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201.
年を取るにつれて、
私たちの身体は短くなり、
話は長くなる。
（ ロバート・クイレン ）
202.
もの忘れ　日々感動で　新鮮だ
（ 下田祐子 ）
203.
周りの人からから「お若く見えますね」と言われるようになったら、もうあなたは若くない。
（ ワシントン・アーヴィング ）
204.
心優しくあたたかい男性こそが、
真に男らしい頼りになる男性なのだと気づくとき、
たいていの女はもうすでに年老いてしまっている。
（ 漫画『ベルサイユのばら』 ）
205.
どうしても慣れなければ、とうていこの世の中を生きていけない二つのものがある。
歳月による損傷と、人間の不正とが、それである。
（ シャンフォール ）
206.
若い医者と老いた散髪屋には気をつけろ。
（ ベンジャミン・フランクリン ）
207.
老人になったときに──
見せるべきものをもっているか。
語るべきものをもっているか。
伝えるべきものをもっているか。
このうち、ひとつでももっていればいいのです。
（ 永六輔 ）
208.
老人は、得てして
自分たちの過去の過ちを棚に上げて、
すぐむきになって
若い人たちを非難する
悪いくせがございます。
（ 加藤道夫 ）
209.
年を重ねることの良さは、人生において何が重要で、何が人生を明るくするものか、何が取るに足らないものであるかを、徐々に学べることである。
（ 作者不詳 ）
210.
「お若く見えますね」と言われたら、「年をとったな」と言われていると思え。
（ ワシントン・アーヴィング ）
211.
老年は山登りに似ている。
登れば登るほど息切れするが、
視野はますます広くなる。
（ イングマール・ベルイマン ）
212.
年をとったら、
転ばない、風邪ひかない、食いすぎない。
これで十年は長生きします。
（ 永六輔 ）
213.
自己イメージは、変えられる。
そして人間が自身の自己イメージを変え、より生産的で、より創造的な新しい人生をスタートさせるために、若すぎるとか年をとりすぎているなどということは、決してない。
（ マクスウェル・マルツ ）
214.
老害に年齢は関係無い。
年老いた結果害でしか無い人間を老害と呼ぶが、
それは十四歳の人間が十歳の新入りに
「あの子調子乗ってない？」
とほとんど根拠無く難癖をつけ出したとたん、
十四歳であろうが老害の仲間入りなのだ。
（ 綿矢りさ ）
215.
若い女は美しい。
しかし、老いた女はもっと美しい。
（ ホイットマン ）
216.
君は自分を傷つけたおんなを殺すことは許されていない。
だが、おんなは一分ごとに年をとっていくものだ、と思考することは一向に禁じられてはいない。
こうして君は、一日に千四百四十回も仕返しができるというものだ。
（ ジャムラック・ホロボム ）
217.
（人間も含め）すべてのものは、年季が入ってくるに従って特別な取り扱いが必要になります。
でも、古くなればなるほど、それにはそれなりの味わいと美しさが出てくるのです！
（ ビバリー・ジェミニアーニ＆キャロル・クライン ）
218.
年寄りは健康食品など食べるべきではない。
むしろ、手に入る限りの保存料を摂取すべきである。
（ ロバート・オーベン ）
219.
僕は自分をベテランとなんか思っていないんです。
年をとったからベテランというのはおかしいと思いませんか。
（ 下條正巳 ）
220.
若い時の怠(おこた)りは、
後年(こうねん)の窮乏を生む。
（ 中国のことわざ・格言 ）
221.
結婚して子供を生み、そして子供に背(そむ)かれ、老いてくたばって死ぬ、そういう生活者をもしも想定できるならば、そういう生活の仕方をして生涯を終える者が、いちばん価値ある存在なんだ。
（ 吉本隆明 ）
222.
年相応なんていうのは（自分の中には）無いんです。
あるのは、自分らしさしかない。
（ 郷ひろみ ）
223.
とにかく何歳になっても、
自分の夢を諦めてはダメだ。
（ ジョージ・フォアマン ）
224.
高齢者と老人は違います。
高齢者は数字で示せますが、老人は数字ごときでは示せない深いものです。
（ 永六輔 ）
225.
（孤独死の人に対して）「どんな気分だったんだろう。
　ひとりでさぞつらかっただろう」などと想像を膨らませては「本当に気の毒」と哀れみ続けるのは、同情というよりはもはや怖いもの見たさや下世話な好奇心に近いのではないか。
（ 香山リカ ）
226.
知らない間に人は老いて、
何も達成せずに終わる。
（ 漫画『スヌーピー』 ）
227.
年齢とは、感覚の問題であって、年月の問題ではない。
（ ジョージ・ウィリアム・カーティス ）
228.
権力も金もない若い人間が、年寄りに勝つにはどうすればいいのか。
それは、こちらの得意なフィールドで勝負することだ。
（ 堀江貴文 ）
229.
人間、元気な時にやっておくことがある筈です。
元気がなくなってから、あわてないようにしよう。
（ 永六輔 ）
230.
明日には　私も偽善の旗を　降ろすとしよう
半白の髪を　葡萄(ぶどう)の酒に　捧げようぞ
私の人生の時も　はや七十
いま自ら愉(たの)しまずして
いったい　いつ愉しむのだ？
（ ウマル・ハイヤーム ）

231.
老人と暮らしていない若者が増えたのが、老人に対する思いやりがなくなった原因です。
あいつらは老人の衰え方を日常的に見てないから理解できないんです。
（ 永六輔 ）
232.
美しく死ぬのは、さほど難しいことではない。
しかし、美しく老いることは至難の業(わざ)だ。
（ アンドレ・ジッド ）
233.
青年時代は人生で最も幸福な時代であるという信念は、
誤った考えの上に成り立っている。
最も幸福な人間は、
最も味わい深い考え方をする人間のことである。
だから人間は年をとるにしたがって、
ますます幸福になっていく。
（ ウィリアム・ライアン・フェルプス ）
234.
若い時は、人間いかに生きるかということを考えますよね。
年をとると、いかに生きるかではなくて、いかに死ぬかということを考えるようになりますね。
（ 永六輔 ）
235.
何でも自分でできる事が
「自立」ではありません。
「あれはできるけど、これはできないから、あなた助けて」と、
ちゃんと言える。
これが自立だと思います。
（ 羽成幸子 ）
236.
名前を知らない花が咲いていたとする。
一、きれいだなと思う人。
二、きれいだなと思い、何の花だろうと思う人。
三、きれいだなと思い、何の花だろうとすぐ調べる人。
三番目の人は絶対にぼけません。
ぼけるのは花に気がつかない人です。
（ 永六輔 ）
237.
老人に優しいとか、地球に優しいって言葉は、なんだか怪しいと思わないかい。
だってどう考えたって優しくないんだから。
（ 永六輔 ）
238.
若さとは、年齢ではない。
（ パブロ・ピカソ ）
239.
年を重ねると大切になるのは、今を精一杯生きること。
過去に留まらないで、未来のことを考え過ぎないで。
まだ起きてもいないのに。
ただ今を生きるのよ。
（ オリヴィア・ハッセー ）
240.
老人は老人らしく、青年は青年らしくあることがふさわしい。
老成した青年や、脂ぎった老人などは気味も悪いし、味気もない。
（ 杉山金太郎 ）

241.
記憶力の低下は、時に人生を楽しくする。
（ 七瀬音弥 ）
242.
今、新聞を熱心に読んでいるのは老人だ。
記者はそのことを忘れているぞ！
新聞社もそのことを忘れているぞ！
（ 永六輔 ）
243.
年と共に顔にしわはできますが
心の中にしわは作りたくありません。
心の中にしわができたとき
人間は感動しなくなるのでは
ないでしょうか──
（ 相田みつを ）
244.
高齢者が増えているのをみると、一種の難民だね。
（ 永六輔 ）
245.
引退してはいけない。
ウィンストン・チャーチルの名言をもじって言ってみよう。
「決して、決して、決して引退してはいけない。
　仕事を変えるのも、
　まったく違うことをやってみるのもいい。
　だが、決して引退はするな！」
（ ディービィッド・マホーニー＆リチャード・レスタック ）
246.
歳をとって幸福になったなどというのは、
六、七十歳ぐらいまでの話で、
八十歳をすぎると
なんでも平気な感じになってくる。
鈍感になったせいというより、
バカバカしいことを気にしなくなるわけだ。
（ 水木しげる ）
247.
雨の日には雨の日の
老の日には老の日の
おめぐみ
（ 東井義雄 ）
248.
年をとることにも一つの取り柄はあるはず。
それは、
年をとっても過ちは避けられないとしても、
すぐ落ち着きを取り戻すことができるということ。
（ ゲーテ ）
249.
女は年をとることなど恐くない。
ただ、（年をとって）男たちにどう思われるか、それが恐いだけだ。
（ ジャンヌ・モロー ）
250.
年を取らせるのは
肉体ではなくて心かも知れない。
心のわずらいと衰えが、
内側から体に反映して
みにくいしわやしみを作ってゆく。
（ 三島由紀夫 ）

251.
麒麟(きりん)も老いては駑馬(どば)に劣る。
（ 『戦国策』 ）
252.
個人を大切に考え、個人の持つ能力をできる限り発現するのをよしとする場合、結局のところは個人は死ぬのであるから、「己の死」ということをその考え全体の中に何らかの方法で位置づけることが必要である。
このことを忘れていると、その人間が元気なときはよいが、老いや死が近づいてきたときは、極めてみじめな思いをしなくてはならないだろう。
（ 河合隼雄 ）
253.
年老いた鳥は、穀粒(こくつぶ)を播いた罠にはかからない。
（ イギリスのことわざ・格言 ）
254.
たいていの人は年齢と共に退歩する。
としをとると自然に芸術が立派になって来る、なんてのは嘘ですね。
人一倍の修業をしなけれあ、どんな天才だって落ちてしまいます。
いちど落ちたら、それっきりです。
（ 太宰治 ）
255.
人の青春というものは、いくつもスペアのあるものだ。
年とってみるとそのことがよくわかる。
（ 田辺聖子 ）
256.
人が死ぬということは、周囲の人に何らかの傷を与えます。
たとえそれが老衰による死のように仕方ないものであってもです。
（ アルフォンス・デーケン ）
257.
本田技研って会社が今日あるのは、（仕事の）パートナーがよかったからってだけじゃない。
最大の理由は会社に若さがあったってことだろう。
（若い社員たちは）俺がどんなに叱ろうが、怒鳴ろうがびくともしない。
かえってやる気を起こすんだ。
これが年寄りばかりだったら、そうはいかないよね。
（ 本田宗一郎 ）
258.
年配者だけが仕切っている組織は、知識や経験が豊富で慎重に動きますが、そのぶん保守的で、思い切った行動はとれません。
（ アニメ『キャプテンアース』 ）
259.
人間、年をとることは自然なので、それが「老人問題」だと騒がれるのは、よくよく世の中がゆがんでいるからなのです。
（ 住井すゑ ）
260.
年を取るてえと、
旨(う)めえ物を食うより楽しみがないのに、
歯が悪くなるから、
だんだん旨めえ物がなくなっちまあ。
こんなべら棒な話ってあるかい。
（ 15代目 市村羽左衛門 ）

261.
若きにも年寄る心持もあり、
年は寄りても若き人あり。
（ 多胡辰敬 ）
262.
みなさん、
年をとると歌えなくなるのではなく、
歌わなくなるんでしょ。
（ 柳兼子 ）
263.
骨のある　人だが低い　骨密度
（ 静岡県の男性 ）
264.
老木の芽をいそげるをあはれみぬ
（ 富安風生 ）
265.
まだ何も知らないのが１８歳、
もう何も覚えていないのが８１歳。
（ 作者不明 ）
266.
恋で胸を詰まらせるのが１８歳、
餅で胸を詰まらせるのが８１歳。
（ 作者不明 ）
267.
三つのものが、取り次ぎもなく家に上がり込む。
借金、老い、そして死である。
（ ドイツのことわざ・格言 ）
268.
大部分の人たちの才能は、おしまいには一つの欠点となるものだ。
老人になるにつれて、この欠点はますます顕著になってくる。
（ サント・ブーヴ ）
269.
思想は本屋へいけば即座に手に入るが、
皺(しわ)を手に入れるのは
つらい時間がかかるものだよ。
（ 開高健 ）
270.
学ばざればすなわち老いて衰(おとろ)う。
（ 『近思録』 ）

271.
老いたる女性というものは存在しない。
全ての女性は、いくつになっても、
もし恋をするならば、
もし優しくあるならば、
男に無限の瞬間を与える。
（ ジュール・ミシュレ ）
272.
若い頃、僕の時間は未来へ向けて無限にあるように思えた。
今、僕は終末の時間から逆算する。
すると、人も風景も、そう、何もかもが違って見えてくる。
僕は、疾走する。
（ 蜷川幸雄 ）
273.
青春は単なる人生の花盛りではなく、来たるべき結実の秋への準備の季節である。
（ 竹越与三郎 ）
274.
この年になると、
じっとしているだけで、
うれしいことが向こうからやってくる。
（ 加藤楸邨 ）
275.
ため息を一回つくと三歳老ける。
一日三回感動すると若くいられるのよ。
（ 加藤シズエ ）
276.
人生の黄金時代は老いて行く将来にあり、過ぎ去った若年無知の時代にあるにあらず。
（ 林語堂 ）
277.
この年になると希望なんてあるわけがないよ。
瞬間瞬間を生きている。
だけど時に人生には素晴らしい瞬間もある。
（ 映画『ライムライト』 ）
（ チャップリン ）
278.
あらゆる昇るものは沈み、あらゆる成長には老いがある。
（ サルスティウス ）
279.
成功したければ、３人の老人の意見を聞け。
（ 西洋のことわざ・格言 ）
280.
真に結ばれた夫婦にとって、
若さの喪失ももはや不幸ではない。
ともに年老いることの楽しさが、
年老いる辛さを忘れさせてくれる。
（ アンドレ・モーロア ）

281.
年とった者も、若い者と同じように夢を持つことができる。
それに向かって励め。
（ ジョン・ハーシェル・グレン ）
282.
若いうちに流さなかった汗は、
年をとると涙に変わる。
（ 作者不詳 ）
283.
考古学者は女性にとって最良の夫である。
妻が年をとれば取るほど彼女に関心を持つようになる。
（ アガサ・クリスティ ）
284.
近頃の若い者に告げるが、
近頃の若い者云々(うんぬん)という中老以上の発言は、
おおむね青春に対する嫉妬の裏返しの表現である。
（ 梅崎春生 ）
285.
人は年と共に澄んでゆくものである。
（ 河上徹太郎 ）
286.
少年老い易く、学成り難し。
一寸の光陰軽んずべからず。
（ 朱子 ）
287.
老い行け。
最盛期はこれからだ。
「最後」のために「最初」が造られるのだから。
（ ロバート・ブラウニング ）
288.
予は老人が好きだ、また老人を尊敬する。
なぜなら、多難な人生を、おまえ達の年齢まで生きてきただけでも大変なものじゃないか。
生きてきたというだけでも充分に尊敬に値するが、また、悪行をやってきた者では、そこまでは無事でいるわけがない。
だから高齢者はすべて善民であり、人中の人である。
（ 曹操孟徳 ）
（ 『三国志』 ）
289.
我々の年齢は植物のそれである。
芽をふき、成長し、
花を咲かせ、しぼみ、
そして枯れる。
（ ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー ）
290.
老年の悲劇は、
老いているところにはなく、
まだ若いと思うところにある。
（ オスカー・ワイルド ）

291.
実(げ)に
無分別は青春につきもの、
分別は老熟につきものである。
（ キケロ ）
292.
人は歩みを止めたときに、そして挑戦をあきらめたときに、年老いていくのだと思います。
（ アントニオ猪木 ）
293.
「年を経るほど輝きは増すものだ」
「そんな見方もある」
「それこそ唯一正しい見方だ」
（ 映画『列車に乗った男』 ）
294.
他国の手本となる素晴らしい高齢化社会を実現することは、最大の国際貢献でしょう。
（ 伊藤助成 ）
295.
歳のとり方も、死に方も、初心者ばかりでベテランはいない。
（ 永六輔 ）
296.
度忘れ、もの忘れ。
そんなものは、ぼけのうちに入りません。
（ 永六輔 ）
297.
年を取ることは成熟すること。
そう信じられる時代が昔はあった。
今では、若いころ何に情熱を燃やしたのかさえ忘れ、ぼんやり生きている大人が大勢いる。
（ 辻井南青紀 ）
298.
人間は守りに入ると老化が始まると思ってる。
好奇心をなくしたり、リスクを避けようとしたら、危ないね。
（ 堀紘一 ）
299.
人間というのは、段々年をとると、停泊地が欲しくなるものである。
それは長い間に良く知り合った人であり、一番楽しい人である。
（ チャップリン ）
300.
六十歳は人生の花、
七十歳で迎えがきたら、
留守だといえ。
八十歳で迎えがきたら、
早すぎるといえ。
九十歳で迎えがきたら、
急ぐなといえ。
百歳で迎えがきたら、
ぼつぼつ考えようといえ。
（ 仙厓和尚［仙厓義梵］ ）

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