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哲学者・思想家の名言
☆ ３月２５日 ☆
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1.
告白は新しい生の一部でなくてはならない。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
2.
愛と嫉妬との強さは、それらが烈しく想像力を働かせることに基づいている。
（ 三木清 ）
3.
欠点の中には、美点に結びついて美点を目立たせ、矯正しないほうがよいという欠点もある。
（ ジョセフ・ジュベール ）
4.
人間の肉体は人間の魂の最良の絵だ。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
5.
あなた自身を主張せよ。
決して人真似するな。
あなたの生まれながらの才能を、全生涯かけて蓄積してきた力とともに一度に発揮しよう。
（ エマーソン ）
6.
富によって得た不幸は、不幸の中でも最悪のものである。
（ キケロ ）
7.
愛国心とは喜んで人を殺し、
つまらぬことのために死ぬことだ。
（ バートランド・ラッセル ）
8.
世の中で成功を勝ちとるには、人から愛される徳とともに、人を恐れさせる欠点も必要である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
9.
孤独な者よ、君は創造者の道を行く。
（ ニーチェ ）
10.
人間は、苦しめられ打ち負かされるとき、何かを学ぶチャンスを得る。
才覚を発揮すること。
勇気をもつこと。
事実をつかむこと。
無知を知ること、節度や、生きるための本当の技術を獲得することなどを。
（ エマーソン ）
11.
人間の運命は、
その人の性格が生み出したものである。
（ エマーソン ）
12.
失うものは何もない。
守るものなどはじめから何もない。
（ スピノザ ）
13.
人生の夕べは、
そのランプを携えて来る。
（ ジョセフ・ジュベール ）
14.
真実はすべて３つの段階を経る。
１つ目はあざ笑われる段階。
２つ目は激しく攻撃される段階。
３つ目は自明なこととして受け入れられる段階。
（ ショーペンハウアー ）
15.
行動は感情に従うように思われているが、
実際には行動と感情は同時に働くのである。
意思の力でより直接的に支配されている行動を規制することによって、
意思に支配されにくい感情をも規制することができる。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
16.
女性は自分を求める人を求めはしない。
むしろ若干冷淡な態度をとる人を求める。
（ カール・ヒルティ ）
17.
人生の目的については、今までよりはるかに大きな聡明さがどうしても必要とされるようになってきた。
しかし、この気狂い沙汰ともいうべき時代にあって、どこにそのようなすぐれた知識が見いだされるであろうか。
（ バートランド・ラッセル ）
18.
人生は解かれるべき問題ではなく、経験されるべき現実である。
（ キルケゴール ）
19.
あなたに対して最も賢明な助言ができるのは、
あなた自身である。
（ キケロ ）
20.
機会がなければ、強者の手といえども鎖につながれたのも同然だ。
爪をとられた獅子は、力がなんの役に立とうか。
（ ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー ）
21.
見なさい。
（書物の）執筆者たちが高度に気持ちを張りつめても、
最も賢明な執筆者でさえ、
一つの論拠の周りに、
どんなに浮薄な論を、
じっくり読めばすぐ判(わか)る実体のない論を撒き散らしているかを。
いずれも、我々を瞞着(まんちゃく)する
口先だけの屁理屈にすぎないのだ。
（ モンテーニュ ）
22.
死は何ら恐ろしいものではない。
むしろ死は恐ろしいという死についての考え、それが恐ろしいものなのだ。
（ エピクテトス ）
23.
忍耐と長時間は、往々にして力や怒りよりも効果がある。
（ ラ・フォンテーヌ ）
24.
議論の相手が頑なになった時には、その人の頭の中にはもはや論理的思考などないのです。
（ エピクテトス ）
25.
子供を不幸にする一番確実な方法は、いつでもなんでも手に入れられるようにしてやることだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
26.
名声は川のようなものである。
軽くてふくらんだものを浮かべ、重くてがっしりしたものを沈める。
（ フランシス･ベーコン ）
27.
孤独は山になく、街にある。
一人の人間にあるのではなく、大勢の人間の間にある。
（ 三木清 ）
28.
私は明白な不正を隠れた不正ほどには憎まず、戦争の不正を平和の不正ほどには憎まない。
（ モンテーニュ ）
29.
断念することをほんとうに知っている者のみがほんとうに希望することができる。
（ 三木清 ）
30.
いったん選んだ道に関して頑張る人は多い。
目標に関してそうする人は少ない。
（ ニーチェ ）
31.
「密(ひそか)なるものの語る声は静か」。
それは、深く隠れた真理はわれわれにいつも静かに語りかけているのに、われわれはその声を聞く耳を持たない。
赤子の心でその声を聞けという意味です。
（ 梅原猛 ）
32.
人間は、人生を理解するために創られたのではない。
人生を生きるために創られたのである。
（ サンタヤーナ ）
33.
猫を尊重することは
美的感性の第一歩である。
実用性がすべての判断基準となる文化的段階においては、
人間は犬を好む。
（ エラズマス・ダーウィン ）
34.
いかに示唆するかを知ることは、教え方の偉大な技術である。
（ アミエル ）
35.
自分がある人から尊敬されるだけのものを有していないと感じるとき、人間はすでにその人を憎みかけている。
（ ヴォーヴナルグ ）
36.
恐らくは、今日のもので未来を持つものは他に何もないとしても、やはり我々の笑いこそはなお未来を持つのだ！
（ ニーチェ ）
37.
今こそ好機逸すべからず。
君は現在に生き、あらゆる波に乗って船出し、各瞬間に永遠を見出さねばならない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
38.
人間は歴史を作る。
しかしそのことを知らない。
（ カール・マルクス ）
39.
私たちは他人の不幸に堪えられるだけ十分幸福なのである。
（ ラ・ロシュフコー ）
40.
不幸なことだが、過重な負担を負わされた教師にとって、子供たちへの本能的な好意を保持することはほとんど不可能であり、次第に、菓子屋の小僧はお菓子にうんざり、という格言と同じことを感じるようになるのは避けがたいであろう。
（ バートランド・ラッセル ）
41.
真に知的な人は、他の人が知識として有しているだけのことを、身体で感得している。
（ モンテスキュー ）
42.
苦難の道は永くもあれば、また暗くもある。
次第に明るくなるような道は別の道である。
（ キルケゴール ）
43.
行動と情熱がなくなると、その世界は、妬みに支配される。
（ キルケゴール ）
44.
自分に欠けているものを嘆くのではなく、自分の手元にあるもので大いに楽しむ者こそ賢者である。
（ エピクテトス ）
45.
「思考」とは何であるか知っている人間は、成功からも失敗からも、非常に多くのことを学ぶ。
（ ジョン・デューイ ）
46.
つきあいには親切心が無くてはならぬ。
ただし、それには限度が必要である。
度を超えれば、親切心は屈従となる。
少なくとも物事にこだわらない親切心が必要である。
（ ラ・ロシュフコー ）
47.
そぶりのほうは、すでにとっくに愛していないと物語っているのに、永い習慣から会い続ける。
（ ラ・ブリュイエール ）
48.
生への畏敬は、戦争での殺戮(さつりく)を前にしての戦慄(せんりつ)の中においても、確かに嘘ごとではない。
（ カール・ヤスパース ）
49.
不幸な時に幸福だった時期を思い出すことほど大きな悲しみはない。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
50.
何よりもまず、純粋な実践理性の国とその国の正義を求めて努力せよ。
そうすればなんじらの目的（永遠平和の幸福）はおのずから与えられよう。
（ カント ）
51.
けだし自由というものは、中身の多い滋養豊富な食物、あるいは強くて良い葡萄(ぶどう)酒のようなものであって、そういう飲食物はそれに慣れている丈夫な体質を養い強めるには適しているけれど、そういうものには合わない繊弱(せんじゃく)な体質に対しては、これを圧し滅ぼし、酔いつぶしてしまう。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
52.
道徳とは個人における畜群本能である。
（ ニーチェ ）
53.
教育もまた、教育を必要としないだろうか？
（ カール・マルクス ）
54.
事実を知れ──事実を抱きしめよ。
（ エマーソン ）
55.
悪人がいくら害悪を及ぼすからといっても、善人の及ぼす害悪にまさる害悪はない。
（ ニーチェ ）
56.
人間は本来、社会的な動物である。
（ アリストテレス ）
57.
一貫して変わらぬ目的を持つということは、必ずしも人生を幸福にするとはいえないが、このような目的を持つことは、幸福な人生のためには不可欠な条件の一つであることは間違いない。
（ バートランド・ラッセル ）
58.
神々のささやきを聞くために沈黙しよう。
（ エマーソン ）
59.
手は、道具の中の道具である。
（ アリストテレス ）
60.
「聞く」は生理学的現象であり、
「聴く」は心理学的行為である。
（ ロラン・バルト ）
61.
人間とは「世の中」自身であるとともにまた世の中における「人」である。
（ 和辻哲郎 ）
62.
もろい氷のごとく、怒りは時を経れば氷結せん。
（ オウィディウス ）
63.
好首尾かつ幸運に運ばれし犯罪は美徳と称される。
（ セネカ ）
64.
ほとんどすべての人が小さな恩義に喜んで恩返しをする。
多くの人が中くらいの恩義を恩に着る。
しかし大きな恩義に対して恩知らずでない人はほとんど一人もいない。
（ ラ・ロシュフコー ）
65.
なんら欠点を見せない人間は愚者か偽善者だ。
（ ジョセフ・ジュベール ）
66.
キリスト、キリストと呼ばれる人にて、
審判の時には、
キリストを知らざる人よりも遠く彼を離れるべき者多し。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
67.
正しく見るためには二度見よ。
美しく見るためには一度しか見るな。
（ アミエル ）
68.
賢い者は、機会を見つける以上に、機会を多く創る。
（ フランシス･ベーコン ）
69.
高慢は、つねにかなりの愚かさに結びついている。
高慢はつねに破滅の一歩手前で現れる。
高慢になる人は、すでに勝負に負けているのである。
（ カール・ヒルティ ）
70.
文体は、精神の現れた姿である。
他人の文体を真似ることは、仮面をかぶることに相当する。
（ ショーペンハウアー ）
71.
女は初めてできた恋人をいつまでも離すまいとする。
第二の恋人が出来ないかぎり。
（ ラ・ロシュフコー ）
72.
ラブレターを書くには、まず何を言おうとしているかを考えずに書きはじめること。
そして何を書いたかを知ることなく書き終わらなければなければならない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
73.
普遍的なものにしか学問はない。
（ アリストテレス ）
74.
うまい洒落(しゃれ)は、洒落るつもりがない時に生まれる。
同様に、我々が心を動かされるのは、その人にこちらの心を動かそうというつもりがまったくない時である。
（ ヴォルテール ）
75.
不満足は自負の欠乏であり、意志の衰弱である。
（ エマーソン ）
76.
諸君にとって最も容易なものから始めたまえ。
ともかくも始めることだ。
（ カール・ヒルティ ）
77.
「正義」――この言葉に、
地球上における、私どもの「幸福」が包まれている。
正義こそ、
文明の精髄であり、
社会の真髄であり、
そして政治の総括である。
国家が繁栄するかいなかは、
正義を大事にするかいなかにかかっている。
（ ルイ・バルボーザ ）
78.
妻は、
若い夫にとっては女主人であり、
中年の夫にとっては友であり、
老年の夫にとっては看護婦である。
（ フランシス･ベーコン ）
79.
人間が大きな進歩をするための道は、いつも苦しみによって開かれなければならない。
（ カール・ヒルティ ）
80.
人生はつねに幸福でない。
善き人生のみが幸福なのだ。
（ セネカ ）
81.
お前の哲学の目的は何か？
それはハエに、ハエ取り器から脱出する出口を示してやることだ。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
82.
親の喜びはひそかなものである。
その悲しみや不安もまた同じだ。
（ フランシス･ベーコン ）
83.
インテリというのは真の革命家ではない。
暗殺者になるくらいが関の山だ。
（ サルトル ）
84.
根づきたいという魂の欲求は、最も重要でありながら、最もないがしろにされている。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
85.
我々の現在の生は死であり、肉体は我々にとって墓場である。
（ プラトン ）
86.
苦しみを恐れる者は、その恐怖だけですでに苦しんでいる。
（ モンテーニュ ）
87.
心の平静と幸福にいたる道は一つしかありません。
したがって、早朝目覚めたときも、日中も、また夜遅く眠りにつくときも、常にこの道から離れてはなりません──その道とは、外的なことを一切、自分のものとして考えずに、すべてを神に委ねることなのです。
（ エピクテトス ）
88.
私が満足するのに必要なものはごくわずかである。
１日２回の美味しい食事、タバコ、私の関心をひく本、少々の著述を毎日。
これが、私にとっては生活の全てである。
（ エリック・ホッファー ）
89.
死を望むは臆病者の行為なり。
（ オウィディウス ）
90.
自分に都合が悪いことはすべて、「社会が悪い」「社会のせいだ」というあの態度だ。
でも、社会が自分の外にあると思っているのは、ほかでもないその人だ。
自分でそう思い込んでいるだけなのに、じゃあその人はいったい何を責め、誰が悪いと言ってることになるのだろう。
（ 池田晶子 ）
91.
要するにアダムは単なる試作品である。
イヴを創ってはじめて神は、
人間というものを完成させたのだ。
（ ボーヴォワール ）
92.
人間が自由であり得るためには、神があってはならない。
（ シェリング ）
93.
次の戦争を確信する者は、他ならぬその確信によって戦争の発生を促すことに協力しているのだ。
平和を確信する者は、のんびりしているうちに知らず知らず戦争に巻き込まれてしまう。
ただ危険を見、一瞬もそれを忘れない者のみが、理性的に振る舞い、その危険を追い払うために可能なことを果たすことができるのである。
（ カール・ヤスパース ）
94.
もし自分の友人が自分の不在のときに自分について語ったことを各自が知ったとするならば、よしそのとき彼がいかに真実に冷静に語ったにせよ、それに耐えうる友情はいかに少ないことであろう。
（ ブレーズ・パスカル ）
95.
喜びが何であるかは、元来、多くの苦しみを耐え忍んできた人のみが知っているのだ。
それ以外の人たちは、真の喜びとは似ても似つかぬ単なる快楽を知っているにすぎない。
むしろそのような人々は、真の喜びに耐えることすらできないであろう。
（ カール・ヒルティ ）
96.
幸運の愛は、勇者とともにある。
（ オウィディウス ）
97.
社会が決める法律には正しさは必ずしもないとすれば、正しさはどこにあるか、わかるね。
そう、自分にあるんだ。
善悪を正しく判断する基準は、自分にある、自分にしかないんだ。
（ 池田晶子 ）
98.
友人が片目なら、私は友人を横顔から眺める。
（ ジョセフ・ジュベール ）
99.
勤勉なる者も怠惰なる者も、人生の半分は大差なし。
なぜならば、人生の半分は眠っているからなり。
（ アリストテレス ）
100.
才能が一つ多いほうが、
才能が一つ少ないよりもより危険である。
（ ニーチェ ）
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