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哲学者・思想家の名言
☆ ３月２３日 ☆
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1.
人がしばしば良いことをするのは、悪いことをしても罰を受けないで済むようにという下心からだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
2.
暴力よりも優しさのほうが効果が上がる。
（ ラ・フォンテーヌ ）
3.
詐欺師をだますのは二重の歓びである。
（ ラ・フォンテーヌ ）
4.
習ったことを一生忘れない人間は、仕事を必ずやり遂げ、一生向上を続ける。
一方、他の連中は、昔習ったことを学び直すのに一生の大半を費やし、どうにかこうにか面目を保っている。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
5.
無礼とは、強者を真似した弱者の態度である。
（ エリック・ホッファー ）
6.
たった一人の人だけ愛し、他のみんなのことなど気にかけないような、そんな愛は愛ではありません。
それは、一緒に暮らすだけの結合か、さもなければ広い意味の自己中心主義です。
（ エーリヒ・フロム ）
7.
過去によって未来をもくろむな。
（ エドマンド・バーク ）
8.
我々は皆、他人の不幸には耐えていく力を持っている。
（ ラ・ロシュフコー ）
9.
思弁が終わる、まさにそのときに信仰が始まる。
（ キルケゴール ）
10.
その未来を先取りして経験し、それが良いか悪いか、理解し感じとるのだ。
これは、明らかに主に性格の問題である。
（ タタルケビッチ ）
11.
この世のこっけいなものの中で一番こっけいに思えるのは、物事を急ぐ人、どんなに急いで食べても、どんなに急いで仕事をしても急ぎ足りない人である。
──それで何を成し遂げるのだろう、永遠に慌てふためくこの人たちは？
彼らは、火事になった我が家からろうばいして火箸を救い出す女のようなものではないのか？
（ キルケゴール ）
12.
現在一つ持っているほうが、未来において二つ持っているよりも値打ちがある。
（ ラ・フォンテーヌ ）
13.
単によい歌い手や踊り手であるだけでは、世間で抜きん出るわけにはいかない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
14.
隠れた高潔な行いは、最も尊敬されるべき行為である。
（ ブレーズ・パスカル ）
15.
人間の過大な愚劣さは、名誉を追求することであるが、それこそまさに、人間の優秀さの最高のしるしである。
（ ブレーズ・パスカル ）
16.
作家になるためには才気以上のものが必要だ。
（ ラ・ブリュイエール ）
17.
目的到達に必要なのは、これと両立し得ない１００通りものことを、同じくらい強い意志を持って放棄し、目的とすることだけを真に念願することである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
18.
学問に時間を費やしすぎるのは、怠惰である。
（ フランシス･ベーコン ）
19.
各人はその考え次第で幸福にもなり、不幸にもなる。
他人が見てそう思う人ではなく、自分でそう思う人が幸福なのである。
（ モンテーニュ ）
20.
希望の色はつねに緑。
貧者(ひんじゃ)が何一つ持たず、すべての人に避けられ、あらゆるものに苦しめられようとも、希望よ、貧者に力を与えよ。
（ ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー ）
21.
美には客観的な原理はない。
（ カント ）
22.
生物の存在するところに、
すべて権力に対する欲求がある。
（ ニーチェ ）
23.
いったい何が我々の感覚以上に我々に情報を与えることができようか。
（ ルクレティウス ）
24.
もし自分に傲慢さが少しもなければ、我々は他人の傲慢さを責めはしないだろう。
（ ラ・ロシュフコー ）
25.
心とは、何かを入れるべき「器」ではなく、燃やされるべき「火」なのである。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
26.
科学は組織された知識である。
（ ハーバート・スペンサー ）
27.
崇高な英知は悦びの中ではなく、悲惨さの中にある。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
28.
人は教えることによって、
最もよく学ぶ。
（ セネカ ）
29.
我々は、
我々と同意見の人でなければ、
分別ある人とはまず言わない。
（ ラ・ロシュフコー ）
30.
合理的な生き物にとって、不合理なものだけは耐えがたい。
（ エピクテトス ）
31.
人は恋愛を語ることによって恋愛するようになる。
（ ブレーズ・パスカル ）
32.
教師はすべてを知っているのではなく、
むしろ知らない部分についての、
より多くの自覚を持っている者なのである。
（ 田中美知太郎 ）
33.
教育は
幸運なる人々には飾りとなり、
不運なる人々には避難所となる。
（ デモクリトス ）
34.
凡人には月並みが素晴らしいことなのだ。
（ ジョセフ・ジュベール ）
35.
汝善ならんとせば、まず汝の悪なるを信ぜよ。
（ エピクテトス ）
36.
誰かが奴隷なのは、彼自身の意志のせいであり、ある民族が他国の足かせのもとに置かれるのも、同じくその民族の意志のせいである。
（ ヘーゲル ）
37.
人は同じ流れに再び入ることはできない。
（ ヘラクレイトス ）
38.
我々は自己の過失を利用しうるほど長生きはしない。
一生を通して過失を犯す。
そして多くの過失を犯した末、できうる最上のことは改心して死ぬことである。
（ ラ・ブリュイエール ）
39.
何事も終わりを重視せよ。
（ ラ・フォンテーヌ ）
40.
悪書を読まないことは良書を読むための条件である。
（ ショーペンハウアー ）
41.
民衆は
情熱から蜂起するのではなく、
苦痛の焦慮(しょうりょ)から反旗をひるがえす。
（ エドマンド・バーク ）
42.
教育の目的は、各人が自己の教育を継続できるようにすることである。
（ ジョン・デューイ ）
43.
勇者らしく感じるためには、勇者らしく振る舞うがいい。
そのために意志の力をありったけ振り絞ることだ。
そうすれば勇者たらんとする熱情が、恐怖の発作に取って代わろうとするであろう。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
44.
欠陥はいつも、それを取り除くために必要な変化よりはずっと耐えやすいものとなっている。
（ デカルト ）
45.
トラウマへの意識が、自分がこれからどうするかという志向を、束縛する。
（ 岸見一郎 ）
46.
人間は、死、悲惨、無知を癒すことができなかったので、自己を幸福にするために、それらをあえて考えないように工夫した。
（ ブレーズ・パスカル ）
47.
希望は底の深い海の上でなければ、決してその翼を広げない。
（ エマーソン ）
48.
チャンスという黄金の瞬間を利用すること、そして手の届くところにあるよきものをつかまえることは、人生の最大なる技術であります。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
49.
啓蒙とは、人間が自分の未成年状態から抜け出ることである。
（ カント ）
50.
敵となることは罪だ。
敵を持つことは試練だ。
（ ベンジャミン・ウイッチカット ）
51.
自信はヒロイズムの本質である。
（ エマーソン ）
52.
同じ職業の者が真の友人になることは、違った職業の者の間においてよりも遙かに困難である。
（ 三木清 ）
53.
世界が一つになるには、
理解と寛容が絶対必要である。
（ 中村元 ）
54.
動物にさまざまな種類があるように、人間にもさまざまな異なった種類がある。
そして、人と人との関係は、異なった動物と動物との関係によく似ている。
（ ラ・ロシュフコー ）
55.
存在するものは、変化のためのみに存在することを忘れるな。
（ アウレリウス ）
56.
これら（＝以下）の点の一つを欠いても賢者とはいわれない。
（中略）自己認識、明晰で雅量のある精神的自由、自然に従うこと、真の満足、それらは賢者以外のどこにも見出され得ない。
（ ピエール・シャロン ）
57.
意見というものは結局
感情によって決められる、
知性によってではなく
（ ハーバート・スペンサー ）
58.
立法者は何よりもまず中庸を得た精神の持ち主でなければならず、政治および道徳における正義は、常に両極端の間に位置するものである。
（ モンテスキュー ）
59.
自分の実力以下の地位につくと大人物に見えるが、自分の実力以上の地位につくと、しばしば小人物に見えてしまう。
（ ラ・ロシュフコー ）
60.
奇妙な奴だ、人間とは！
自分が持っている自由は決して使わずに、いつも、自分の持っていない自由を望む。
思想の自由を持ち、言論の自由を求めるのもそれだ。
（ キルケゴール ）
61.
心が激している時には人は誤って愛する。
本当に愛するには落ち着いて愛さなければならない。
（ ジョセフ・ジュベール ）
62.
血と格言を持って書くものは、読まれることを望まず、暗誦されることを欲する。
（ ニーチェ ）
63.
「文化」は
言語の条件であり、
同時に、その産物である。
（ ジョン・デューイ ）
64.
祈りは神を変えず、祈る者を変える。
（ キルケゴール ）
65.
遠くにいると恐怖を感じるが、近くに迫るとそれほどでもない。
（ ラ・フォンテーヌ ）
66.
人間は弱者にして堕落させる存在であり、相争い、かつ世界の秩序を非難し、己を改変するよりも神を変えんとす。
（ セネカ ）
67.
友人のために私がしてあげられる一番のこと、それは、ただ友人でいてあげること。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
68.
我々が敵と和解するのは、味方の条件をより有利にしようと願うからであり、戦争に疲れ果てているからであり、また、何か凶事が起こりはしないかと杞憂するからにすぎない。
（ ラ・ロシュフコー ）
69.
教養ある人々に会って真っ先に心打たれること、そしてその中でもとりわけ高邁な精神の持ち主を一目で見分けさせるものは何だろうか。
それはこうした人々が行き当たりばったりでなく、方針を立てて考えを進めていることだ。
（ コールリッジ ）
70.
イギリスの人民は（自分たちは）自由だと思っているが、それは大まちがいだ。
彼らが自由なのは、議員を選挙する間だけのことで、議員が選ばれるやいなや、イギリス人民は奴隷となり、無に帰してしまう。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
71.
心を高く保つという一種の謙譲があり、
心を低く保つという一種の傲慢がある。
（ アウグスティヌス ）
72.
私は最も正しい戦争よりも、最も不正な平和を選ぶ。
（ キケロ ）
73.
人間的行為の宗教がないところには、いかなる宗教も存在し得ない。
（ サミュエル・クラーク ）
74.
キリスト教道徳は奴隷の道徳、弱者の道徳である。
生の拡大を妨げ、本能の発揮を抑え、人間を萎縮させ、退化させる道徳である。
（ ニーチェ ）
75.
自信は成功の第一の秘訣である。
（ エマーソン ）
76.
どんな時でもそうだが、
今度もたいへん良い機会だ。
それをどう扱うかさえ知っていれば。
（ エマーソン ）
77.
遠からず君はあらゆるものを忘れ、遠からずあらゆるものは君を忘れてしまうであろう。
（ アウレリウス ）
78.
汝の馬車を星へつなげ。
（ エマーソン ）
79.
一つも馬鹿なことをしないで生きている人間は、彼が自分で考えているほど賢明ではない。
（ ラ・ロシュフコー ）
80.
神より賦与されたる人生は短きも、楽しく送りし人生の記憶は永遠なり。
（ キケロ ）
81.
もっぱら機械との接触に熱中することから、事務屋のこじつけとでも呼べるものが生じる。
すなわち、個人および社会が、まるで魂も生命もないものであるかのごとく扱われ、事務屋が、まるで神的な存在であるかのごとく扱われるのである。
（ バートランド・ラッセル ）
82.
節制と労働が人間にとって最良の薬である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
83.
恋愛は掟を関知せず。
（ ポエティウス ）
84.
すべての人が幸福になるまでは、
だれも完全に幸福にはなり得ない。
（ ハーバート・スペンサー ）
85.
人間は生まれながらにして自由である。
しかし、いたるところで鎖につながれている。
自分こそが主人だと思っている人も、実は奴隷であることに変わりはない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
86.
女というものは、目の前を通った他の女が自分に注目したかどうかを直感的に悟る術を心得ている。
というのも、女がその身を飾るのは、男に媚びるためではなく他の女たちに誇るためだからである。
（ キルケゴール ）
87.
自分がもし他の人々よりも賢いとすれば、
それは自分が無知であることを自覚しているからだろう。
（ ソクラテス ）
88.
青年は熱い血によってその趣味を変え、老人は習慣によってその趣味を保つ。
（ ラ・ロシュフコー ）
89.
慎重な人は自分のために良いことをなし、徳のある人は人のために良いことをなす。
（ ヴォルテール ）
90.
人をだまそうと考えている時ほど、人にだまされることはない。
（ ラ・ロシュフコー ）
91.
貧しさは貧しいと感じるところにある。
（ エマーソン ）
92.
私は物体である。
そして私は思惟(しい)する。
それ以上の事を私は知らない。
（ ヴォルテール ）
93.
一番大切なことは、
単に生きることではなく、
善く生きることである。
（ ソクラテス ）
94.
頼むから静かに死なせてくれ。
（ ヴォルテール ）
95.
より大きな河を以前見たことのない者には、どんな河でも一番大きな河に見えるものであり、樹にしても、人にしても巨大に見えようし、あらゆる種類のものでも、誰でも一番大きいと思って見たものはすべて、これ巨大なものと想像するものである。
（ ルクレティウス ）
96.
我々は一人で世の中を歩いている。
我々が望むような友情は夢であり、寓話である。
（ エマーソン ）
97.
借財は底なしの海なり。
（ キケロ ）
98.
行動するキッカケを逃すな。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
99.
成功したいと望んでいる者は、心の安静、自己自身および他人に対する精神の平和、また多くは自尊心をも、放棄せねばならぬだろう。
（ カール・ヒルティ ）
100.
希望を持たずに、私達は欲望の中に生きている。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
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