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今日の
哲学者・思想家の名言
☆ ３月２６日 ☆
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1.
勤勉であることは、人間を知らずゆずらず屈辱的ならしめる。
（ 三木清 ）
2.
「謙虚さを欠いた真理の主張」「謙虚さを欠いた正義の主張」などは人類の対立や戦争の火種に過ぎません。
謙虚さを欠いたらそれはすべて、人間的価値を喪失するといわなければなりません。
（ 芳村思風 ）
3.
ぼくらはじぶんの存在を
じぶんという閉じられた領域のなかに
確認することはできない。
ぼくらには《他者の他者》として
はじめてじぶんを経験できる
というところがある。
（ 鷲田清一 ）
4.
愛を知る人というのは、
取ることと与えることとが同一であるような人間、
取ることによって与え、
与えることによって取る
ような人間なのであろう。
（ ゲオルク・ジンメル ）
5.
自然は、子供が大人になる前には子供が子供であることを欲する。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
6.
人を規定するのは、私たちが人間として生まれたという事実、そしてそのために選択しなければならないという終わることのない作業である。
（ エーリヒ・フロム ）
7.
人は当然ながら、
偉大なことより目新しいことを褒めそやす。
（ セネカ ）
8.
いつまでもただの弟子でいるのは、師に報いる道ではない。
（ ニーチェ ）
9.
女というものは、目の前を通った他の女が自分に注目したかどうかを直感的に悟る術を心得ている。
というのも、女がその身を飾るのは、男に媚びるためではなく他の女たちに誇るためだからである。
（ キルケゴール ）
10.
天才は生得の心の素質であり、これによって自然は芸術に規則を与える。
（ カント ）
11.
完全無欠の政治社会は、中産階級が支配し、他の二つの階級（＝有産階級、無産階級）よりも人数においてまさる社会である。
（ アリストテレス ）
12.
女も凡庸な作家も、自画自賛するほどには世間から賞賛されない。
（ ヴォーヴナルグ ）
13.
貧窮の時に友たるは、
友の最も大なるものなり。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
14.
国家の価値は、
結局国家を組織する人民の価値である。
（ J・S・ミル ）
15.
完全を求めることは、人間の心を悩ませるこの世で最悪の病である。
（ エマーソン ）
16.
二人の占い師が（互いを占おうと）顔を見合えば、笑い出さずにいられない。
（ キケロ ）
17.
論理によって懐疑が出てくるのではなく、
懐疑から論理が求められてくるのである。
（ 三木清 ）
18.
才能によって世に出るように精を出せ。
（ セネカ ）
19.
愛は、憎しみで始まった場合の方が、より大きくなる。
（ スピノザ ）
20.
どんなに金言名句をたくさん知っていても、どんなに良い気質を備えていても、機会が来るたびに具体的に行動に出なければ、人格は少しも向上しない。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
21.
彼は何も知らないのに、
何かを知っていると信じており、
これに反して私は、何も知りもしないが、
知っているとも思っていない。
（ ソクラテス ）
22.
人びとに要求されていることは、
生産したり、
努力に向かって自分をのりこえていくことではない。
要求されていることは、
人びとを社会化することである。
（ ジャン・ボードリヤール ）
23.
真実を語るべきであって、多くを語るべきなのではない。
（ デモクリトス ）
24.
どんな人でも生きているかぎり存在の必要がある。
（ エマーソン ）
25.
人格とは、
高いものと、まったく低いものとが一つになったものである。
人格の高さとは、
この矛盾を持ち耐えることである。
（ ヘーゲル ）
26.
汝の意志の規律が、いつの場合でも、一般に立法の原理として適用できるように行動せよ。
（ カント ）
27.
信仰が殉教者を作るのではなく、信仰をつくるのが殉教者である。
（ ウナムーノ ）
28.
恐怖には、恐怖に対する恐怖というものしかない。
（ アラン ）
29.
善とは一言で言えば人格の実現である。
（ 西田幾多郎 ）
30.
人があれもこれもなし得ると考える限り、何もなし得る決心がつかない。
（ スピノザ ）
31.
できるだけ妥協するのがいちばんの利口者。
欲ばりすぎると損をする。
（ ラ・フォンテーヌ ）
32.
恋に陥りし人間は、快楽と引き換えに不幸を手に入れん。
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
33.
種を蒔けば、刈り取らねばならない。
人を殴れば、苦しまねばならない。
人に善をなせば、君も善をなされるであろう。
（ エマーソン ）
34.
孤独が恐ろしいのは孤独そのもののためでなく、むしろ孤独の条件によってである。
（ 三木清 ）
35.
一方の疑念は他方の欺瞞を正当化する。
（ ラ・ロシュフコー ）
36.
人間はつねに、自分に理解できない事柄は何でも否定したがるものである。
（ ブレーズ・パスカル ）
37.
栄えると友人がほとんどできない。
（ ヴォーヴナルグ ）
38.
身体のもとが腐っているとしたら、
どれだけ食べ物や飲み物があり、
また、どれだけお金や権力があったところで、
誰も生きがいがあるとは思えないだろう。
（ ソクラテス ）
39.
私は絶えずなにかを失くしてしまう。
そんなときは失くしたのではなく、見失っただけだと自分に言い聞かせて、安心する。
（ ジャン・グルニエ ）
40.
人間は利己的動物であるから、自然的状態では自己保存のために相互に利益を侵害し合い、かえって利己の目的を達し得ないから、契約によって国家を形成し、主権者のもとに各自の利己を制限し、調和する。
（ トマス・ホッブズ ）
41.
後悔などしてみても始まらぬ。
だが後悔もないところには
一層何事も始まらないのだ。
（ 矢内原伊作 ）
42.
民主制は、君主制と貴族制の正当な嗣子(しし)である。
（ アミエル ）
43.
世界とは一冊の本であり、旅に出ない者は同じ頁ばかり読んでいるのだ。
（ アウグスティヌス ）
44.
アメリカにおいては、
人々を判断するには、
彼らの生活程度から推定される収入の多寡(たか)によるのが早道である。
（ バートランド・ラッセル ）
45.
世界は一枚の絵に描けるような構造をしてはいないのだ。
正確に言えば、一枚の絵に収めようとしてもどうしても何かが飛び出してしまうような構造をしている。
（ 永井均 ）
46.
大事件は二度あらわれる。
一度目は悲劇として、
二度目は喜劇として。
（ カール・マルクス ）
47.
人間は、自分の頭脳や心を養うためよりも何千倍も多く、富を得るために心を使っている。
しかし、私達の幸福の為に役立つものは、疑いもなく人間が外に持っているものよりも、内に持っているものなのだ。
（ ショーペンハウアー ）
48.
哲学は、世界の神秘を解消する方法ではない、それらを理解したい抗えぬ欲求だ。
（ 池田晶子 ）
49.
私は、あなたの言うことに反対だ。
だが、あなたがそれを言う権利を、命にかえても守ろう。
（ ヴォルテール ）
50.
独創力とは、思慮深い模倣以外の何ものでもない。
（ ヴォルテール ）
51.
詩は自分の内に持っていなければ、どこにも見つけられない。
（ ジョセフ・ジュベール ）
52.
あらゆる偉業は、燃える心の勝利の産物である。
（ エマーソン ）
53.
私の好きな話し方は、
単純で、素朴で、
紙に書くときも口に出すときも
変わらぬ話し方であり、
滋味豊かで、力強く、短くて、引き締まった話し方です。
繊細で整ったのよりも、
激しくぶっきらぼうなのがいいのです。
（ モンテーニュ ）
54.
我々は、
自分自身の行為と行動によって、
自らの労働によって、
自らの活動によって、
人生や他の人々や世界に対する自らの態度によって、
自分自身の人生を意味あるものとすることができるのです。
（ カール・ポパー ）
55.
我々は何かを得ることによって生活しているが、人生は与えることによって豊かになる。
（ シュバイツァー ）
56.
衆人とは生の計画をもたない人間であり、波のまにまに漂う人間である。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
57.
他者をカテゴリーにおいて呼ぶのではなく、
名で呼ぶこと、
それが他者を他者として迎え入れるということである。
他者に対しておのれを劈(つんざ)くということである。
（ 鷲田清一 ）
58.
人を信じなさい。
そうすれば、人はあなたに誠実にふるまうだろう。
人に寛大でありなさい。
そうすれば、人も寛大さを示してくれるだろう。
（ エマーソン ）
59.
家を建てる人全てに私が言いたいのは、所有者が家の装飾品となるべきで、家が所有者の装飾品になってはならない、ということだ。
（ キケロ ）
60.
ほかの人々は食わんがために生き、己自身は生きんがために食う。
（ ソクラテス ）
61.
生への畏敬こそ、倫理の根本原理をわたしに啓示するものである。
それは、善は生命を維持し促進し高めることのうちにあり、それを破壊し損傷し妨げることは悪であるということだ。
（ シュバイツァー ）
62.
国家の安全保障が最高の法である。
（ キケロ ）
63.
「わたしらしさ」というのは、
ひとりで（確信を）持てないものだから、
ひとはすぐに他人のうわさや品定めをしあうのだろう。
他人のあいだでじぶんを探すのだろう。
（ 鷲田清一 ）
64.
善き人々の最大の影響は、彼らが去った後に感じられる。
（ エマーソン ）
65.
「哲学をすること」と
「哲学研究者としてメシを食ってゆくこと」とは
まったく関係のないことなのです。
ですから、もし読者の中に
哲学をしようかなあと
悩んでおられる方がいたら、
なにも悩むことはない。
ただちにすればいいのです。
（ 中島義道 ）
66.
愛されるのはとてもうれしいと感じるひとは、誰からも愛されたいと願うだろう。
しかし、誰もがみんな、特別に愛されることを望むのであれば、その願望を満たされない者がかならずたくさんでてくるにちがいない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
67.
たとえこちらが（他人に）「正しい」注意を冷静にしても、
相手から反感を買うのは当然でさえある。
そこには
正しいことをしているという
傲慢(ごうまん)さが臭う。
（ 中島義道 ）
68.
友人や近親にどのような愛情を持っていても、
他人の幸せだけで我々が幸せを覚えることはない。
（ ヴォーヴナルグ ）
69.
哲学者たちは世界を解釈しただけだ。
問題は、世界を変革することなのだ。
（ カール・マルクス ）
70.
男は妻や愛人（＝恋人）が嫌いになると、逃げようとする。
だが、女は憎い男には仕返ししようと、手元に抑えておきたがる。
（ ボーヴォワール ）
71.
正直にしよう。
このことのうちに雄弁と徳行の秘訣があり、このことのうちに道徳的な影響力がある。
（ アミエル ）
72.
山を動かす技術があるところでは、山を動かす信仰はいらない。
（ エリック・ホッファー ）
73.
私は世間から天才だと見られている。
私の持っている「天才」のすべては
次のことに負うている。
何かやることがあると、
私はそれをつぶさに研究する。
毎日毎晩自分の側(そば)から離さず、
ありとあらゆる角度から検討する。
心はすっかりそのことに浸りきっている。
こうして得られる成果を
世間では「天才のたまもの」と呼んでくださるが、
私に言わせれば、
それは勤労と思考のたまものである。
（ アレクサンダー・ハミルトン ）
74.
サイが投げられた自分の運命に
自分自身を適応させよ。
運命の女神が共に生きるように定めた仲間を愛せよ。
（ アウレリウス ）
75.
多く笑う者は幸福であり、多く泣くものは不幸である。
（ ショーペンハウアー ）
76.
人が失敗する原因は、ひとつしかない。
それは本当の自分に対する信頼の欠如である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
77.
意見を持つだけの人は、ほとんど世に益をもたらさない。
しかし、確信を持つ人は、自ら生活する社会を改革することができるものだ。
（ エマーソン ）
78.
哲学が、私たちが幸福になる助けをしてくれるものでないのなら、そんないとなみがなんの役にたつというのでしょう。
（ アンドレ・コント＝スポンヴィル ）
79.
物事をプラスに考えるものは、やがて女神の祝福を受ける。
（ エマーソン ）
80.
他人を見て
何をすべきかを知る者もいれば、
何をすべきでないかを知る者もいる。
（ エリック・ホッファー ）
81.
愛が恐れているのは、愛の破滅よりも、むしろ、愛の変化である。
（ ニーチェ ）
82.
自然はやさしい案内者である。
賢明で、公正で、しかもやさしい。
（ モンテーニュ ）
83.
習慣は、それが習慣であるからこそ従われるべきで、それが合理的であるとか、正しいということから従われるべきではない。
（ ブレーズ・パスカル ）
84.
自己の活動時代を持つ人のみが富者である。
（ エマーソン ）
85.
有能の評判を得たいという欲望は、
しばしば有能になることの邪魔をする。
（ ラ・ロシュフコー ）
86.
我々が取るに足りないことだと考えているよりも、更に取るに足りないことがあるとすれば、死は正にそれである。
（ ルクレティウス ）
87.
人間にとっての名誉ある傑作とは、適切な生き方をすることに他ならない。
（ モンテーニュ ）
88.
男性は性欲を所有しているが、女性は性欲に所有されている。
（ ヴァイニンガー ）
89.
善も悪も、我々に快楽と苦痛を引き起こすものにほかならない。
（ ジョン・ロック ）
90.
もっぱら機械との接触に熱中することから、事務屋のこじつけとでも呼べるものが生じる。
すなわち、個人および社会が、まるで魂も生命もないものであるかのごとく扱われ、事務屋が、まるで神的な存在であるかのごとく扱われるのである。
（ バートランド・ラッセル ）
91.
明晰な頭脳を持っているだけでは不十分である。
重要なのは、
それをうまく使うことだ。
（ デカルト ）
92.
人間とは精神である。
精神とは何であるか。
精神とは自己である。
自己とは自分自身に関わる一つの関係である。
（ キルケゴール ）
93.
四季は、それぞれの季節がくれば、いつも私たちにとって一番よい。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
94.
新しい意見は常に疑われ、たいてい反対される。
まだ一般的ではないという理由だけで。
（ ジョン・ロック ）
95.
あらゆる人は同等である。

それを異なるものにするのは
生まれではなくて、
徳にあるのみ。
（ ヴォルテール ）
96.
人生は絶えざる錯覚にほかならない。
人は互いに欺き互いに諂(へつ)らうことを、これ事としている。
（ ブレーズ・パスカル ）
97.
想像力というものは、
狡知の源泉ではあるが、
優しさの温床でもある。
狡知の源泉であるというのは、
相手がこれからとる行動を読んで先手を打つには
相手の心の内を先に読む、
つまりは想像する必要があるからだ。
（ 鷲田清一 ）
98.
私は引用が嫌いだ。
君の知っていることを話してくれ。
（ エマーソン ）
99.
妻と子供をもった男は、
運命を質に入れたようなものだ。
（ フランシス･ベーコン ）
100.
人と一緒にいる時が、最も孤独な時だ。
（ キケロ ）
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