人間は生きてきたようにしか生きていけないのよね。
老人ホームにいると、これを痛感しますね。 永六輔[えい・ろくすけ]
(放送作家・作詞家・エッセイスト、1933〜) 『沈黙は金曜日』 1.
私が二十歳の頃に七十歳っていうのは、もう人間とは思っていなかった。私が七十歳になって二十歳を見ていると、あれは人間じゃないね。 (永六輔) 2. あなた自身がもっと大きくならないといけません。あなたが大きくなった分、世界は拡がります。 (漫画『コンシェルジュ』) 3. 道徳的な詩だとか、不道徳的な詩だとか、語るべきではない。詩は、うまく書かれているか、それともまずく書かれているか、そのどちらかでしかない。 (ワイルド) 4. みんな思い出も必要なのよ。いい思い出がなければ、人生はけっこう味気ないものになるわ。 (漫画『スヌーピー』) 5. 金持ちの心はいつも疲れている。 (アラブの格言) 6. 習慣を自由になし得る者は人生において多くのことを為し得る。習慣は技術的なものである故(ゆえ)に自由にすることができる。 (三木清) 7. 人間を四六時中脅威にさらす危険には、人間はさして注意せず。 (ホラティウス) 8. 恋と同じで、憎悪も人を信じやすくさせる。 (ルソー) 9. 人間の心の一番奥底にあるのは、人に喜ばれたいという渇望だ。 (ウィリアム・ジェームズ) 10. 期待をするから失望が生じるのだ。 (村上春樹) ![]() |