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401.
与えられた運命の風のまにまに身を任(まか)せ、そうして大事の一点で、ひらっと身をかわして、より高い運命を創(つく)る。
宿命と、一点の人為的なる技術。
（ 太宰治 ）
（ Dazai Osamu ）
402.
北風という寒さがあるから太陽という暖かさの恵みを知る。
人は２本の足で立ってどこへでも歩いていける。
でも、それを有り難いと思っている人は殆(ほとん)どいない。
当たり前だからで、何かで歩けなくなって初めてその有難味を知る。
北風の吹かない人生からは深い味わいが生まれないかもしれない。
（ 志茂田景樹 ）
（ Shimoda Kageki ）
403.
我々は花を散らす風において歓びあるいは傷むところの我々自身を見いだすごとく、ひでりのころに樹木を直射する日光において心萎（な）える我々自身を了解する。
すなわち我々は「風土」において我々自身を、間柄としての我々自身を、見いだすのである。
（ 和辻哲郎 ）
（ Watsuji Tetsurou ）
404.
批判は、あなたが飛び立てるように吹く「向かい風」
（ 本田健 ）
（ Honda Ken ）
405.
人の心は、実にたわいが無いものだ。
風に吹かれる葦(あ)しみたいに、右にでも左にでも、たやすく靡(なび)く。
（ 太宰治 ）
（ Dazai Osamu ）
406.
呼吸(いき)すれば、
胸の中(うち)にて鳴る音あり。
凩(こがらし)よりもさびしきその音(おと)！
（ 石川啄木 ）
（ Ishikawa Takuboku ）
407.
相手から、あまりしつこく口論を吹っかけられた場合には、屹(き)っとなって相手の顔を見つめ、やがて静かに、君も淋(さび)しい男だね、とこう言え。
いかな論客でも、ぐにゃぐにゃになる。
けれども、なるべくならば笑って柳に風と受け流すが上乗。
（ 太宰治 ）
（ Dazai Osamu ）
408.
生命(いのち)は
自分自身だけでは完結できないように
つくられているらしい
花も
めしべとおしべが揃っているだけでは
不充分で
虫や風が訪れて
めしべとおしべを仲立ちする
生命は
その中に欠如を抱き
それを他者から満たしてもらうのだ
（ 吉野弘 ）
（ Yoshino Hiroshi ）
409.
大多数の人間は、散り落ちる葉に似ています。
風に吹かれ、空中に舞い、ひらひらとよろめいて大地に落ちます。
（ ヘルマン・ヘッセ ）
（ Hermann Hesse ）
410.
風のなかを自由にあるけるとか、はっきりした声で何時間も話ができるとか、じぶんの兄弟のために何円かを手伝えるとかいうようなことは、できないものから見れば神の業(わざ)にも均(ひと)しいものです。
（ 宮沢賢治 ）
（ Miyazawa Kenji ）
411.
人間の幸せというものは、しみじみと、心の底から、ああ、いま、自分は生きているということを感じることだな。
そうすれば、自分のまわりのものが、草でも、木でも、風でも、陽の光でも、みんな違ったものに見えて来る。
（ 井上靖 ）
（ Inoue Yasushi ）
412.
心というものは、ただそこにあるものなんだ。
風と同じさ。
（ 村上春樹 ）
（ Murakami Haruki ）
413.
君子の徳は風、小人の徳は草。
（ 孔子・論語 ）
（ Koushi ）
414.
外へ出ましょう。
風に吹かれて下さい。
陽光を浴びて下さい。
人の視線を感じて下さい。
見知らぬ横丁に、心ときめかせて下さい。
何の用ももたず、おおそうだ、ハンドバッグももたず。
（ 田辺聖子 ）
（ Tanabe Seiko ）
415.
風というのは、風そのものを見ることはできんけれども、風がおこす現象を通じて、風の存在を知ることができるように、具体的なものを通じて、「はたらきそのもの」を我々は察するのや。
（ 米沢英雄 ）
（ Yonezawa Hideo ）
416.
あなたの方から見たら
ずいぶんさんたんたるけしきでしょうが
わたくしから見えるのは
やっぱりきれいな青ぞらと
すきとおった風ばかりです。
（ 宮沢賢治 ）
（ Miyazawa Kenji ）
417.
将棋にかぎらず、勝負の世界では、多くの人たちに、どれだけ信用されているか、風を送ってもらうかは、戦っていくうえでの大きなファクターであり、パワーを引き出してくれる源である。
（ 羽生善治 ）
（ Habu Yoshiharu ）
418.
散りゆく花は、風を怨もうとはしない。
花は自分にめぐまれただけの本分をはたして、しずかに散ってゆく。
（ 九条武子 ）
（ Kujou Takeko ）
419.
雲からも風からも
透明な力が
そのこどもに
うつれ
（ 宮沢賢治 ）
（ Miyazawa Kenji ）
420.
少数ながら星に似ている人があります。
固定した軌道を進み、どんな風(かぜ)にもとらえられません。
自分自身の中に法則と軌道を持っています。
（ ヘルマン・ヘッセ ）
（ Hermann Hesse ）
421.
寝ころべば鳥の腹みえ秋の風
（ 大木あまり ）
（ Ooki Amari ）
422.
みよしのを駆けるもののけ春一番
（ 大久保白村 ）
（ Ookubo Hakuson ）
423.
花の宿風が二階へ三階へ
（ 西村麒麟 ）
（ Nishimura Kirin ）
424.
北風よ起(おこ)れ、
南風よ來(きた)れ、
わが園を吹いてその香氣を揚げよ、
願くはわが愛する者のおのが園にいりきたりて
その佳(よ)き果を食はんことを
（ 『旧約聖書』 ）
（ Kyuuyaku Seisho ）
425.
秋風に草の一葉のうちふるふ
（ 高浜虚子 ）
（ Takahama Kyoshi ）
426.
私の幸福
求めることに倦(う)みはててより、
見いだすことを私は覚えた。
風に遮られてからというもの、
どんな風をも追い風にして
私は帆を張る。
（ ニーチェ ）
（ Nietzsche ）
427.
吹き渡ることをやめ
じっと動かない風
それはもう風ではなく
やがてきみを息つまらせる
単なる空気だ
（ 辻征夫 ）
（ Tsuji Yukio ）
428.
春風や頬にほんのり昼の酒
（ 荻原正三 ）
（ Hagiwara Shouzou ）
429.
一落花風をつかまへ舞ひ上がる
（ 河内静魚 ）
（ Kawauchi Shizuo ）
430.
ものの芽を風雨は育て且(か)つ傷め
（ 阿波野青畝 ）
（ Awano Seiho ）

431.
春風をさそひ街までおろし髪
（ 飛鳥もも ）
（ Asuka Momo ）
432.
秋風をそびらにいそぐ家路かな
（ 竹下しづの女 ）
（ Takeshita Sizunojo ）
433.
くるまつて光よ風よ春　春　春
（ 飛鳥もも ）
（ Asuka Momo ）
434.
ともかくも風にまかせてかれ尾花
（ 加賀千代女 ）
（ Kagano Chiyojo ）
435.
寒風に吹きしぼらるる思ひかな
（ 星野立子 ）
（ Hoshino Tatsuko ）
436.
夜ぞ深き葦を折りては北風叫ぶ
（ 竹下しづの女 ）
（ Takeshita Sizunojo ）
437.
春風のどこでも死ねるからだであるく
（ 種田山頭火 ）
（ Taneda Santouka ）
438.
風は季節や時間の動きと同義であった。
言いかえれば、風は自然の生成流転や生命時計の役割を荷っていることになる。
だから風のなかにいる虫は、花やすべての生きものたちの代表として、生命あるものを象徴しているのではあるまいか。
（ 穴井太 ）
（ Anai Futoshi ）
439.
秋たつや川瀬にまじる風の音
（ 飯田蛇笏 ）
（ Iida Dakotsu ）
440.
秋風やここは手ぶらで過ごす場所
（ 西村麒麟 ）
（ Nishimura Kirin ）

441.
秋風や眼中のもの皆俳句
（ 高浜虚子 ）
（ Takahama Kyoshi ）
442.
秋だけに限ったことではないが、
季節のかわりには
まず風の色から肌に何かふれて来る。
秋の風はなおさらだ。
（ 林芙美子 ）
（ Hayashi Fumiko ）
443.
あらゆる人間どもと
おれとのあいだにある、
この隙間風のような真空の感覚、
これはなんだろうか？
（ 山川方夫 ）
（ Yamakawa Masao ）
444.
いつか、遠くの街に行きたいな。
遠くの国の、見知らぬ景色の中にたたずんで、
広いところを眺めたい。
風に吹かれたい。
（ 銀色夏生 ）
（ Giniro Natsuwo ）
445.
芸人でも
早く人気が出て、偉くなる人ってえのは、
正(まさ)に地固めも何もしないで建てた建築と同じでね、
大風が吹いたり、
地震があったりしたら、
まったくもってこわいことで、
どうなってしまうかわかったものじゃない。
（ 6代目 三遊亭圓生 ）
（ Sanyuutei Enshou 6th ）
446.
子供は子供である限りの時期に於(おい)て、
揺籃(ゆりかご)で揺すられているような、
ぶらんこで風を切っているような、
一種の陶酔を覚えているのではないだろうか。
（ 福永武彦 ）
（ Fukunaga Takehiko ）
447.
人生は秋風に似ている。
暑い夏が終わって、一筋の秋風が吹いた時、何と有難く心強くああ生きてこそとなどと思うのである。
（ 星野椿 ）
（ Hoshino Tsubaki ）
448.
人間というものは生来(せいらい)、
風に舞う塵(ちり)のようなものであって、
本性においてから軽佻浮薄なのだ。
一つのことに縛(しば)られるのを好まない。
無理に縛りつけると、
まもなく狂ったようにして
縛(いまし)めをゆさぶり出す。
（ フランツ・カフカ ）
（ Franz Kafka ）
449.
障子にあたる小波(さざなみ)のようなこの頃（＝秋）の風は、
心細さも感じるが、
何か、大きな愉しみが来るような気がして、
早く秋になってくれるといいと
考えることがたびたびだ。
（ 林芙美子 ）
（ Hayashi Fumiko ）
450.
好きな言葉は、“Tomorrow is another day”（＝明日は明日の風が吹く）。
うまくいかない時は、自分にそう強く言い聞かせる。
次の日がもっと悪くなることもあるけれど、それでもいい。
自分にこの言葉を言い聞かせることで、なんとか夜を乗り越えるのだから。
（ ジェーン・バーキン ）
（ Jane Birkin ）

451.
秋風や酔ひざめに似し鯉の泡
（ 大木あまり ）
（ Ooki Amari ）
452.
刺にがし風邪に身ふるふなげきの日
（ 森川暁水 ）
（ Morikawa Gyousuru ）
453.
風渡るとき秋草の華やげる
（ 高木晴子 ）
（ Takagi Haruko ）
454.
ゆらゆらり手の平で知る初夏の風
（ 甲田夏湖 ）
（ Kouda Natsuko ）
455.
退屈をたのしみたい日は、
古本屋のある街へゆく。
雑然とならぶおびただしい本のあいだをさまよって、
知らない時代の知らない本のページに、
きみは、風の言葉を探す。
（ 長田弘 ）
（ Osada Hiroshi ）
456.
春風を飲み干すやうに笑ひけり
（ 篠崎央子 ）
（ Shinozaki Hisako ）
457.
秋風に和服なびかぬところなし
（ 島津亮 ）
（ Shimazu Ryou ）
458.
不易(ふえき)を知らざれば基(もと)立ちがたく、
流行を知らざれば風(かぜ)新たならず。
（ 松尾芭蕉 ）
459.
「現場」ということばは、
多かれ少なかれ、波風の立つことばだ。
ことがまるっきり平穏無事に進行しているときには、
私たちはこのことばを使わない。
（ 小田実 ）
（ Oda Makoto ）
460.
なぜ、風に翻弄される景色は、
見ても見ても見飽きないのだろう。
これは、
つつましく健気に
地球の生命を根幹から支えている空気が、
時にささやかに、時に凶暴に
自己をアピールする姿を
確認する充足感のようなものではないかしら。
（ 米原万里 ）
（ Yonehara Mari ）

461.
きっと人間には、
二つの大切な自然がある。
日々の暮らしの中でかかわる身近な自然、
それは何でもない川や小さな森であったり、
風がなでてゆく路傍の草の輝きかもしれない。
そしてもう一つは、
訪れることのない遠い自然である。
（ 星野道夫 ）
（ Hoshino Michio ）
462.
犬が寒風を除(よ)けて日向(ひなた)ぼっこをしているのを見ると、
酒を飲んでいる時の境地というものに就(つい)て考えさせられる。
そういう風にぼんやりした気持が
酒を飲むのにいいので、
自棄酒(やけざけ)などというのは、
酒を飲む趣旨から言えば
下の下に属するものである。
（ 吉田健一 ）
（ Yoshida Kenichi ）
463.
「現場」での人間の行為が
往々にして激しく波風を立たせるのは、
問題の解決を求めようとする彼、彼女の行為が、
「場」の解決させまいとする力と必然的にぶつかり、
それにさからうことになるからだ。
（ 小田実 ）
（ Oda Makoto ）
464.
少しくらいの濁りは、あった方がよろしい。
この世にあるものは、いかなるものも、必ず無駄なものが混ざっております。
なにも溶けていない水はない。
なんの匂いもしない風もありません。
それでも、それを綺麗な水といい、澄んだ空という。
（ 森博嗣 ）
（ Mori Hiroshi ）
465.
風は歌雲は友なる墓洗ふ
（ 岸本尚毅 ）
（ Kishimoto Naoki ）
466.
プール涸れ屋上の如し北風吹き
（ 秋元不死男 ）
（ Akimoto Fujio ）
467.
ありなしの簾(すだれ)の風を顧(かえり)みし
（ 高浜虚子 ）
（ Takahama Kyoshi ）
468.
吹雪く夜や甦るもの過去ばかり
（ 鈴木真砂女 ）
（ Suzuki Masajo ）
469.
やませ吹くこの世の虚実削ぎたてて
（ 佐藤鬼房 ）
（ Satou Onifusa ）
470.
稚児ゆりのうつむき咲きに風聖(きよ)ら
（ 佐藤鬼房 ）
（ Satou Onifusa ）

471.
秋風に話生まるゝまゝに話す
（ 稲畑汀子 ）
（ Inahata Teiko ）
472.
風のままに揺れ動く木の葉にとって、
風というものはもはや存在しない。
（ サン・テグジュペリ ）
（ Saint Exupery ）
473.
滴りのしづくの伸びに刻消ゆる
（ 中村汀女 ）
（ Nakamura Teijo ）
474.
滴りに見えゐし風も落ちにけり
（ 中村汀女 ）
（ Nakamura Teijo ）
475.
ふるさとの風の味して新茶かな
（ 今橋眞理子 ）
（ Imahashi Mariko ）
476.
干パンツ抜けて田螺(たにし)へ今の風
（ 秋元不死男 ）
（ Akimoto Fujio ）
477.
かなかなや故郷(こきょう)は風の沙汰(さた)なりし
（ 細谷てる子 ）
（ Hosoya Teruko ）
478.
風鈴のもつるるほどに涼しけれ
（ 中村汀女 ）
（ Nakamura Teijo ）
479.
草を吹き鉄管に入る秋の風
（ 秋元不死男 ）
（ Akimoto Fujio ）
480.
風涼し雀にまがふ一市民
（ 中村草田男 ）
（ Nakamura Kusatao ）

481.
よきしらせとは秋風の中に来る
（ 稲畑汀子 ）
（ Inahata Teiko ）
482.
春の雲結びて解けて風のまま
（ 今橋眞理子 ）
（ Imahashi Mariko ）
483.
思ひ出につながつてゆく春の風
（ 稲畑汀子 ）
（ Inahata Teiko ）
484.
荻(おぎ)の葉のそよぐ音こそ秋風の
人に知らるるはじめなりけり
（ 紀貫之 ）
（ Kino Tsurayuki ）
485.
年の夜やもの枯れやまぬ風の音
（ 渡辺水巴 ）
（ Watanabe Suiha ）
486.
どんな風が吹いても　負けない人になろう
それでも弱い奴　必ずいるもんだ
守ってあげましょう　それが強さなんだ
とにかく鍛えましょう　痛みをビビらずに
（ FEEL SO BAD ）
487.
人間を船にたとえると、九十五パーセントの人が舵(かじ)のない船に相当する。
「いつかは、豊かで繁栄した港に流れ着くだろう」という甘い希望を抱きながら、風と潮の変化のままに、手をこまねいて漂流している。
こんな船は、たいていは岩にぶつかったり、座礁したりして沈没してしまうものだ。
（ トーマス・カーライル ）
（ Thomas Carlyle ）
488.
どんなに香りの良い花があっても、その香りは、風に逆らっては進まない。
しかし、徳のある人の薫(かお)りは、風に逆らってでも進んでいく。
徳のある人は、すべての方向に薫る。
（ ブッダ［シャカ］ ）
（ Budda ）
489.
私は難局に立たされた場合、
まず心静かに時の至るを待つ。
そして冷静に風の行方(ゆくえ)を見きわめて
これの処置をとる。
（ 郷誠之助 ）
（ Gou Seinosuke ）
490.
心は見えないもので、心が動いた結果が見えるだけです。
つまり「風」のようなものですな。
風が強く吹けば森が大きく舞うように、心が大きく動くと人はそれだけ大きなコトをすることが出来るのです。
そして「心」は無限なのです。
素晴らしいと思いませんか？
人はあらゆることを可能にする力を秘めているのですよ！
（ 筑波さくら ）

491.
ある考えに支配されると、
どこへ行っても
その考えが表されているのに遭う。
風の中にまでその匂いが入っている。
（ トーマス・マン ）
（ Thomas Mann ）
492.
人の世の移り変わりは、
木の葉のそれと変りがない。
風が木の葉を地上に散らすかと思えば、
春が来て、蘇った森に新しい葉が芽生えてくる。
そのように人間の世代も、
あるものは生じ、あるものは移ろうてゆく。
（ ホメロス ）
（ Homeros ）
493.
女は、どんな微風にも曲がるが嵐に折れない蘆(あし)のようなものである。
（ ウエートリー ）
494.
人びとの苦しみには原因があり、人びとのさとりには道があるように、すべてのものは、みな縁(条件)によって生まれ、縁に滅びる。
雨の降るのも、風の吹くのも、花の咲くのも、葉の散るのも、すべて縁によって生じ、縁によって滅びるのである。
（ 『勝鬘経』 ）
495.
他力本願とは、見えざる手が世の中に存在するのを認めることなんです。
ヨットは自分で走っているように見えて、本当は風に走らされている。
でも、帆ぐらいは張っていないと、いくら風が吹いても走らない。
努力して帆を張ることはやるけれども、風がなければ俺は動けないよと、居直ってもいいんじゃないか。
（ 五木寛之 ）
（ Itsuki Hiroyuki ）
496.
止まぬ雨はないし、変わらぬ風もない。
（ 漫画『海皇紀』 ）
497.
蟻地獄松風(まつかぜ)を聞くばかりなり
（ 高野素十 ）
（ Takano Sujuu ）
498.
流れる風のように　こぼれる花のように　飾らない心でいたなら　本当の愛で　きっと満たされるよ
（ クロスチヒロ＆Misia ）
499.
おやすみ　赤ちゃん
木の上で　風が吹いたら
揺り篭揺れる
枝が折れたら　揺り篭落ちる
赤ちゃんも　揺り篭も
みんな真っ逆さま
（ 『マザーグース』 ）
（ Mother Goose ）
500.
風の強い日を選んで走れ！
（ 作者不詳 ）

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