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哲学者・思想家の名言
☆ ６月１１日 ☆
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1.
自分が何か大切なことを成し遂げたいと考えているなら、他人が障害を取り除いてくれることを期待してはいけない。
（ シュバイツァー ）
2.
生死の不思議とは、実は「ある」と「ない」の不思議なんだ。
人は、「死」という言い方で、「無」ということを言いたいんだ。
でも、これは本当におかしなことなんだ。
「無」とは、「ない」とうことだね。
無は、ないから、無なんだね。
それなら、死は、「ある」のだろうか。
「ない」が「ある」のだろうか。
死は、どこに、あるのだろうか。
死とはいったい何なのだろうか。
（ 池田晶子 ）
3.
自分にとって自分の心の奥で真実だと思えることは、万人にとっても真実だと信じること、それが普遍的精神というものだ。
（ エマーソン ）
4.
雄弁とは、真実を相手が完全に理解できる言葉に翻訳する能力である。
（ エマーソン ）
5.
今の瞬間だけに生きよ！
（ アウレリウス ）
6.
たくさんのことを生半可に知っているよりは、何も知らないほうがよい。
（ ニーチェ ）
7.
雄弁とは、適切なことを言って、後は黙ることだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
8.
医者とは、ほとんど知識を持っていない薬を処方し、さらに少ない知識しか持っていない病気を治療し、全然知識を持っていない人間を健康にしようとする者のことである。
（ ヴォルテール ）
9.
汝がいっさいを屈服させんと欲せば、汝自身を理性に屈服せしめよ。
（ セネカ ）
10.
老齢は明らかに迅速なり。
我らに必要以上に迅速に切迫す。
（ プラトン ）
11.
偉人も小人も、同じ偶然、同じ不快、同じ情熱にみまわれる。
だが一方が車輪の端にいるのに対し、一方は車輪の中心にいるから、同じ動きでも振り回されることが少ないのである。
（ ブレーズ・パスカル ）
12.
眠りは、神からの唯一の無償の授かり物である。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
13.
希望とは、精神の持ち方、心の働きである。
……つまり、事態はいずれ好転すると確信することが希望ではない。
結果のいかんを問わず、理にかなうものはあくまでも理にかなっているのだという不動の信念こそ、希望なのだ。
（ バツラフ・ハベル ）
14.
自由な体以外に何も持たぬ者は、想像もつかぬほどの退屈に襲われる。
（ ラルフ・バートン・ペリー ）
15.
友達の友情が冷たくなったのを気づかないのは、こちらも友情がない証拠である。
（ ラ・ロシュフコー ）
16.
罪悪でありながら、その輝きや、その数や、その極度のために無罪となるものがある。
それのみか、栄誉となるものすらある。
だからこそ、公の盗みが有能とたたえられ、無法に諸州を奪うことが征服と称される。
（ ラ・ロシュフコー ）
17.
少年を暴力と厳しさによって教え込もうとするな。
彼の興味を利用して指導せよ。
そうすれば自分の能力がどこに向いているか。
少年自身で見出しやすくなる。
（ プラトン ）
18.
資本主義が進展すると共に、手段としての財力が強くなり、人間のほうが財の手段となり、人間が機械の奴隷にされるという傾向が生じてくる。
（ 和辻哲郎 ）
19.
動物と違って、人間は世界の中に生きているだけではなく、世界とともに生きている。
（ パウロ・フレイレ ）
20.
金銭は肥料のようなものであって、ばら蒔かなければ役に立たない。
（ フランシス･ベーコン ）
21.
日本人の欠点は、
感覚を偏愛し、
理性に欠ける所にある。
（ 田中美知太郎 ）
22.
いかなる犯罪の源泉も、
若干の思慮分別の欠如、理性の錯誤、情熱の爆発的な力である。
（ トマス・ホッブズ ）
23.
哲学とは、自分の幸福が外からの事柄にできるだけ左右されぬように心がけて、生きることである。
（ エピクテトス ）
24.
民衆を自分の道具にするために民衆に媚びるというのが、普通選挙の手品師・ペテン師の業である。
（ アミエル ）
25.
奴隷の主人はひとりだけだが、野望を抱く者は、自分の立場を良くするのに役立ちそうな人の数だけ主人とする。
（ ラ・ブリュイエール ）
26.
何事かをいっそう深く身につけたいと思う者は、自分自身の才能と努力とによってなさなければならない。
なぜなら、何人も先生の訓練や強制によって、知識の蘊奥(うんおう)をきわめたり、学問で有名になった人はいないからである。
（ ジョン・ロック ）
27.
犬があなたの膝に乗るのは、
あなたが好きだから。
でも猫が同じことをしても、
それはあなたの膝の方が温かいからだ。
（ ホワイトヘッド ）
28.
もし自分に傲慢さが少しもなければ、我々は他人の傲慢さを責めはしないだろう。
（ ラ・ロシュフコー ）
29.
精神の最も普遍的な特質は多様性である。
（ モンテーニュ ）
30.
賢者を幸福にするには、ほとんど何も要らないが、愚者を満足させることは、何を以(も)ってしてもできない。
ほとんどすべての人間が惨めなのは、そのためである。
（ ラ・ロシュフコー ）
31.
栄光は美徳の影である。
（ キケロ ）
32.
人は、生涯の最初の四十年間で本文を著述し、続く三十年間で、これに対する注釈を加えていく。
（ ショーペンハウアー ）
33.
考えるということは、
自分の問いに明確に向き合うことなのだ。
（ 西研 ）
34.
自由第一主義にあらず、正義第一主義がおよそ社会主義の公式である。
（ アラン ）
35.
我々が良識的な人だと思うのは、
我々と考えを同じくする人たちだけだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
36.
言論が詭弁であるかどうかは、（言論）技術の働きそのものによってではなく、論者の意図によって決まる。
（ アリストテレス ）
37.
我々は、幸福になるためよりも、どちらかといえば幸福だと人に思わせるために四苦八苦している。
（ ラ・ロシュフコー ）
38.
財産や特権が増えれば増えるほど、喜びだけでなく、悩みも増えることになるだろう。
なぜなら、より扱いにくいものが増えるからだ。
（ タタルケビッチ ）
39.
強い心で立ち向かっていく人には、向こうのほうが逃げ出し、降伏するのである。
だから、断じて強気でいかねばならない。
（ モンテーニュ ）
40.
妻は、
夫が若いときには愛人に、
夫が中年になったら友人に、
夫が年をとったら看護婦になれ。
（ フランシス･ベーコン ）
41.
汝自身を知れ。
（ ソクラテス ）
42.
ほとんどいつも私は、自分自身との対話を書いている。
私自身と二人っきりで話していることを、書いているのだ。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
43.
友だちには手を開いて差し出さねばならない
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
44.
宿命論が後悔を追い払うのは、人ができることをすべてし尽くした場合に限る。
（ アラン ）
45.
決定的なものは「是が非でも」の上にしか打ち立てられない。
（ ニーチェ ）
46.
愛の幸福な瞬間、そよ風の楽しさ、明るい朝に散歩して新鮮な空気の香りをかぐこと。
こういったことが、人生の中にあるすべての苦しみや努力ほどの価値がないと、誰に言えるだろうか？
（ エーリヒ・フロム ）
47.
パンを得んがために純粋無垢を失うよりも、餓死に甘んじるほうが人間にとってましである。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
48.
君が自我を放棄すればするほど君の愛は偉大になり、真実になる。
（ フォイエルバッハ ）
49.
友人がいなければ、誰も生きることを選ばないだろう。
たとえ、他のあらゆるものを持っていても。
（ アリストテレス ）
50.
あらゆるものの真価は、それを獲得するための苦労と困難である。
（ アダム・スミス ）
51.
力なき正義は無能であり、
正義なき力は圧制である。
（ ブレーズ・パスカル ）
52.
多くの宗教が互いに相反しているのをみる。
だから、ひとつを除いて、他はみな虚偽である。
どの宗教も、それ自身の権威に基づいて（人に）信じられることを欲し、不信仰者をおびやかす。
（ ブレーズ・パスカル ）
53.
「垣根」は相手がつくっているのではなく、自分がつくっている。
（ アリストテレス ）
54.
過ちを犯してもそれを苦にしない者ほど、たびたび過ちを犯す者はない。
（ ラ・ロシュフコー ）
55.
良き書物を読むことは、過去の最も優れた人達と会話をかわすようなものである。
（ デカルト ）
56.
我々は決して悪を選ぶことが出来ない。
我々が選ぶのは常に善である。
（ サルトル ）
57.
人生は、
解決すべき問題でも、
答えるべき質問でもない。
人生とは、経験するべき未知なのだ。
（ アラン・ワッツ ）
58.
我々は何をするにも、
常に自分自身に問わなければならない。
もし皆がそうしたら、
どんなことになるだろうと。
（ サルトル ）
59.
私は、世界中があまりにも働きすぎ、労働それ自体がすでに立派であり美徳であるという信念が非常に大きな害を引き起こしているので、近代的工業国家に対して、これまで説いてきたのとは全く違ったことを説く必要があるのではないかと思う。
（ バートランド・ラッセル ）
60.
全力をあげて努力しない限り、人を愛そうとしても必ず失敗する。
（ エーリヒ・フロム ）
61.
悪人が受ける主な罰は、彼ら悪人が善心に立ち還った瞬間に、よりよくなろうと願っても、もはや善の道に還ることが出来ないという点にある。
（ カール・ヒルティ ）
62.
他人に恐れを抱かせる者は、自分が恐れを抱かずにはいられない。
（ エピクロス ）
63.
存在するものは、変化のためのみに存在することを忘れるな。
（ アウレリウス ）
64.
最もよく愛する者は最もよく祈る。
（ コールリッジ ）
65.
勤勉なる者も怠惰なる者も、人生の半分は大差なし。
なぜならば、人生の半分は眠っているからなり。
（ アリストテレス ）
66.
信じるとは魂の主張を受け入れることであり、信じないというのは魂の主張をしりぞけることである。
（ エマーソン ）
67.
肉体は、我々の存在が（この世に）野営している仮の小屋である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
68.
文人は生きているうちは諷刺され、死ぬと賞賛される。
（ ヴォルテール ）
69.
恐怖心をなくしたいなら、あなたがいちばん恐れていることをしなさい。
そうすれば恐怖心は消えてなくなります。
（ エマーソン ）
70.
犯罪には恐怖がつきまとう。
それが刑罰である
（ ヴォルテール ）
71.
四季は、それぞれの季節がくれば、いつも私たちにとって一番よい。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
72.
寺院がいちばん聖なるゆえんは、
そこが人々の共通して泣く場所だからである。
（ ウナムーノ ）
73.
人々は閑暇を犠牲にして富裕を得る。
だが、富裕は自由な閑暇があってこそはじめて望ましいものとなる。
富裕のために自由な閑暇を犠牲にしなければならないならば、私にとって富裕が何になるだろうか。
（ ショーペンハウアー ）
74.
今日地球上には、知識人のマスクをつけたえせ知識人がうようよしている。
（ オルテガ ）
75.
長生きするには、
ゆっくり生きることが必要である。
（ キケロ ）
76.
金(かね)は戦争の筋肉あるいは腱(けん)である。
（ キケロ ）
77.
病気は、より高い人生の階段を登ってゆく通路に過ぎない
（ カール・ヒルティ ）
78.
偶然は、神が公に署名しない特別なケースのために取っておく、神のペンネームである。
（ コールリッジ ）
79.
本当に自信のある人間は泰然として、人が彼をどのように評価するかなどということにはあまり気をとられないものである。
（ ヴォーヴナルグ ）
80.
嫉妬の中には、愛よりも自愛のほうが多くひそんでいる。
（ ラ・ロシュフコー ）
81.
人間は疑念を持つが、これは科学の芽生えである。
（ エマーソン ）
82.
（人々に）道を示す自由、これが天才の要求できるすべてである。
（ J・S・ミル ）
83.
どんなに小さなことにも細心の注意を払って生きよ。
人生において「少しずつ」というのは小さなことではないのだから。
（ セクストス ）
84.
困難な仕事は忠実を要求する。
天才の条件はいろいろあるが、自分自身に対する誓言をもち、そしてこれを守るということが必須の一条件だ。
（ アラン ）
85.
植物は人間から見られる事を求め、見られる事が救済なり。
（ アウグスティヌス ）
86.
動作は感情に従って起こるように見えるが、
実際は、動作と感情は並行するものなのである。
動作のほうは意思によって直接に統制することができるが、
感情はそうはできない。
ところが、感情は、
動作を調整することによって、
間接に調整することができる。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
87.
人の行動を妨げる欠陥は、何かができるのにそれを意識しないことにある。
（ ボシュエ ）
88.
人はしばしば、いちばん大切なこと（問題の核心）にまっすぐに向かわずに、それを不適切なかたちで問うのである。
（ 西研 ）
89.
すべての人は、限られた世界に対して、自らの限られた視野からの見方しかできない。
（ ショーペンハウアー ）
90.
水とパンですましていれば、私は身体の快楽を身にしみて味わう事ができる。
（ エピクロス ）
91.
生涯において最も大切なことは職業の選択である。
しかし、偶然によってそれは決まる。
（ ブレーズ・パスカル ）
92.
自然の愛はつねに誤らず、
されど他は
よからぬ目的または
強さの過ぐるか、足らざるかによって
誤ることあり。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
93.
子供には過去も未来もない。
だから現在を楽しむ。
大人はとてもそうはいかない。
（ ラ・ブリュイエール ）
94.
本当の賭博者は、注意・用意・腕前がものをいう賭け事はあまり好まない。
（ アラン ）
95.
性本能なしにはいかなる恋愛も存在しない。
恋愛はあたかも帆船が風を利用するように、この粗野な力を利用する。
（ オルテガ ）
96.
過去が現在に影響を与えるように、未来も現在に影響を与える。
（ ニーチェ ）
97.
食べ物を選ぶように、言葉も選べ。
（ アウグスティヌス ）
98.
雷が落ちた後には、大雨がつきものだ。
（ ソクラテス ）
99.
我々が自由でありうるために、我々全員が法律の奴隷となる。
（ キケロ ）
100.
夫人達の貞淑は、しばしば自分の評判、自分の安静をいとおしむ心にすぎない。
（ ラ・ロシュフコー ）
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