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哲学者・思想家の名言
☆ ３月２４日 ☆
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1.
苦痛に二種あるように、快楽にも二種ある。
一方は肉体的快楽であり、他方は予想の快楽である。
（ エルヴェシウス ）
2.
成長を欲する者は、
まず根を確かに下(おろ)さなくてはならない。
上にのびることのみ欲するな。
まず下に食い入ることに努めよ。
（ 和辻哲郎 ）
3.
恋愛から結ばれるいわゆる恋愛結婚は、誤謬(ごびゅう)をその父とし、必要をその母とする。
（ ニーチェ ）
4.
弁論術は、人々に受け入れられやすくする「迎合」にすぎない。
目指すべきは、善さそうに見える物ではなく、何が善いかという「知識」だ。
作るべきは、口当たりのよい料理ではなく、健康によい料理だ。
（ 土屋賢二 ）
5.
悲しみのための唯一の治療は、
何かをすることだ。
（ ジョージ・ルイス ）
6.
個々の人間にあっては、隠退と孤独への傾向の増加は、つねにその人間の知的価値の程度に応じて生ずる。
（ ショーペンハウアー ）
7.
人間は行為の主体であって
単なる観照の主体すなわち主観であるのみではない。
また単なる観照の客体すなわち客観となることはできない。
しからばここに主観客観の対立関係を用いることはできぬ。
我々は人間を実践的主体として把握しなくてはならぬ。
（ 和辻哲郎 ）
8.
一歩一歩の中に全体があり、決して全体の中に一歩があるのではない。
（ ロムバッハ ）
9.
嫉妬は平生(へいぜい)は「考え」ない人間にも「考え」させる。
（ 三木清 ）
10.
行為の前に先慮することは、後になって気付くことよりもより良い。
（ デモクリトス ）
11.
身をもって示すことがリーダーシップである。
（ シュバイツァー ）
12.
不幸な、不成功の恋愛には、眼を閉じていても見えるくらい、禍(わざわい)は無数にある。
（ ルクレティウス ）
13.
人生は振り返らなければ理解できないが、
前を向かなければ進んで行かない。
（ キルケゴール ）
14.
想像力とは魂の目である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
15.
選択しなければならないのに選択しないのは、それ自体がもう選択していることになる。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
16.
一粒の木の実は、いくつもの森を生む。
（ エマーソン ）
17.
成人が身につけている能力や知識との固定的な比較によって
未成熟を定義しようとする企て
を捨てるならば、
望まれている特性が欠如していることを示すものとして
未成熟を考えること
も止めざるをえない。
（ ジョン・デューイ ）
18.
すべての人間は、他人の中に鏡を持っている。
（ ショーペンハウアー ）
19.
その人自身であり続けないなら、
その人の内には愛はない。
（ マルティン・ブーバー ）
20.
人は、「おれはゼロだ。
　マイナスだ」という自己評価に耐えることはできる。
しかし、「おまえはゼロだ。
　マイナスだ」という他者評価には耐え難い存在なのである。
（ 鷲田小彌太 ）
21.
努力しているところが見えず、
いわば完成形を見てしまうと、
「とてもあの人のようにはできない」と思い込み、
自分には無理だとブレーキをかけてしまうことになります。
（ 岸見一郎 ）
22.
人間は自分の行動を選ぶ自由がある限りにおいて、
それに対する責任がある。
（ エーリヒ・フロム ）
23.
私たちは自分たちが永遠であるのを感じ、知っている。
（ スピノザ ）
24.
戦争は誰が正しいかを決めるのではない。
誰が生き残るかを決めるのだ。
（ バートランド・ラッセル ）
25.
宗教は己の生命を離れて存在するのではない。
その要求は、生命そのものの要求である。
（ 西田幾多郎 ）
26.
自信は成功の第一の秘訣である。
（ エマーソン ）
27.
十六歳では、未成年でも苦しみについて知っている。
彼自身、苦しんだことがあるからだ。
しかし、他の人間も同じように苦しんでいることはほとんど知らない。
感じることなく理解したことなど、知識とは言わないのである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
28.
各人は自己の前を見る。
私は自己の内部を見る。
私は自己だけが相手なのだ。
私はつねに自己を考察し、検査し、吟味する。
（ モンテーニュ ）
29.
幸福以外のものを目的として生きるとき、人は幸福になれる。
（ J・S・ミル ）
30.
人間は考えるために生まれている。
ゆえに人間は、ひとときも考えないではいられない。
（ ブレーズ・パスカル ）
31.
私たちが脅威をリスクとして明確に認めることがないかぎり、
脅威は増大し続けるであろう。
（ モーリス・ブランショ ）
32.
ひとりの男だけを見つめている女と、ひとりの男からいつも眼をそらす女とは、結局、似たようなものである。
（ ラ・ブリュイエール ）
33.
計画と希望の一致ほど、
人と人の絆を固く結びつけるものはない。
（ キケロ ）
34.
友人が片目なら、私は友人を横顔から眺める。
（ ジョセフ・ジュベール ）
35.
不真実は本来的に悪であり、あらゆる平和の破壊者である。
（ カール・ヤスパース ）
36.
人の天性は、よい草を生ずるか、雑草を生ずるか、そのいずれかである。
だから折を見て、よい草に水をやり、雑草を取り除かねばならない。
（ フランシス･ベーコン ）
37.
もし今日の自分が明日の自分と同じであるならば、
今日の自分は昨日の自分の奴隷にすぎない。
人間の特質はそうではなくて、
日々新しく創造的に昨日の自分を乗り越える、
そこに人間の本質がある。
（ ニコラ・ド・コンドルセ ）
38.
自然は人間に刃向かうものと、我々は考えている。
（ ガストン・バシュラール ）
39.
幸福というものは
ある永続的な状態なのであって、
それはこの世では人間にあたえられないものらしい。
地上ではすべてがたえまない流れのうちにあって、
なにものも不変の姿をもつことはゆるされていない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
40.
夢は、決して
現実性と取り違えられたフィクションではない。
（ ジャン＝ポール・サルトル ）
41.
自分の内を見よ。
内にこそ善の泉があり、この泉は君がたえず掘り下げさえすれば、たえず湧き出るであろう。
（ アウレリウス ）
42.
もし数学以外の科学において、
疑いのない確かさと誤りのない真実に到達することを望むなら、
（すべての）知識の基礎を数学に置くことが必要である。
（ ロジャー・ベーコン ）
43.
結婚は、経験してみたり、辛抱するためにあるのではない。
反対に、創造するものだ。
（ アラン ）
44.
器量こそ
乱世における勝敗を決定するものである。
（ 唐木順三 ）
45.
読書をして考えないのは、
食事をして消化しないのと同じである。
（ エドマンド・バーク ）
46.
すべての残忍性は臆病から生まれる。
（ セネカ ）
47.
「少数者支配」を意味する寡頭制(かとうせい)においてであれ、
どんな国制においてであれ、
何らかの意味で大勢を占める部分が最高の権限を握ることに
変わりはない。
（ アリストテレス ）
48.
怪物と闘う者は、
その過程で自らも怪物にならないよう、
気をつけなければならない。
長い間深淵をのぞきこむとき、
その深淵もじっとこちらを見つめているのだ。
（ ニーチェ ）
49.
もし全ての人が、互いに何を語り合っているかを知ったならば、事実、この世に友は四人といないであろう。
このことは、時折誰かが口を滑らせて告げ口をしたために起こる争いからしても明らかである
（ ブレーズ・パスカル ）
50.
自分の人生を次の世代への橋渡しのために費やすというのは、
つまり、子供を生み育て、
地域のために力を尽くすことは、
すべての人間に共通した立派な事業なのである。
立派な人生といわなければならないだろう。
（ 鷲田小彌太 ）
51.
真の哲学とは、
世界を見ることを学び直すことである。
その意味では、
歴史も哲学と同じだけの〈深さ〉をもって
世界を深く意味づけていると言える。
（ モーリス・メルロ＝ポンティ ）
52.
夢はすぐに見あたらない。
つかみたいものがどこにもない。
人生の大きな設計など、
それこそ夢心地にならなければイメージできない。
で、手近なところに「しなければならない」ことを探す。
（ 鷲田清一 ）
53.
汝自身より優れた忠告を言う者なし。
（ キケロ ）
54.
我々の心には二つの扉がある・・・欲望と恐怖と。
（ アウグスティヌス ）
55.
酒は、人を魅了する悪魔である。
うまい毒薬である。
心地よい罪悪である。
（ アウグスティヌス ）
56.
哲学は疑義である。
（ モンテーニュ ）
57.
謙遜は、人の称賛を嫌がるように見えるが、その実、もっと遠まわしに称賛されたい欲望にすぎない。
（ ラ・ロシュフコー ）
58.
子ども達は批判よりも模範を必要とする。
（ ジョセフ・ジュベール ）
59.
智恵は知識にまさる。
（ ブレーズ・パスカル ）
60.
冗談に本気を混ぜて変化をつけるのは、よいことである。
（ フランシス･ベーコン ）
61.
人間は今や、彼らの用いている道具の道具になってしまった。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
62.
私達は何事にも刃向かえる。
が、好意にだけは反抗できない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
63.
人間が存在するということは不可解であり、
神が存在しないということも不可解である。
（ ブレーズ・パスカル ）
64.
勝利は、常に、落ち着いて偉大な目的をいだいて働く者の手にあります。
（ エマーソン ）
65.
人が自分で得られることを神に頼んだところで無駄である。
（ エピクロス ）
66.
人は独りで死ぬであろう。
故(ゆえ)に、
人は独りであるかのごとく行動しなければならない。
（ ブレーズ・パスカル ）
67.
生まれの良い人、
権勢のある人、
富裕な人は、
名誉を受けるに値するとみなされている。
だが本当は、
善い人だけが名誉を受けるに値するのである。
（ アリストテレス ）
68.
他人と比較してものを考える習慣は、
致命的な習慣である。
（ バートランド・ラッセル ）
69.
神は常に微動だにせず、異なるときに、異なる場所に行くはふさわしからず、労せずして、心の思いにより万物を揺り動かす。
（ クセノパネス ）
70.
未完成の仕事に
いつまでもしがみついていることほど
疲れるものはない。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
71.
君について、誠実でないとか、善い人間でないとか、そういったことを嘘を伴わずに言える権利を誰にも与えてはならない。
（ アウレリウス ）
72.
沈黙を守っている知恵、あるいは発言する力なき知恵は無益なり。
（ キケロ ）
73.
独創は天才の唯一のあかしである。
（ ヴォーヴナルグ ）
74.
誤りをはっきり誤りと言ってのければ、どんな誤りも、おのずから誤りでなくなるであろう。
（ ヴォーヴナルグ ）
75.
単純化、単純化、単純化せよ！
物事は二つか三つ考えればよい。
百や千では多すぎる。
百万でなく半ダースで十分だ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
76.
自分がどんな人間かはっきりさせようとするのは、
自らの歯を噛もうとするようなものだ。
（ アラン・ワッツ ）
77.
まず第一級の本を読め。
でなければ、それを読む機会を全然持たなくなるかもしれぬ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
78.
勤勉は、退屈、不品行、貧窮の三悪を寄せつけず。
（ ヴォルテール ）
79.
人生はイチゴの味がする。
（ アラン ）
80.
節制と労働が人間にとって最良の薬である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
81.
大きく正義を行おうとするものは、細かく不正を働かねばならない。
（ モンテーニュ ）
82.
私たちは無知によって道に迷うことはない。
自分が知っていると信じることによって迷うのだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
83.
持っていないものを望むことで、あなたが持っているものをだめにしてはいけない。
あなたが今持っているものは、かつてあなたが望んだ物なのだから。
（ エピクレス ）
84.
ありのままに見、あるがままに行動できる者を勇者と呼ぶ。
（ チャールズ・エバレット ）
85.
私はその人柄の中に老人的なものを幾らか持っている青年を好ましく思う。
同じように青年的なものを幾らか持っている老人を好ましく思う。
このような人柄の人間は体が年をとっても心が老いることは決してない。
（ キケロ ）
86.
せっかちは愚者の弱点である。
（ バルタザール・グラシアン ）
87.
我々は現在についてほとんど考えない。
たまに考えることがあっても、それはただ未来を処理するために、そこから光を得ようとするに過ぎない。
現在は決して我々の目的ではない。
過去と現在は我々の手段であって、未来のみが目的である。
（ ブレーズ・パスカル ）
88.
英雄の従者にとって英雄なる人はひとりもいない。
というのは、英雄が英雄でないからではなく、従者が従者であるゆえんだからだ。
（ ヘーゲル ）
89.
正義とは、強者の利益にほかならず。
（ プラトン ）
90.
痛みに対する恐怖は、しばしば、痛みそのものより重くのしかかる。
（ タタルケビッチ ）
91.
酒は口を軽快にする。
だが、酒はさらに心を打ち明けさせる。
こうして酒はひとつの道徳的性質、つまり心の率直さを運ぶ物質である。
（ カント ）
92.
生きることの最大の障害は、期待を持つということである。
それは明日に依存して、今日を失うことである。
（ セネカ ）
93.
単純にしたまえ、単純に。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
94.
自分を知ることぐらい大切なことはないのだ。
なぜかといえば、自分を知る人々には自分の益となるものが何であるか分かり、自分にできることとできないことを見分けることができる。
（ ソクラテス ）
95.
好人物な人間は余るほどいるが、
高慢な者に戦い勝つ鉄の心をもった正義の味方はとぼしい。
（ エマーソン ）
96.
本当の癒しは、
安易な自己肯定によるものではなく、
「否定」をくぐり抜けた結果でなければならない。
（ 中沢新一 ）
97.
自分で自分を破壊するなんて
絶対にしてはならないことだし、
実際にどうしてそうなるかを思い描いたことがあれば、
誰だって自殺が突然の行き過ぎた自己防衛だと知っている。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
98.
隠れた高潔な行いは、最も尊敬されるべき行為である。
（ ブレーズ・パスカル ）
99.
人間はすべての財を背に負う放浪者のように、あらゆる経験を背負っていく。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
100.
これまでに激しい苦悩も味わわず、自我の大きな劣敗を経験しなかった、いわゆる打ち砕かれたことのない人間は、何の役にも立たない。
（ カール・ヒルティ ）
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