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哲学者・思想家の名言
☆ １０月２６日 ☆
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1.
平和主義は、平和の実現ではなくて、戦争（の実現）になる。
つまり、平和という名の下に進行する戦争行為である。
（ 渡部昇一 ）
2.
自然は認識の対象でもなく、
意志の素材でもない。
自然はそのうちに
人間を包んで生きているのである。
（ 唐木順三 ）
3.
若者は自分の受ける教育の結果をあれこれと思い悩んではならない。
もし毎時間を真剣な気持ちで勉強するならば、あとは成り行きに任せておいても安心である。
どんな学問分野を選ぼうと、ひたすらに努力を続ければ、いつかは同世代のすぐれた代表者として、勝利感にひたれる輝かしい朝が来る。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
4.
自ら思うところを述べる勇気を持たねばならない
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
5.
贅沢と慰安に関しては、
最も賢い人々は
つねに貧乏人よりもっと簡素で乏しい生き方をしている。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
6.
故意だからこそ、罪となり、犯罪とみなされるのである。
（ アリストテレス ）
7.
他の人に賛成するには、やはり自分の意見をいくらか加えるのがよい方針である。
（ フランシス･ベーコン ）
8.
厭世は人を弱きに導き、楽天は人を力に導く。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
9.
私は人生をあるがままに楽しむ。
たとえ救貧院に住んでいても、楽しい、胸が躍(おど)る、輝かしい人生が送れるはずだ。
夕日は富豪の大邸宅からも救貧院の窓からも、輝かしく照り返す。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
10.
魚はより深き所を求め、人間は、より良き所を求める。
しかしながら、人間は時によって、其処(そこ)がより良くはなくして、より悪く、極めて悪い所であるのに十分気づきながら、より深い所を求めることがある。
（ シェストフ ）
11.
臆病は残酷性の母である。
（ モンテーニュ ）
12.
野心家の主な幸福は忙しいということである。
（ アラン ）
13.
なんびとにもせよ、まったく突如として、人は生きているのである。
（ ショーペンハウアー ）
14.
運命よりむしろ自分に打ち克つように、世界の秩序よりも自分の欲望を変えるように、つねに努めること。
（ デカルト ）
15.
私に真に愛するものがあるなら、そのことが私の永生(ながいき)を約束する。
（ 三木清 ）
16.
他をとがめんとする心をとがめよ。
（ 清沢満之 ）
17.
幸福は徳の褒賞ではなくて、徳そのものである。
（ スピノザ ）
18.
希望が逃げていっても、勇気を逃がすな。
希望はしばしば我々をあざむくが、勇気は力の息吹である。
（ フリードリッヒ・ブーテルベーク ）
19.
「幸福」という言葉には、何か憂うつな調子がある。
それを口にするとき、すでにそれは逃げ去っている。
（ カール・ヒルティ ）
20.
ある行為を後悔する者は、二重に不幸あるいは無能である。
最初に邪悪な欲望によって、ついで悲しみによって征服される者だからである。
（ スピノザ ）
21.
友人のために私がしてあげられる一番のこと、それは、ただ友人でいてあげること。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
22.
毎日をまったく違う人生と見なすべきだ。
（ セネカ ）
23.
偽善とは、不徳が徳に対してほんのわずか捧げた敬意である。
（ ラ・ロシュフコー ）
24.
祈りは神を変えず、祈る者を変える。
（ キルケゴール ）
25.
学校における児童の相似は強制の効果である。
卒業するや、強制が終わる。
（ エルヴェシウス ）
26.
敗戦当夜、食事をする気力もなくなった男は多くいた。
しかし、夕食をととのえない女性がいただろうか。
（ 鶴見俊輔 ）
27.
「このキュウリは苦い」ならば捨てるがいい。
「道にイバラがある」ならば避けるがいい。
それで充分だ。
「なぜこんなものが世の中にあるんだろう」などと付け加えるな。
そんなことを言ったら自然を究めている者に笑われるぞ。
（ アウレリウス ）
28.
素晴らしい才能を持った人間はどこにでもいるが、分別があり、釣り合いの取れた人間は皆無である。
（ エマーソン ）
29.
物を与えたばかりの相手の人の眼に出会うのは楽しい。
（ ラ・ブリュイエール ）
30.
まず、どのように生きたいのかを自らに問え。
そしてなすべきことをなせ。
（ エピクテトス ）
31.
自分のやっていることに
一生不満を持ち続けるということは、
予想する以上に難しい。
愚痴をいいながらも、
自分のやってきたもの、やっているものを
いとおしく思うからだ。
（ 鷲田小彌太 ）
32.
値(ね)の高さが、肉の味をよくする。
（ モンテーニュ ）
33.
賭博・信仰・才気は、すでに若くない女にとっての三大武器である。
（ ヴォーヴナルグ ）
34.
我々が災難に苦しんでいるとき、思慮なく我々にうるさく迫る慰めは、我々の悲しみをいっそう激しくするのに役立つのみである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
35.
常に称賛を要求するような神の存在を私は信じることができない。
（ ニーチェ ）
36.
もし人が、
この世界から親切の絆をたち切ってしまうならば、
どんな家もどんな都市も存続することができない。
（ キケロ ）
37.
恋愛から結ばれるいわゆる恋愛結婚は、誤謬(ごびゅう)をその父とし、必要をその母とする。
（ ニーチェ ）
38.
人間の心は三つの部門、すなわち知力・理性・情熱に分けられる。
知力と情熱は他の動物にも具(そな)わるも、理性は人間のみ具わる。
（ ピタゴラス ）
39.
幸福というのもまた、所有や状態ではなくて、むしろ一個の精神力である。
（ カール・ヒルティ ）
40.
悪しき者達があら捜しをしても、良き人はそれを意に介さない。
（ デモクリトス ）
41.
大きな夢を見よう。
大きな夢だけが人の心を動かす。
（ アウレリウス ）
42.
人生はただ向こうから与えられるものではない。
自ら創ってゆくものである。
自ら創ってゆくにはやはり三つの段階が必要なのだ。
ラクダの人生とライオンの人生と小児の人生。
いいかえれば忍耐の人生、勇気の人生、そして創造の人生である。
（ 梅原猛 ）
43.
愛せなければ通過せよ。
（ ニーチェ ）
44.
息子が死んだとな？
返したのじゃ。
細君が死んだとな？
返したのじゃ。
（ エピクテトス ）
45.
本なき家は、主(あるじ)なき家の如(ごと)し。
（ キケロ ）
46.
寝床につくとき、翌朝起きることを楽しみにしている人は幸福である。
（ カール・ヒルティ ）
47.
あまりにも多く有用なものが生産され過ぎると、役に立たない人間が多くなり過ぎる結果となる。
（ カール・マルクス ）
48.
目的到達に必要なのは、これと両立し得ない１００通りものことを、同じくらい強い意志を持って放棄し、目的とすることだけを真に念願することである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
49.
他人の畑の収穫物は、
いつも自分のものより見事だ。
（ オウィディウス ）
（ 他人のものは何でも良いものに感じられる ）
50.
ペテン師をだませば、喜びが倍になる。
（ ラ・フォンテーヌ ）
51.
結婚は男にとって、しばしばひとつの危機である。
その証拠に、多くの男の精神病患者が婚約期あるいは結婚生活の初期に生まれるからである。
（ ボーヴォワール ）
52.
金(かね)が人生で何をなしうるか、金が人生で何をなしえないか。
この二つの問題を正しく解く人は、金の真の正当な価値を知る人である。
（ サンタヤーナ ）
53.
（相手の考えや意見の）間違いを道理で叩こうとするのは大人気(おとなげ)無いやり方だ。
興奮することなく、もっと馬鹿げたことを言う方が手っ取り早い。
（ ラ・フォンテーヌ ）
54.
歴史は青年によって創られてきた。
（ エリック・ホッファー ）
55.
卑下はしばしば人を従えるために用いられる、
見かけだけの服従にすぎない。
それは、自分を高めようとして、
自分を低くする高慢なからくりである。
（ ラ・ロシュフコー ）
56.
真理を語るには二人が必要だ──一人は話すために、一人は聞くために。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
57.
最もよく愛する者は最もよく祈る。
（ コールリッジ ）
58.
快楽に浸る者は暗愚であり、高慢、過大な自己評価、他人へのさげすみ、盲目的で分別のない自己利益の追求、気ままなぜいたく、怠惰など、これらは快楽が生み出す最高の悪である。
（ セネカ ）
59.
神は男を飼い馴らす為のみに女を創った。
（ ヴォルテール ）
60.
日ごとに新たなる思想があり、我々の心は天気とともに移り変わる。
（ モンテーニュ ）
61.
幾何学は、人間精神を真理に近づける。
（ プラトン ）
62.
私は真理と精神との力を信じるがゆえに、人間の未来を信じる。
（ シュバイツァー ）
63.
何事が起ころうとも、そこから利益を引き出す力は私の中にある
（ カール・ヒルティ ）
64.
私にしてみれば、快楽や恥辱のうちにあって喜んでいる者のほうが、艱難に耐えているとおぼしい者よりなお、同情に値する。
（ アウグスティヌス ）
65.
生きるということは、
日ごとに快癒し、新しくなること、
また自分を見いだし、
回復することである。
（ アミエル ）
66.
私は余生が極めて短いことを知っているから、私はこれを重きにおいて（余生を）延ばしていこうと思う。
人生の逃亡の迅速さを、私の把握の迅速さによってひきとめ、人生の経過のあわただしさを、享受の逞(たくま)しさによって補っていこうと思う。
（ モンテーニュ ）
67.
人に悪人のレッテルを貼ることには、その人が悪人であるよう期待し、実際にそうなるよう促す効果があります。
（ 大城信哉 ）
68.
よい結婚はしたほうがよく、悪い結婚はしないほうがよい。
（ バートランド・ラッセル ）
69.
他人に秘密を守らせようとしたら、
まず己れ自身が守ることである。
（ セネカ ）
70.
共通の運命の下に生きねばならぬとの自覚が、社会人の日常生活の中に深く織り込まれるに至れば、人は自分一個の生活の狭い範囲を超えて、のちの世代を思い、次々に展開していく社会の一種の永遠性をも考えるようになるのである。
（ ギュスターヴ・ティボン ）
71.
試練は、将来我々の上に咲き出ようとする、新しいまことの幸福の前ぶれである。
（ カール・ヒルティ ）
72.
女たちは極端である。
男たちよりも良質か悪質か、そのどちらかだ。
（ ラ・ブリュイエール ）
73.
いないのがいちばん悪い。
（ ラ・フォンテーヌ ）
74.
人はときどき英知を持ちながら馬鹿であるが、判断があって馬鹿であることは絶対にない。
（ ラ・ロシュフコー ）
75.
誰かを愛することは、その人に幸福になってもらいたいと願うことである。
（ アクィナス ）
76.
人は、他人と違っているのと同じくらい自分自身とも違っている時がある。
（ ラ・ロシュフコー ）
77.
障害と闘って勝つことが、人間を幸福にするのだ。
（ ショーペンハウアー ）
78.
しなければならなくてする生活、生きなければならなくて生きる人生なんか、どうして楽しいものであるだろう。
（ 池田晶子 ）
79.
汝らは獣のごとく生くるためにつくられたものにあらず、
徳と知識を求めんがためなり。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
80.
多くの愚者は自分に飽き、嫌になることによって悩む。
（ セネカ ）
81.
誰でも他人の悲しみに同情することはできる。
しかし、
他人の喜びを共に喜ぶのは、
天使の特質である。
（ ショーペンハウアー ）
82.
学ぶのに、時間を費やしすぎるのは、怠惰である。
（ フランシス･ベーコン ）
83.
光を与えれば、人は自ずと道を見つける。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
84.
「事柄に対するよろこび」と人は言う。
しかし本当はそれは事柄を介しての自己に対する喜びである。
（ ニーチェ ）
85.
最も熱烈な恋愛は、最も冷たい週末を有す。
（ ソクラテス ）
86.
特定の土地を囲い込んで「これは俺の土地だ」と宣言することを思いつき、他人にもごく素直に自分の言い分を信じ込ませた最初の人間こそ、市民社会の真の創始者であった。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
87.
人間は他人の経験を利用するという特殊な能力を持った動物である。
（ コリングウッド ）
88.
大自然にひとつの法あり。
それはすべての人間に共通であり、理性的であり、永遠なるものなり。
（ キケロ ）
89.
阿呆は話さない愚者だが、話す愚者よりもよい。
（ ラ・ブリュイエール ）
90.
最強の理性は常に最良である。
（ ラ・フォンテーヌ ）
91.
人間の精神世界には、自ら探検していない、幾つもの大陸があり、海がある。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
92.
人を判断するには、
（問いに対して）どのように答えるかより、
どのような問いをするかによるべきである。
（ ヴォルテール ）
93.
神が人間を多種多様に分かつたのは、相互に扶助させようとするためである。
（ セネカ ）
94.
生きるとは何のことか――生きるとは、死にかけているようなものを絶えず自分から突き放していくことである。
（ ニーチェ ）
95.
世間から高く評価されていても、
妻や召使いから見れば、
何一つ優れたところのない人がいる。
家中(かちゅう)の者から絶賛された人など聞いたことがない。
（ モンテーニュ ）
96.
親切にしなさい。
あなたが会う人はみんな、厳しい闘いをしているのだから。
（ プラトン ）
97.
私たちは自分たちが永遠であるのを感じ、知っている。
（ スピノザ ）
98.
人間の心は、肉体とともに滅びるものではない。
ある永遠なものが残るのである。
（ スピノザ ）
99.
存在するものは、変化のためのみに存在することを忘れるな。
（ アウレリウス ）
100.
教育もまた、教育を必要としないだろうか？
（ カール・マルクス ）
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