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哲学者・思想家の名言
☆ ６月２８日 ☆
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1.
才があって愚かな人はいるが、分別があって愚かな人は決していない。
（ ラ・ロシュフコー ）
2.
お前の哲学の目的は何か？
それはハエに、ハエ取り器から脱出する出口を示してやることだ。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
3.
他人のあざけりを心にとめず、敗北にもくじけず、勇気をもってまた立ち上がれ。
いっさいの正義にはやがて勝利が訪れるのだ。
（ エマーソン ）
4.
川の氾濫が土を掘って田畑を耕すように、病気はすべての人の心を掘って耕してくれる。
病気を正しく理解してこれに堪える人は、より深く、より強く、より大きくなる。
（ カール・ヒルティ ）
5.
悪口は、自己愛と無為の産物である。
（ ヴォルテール ）
6.
我々が恋愛について話し始めるや否や、ただちに第一の問題が出て来る。
すなわち、人は何を愛するかという問題である。
これに対して人がなし得る唯一の答えは、人は愛されるにふさわしきものを愛す、ということである。
（ キルケゴール ）
7.
幸福たらんと欲しなければ、絶対に幸福にはなれぬ。
（ アラン ）
8.
最高の善は快楽、最大の悪は苦痛なり。
（ エピクロス ）
9.
ある種の兆しが、ある種の事件に先立つ。
（ キケロ ）
10.
過小評価するより過大評価する方が、判断力の欠如を完璧に暴露してしまう。
（ ニーチェ ）
11.
人間が本当に道徳的であるということは、自分が助力することのできるあらゆる生命を助け、どんな生命をも傷つけまいと熱望する、その熱望に従う場合だけである。
（ シュバイツァー ）
12.
真の友情は、この世で最も堅牢なものである。
（ エマーソン ）
13.
汝らは獣のごとく生くるためにつくられたものにあらず、
徳と知識を求めんがためなり。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
14.
ひどく運の悪い人は安心せよ。
もうこれ以上悪くはならない。
（ オウィディウス ）
15.
始めは全体の半ばである。
（ プラトン ）
（ 始めてしまえば（取りかかれば）半分終わったも同然 ）
16.
我々は親友の不幸の中に、なんとなしに嫌ではない、あるものを常に感じる。
（ ラ・ロシュフコー ）
17.
よりよく生きる道を探し続けることが、最高の人生を生きることだ。
（ ソクラテス ）
18.
臆病は残酷性の母である。
（ モンテーニュ ）
19.
よい生活は、恐怖や束縛やお互いの自由に対する干渉の上に築くことはできない。
（ バートランド・ラッセル ）
20.
（相手の考えや意見の）間違いを道理で叩こうとするのは大人気(おとなげ)無いやり方だ。
興奮することなく、もっと馬鹿げたことを言う方が手っ取り早い。
（ ラ・フォンテーヌ ）
21.
少年は最初、
自由に向かってため息をつく。
（ ヴォーヴナルグ ）
22.
あなたの精神が健康か否かを計る尺度は、どこにでも良いことを見つけられるか否かである。
（ エマーソン ）
23.
私が知っているのは、
自分が何も知らないということだけだ。
（ ソクラテス ）
24.
成長は、自分の弱さを受け入れ始めたときに始まる。
（ ジャン・ヴァニエ ）
25.
やっかいなのは恐怖心そのものだけだ。
（ フランシス･ベーコン ）
26.
死後に残す人々の運命を、自分自身の運命と感じ得る能力が欠如している者ほど、また利己的にのみ生きてきた、利他の喜びを実感した経験のない者ほど、老年に至って自分自身の快楽がゼロに近づくに及んで、いよいよ利己的な形における生命の存続を妄執するものである。
（ J・S・ミル ）
27.
おまえの心を明るく楽しくしようと思うならば、共に暮らす人びとの長所を思え。
（ アウレリウス ）
28.
人生で一番大切な事は何か、１つ挙げよと問われたら、私は躊躇なく「できない理由を探すな」と言いたい。
（ 渡部昇一 ）
29.
夫婦生活は長い会話である。
（ ニーチェ ）
30.
人々が画一化に走りたがるのは、
そのほうが安全だからです。
自分で判断し、全責任を負うのが怖いのです。
（ 中島義道 ）
31.
現代の資本主義社会には生活はない。
あるものはただ宿命だけだ。
（ サルトル ）
32.
高位にある人間は、三重に奴隷である。
すなわち、君主または国家の奴隷であり、名声の奴隷であり、仕事の奴隷である。
（ フランシス･ベーコン ）
33.
自然は決して我々を欺かない。
我々自身を欺くのは常に我々である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
34.
他人の厚顔無恥に腹が立つとき、ただちに自らに問うてみよ。
「世の中に恥知らずの人間が存在しないということがありえようか」…「ありえない」と答えるだろう。
それならば、ありえぬことを求めるな。
（ アウレリウス ）
35.
極端な希望は極端な悲惨から生まれる。
（ バートランド・ラッセル ）
36.
極陰は陽に転ずることわりを
ただにし思へば心動ぜず
（ 森信三 ）
37.
よき友人を得る唯一の方法は、まず自分が人のよき友人になることである。
（ エマーソン ）
38.
民主主義者は若い保守主義者であり、
保守主義者は老いた民主主義者であり、
貴族政治主義者は果実を結ばない民主主義者である。
（ エマーソン ）
39.
逆境における友というものは、果たして稀であろうか。
反対である。
誰かと友情を結ぶや否や、その人は苦境にさいして金を借りたがる。
（ ショーペンハウアー ）
40.
不幸は大半が人生に対する誤った解釈のしるしである。
（ モンテーニュ ）
41.
事実を知れ──事実を抱きしめよ。
（ エマーソン ）
42.
どこに死が我々を待っているか分からないのだから、いたる所で待とうではないか。
（ モンテーニュ ）
43.
喜びが何であるかは、元来、多くの苦しみを耐え忍んできた人のみが知っているのだ。
それ以外の人たちは、真の喜びとは似ても似つかぬ単なる快楽を知っているにすぎない。
むしろそのような人々は、真の喜びに耐えることすらできないであろう。
（ カール・ヒルティ ）
44.
さあ、サイコロは投げられた。
私はルビコン河を渡るのだ。
この道は私を戦いに導くだろう。
だが私はたじろぎはしない。
私は私の手で見出した「この道」を駆け抜けて進むのだ。
（ キルケゴール ）
45.
人は自分の運命を非難して、
責任をまぬがれるつもりでいる。
つまり、いつも運命の女神がいけないことになる。
（ ラ・フォンテーヌ ）
46.
瞑想には条件がない。
条件がないということがそれを天与のものと思わせる根本的な理由である。
（ 三木清 ）
47.
閑暇は定年退職者に新しい可能性を開いてはくれない。
彼がようやく強制から解放されたとき、人々は彼がその自由を活用する手段を取りあげるのである。
彼は孤独と倦怠(けんたい)の中で無為に生きるべく運命づけられる。
単なる屑(くず)として。
（ ボーヴォワール ）
48.
予の見るものは人間にして人類にあらず、馬にして馬類にあらず。
（ アンティステネス ）
49.
見聞の広い者は多くのことを知っている。
（ ラ・フォンテーヌ ）
50.
子供は苦労を和らげる。
しかし不幸を一段とつらいものにする。
子供は人生の煩（わずら）いを増す。
しかし、死の思いを和らげる。
（ フランシス･ベーコン ）
51.
すべての不幸は、未来への踏み台にすぎない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
52.
少しの欠点も見せない人間は、馬鹿か偽善者である。
そのような人間を警戒せよ。
（ ジョセフ・ジュベール ）
53.
おんどりは、自分の糞の山の上では王様である。
（ セネカ ）
54.
偽りの立場において、いちばんひどいことは、それが終焉(しゅうえん)しないということである。
（ アミエル ）
55.
学問は人格に移る。
（ オウィディウス ）
56.
重要なのは、
自分が大切に思っている人に認められることです。
（ 鷲田小彌太 ）
57.
哲学とは疑うことである。
（ モンテーニュ ）
58.
いったん灰になることがなくて、どうして新しくよみがえることが望めよう。
（ ニーチェ ）
59.
いかに多くの者が光を見る資格がないか。
それでも夜は明ける。
いかに多くの者が、この世に生まれたことを嘆いているか。
それでも自然は新しい子孫を生み、この世に存在しなかったことをむしろ望んだ者たちをも、存在せしめている。
（ セネカ ）
60.
人生のどんな状況にあっても、自分自身と対話し、この対話によってどれだけ得るところがあるか自問することを忘れないことだ。
（ エピクテトス ）
61.
成功と幸福とを、不成功と不幸とを同一視するようになって以来、人間は真の幸福が何であるかを理解し得なくなった。
自分の不幸（の原因）を不成功として考えている人間こそ、まことに憐れむべきである。
（ 三木清 ）
62.
才能と意志の欠けているところに、いちばん嫉妬が生ずる。
（ カール・ヒルティ ）
63.
どんな時でもそうだが、
今度もたいへん良い機会だ。
それをどう扱うかさえ知っていれば。
（ エマーソン ）
64.
宗教は生命の塩であり、力である。
（ カール・ヒルティ ）
65.
一歩一歩の中に全体があり、決して全体の中に一歩があるのではない。
（ ロムバッハ ）
66.
人の性質は、永久に前に進めるわけではない。
引き潮があり、差し潮がある。
（ ニーチェ ）
67.
人生は生きるに値するか？
それはひとえに肝臓にかかっている。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
68.
不節制は快楽に毒である。
節制は快楽の禍いではなくて、その薬である。
（ モンテーニュ ）
69.
言葉や属性こそ、事物の本質に一致すべきであり、逆に本質を言葉に従わせるべきではない。
というのは、最初に事物が存在し、言葉はその後に従うものだからである。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
70.
我々は自国の伝説を軽蔑するのに、子供たちには古代の伝説を教える。
（ ヴォーヴナルグ ）
71.
貧しくとも、君の生活を愛したまえ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
72.
親の喜びはひそかなものである。
その悲しみや不安もまた同じだ。
（ フランシス･ベーコン ）
73.
汝の意志の規律が、いつの場合でも、一般に立法の原理として適用できるように行動せよ。
（ カント ）
74.
大学は職業のための訓練学校になりつつある。
それは〈教養〉といったことにまったく無関心の金権主義者たちによって要請されているからである。
（ バートランド・ラッセル ）
75.
今日という日は二度と来ないことを思え。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
76.
明日は、試練に応じた新しい力をもたらすであろう。
（ カール・ヒルティ ）
77.
怒りはどこか貴族的なところがある、善い意味においても、悪い意味においても。
（ 三木清 ）
78.
くる日、くる日が最良の日。
（ エマーソン ）
79.
不当な軽蔑をはねつける必要に迫られると、どんな謙虚な人もプライドと同意識の昂奮(こうふん)に否応なしに追い込まれる。
（ コールリッジ ）
80.
美の愛は愛好であるが、美の創造は芸術である。
（ エマーソン ）
81.
職業は生活の背景である。
（ ニーチェ ）
82.
瞑想にふける者は、夜のない昼を憎む。
（ ハーバート・スペンサー ）
83.
宇宙的な夢想は、孤独状態の現象であり、夢想家のたましいのなかにその根を下ろしている現象である。
（ ガストン・バシュラール ）
84.
賢者を知るは賢者なり。
（ クセノパネス ）
85.
牢獄は肉体の自由を奪うことはできるが、
精神の自由までは奪えない。
（ バートランド・ラッセル ）
86.
近世の課題は、神の現実化と人間化、つまり神学の人間学への転化と解消であった。
（ フォイエルバッハ ）
87.
勇気──攻撃する勇気は最善の殺戮(さつりく)者だ。
死をも殺戮する。
（ ニーチェ ）
88.
結婚は鳥かごのようなものだ。
外にいる鳥たちはいたずらに中に入ろうとし、中にいる鳥たちはいたずらに外に出ようともがく。
（ モンテーニュ ）
89.
身をもって示すことがリーダーシップである。
（ シュバイツァー ）
90.
幸福になりやすいたちで、特に運が良くなくても、幸福になる人もいれば、最高の環境が揃っていても不幸な人がいる。
というのも、幸福を感じる為には、楽しむ対象を持っているだけではなく、楽しむ能力も持っていなければならないからだ。
（ タタルケビッチ ）
91.
相手の張った罠に落ちたふりをしてみせるくらい、巧妙を極めたずるさはない。
（ ラ・ロシュフコー ）
92.
目は耳よりも確かな証人である。
（ ヘラクレイトス ）
93.
「憎しみ」には状況を変革する力はありません。
それどころか、単なる報復の心に支配され、状況を悪化させ、自他ともの破壊をもたらします。
（ ジョン・ロス ）
94.
この世で成功するには、馬鹿のように見えてその実(じつ)利口でなければならない。
（ モンテスキュー ）
95.
臆病の虫に取り付かれると、その人はよきことを行わなくなる
（ キルケゴール ）
96.
雄弁家はその深遠さにおいて足りないところを話の長さで補う。
（ モンテスキュー ）
97.
ゆうゆうと焦らずに歩む者にとって長すぎる道はない。
辛抱強く準備する者にとって遠すぎる利益はない。
（ ラ・ブリュイエール ）
98.
才能とは天から与えられた使命だ。
自分に対していっさいの空間が開かれるような方向が一つはあるものだ。
（ エマーソン ）
99.
障害を追求しなさい。
それはあなたを自由にしてくれる。
（ マーク・ニーポ ）
100.
よい趣味は才智よりはむしろ判断から生まれる。
（ ラ・ロシュフコー ）
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