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101.
過去と縁を切ることです。
息絶えた過去など、
死者の手にゆだねましょう。
（ ウイリアム・オスラー ）
102.
過去に溺れるな。
そして否定もするな。
それは一番簡単で楽な逃げ方である。
（ 近藤太香巳 ）
103.
生き残るための執念と
過去を捨て去る勇気が
いかに大切か。
（ 山田正彦 ）
104.
過去を忘れてはいけないが、
私達は過去に利用されてはならない。
（ アデム・デマチ ）
105.
人生は常に一回きりのプロセスだ。
それゆえ、未来は過去の反復ではありえない。
（ ウォルター・リップマン ）
106.
天才の特徴は、
見逃すべきものを知っていることです。
過去の誤り、苦情、苦痛を
あなたは忘れねばなりません。
（ ジョセフ・マーフィー ）
107.
恐れは今のものではなく、
今ではない、
過去と未来のものです。
（ 『ア・コース・イン・ミラクルズ』 ）
108.
未来に大きな足跡を残したいなら、
過去の大きな足跡を知らなければならない。
（ ルーカス・フォス ）
109.
他人の過去の過ちを許しなさい。
そして何よりもあなた自身を許しなさい。
（ シンディ・フランシス ）
110.
現在は過去以外の何ものも含んでいない。
そして、結果の中に見出されるものは、
すでに原因の中にあったものである。
（ アンリ・ベルクソン ）
111.
感謝は、
過去を意味あるものとし、
今日に平和をもたらし、
明日のための展望を創る。
（ メロディ・ビーティ ）
112.
過去に目を閉ざす者は、
結局のところ現在にも盲目となります。
非人間的な行為を心に刻もうとしない者は、
またそうした危険に陥りやすいのです。
（ リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー ）
113.
現在は過去が産んだ卵であった。
その殻の中に未来を有していたのだ。
（ ゾラ・ニール・ハーストン ）
114.
年忘れ過去は断片なるとき美
（ 池内友次郎 ）
115.
知恵は過去の抜粋だが、
美は未来の約束である。
（ オリバー・ウェンデル・ホームズ ）
116.
私は過去に対して罪悪感を感じている。
未来に対しては不安だ。
しかし現在なら行動できる。
今この瞬間に生きる能力は、精神的に健康であることの主たる要素だ。
（ アブラハム・マズロー ）
117.
我々の改革者たちは、「経験」に向かっては、お前はもうろくしているといい、「過去」に向かっては、お前は子供だという。
（ ジョセフ・ジュベール ）
118.
過去から引きずっていると思うどんな観念も、
あなたによって今つくられている。
（ バシャールの言葉 ）
119.
歴史は、
現在と過去との対話である。
（ E・H・カー ）
120.
過去に目を向ければ、
いまの自分がいちばん年老いているが、
未来に目を向ければ、
いまの自分がいちばん若いのである。
まったく年齢には関係ない。
（ 森村誠一 ）
121.
たいていの人はすでに死んでしまったような思考法で考え、表現しています。
過去の死者が、この世の人々の心を支配しているかのようです。
（ ジョセフ・マーフィー ）
122.
過去は過去、
償いをするエネルギーのある者には、
未来は残されている。
（ ブルワー・リットン ）
123.
過去にしがみついて、新しい考えや新しい挑戦を拒否してはいけません。
こうした後ろ向きな態度が、創造的なプロセスの本当の表現を邪魔し、精神的な無力感を誘発します。
そうなると、まるで真空の中に生きるのも同然で、精神がしおれ、立ち枯れ病になります。
そして実を結ぶことなく枯れてしまいます。
（ ブライアン・アダムス ）
124.
私は、何かにぶつかったとき、
あえて苦しかったころを思い出します。
心身をリラックスした状態におき、
目をつむり、
過去をひとつひとつ振り返る。
そして、「あれだけの苦労の中を私は生き抜いた。
　だから、これからもやっていける」
と自己確認して、未来への力としています。
（ 美輪明宏 ）
125.
過去の失敗という心の重荷を未来にまで持ち運ぶのは、ちょうど重い鉄棒を一日中肩にかついで、そのために疲労こんぱいしているようなものです。
（ ジョセフ・マーフィー ）
126.
過去はもはや存在せず、
未来は誰にもわからない。
（ デーヴィッド・グレーソン ）
127.
過去に遡りトラウマと言い出せば
自分の責任が曖昧になります。
ある意味都合が良い。
（ 岸見一郎 ）
128.
常識は、
過去における無数の非常識の試練を経て、
その結論として出来上がったものである。
（ 石川達三 ）
129.
現在と過去は共に未来の中に存在し、
また未来は過去の中に含まれている。
（ T・S・エリオット ）
130.
もしあなたの上司が、「昔はよかった〜」が口癖になっているなら、現在は自信を失ってきている証拠だ。
時代の変化についていけなくなったり、年を気にするようになったりして、辛い現実から逃れようとして過去に逃避する。
昔の自慢話をすることで、心の不安や葛藤から自分を守ろうとしているのだ。
（ 樺旦純 ）

131.
うらこひしさやかに恋とならぬまに
別れて遠きさまざまの人
（ 若山牧水 ）
132.
過去の若かりし頃の自分にすがりついて行くのか、
常に新しい発見を求めて行くのかっていう問題だ。
（ 忌野清志郎 ）
133.
日日(ひび)遠くして草青む涙あふる
（ 下村槐太 ）
134.
来し方はふりかへらざれ菊膾(きくなます)
（ 鈴木真砂女 ）
135.
過去未来そして現在霧去来(きょらい)
（ 稲畑汀子 ）
136.
遠きこと思へと飯の饐(す)ゆるなり
（ 岡本眸 ）
137.
浪費したものは、
かつて持っていたものであり、
与えたものは、
今でも持っているものである。
（ ラテンのことわざ・格言 ）
138.
過去は、
引きずるためにあるんじゃない。
（中略）きっと、過去の出来事は、
これから役に立つことなんだ。
（ 宇佐美百合子 ）
139.
諸君は又こういう事を考えてみないか。
混乱していない現代というものが、
嘗(かつ)てあったであろうか、
又将来もあるであろうか、と。
（ 小林秀雄 ）
140.
ただ単に現代に生まれたという理由で、
誰も彼もが、殆(ほとん)ど意味のない優越感を抱いて、
過去を見はるかしております。
（ 小林秀雄 ）

141.
青胡桃(あおぐるみ)これからの事過去の事
（ 半澤佐緒里 ）
142.
現在は移り変わる瞬間であり、
すでに過去は存在せず、
未来の見通しは暗く、疑わしい。
（ エドワード・ギボン ）
143.
どうすればいいのだ。
己（おれ）の空費された過去は？
（ 中島敦 ）
144.
前後を切断せよ、
みだりに過去に執着するなかれ、
いたずらに将来に未来を属するなかれ、
満身の力を込めて現在に働け。
（ 夏目漱石 ）
145.
過去は過去として葬らしめよ。
（ 志賀直哉 ）
146.
豊かで栄光ある未来を今計画しなさい。
将来のことでも、
それを実行するのはつねに今です。
今の努力が未来を作るのです。
過去に絶対戻れないように、
未来に追いつくことは永遠にできないのです。
すべては現在にあるのです。
（ ジョセフ・マーフィー ）
147.
私はこれだけのことを知っている
という高座からの文章を
世間ではよく見かける。
知識に頼りそれを振り回していると、
知識という「過去」の重みで、
文章を書くその人のいまの考えや姿が見えなくなる。
（ 荒川洋治 ）
148.
つらい、といっても
零落(れいらく)ほどつらいものがあろうか。
上る一歩は
荊棘(けいきょく)を踏んで汗だらけになろうとも、
望みというものが、上にあって引揚げる。
しかしきのうまでの栄華の夢を背に負うて、
真っ黒い明日のおそれを懐にいだいて、
ほとほと零落の坂を下って行く一歩一歩は
実に血涙である。
（ 徳冨蘆花 ）
149.
私の画業の歩みを振り返りますと、
苦しみ迷うことばかり多く、
自信や満足を抱いて過去の仕事に改めて接する
──というような心のゆとりはありません。
（ 山本丘人 ）
150.
今、為すべきことをやっていれば、過去は有用なときに取り出せる叡智の蔵になり得るだろう。
（ 志茂田景樹 ）

151.
瞬間でもない、
永劫でもない、
過去でもない、
一日がひとの人生をきざむ
もっとも大切な時の単位だ。
（ 長田弘 ）
152.
鯉のぼり忘れしことを思ひ出す
（ 大平保子 ）
153.
過ぎし日を重ねて楽し夜長かな
（ 宇多喜代子 ）
154.
自我が縮小しないため（＝縮小しないように）、
自我が容量を保つためには、
壺の花々みたいに、
想い出に水をやらねばならない。
そしてそのように水をやるには
過去の証人たち、つまり友人たちと
定期的に接触していることがどうしても必要だ。
（ ミラン・クンデラ ）
155.
流れゆくもの水になし猫柳
（ 深見けん二 ）
156.
成人の日の母たりしこと遥か
（ 今井千鶴子 ）
157.
二種類以上の問題を無理にかかえようとするな。
世の中には三種類も問題をかかえている人がある──
過去の問題のすべて、
現在の問題のすべて、
未来の問題のすべてを。
（ エドワード・エヴァレット・ヘイル ）
158.
過去の出来事を持ち出してこれが今の悩みの原因ですよという治療者に、
患者さんは依存してしまいます。
患者さん自身は何も言えないのです。
治療者から一方的にこうなんだと言われると、
依存関係になってしまう
（ 岸見一郎 ）
159.
過去に大きな出来事に遭遇した場合、その影響がまったくないとは言い切れません。
もちろんあるでしょう。
ただ、同じ出来事を経験したかたらといって、皆が同じようになるわけではない。
（ 岸見一郎 ）
160.
人は無邪気だった過去の自分や、もう取り戻せない大切なモノに触れると、涙が出るものなのだ。
（ 漫画『天才柳沢教授の生活』 ）

161.
長い時間が経過してしまうと、
過去の出来事は、
一まとめの記憶になってしまう。
報告書みたいに
序論があり、中身があり、結論がある。
（ 阿刀田高 ）
162.
あのことも遥かとなりし梅雨雫(つゆしずく)
（ 星野椿 ）
163.
朝顔の紺の彼方(かなた)の月日かな
（ 石田波郷 ）
164.
紅葉雨(もみじあめ)鎧の武者のとほき世を
（ 三橋鷹女 ）
165.
とかく過去の歴史はノスタルジーで美化されがちですが、
美化された幻想の過去をモデルに未来を決めるのは、
デタラメな設計図をもとに高層ビルを建てるくらいに危険な行為です。
（ パオロ・マッツァリーノ ）
166.
過去は幾重(いくえ)にも存在しています。
あなたはその内のたった一つの過去を体験しています。
今、この時点であなたの心の中の過去を変えることによって、
あなたは過去の性質だけでなく、
その影響も変えることができます。
それも、自分への影響だけでなく、
他人への影響をも変えてしまいます。
（ セス ）
167.
悲しい顔をして過去を覗(のぞ)くのはやめなさい。
過去は戻ってこないのですから。
賢明に現在を改善しなさい。
それが肝要なことなのです。
まだはっきりしない未来を恐れることなく、
男らしい勇気を持って進んで迎えなさい。
（ ロングフェロー ）
168.
過ぎたことは夢。
来るものは希望。
（ アラブのことわざ・格言 ）
169.
歴史は繰り返す。
最初は悲劇として、
二度目は笑劇(しょうげき)として、
過去の亡霊を呼び出し、
その由緒ある衣装に身を包み、
借りものの言葉を演じる。
（ カール・マルクス ）
170.
取り返しのつかない過去は
いったん「損切り」する勇気を持つことが、
合理的な判断を行う際には欠かせません。
（ 高城幸司 ）

171.
人間というものは
時の上にあるのだ。
過去というものがあって
わたしというものがあるのだ。
過去が現存しているという事が又
その人の未来を構成しているのだ。
（ 西田幾多郎 ）
172.
ただ過去と未来から脱却するだけで、
すばらしい創造力が生まれます。
（ オショー［オショウ］ ）
173.
私たちの全エネルギーは、過去と未来に閉じ込められています。
過去と未来から全エネルギーを解き放った時、すばらしい大爆発が起こります。
その爆発こそが創造力です。
（ オショー［オショウ］ ）
174.
（リラックスするには）
過去の体験の中でゆったりくつろいだときのことをイメージするのです。
イメージを描けば、
体験したときと同じようにゆったりした状態があらわれてきます。
はじめのうちは２０〜３０分かかりますが、
馴れてくると２、３分で、
いつでも、どんなところでも
ゆったりくつろいだ状態をつくれるようになります。
（ 保坂榮之介 ）
175.
彼は自由でなくなり、
定住してしまった。
もはやワシでもウサギでもなくなり、
家畜になってしまった。
外を歩きまわれば、
新しい放浪と新しい自由よりも、
過去のにおいや、
かつてのさすらいの記憶を求めた。
（ ヘルマン・ヘッセ ）
176.
俺達は常に新しい歌を作っているのに、
昔のヒット曲にしか自分を見いだせない輩(やから)がとても多いんだ。
誰かにまかせていたんじゃ、
過去の曲だけに流されてノスタルジーにされちまう。
（ 忌野清志郎 ）
177.
「未来とは何？」
「修正できると思っている過去！」
（ 7代目 立川談志 ）
178.
その人の学歴、経歴など
過去の既成概念にとらわれ、
能力を想定してしまわないように、
私は極力努力した。
あくまで現時点、将来にわたって
その人がどういう能力を発揮しうるか、
という観点のみから
人を見るように心がけてきました。
（ 本田宗一郎 ）
179.
思い出って嫉妬ぶかいものよ。
これから思い出したりなんかすると、たちまち過去が復讐しにやってくるんだわ。
（ 寺山修司 ）
180.
かたつむり日月(じつげつ)遠くねむるなり
（ 木下夕爾 ）

181.
今現在が肝心なのだ。
過去と未来を結ぶ懸け橋としてではなく、
その中身のために。
今という瞬間の中身は、
それを受け取る能力があればの話だが、
空を満たし、私たちのものとなり得る。
（ ダグ・ハマーショルド ）
182.
あなたが悲しいのが
わたしにもわかるのは
いつかのわたしが
あなただったときがあるから。
たくさんのいつかを背負って
今わたしもあなたも
ここにいるね。
（ さくらももこ ）
183.
依存するのは、未(いま)だに過去への判断を抜け出していないから。
（ チャック・スペザーノ ）
184.
人間は老化する動物だ。
だから、絶えず過去の出来事や覚えた知識を反復、反芻(はんすう)することが大切。
それがイメージを膨らませ、年老いてもクリエーティブな仕事をする源。
（ 糸川英夫 ）
185.
過去はすでに死んだものであり、
そして未来は頭の中の想像にすぎない。
（ ケン・ケイエス・ジュニア ）
186.
愛は時の威力を破り、
未来と過去とを、
永遠に結び合わせる。
（ ヴィルヘルム・ミュラー ）
187.
ある人々は、昔を振り返って、失った魔法の世界を懐かしむ。
ある人々は、喜んで、混沌とした過去にさよならを告げる。
ある人々は、あらゆる勇気をかき集めて、未来に臨む。
ある人々は、変化の可能性に胸を躍らせる。
そしてある人々は、石のように座りこんで、どちらの道も見ようとはしない。
（ マリオン・ウッドマン ）
188.
過去なんて、生者も死人もひきずるもんじゃない。
動けなくなるだけだ。
（ 漫画・アニメ『銀魂』 ）
189.
人生で、いちばん空しく、みじめなことは何でしょうか？
それは
「かつては……だった」
「かつては美しかった」
「かつては強かった」
「かつては有名だった」等々、
生きながら、
自分の長所に過去形を使うことです。
（ 三島由紀夫 ）
190.
過去や未来を考えずに生きることを、世間では刹那的な生き方などという。
しかし、時間と空間の枠の中に自分を押しこめて、わざわざ窮屈な思いをすることもないのだ。
老いを考え、死を思い、後生(ごしょう)を願うばかりが高齢期の人間の生き方でもあるまい。
（ 五木寛之 ）

191.
雲の峰わが若き日の亡霊よ
（ 八田木枯 ）
192.
過去の教訓と未来の夢と共に、
今に生きたい。
（ パウロ・コエーリョ ）
193.
未来の愛を過去の苦しみからジャッジするようなことはあってはならない。
（ パウロ・コエーリョ ）
194.
幼い頃や赤ん坊の時に人生が終わり、
今までの年月を生きてこなければよかったと思う人は
いないだろう。
過去がそうである以上、
未来も同じようになる可能性が高い。
（ デルモア・シュワルツ ）
195.
歴史は我々に対し、
非現在的であることを禁じている。
過去について我々が認めるものは、
廃墟であり、記念碑であり、
キッチュであり、
レトロであるにすぎない。
（ ロラン・バルト ）
196.
人間は自分自身の歴史を創るが、しかし、
自発的に、自分で選んだ状況の下で
歴史を創るのではなく、
すぐ目の前にある、与えられた、過去から受け渡された状況の下で
そうする（＝歴史を創る）。
（ カール・マルクス ）
197.
忘れないようにしていることがある。
（過去の出演作品と）同じ路線を走らないように注意しつつ、前進し続けるということ。
やりたいことはまだたくさんある。
ただ変化のない路線を進まないために、挑戦すべきことは何か、いつも考えている。
（ カトリーヌ・ドヌーヴ ）
198.
きのう知らなかったことを
きょう知る喜び
きのうは気がつかなかったけど
きょう見えてくるものがある
日々新しくなる世界
古代史の一部がまた塗り替えられる
過去でさえ新しくなる
（ 川崎洋 ）
199.
遠い過去の社会では、
作曲者は同時に演奏者であり、
聴衆がいたとしても、
それはいつでも立場を逆転しうる
一体のものであった。
音楽はつねに、
作り手、弾き手、聞き手の区別なく
存在していた。
（ 芥川也寸志 ）
200.
最先端にいるというのは、
未来に接続していながら、
自分が耕した過去にもつながっていることだ。
問われるのは
「過去を見るか、未来を見るか」である。
その選択によって、
現在の自分がもっとも若いのか、
もっとも年老いているのかが分かれる。
（ 森村誠一 ）

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