほど不幸なのではあるまいか。
幸福を語ることがすでに何か不道徳なことであるかのように感じられるほど今の世の中は不幸に満ちているのではあるまいか。
（ 三木清 ）
194.
新聞を読まない人は幸福である。
なぜならば、彼らは自然に目を向け、それを通じて神を見るからである。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
195.
賢明さと幸福は非常に接近している
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
196.
生きている間は幸福であれ。
長い期間死人となるのだから。
（ スコットランドのことわざ・格言 ）
197.
幸福は徳の褒賞ではなくて、徳そのものである。
（ スピノザ ）
198.
幸せというのは環境と希望の一致です。
古い世代は、少しでも環境を希望に近づけようと、「ひとつ上」を狙って頑張った。
ところが今は環境を上げるのではなく、希望を下げてしまう。
（ 堺屋太一 ）
199.
幸福とは幸福を問題にしないときをいう。
（ 芥川龍之介 ）
200.
「あなた幸せなの？」
「あんまり幸せじゃないわ。
　
　でも人生ってそんなものよ。
　
　私、ずっと悪いことを恐れて、いいことを取り逃してきたのね」
（ 映画『Dearフレンズ』 ）

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