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老い・年をとることの名言
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1001.
エスプリ（＝エスプリ精神）の欠点は顔の欠点と同じで、年をとるほどひどくなる。
（ ラ・ロシュフコー ）
1002.
少年期と老年期には、人は社会の負担であるのだから、壮年期にあってまで、人に迷惑をかけるようではいけない。
（ 佐藤喜一郎 ）
1003.
愚者のみが、死を恐れるあまり齢を重ねんとす。
（ デモクリトス ）
1004.
男は自己の感じているほどの年であり、女は見かけほどの年なり。
（ セネカ ）
1005.
人々は青年時代、いや白髪頭になった後でも少年期を脱しない。
（ セネカ ）
1006.
男は年をとると与えるものがなくなり、ただ受け取るばかりだ。
恋人を愛するにも、恋人の裡にある自分を愛する。
若い頃には自分の裡(うち)にある恋人を愛する。
（ バルザック ）
1007.
高齢者時代を支えるのは、高齢者です。
（ 永六輔 ）
1008.
若い人たちは誠実になろうと欲するが、そうはできない。
老いたる人たちは不誠実になろうとするが、そうはできない。
（ オスカー・ワイルド ）
1009.
我々は年をとるにつれて、心に巣くう悪が若返ってくる。
（ フィンランドのことわざ ）
1010.
僕はもうすぐ60才。
物忘れがひどくなってきた。
これは「結構良い」なと。
お陰でこだわることが出来なくなってきた。
軽くなった。
（ 細野晴臣 ）
1011.
私が二十歳の頃に七十歳っていうのは、もう人間とは思っていなかった。
私が七十歳になって二十歳を見ていると、あれは人間じゃないね。
（ 永六輔 ）
1012.
昔はね、呆(ぼ)けるほど長く生きなかったの。
（ 永六輔 ）
1013.
けふ（＝きょう）はえびのように悲しい
（ 室生犀星 ）
1014.
年とったから遊ばなくなるのではありません。
遊ばなくなるから年をとるのよ。
（ ヘレン・ヘイズ ）
1015.
やっといま人生が分かったと思う時、自分は溌剌(はつらつ)として草や木の生い繁る森からもう出はずれる所へ来ている。
（ 伊藤整 ）
1016.
老いる身に道がある。
病む身に意味がある。
死ぬ身に涅槃(ねはん)がある。
（ 作者不詳 ）
1017.
年をとる。
それはおのれの青春を、歳月の中で組織することだ。
（ ポール・エリュアール ）
1018.
じぶんというものが一人に返されてはじめて、ほんとうに本への欲求というものがじぶんのなかに切実な思いとしてでてくる。
（ 長田弘 ）
1019.
長い人生を営々と歩んできて、その果てに老耄(ろうもう)が待ち受けているとしたら、人間は何のために生きたことになるのだろう。
（ 有吉佐和子 ）
1020.
時間をぜんぜん消費しなければ、年において若くとも、時間においては老いていることもありえる。
（ フランシス･ベーコン ）
1021.
おばあさんのいる動物は
ヒトのほかには、
ゴンドウクジラだけだそうです。
（ ひろさちや ）
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