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哲学者・思想家の名言
☆ １月２日 ☆
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1.
閑暇は哲学の母。
（ トマス・ホッブズ ）
2.
私の実際的な読書の法則は三つある。
１．一年を経過していない本はどれも読まないこと。
２．有名な本のほか読まないこと。
３．好きな本のほか読まないこと。
（ エマーソン ）
3.
渇きは飲物によって、欲望の熱は征服の満足によって癒される。
（ アミエル ）
4.
「情熱」の不断の生殖により、一つの「情熱」の消滅はもう一つの「情熱」の出現につながっている。
（ ラ・ロシュフコー ）
5.
友人がいなければ、誰も生きることを選ばないだろう。
たとえ、他のあらゆるものを持っていても。
（ アリストテレス ）
6.
寝床につくとき、翌朝起きることを楽しみにしている人は幸福である。
（ カール・ヒルティ ）
7.
子供はすべて外国人だ。
（ エマーソン ）
8.
書物を読むということは、
他人が辛苦(しんく)して成し遂げたことを、
容易に自分に取り入れて、自己を改善する最良の方法である。
（ ソクラテス ）
9.
文明人は鉄道客車をつくったが、
自己の足を使うことを失った。
（ エマーソン ）
10.
流行を避けるのは、流行に迎合するのと同じくらい弱いことである。
（ ラ・ブリュイエール ）
11.
言葉の中に、話し手の心の状態と人格と気質が見える。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
12.
人間だけがこの世で苦しむため、笑いを発明するほかなかったのだ。
（ ニーチェ ）
13.
無人島で紳士たり得る人は、
真の人なり。
（ エマーソン ）
14.
自国が決していっそう強大にも弱小にも、富裕にも貧乏にもならないことを欲する人こそ、世界の市民であるといえよう。
（ ヴォルテール ）
15.
歳をとった人と、若者とがお互いに理解しあうことは、難しいことである。
年寄りは若い頃を体験しているからまだしも、若者は年寄りの体験がないから、年寄りの苦労が理解できない。
（ タタルケビッチ ）
16.
人生の舵取りは、金庫の数字合わせのようなものである。
つまみをひとひねりしても、金庫が開くことは稀である。
前進と後退のそれぞれが、目標へ向かう一歩なのだ。
（ エリック・ホッファー ）
17.
幸福はつねに外に現る。
単に内面的なことであるというような幸福は真の幸福ではない。
（ 三木清 ）
18.
人間は一日中自分が考えている通りの者になる。
（ エマーソン ）
19.
教師の側から知識を授けるよりも、まず知識を求める動機を子供たちが持つように仕向ける。
そのような学校が、真の学校である。
（ ジョン・デューイ ）
20.
男は女同士の憎悪の原因である。
（ ラ・ブリュイエール ）
21.
健やかに死ぬ方法を知らない者は病的に生きることとなろう。
（ セネカ ）
22.
忍耐し時間をかければ、力や怒りがなす以上のことができる。
（ ラ・フォンテーヌ ）
23.
親の愛は下るばかりで上ってこない。
（ エルヴェシウス ）
24.
「名誉を軽んぜよ」と書物に書く人も、我が名を書物に記す。
（ キケロ ）
25.
愛せよ、さらば汝も愛されん。
およそ愛は代数方程式の両辺のごとく数学的に公正なり。
（ エマーソン ）
26.
人間の細部において個別に判断する者こそ、最も真実を言い当てるだろう。
（ モンテーニュ ）
27.
私の精神は足で揺さぶってやらないと、よく働かない。
（ モンテーニュ ）
28.
あなたの敵から目を離さないように。
あなたの欠点を最初に見つけてくれる人だから。
（ アンティステネス ）
29.
善は偉大さの中にないが、偉大さは善の中にある。
（ ゼノン ）
30.
人生は闘争にして、また過客の仮の宿なり。
（ アウレリウス ）
31.
富は良心をもたらさない。
しかし良心は、富ばかりでなく、望まれるもの全てを、個人にも国家にももたらすのである。
（ ソクラテス ）
32.
偽りは、それ自体において悪しきもの、非難されるべきものであり、素直さは高貴で賞讃に値する
（ アリストテレス ）
33.
最高の善は快楽、最大の悪は苦痛なり。
（ エピクロス ）
34.
最も優れた人々は、はかない物事を捨て去り、永遠の栄光を選ぶ。
しかし、多くの人々は、家畜のように腹一杯食べることを選ぶ。
（ ヘラクレイトス ）
35.
美しいという感じと、美しいという意味は、どっちが先にあるものだろう。
美しいという言葉は、美しいという感じにつけられた名前なんだろうか。
名前と事柄とは、どっちが先なんだろうか。
（ 池田晶子 ）
36.
教育は青年にとっては気品、老人にとっては慰め、貧者(ひんじゃ)にとっては富、金持ちにとっては飾りである。
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
37.
最大の富は自足である。
自足の最大の果実は、他に頼る必要のないことだ。
（ エピクロス ）
38.
いかなる場合にても、喜び大なれば大なるほど、それに先立つ苦しみもまた大なり。
（ アウグスティヌス ）
39.
浮世の名声は、今こなたに吹き、今かなたに吹き、そのところを変えるによりて名を変えうる風の一息にほかならず。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
40.
生への畏敬は、戦争での殺戮(さつりく)を前にしての戦慄(せんりつ)の中においても、確かに嘘ごとではない。
（ カール・ヤスパース ）
41.
本当の親切ほどまれなものはない。
人に対して親切なつもりでいる人は、通常ただ人を喜ばせようとする心か、さもなければ弱い心しか持っていない人だ。
（ ラ・ロシュフコー ）
42.
人間の欲望は他者の欲望である。
（ ジャック・ラカン ）
43.
神が存在すると思わざる人は、自己を偽るものなり。
たとえかかることを絶えず確信しても、日夜不安になるがゆえなり。
（ セネカ ）
44.
ねたみは憎しみよりも始末に負えない。
（ ラ・ロシュフコー ）
45.
人間は物を信じやすい。
信じる物を持たないではいられない。
信じるべき良い理由が無ければ悪い理由でも満足する。
（ バートランド・ラッセル ）
46.
すばらしい英知は、
極度の無知と同じく、狂愚として非難される。
（ ブレーズ・パスカル ）
47.
人間は今や、彼らの用いている道具の道具になってしまった。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
48.
平和は戦争よりもよい。
というのは、平時において息子たちは父親たちを埋葬し、戦時において父親たちが息子たちを埋葬するからである。
（ フランシス･ベーコン ）
49.
人に悪人のレッテルを貼ることには、その人が悪人であるよう期待し、実際にそうなるよう促す効果があります。
（ 大城信哉 ）
50.
運命を信じれば、運命が決まる。
自由を信じれば、無限の可能性が生まれるだろう。
（ アイン・ランド ）
51.
常に称賛を要求するような神の存在を私は信じることができない。
（ ニーチェ ）
52.
隣人の破産は敵をも味方をも歓ばす。
（ ラ・ロシュフコー ）
53.
恐れるということほど、恐るべきものはない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
54.
富は消費するためにある。
消費する目的は、名誉と善行である。
（ フランシス･ベーコン ）
55.
やっかいなのは恐怖心そのものだけだ。
（ フランシス･ベーコン ）
56.
多すぎる休息は、少なすぎる休息と同じように疲労させる。
（ カール・ヒルティ ）
57.
私たちの全ての不幸は、私たちが独りでいられないところから生じる。
（ ラ・ブリュイエール ）
58.
国民的道徳が
宗教的原理を排除しても維持できるとは、
頭で考えても、経験からしても、思えない。
（ アレクサンダー・ハミルトン ）
59.
冗談に本気を混ぜて変化をつけるのは、よいことである。
（ フランシス･ベーコン ）
60.
懐疑とは方法である。
（ デカルト ）
61.
人間の偉大さは、自分の惨めさを知っているという点にある。
樹木は自分の惨めさを知らない。
（ ブレーズ・パスカル ）
62.
雄弁家たちは功名心にかられやすい。
なぜならば、雄弁は彼ら自身にも、またほかの人々にも英知に見られるからである。
（ トマス・ホッブズ ）
63.
希望はある種の白昼夢である。
（ アリストテレス ）
64.
希望を持たずに、私達は欲望の中に生きている。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
65.
希望が逃げていっても、勇気を逃がすな。
希望はしばしば我々をあざむくが、勇気は力の息吹である。
（ フリードリッヒ・ブーテルベーク ）
66.
人間を判断するのに、その人の偉大な特質によるべきでではなく、（その人が）それをどのように運用するかを見るべきである。
（ ラ・ロシュフコー ）
67.
人生とは、その人が毎日考えている通りのものである。
（ エマーソン ）
68.
今日では世の中の動きがあまりに早すぎて、できないという言葉はそれを為す人によって中断される。
（ エマーソン ）
69.
健康には自由がある。
健康は、すべてにおいて自由をもたらす、第一のものである。
（ アミエル ）
70.
誰でも、恐れていることと願っていることを、やすやすと信じてしまう。
（ ラ・フォンテーヌ ）
71.
多くの宗教が互いに相反しているのをみる。
だから、ひとつを除いて、他はみな虚偽である。
どの宗教も、それ自身の権威に基づいて（人に）信じられることを欲し、不信仰者をおびやかす。
（ ブレーズ・パスカル ）
72.
愛らしさのない美は、餌のない釣り針である。
（ エマーソン ）
73.
ある程度の年齢になると、人生とは、自分の考え方しだいで変えられるものだということが分かる。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
74.
人間は弱者にして堕落させる存在であり、相争い、かつ世界の秩序を非難し、己を改変するよりも神を変えんとす。
（ セネカ ）
75.
敵がほしければ、味方より偉くなればよい。
味方がほしければ、味方を引き立ててやればよい。
（ ラ・ロシュフコー ）
76.
哲学は最高の文芸なり。
（ プラトン ）
77.
あなたを称讃する人々の価値の有無に重点を置くべきである。
悪から称讃されないことこそ、真の価値であるからだ。
（ セネカ ）
78.
革命は、成功するまではすべて失敗の連続である。
（ ローザ・ルクセンブルク ）
79.
正しく理解するなら、数学には真理だけでなく、最高の美しさ──彫刻芸術が持つような冷たく厳しい美しさ──もある。
（ バートランド・ラッセル ）
80.
力は常に快活さとともにある。
（快活さから生まれた）希望は、私たちに仕事をしようという気分を起こさせる。
（ エマーソン ）
81.
奇妙な奴だ、人間とは！
自分が持っている自由は決して使わずに、いつも、自分の持っていない自由を望む。
思想の自由を持ち、言論の自由を求めるのもそれだ。
（ キルケゴール ）
82.
不平は自信の欠乏であり、意志の薄弱である。
（ エマーソン ）
83.
ほとんどすべての人が小さな恩義に喜んで恩返しをする。
多くの人が中くらいの恩義を恩に着る。
しかし大きな恩義に対して恩知らずでない人はほとんど一人もいない。
（ ラ・ロシュフコー ）
84.
悲しむことはない。
いまの状態で何ができるかを考えて、ベストを尽くすことだ。
（ サルトル ）
85.
深く執着するものがある者は、死後自分の帰って行くべきところを持っている。
それだから死に対する準備というのは、どこまでも執着するものを作るということである。
（ 三木清 ）
86.
我々が災難に苦しんでいるとき、思慮なく我々にうるさく迫る慰めは、我々の悲しみをいっそう激しくするのに役立つのみである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
87.
見聞の広い者は多くのことを知っている。
（ ラ・フォンテーヌ ）
88.
ありのままに見、あるがままに行動できる者を勇者と呼ぶ。
（ チャールズ・エバレット ）
89.
人間とは、自分の運命を支配する自由な者のことである。
（ カール・マルクス ）
90.
気まぐれな読書は喜びを与えてくれるが、
有益なものとするには注意深い指導が必要だ。
（ セネカ ）
91.
面倒な養生のおかげで
やっと自分の健康を保っているのは、
何かやりきれない病気を患っているようなものである。
（ ラ・ロシュフコー ）
92.
もし私たちが、
軽蔑する人の表現の自由を信じないなら、
表現の自由を全く信じていないのだ。
（ ノーム・チョムスキー ）
93.
すべての定義が失敗するほど、人間は幅広く、多岐多様なものである。
（ マックス・シェーラー ）
94.
運命は、志のある者を導き、志の無い者を引きずっていく。
（ セネカ ）
95.
大臣でなければ、ただの愚か者にすぎない者が、大人物で通っている。
（ エルヴェシウス ）
96.
物が変わるのではなく、我々が変わるのである。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
97.
船荷のない船は不安定でまっすぐ進まない。
一定量の心配や苦痛、苦労は、いつも、誰にも必要である。
（ ショーペンハウアー ）
98.
生物の存在するところに、
すべて権力に対する欲求がある。
（ ニーチェ ）
99.
最も良い作家とは、文学者であることを恥ずかしく思っている人間だ。
（ ニーチェ ）
100.
細部を気にしていると、人生は少しずつ浪費されてゆく。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
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