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哲学者・思想家の名言
☆ １０月２５日 ☆
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1.
貞淑とは情熱の怠惰である。
（ ラ・ロシュフコー ）
2.
目指す港がないような航海をしていたら　どんな風が吹いても助けにならない。
（ モンテーニュ ）
3.
天国では万事が喜び、
地獄では万事が苦しみ。
この世はそのどちらにも境を接する。
（ バルタザール・グラシアン ）
4.
希望に生きる者はつねに若い。
（ 三木清 ）
5.
人は思っているほど、幸福でもないし、不幸でもない。
（ ラ・ロシュフコー ）
6.
存在し続けるのは、変化のみである。
（ ヘラクレイトス ）
7.
人間が自由であり得るためには、神があってはならない。
（ シェリング ）
8.
何についてもいうな、｢なくした｣と。
｢返した｣と言え。
（ エピクテトス ）
9.
知は愛、愛は知である。
（ 西田幾多郎 ）
10.
良心をもって残酷の苦患を加えることが、道徳主義者には一つの喜びなのだ。
これこそ彼らが「地獄」を発明した理由だ。
（ バートランド・ラッセル ）
11.
人はみんな自分のことを話したがる──時には自分の悪口でもいいから話したがる。
（ ラ・ロシュフコー ）
12.
言葉は貧者(ひんじゃ)の貨幣である。
（ トマス・ホッブズ ）
13.
恩恵を施した者は黙っているのがよい。
恩恵を受けた者は語るのがよい。
（ セネカ ）
14.
人間の最大の幸福は、日ごとに徳について語りえることなり。
魂なき生活は人間に値する生活にあらず。
（ ソクラテス ）
15.
肉体より魂を癒すことのほうがはるかに必要なり。
なんとなれば、死は悪い人生よりよいからなり。
（ エピクテトス ）
16.
嫉妬こそベーコンがいったように悪魔に最もふさわしい属性である。
なぜなら嫉妬は狡猾に、闇の中で、善いものを害することに向かって働くのが一般であるから。
（ 三木清 ）
17.
精神的な人は、そういう人は同時に勇気もある人だと前提しての話だが、精神的であればあるだけ、また痛ましい悲劇にも出会う。
だが、彼らはまさに人生が自分たちに大きく敵対してくればくるだけ、その人生を称賛する。
（ ニーチェ ）
18.
女は結婚することによって世界の小さな一部分を自分の領域として与えられる。
法律が彼女を男の身勝手から守ってくれる。
だが、その代わりに女は男の臣下となる。
（ ボーヴォワール ）
19.
人は何を笑いの対象にするかで　その人の人格がわかる。
（ ニーチェ ）
20.
理解されるということは、一種の贅沢である。
（ エマーソン ）
21.
平和が来るか来ないかということは、個々人の心の持ちようの中に、また諸国民の心の持ちようの中に作り上げられるものにかかっている。
（ シュバイツァー ）
22.
人生において多くの美しいものを手に入れた者は、その代わりにやはり多くのものを提供しなければならない。
（ シュバイツァー ）
23.
人はしばしばある意見に反対する。
ところが本当はそれの述べられた調子だけが同感できないのに過ぎないのだが。
（ ニーチェ ）
24.
創意をもつには方法は一つしかない。
それは模倣することだ。
よく考えるには方法は一つしかない。
それは昔からの検討を経た思想を継承することだ。
（ アラン ）
25.
人生は闘争にして、また過客の仮の宿なり。
（ アウレリウス ）
26.
偉大な人とは、物質を変えうる人ではなく、自分自身の心の状態を変えうる人です。
（ エマーソン ）
27.
人生の謎、喜び、哀しみ、そして平安──
こうした神秘的な経験を表現するのには、
言葉よりも音楽のほうが適している。
（ ポール・ブラントン ）
28.
美には客観的な原理はない。
（ カント ）
29.
空(むな)しい欲望を満足させるために君が今日まで注いで来た努力の半分でいいから、それらの欲望からの脱却に注いでみるがいい。
そうしたら君はまもなく、そのことによってはるかに多くの平安と幸福とを獲得できることを発見しよう。
（ エピクテトス ）
30.
自尊心は我々に嫉妬心を吹き込むが、しばしばその嫉妬心を和らげる役もする。
（ ラ・ロシュフコー ）
31.
どんなに金言名句をたくさん知っていても、どんなに良い気質を備えていても、機会が来るたびに具体的に行動に出なければ、人格は少しも向上しない。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
32.
私が知らないことについて無知であることを告白するのを、私は恥としない。
（ キケロ ）
33.
あたかも一万年も生きるかのように行動するな。
不可避のもの（＝人生の終わり）が君の上にかかっている。
（ アウレリウス ）
34.
美しい女にはやがて飽きがくるが、
善良な女には決して飽きはこない。
（ モンテーニュ ）
35.
極端な希望は極端な悲惨から生まれる。
（ バートランド・ラッセル ）
36.
地位ますます高くなれば、
いよいよ謙虚にならなければならない。
（ キケロ ）
37.
好機とは、何かを受け入れたり、何かをなすべき唯一の一瞬をいう。
（ プラトン ）
38.
君自身の行為や、出くわした危険を、たくさん、度をこえて述べることは避けたほうがいい。
（ エピクテトス ）
39.
れぞれの性、それぞれの職業、それぞれの生活様式に独自の喜びがあるように、またその喜びと密接に結びついた独自の悲しみがある。
（ タタルケビッチ ）
40.
存在が存在するということは、これ自体が驚くべき奇跡なんだ。
存在するということには意味も理由もない、だからこそ、それは奇跡なんだ。
自分が、存在する。
これは奇跡だ。
人生が、存在する。
これも奇跡だ。
なぜだかわからないけれども存在する自分がこの人生を生きているなんて、なんて不思議でとんでもないことだろう。
（ 池田晶子 ）
41.
年頃の娘たちは結婚のために結婚する。
結婚によって自由になれるから。
（ ボーヴォワール ）
42.
突飛な意見を持つことを恐れるな。
今日認められている意見は皆、かつては突飛だったのだ。
（ バートランド・ラッセル ）
43.
友人や恩人たちの欠点について終始遠慮なく語るようになったら、もう彼らに対して持つべき感情を永く持続できない。
（ ラ・ロシュフコー ）
44.
紳士とは、
大道で追いはぎを働かない人間、
何人(なんぴと)をも殺さない人間、
つまり、その悪徳が破兼恥ではない人物のことである。
（ ラ・ブリュイエール ）
45.
君が君自身を重んじることができなければ、誰か君を重んじることのできる人を見つけることも、ほとんどないであろう。
（ キルケゴール ）
46.
人生の幸福にとっては、我々のあり方、すなわち人柄こそ、文句なしに第一の要件であり、最も本質的に重要なものである。
（ ショーペンハウアー ）
47.
決して人に向かって、顔色が悪いねなどと言ってはならない。
（ アラン ）
48.
ほとんどの人にとって、自分の時代は面白くないものだ。
（ ソクラテス ）
49.
一つの進路を根気よく進んで行けば、たとえ小さな損失があっても、大きな利益を獲得することができる。
（ エマーソン ）
50.
孤独な者よ、君は創造者の道を行く。
（ ニーチェ ）
51.
善徳が己の報酬であるごとく、
悪徳は己の罪である。
（ バルタザール・グラシアン ）
52.
19世紀においては、神が死んだことが問題だったが、20世紀では、人間が死んだことが問題なのだ。
（ エーリヒ・フロム ）
53.
大多数の人間は、
静かな絶望の生活を送っている。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
54.
誰もが自分自身の視野の限界を、世界の限界だと思い込んでいる。
（ ショーペンハウアー ）
55.
人は人　吾(われ)はわれ也(なり)　とにかくに
吾行く道を　吾は行くなり
（ 西田幾多郎 ）
56.
あまりにも性急に恩返しをしようとするのは、
一種の忘恩行為だ。
（ ラ・ロシュフコー ）
57.
書籍は青年には食物となり、老人には娯楽となる。
病める時は装飾となり、苦しい時には慰めとなる。
内にあっては楽しみとなり、外に持って出ても邪魔にはならない。
特に夜と旅行と田舎においては、良い伴侶となる。
（ キケロ ）
58.
美味とは、食物そのものにあるのではなく、味わう舌にあるものである。
（ ジョン・ロック ）
59.
全ての人間が生まれたのは男女の快楽のおかげである。
（ ヴォルテール ）
60.
友だちには手を開いて差し出さねばならない
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
61.
勤勉だけが取り柄なら蟻と変わるところがない。
なんのためにせっせと働くかが問題だ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
62.
男女が結論だけ同じ時には、
双方の理由は、
いつもかけ離れている。
（ サンタヤーナ ）
63.
泣いたことのない青年はがさつであるし、
笑おうとしない成年は阿呆だ。
（ サンタヤーナ ）
64.
あらゆる人は同等である。

それを異なるものにするのは
生まれではなくて、
徳にあるのみ。
（ ヴォルテール ）
65.
エメラルドは人にほめられなくても、その価値を失わない。
（ アウレリウス ）
66.
子供はすべて外国人だ。
（ エマーソン ）
67.
我々が幸福になりたいと望むだけなら簡単だ。
しかし、人は他人になりたがるので、そうなるには困難だ。
我々は他人はみんな実際以上に幸福だと思っているからだ。
（ モンテスキュー ）
68.
読書は単に知識の材料を提供するだけである。
それを自分のものにするのは思索の力である。
（ ジョン・ロック ）
69.
我々は言う。
「彼は無為の中にその一生を過ごした」と。
「私は今日何もなさなかった」と。
冗談ではない。
君は生きたではないか。
それこそが、君たちの仕事の根本であるだけでなく、その最も輝かしいものではないか。
（ モンテーニュ ）
70.
習慣はもしそれに反対しなければ間もなく当然のことになってしまう。
（ アウグスティヌス ）
71.
生まれた以上死なねばならぬ、ということ以外確実なことはなし。
（ クリティアス ）
72.
過去というものは、人間がいかなる態度をとるべきかを教える力がない。
そのことは、人間が自分の回想する過去の光の中で覚醒し、自分自身で決断しなければならないことを意味する。
（ カール・ヤスパース ）
73.
証拠もないのに断定されたことは、証拠なしで否認できる。
（ メガラのエウクレイデス ）
74.
金持ちの屋敷の窓からも、救貧院の窓からも日差しは同じように反射してきらめいている。
救貧院の戸口の前の雪は、春が来ればたちまち溶ける。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
75.
時の翼に乗って悲しみは飛び去る。
（ ラ・フォンテーヌ ）
76.
富を最も必要とせぬ者が、それを最も享受す。
（ セネカ ）
77.
動じることのない智慧は全てに値する。
（ デモクリトス ）
78.
嘘ばかりつく人間だと思えば、こちらは正反対を信じていればよい。
嘘と真実を使い分けるからやっかいである。
（ モンテーニュ ）
79.
迷信は、下劣な魂の持ち主たちの可能な唯一の宗教である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
80.
その日その日を最高の日にしよう。
毎日がこの世の最後の日だと思わないうちは、
何一つ正しく見ることが出来ない。
（ エマーソン ）
81.
貧しくとも自分の人生を愛そう。
たとえ貧しい家庭であろうとも、楽しい時間、わくわくする時間、素晴らしい時間があるはずだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
82.
昼の光に、夜の闇の深さが分かるものか。
（ ニーチェ ）
83.
人間の幸福は、決して神や仏が握っているのではない。
自分自身の中にそれを左右するカギがある。
（ エマーソン ）
84.
行動と情熱がなくなると、その世界は、妬みに支配される。
（ キルケゴール ）
85.
男性的思考は閑暇のときには退屈する。
だから、カルタや将棋が男の遊びだ。
（ アラン ）
86.
これまでの哲学は間違っているのではない。
無意味なのだ。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
87.
人生とは自らの道である。
一つのことを試みることであり、一つの道を端的に示すことである。
（ サルトル ）
88.
運命は性格なり
（ アリストテレス ）
89.
生命そのものに対する畏敬というものは、
何が何でも生命でありさえすればいいという欲望、
生命そのものの神聖さを口にすることで満足してしまう愚かさに、
ともすれば変わりやすい。
（ カール・ヤスパース ）
90.
ものごとが実行に移されたら最後、
迅速に匹敵する秘密保持はない。
（ フランシス･ベーコン ）
91.
大学は職業のための訓練学校になりつつある。
それは〈教養〉といったことにまったく無関心の金権主義者たちによって要請されているからである。
（ バートランド・ラッセル ）
92.
女房に愛される技術、というものは発明されないものだろうか。
（ ラ・ブリュイエール ）
93.
信仰とは意見であるが、その意見は真理を含んだ意見である。
（ フォイエルバッハ ）
94.
善にも強ければ、悪にも強いというのが、もっとも強力な力である。
（ ニーチェ ）
95.
「老い」 は私達の顔よりも心に多くの皺(しわ)を刻む。
（ モンテーニュ ）
96.
自卑は、人間が自己を他人の人々よりも劣ると信じる謬見(びゅうけん)から生ずる悲しみである。
（ スピノザ ）
97.
しばしば我々は、我々の最も美しい行為をも恥ずかしく思うであろう。
それを生み出したすべての動機を人に見られたならば。
（ ラ・ロシュフコー ）
98.
最も長生きした人間とは、最も年を経た人間のことではない。
最も人生を楽しんだ人間のことである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
99.
嫉妬しない者に、恋愛はできない。
（ アウグスティヌス ）
100.
しつけ三原則──
「ハイの返事」「あいさつ」「はきものをそろえる」
（ 森信三 ）
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