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今日の
哲学者・思想家の名言
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1.
思想や文化は云(い)うまでもなく自主的なものだ。
ひとからもらったものは結局、
思想であるよりもモードにすぎぬ。
（ 戸坂潤 ）
2.
日本国憲法の基本は、
日本人の生命、財産は国がこれを保障せず、
旧敵国、すなわち、アメリカが保障するというところにある。
（ 長谷川三千子 ）
3.
人はときどき英知を持ちながら馬鹿であるが、判断があって馬鹿であることは絶対にない。
（ ラ・ロシュフコー ）
4.
休みなさい。
休息を与えられた土地は、
実り豊かなのだから。
（ オウィディウス ）
5.
我々が良識的な人だと思うのは、
我々と考えを同じくする人たちだけだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
6.
人間をつくるのが理性であるとすれば、人間を導くのは感情である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
7.
孤独は優れた精神の持ち主の運命である。
（ ショーペンハウアー ）
8.
あれこれ言うには及ばない。
（ エマーソン ）
9.
誹謗はあるとげを遺(のこ)す。
利口で名誉ある人々も
それに堪えることは至難である。
（ キケロ ）
10.
危険にあまり注意しすぎると、多くの場合、危険に落ち込む。
（ ラ・フォンテーヌ ）
11.
雑草とは何か？
その美点がまだ発見されていない植物である。
（ エマーソン ）
12.
過ぎ去ったものは、もはや再び帰らない。
賢者は現在と未来について考えるだけで手一杯であるから、過ぎ去った事柄をくよくよ考えている暇がない。
（ フランシス･ベーコン ）
13.
猫を尊重することは
美的感性の第一歩である。
実用性がすべての判断基準となる文化的段階においては、
人間は犬を好む。
（ エラズマス・ダーウィン ）
14.
困難とは、人がそれを越えて発展しつつ、ある仕方でそれにすっかり身をまかせようとすれば、直ちに人を強めてくれるものなのだ。
（ アラン ）
15.
流行を避けるのは、流行に迎合するのと同じくらい弱いことである。
（ ラ・ブリュイエール ）
16.
今はちょっと難しくすぐに実現できずとも、「いつか必ず自分にはやれる」という気持ちをもって「やるための理由」を掲げて努力を絶やさない人には、不思議なことに、天の一角から助けのロープが下りてくるものである。
（ 渡部昇一 ）
17.
情念は、われわれがこれについて明確な観念を形成するや否や、たちまち情念たることをやめる。
（ スピノザ ）
18.
男性は性欲を所有しているが、女性は性欲に所有されている。
（ ヴァイニンガー ）
19.
無から有は生じない。
（ エピクロス ）
20.
老年においては、名声と富とがかろうじて才能と快楽との代わりをする。
（ ヴォーヴナルグ ）
21.
悪人が受ける主な罰は、彼ら悪人が善心に立ち還った瞬間に、よりよくなろうと願っても、もはや善の道に還ることが出来ないという点にある。
（ カール・ヒルティ ）
22.
世論は振り子の運動の法則に従う。
（ ショーペンハウアー ）
23.
よい結婚というものが極めて少ないことは、それがいかに貴重で、偉大なものであるかという証拠である。
（ モンテーニュ ）
24.
不必要なものを手に入れることは、
必需品を手に入れることよりも、
はるかに大きな精神的興奮を催させる。
（ ガストン・バシュラール ）
25.
だれに対しても、不正を不正でもって、悪を悪でもって、埋め合わせしてはいけない。
よしんば、その相手にどれほど苦しめられていようと、である。
（ プラトン ）
26.
人間とは取引をする動物なり。
犬は骨を交換せず。
（ アダム・スミス ）
27.
すべては疑いうる。
（ カール・マルクス ）
28.
この世の生活の幸福を求める私たちの計画は、すべて幻想なのである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
29.
女性の力は精神的な力であり、男性の力は物質的な力である。
（ アラン ）
30.
復讐する時、人間はその仇敵と同列である。
しかし、許す時、彼は仇敵よりも上にある。
（ フランシス･ベーコン ）
31.
この世界は閉ざされた扉である。
それは一種の障壁である。
そして同時に通路でもある。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
32.
勤勉なる者も怠惰なる者も、人生の半分は大差なし。
なぜならば、人生の半分は眠っているからなり。
（ アリストテレス ）
33.
人が何を食べているかより、誰と食べているかを見ることだ。
（ エピクロス ）
34.
隣人を愛するというのは、神がそれを要求するがゆえに正しいのではなく、むしろ、それが自然として正しいことであるからこそ、神がそれを要求するのである。
（ ブレンターノ ）
35.
クレオパトラの鼻がもう少し低かったら、世界の歴史は変わっていただろう。
（ ブレーズ・パスカル ）
36.
「何者かであり続けている」ことへの不安から、何者にもなれない人たちがいる。
（ エリック・ホッファー ）
37.
気前よさそうに見えるのは、しばしば偽装した野心家にすぎない。
それは、わずかな利益を無視して巨利を獲得しようとしているのである。
（ ラ・ロシュフコー ）
38.
善も悪も、我々に快楽と苦痛を引き起こすものにほかならない。
（ ジョン・ロック ）
39.
人間は互いにへつらうことばかりやっている。
人間同士の結びつきは、かかる相互の欺瞞(ぎまん)の上に築かれる。
（ ブレーズ・パスカル ）
40.
愚かなことを言ったり、愚かなことを行なったりしたと悟ったところで何にもならない。
我々が悟らねばならないのは、もっとたっぷりと重たいレッスンなのだ。
我々は救いようの無い間抜け以外の何ものでもないということなのだから。
（ モンテーニュ ）
41.
人を笑わせるのは良いが、自分自身が笑われるのはいけない。
（ ヘラクレイトス ）
42.
苦しみは、苦しむ者がその限界を知っていて、その恐怖に想像を加えなければ、堪えられないこともなく、また永続するものでもない。
（ アウレリウス ）
43.
いかなる場合にても、喜び大なれば大なるほど、それに先立つ苦しみもまた大なり。
（ アウグスティヌス ）
44.
言葉もまた行いなのです。
そして、行いは、一つの言葉なのです。
（ エマーソン ）
45.
真実を語るべきであって、多くを語るべきなのではない。
（ デモクリトス ）
46.
人生とは、自らの想いを実現することである。
（ アウレリウス ）
47.
私は二つの顔を持つヤヌスだ。
一面の顔で笑い、一面の顔で泣いている。
（ キルケゴール ）
48.
自分のぶどう畑をあきらめるほうが、訴訟で争うより被害が少ない。
（ モンテーニュ ）
49.
希望すること、これが幸福なのだ。
（ アラン ）
50.
美しさは「自然」が女に与える最初の贈り物であり、そしてまた「自然」が女から奪い取る最初の贈り物である。
（ シュヴァリエ・ド・メレ ）
51.
自己犠牲は美徳の条件である。
（ アリストテレス ）
52.
不幸な人の共通の過ちは、わが身に幸せが訪れることを、決して信じたがらないことである。
（ セネカ ）
53.
我々人間の意見の最も普遍の性質は多種多様ということである。
（ モンテーニュ ）
54.
賢者は征服するよりも深入りしないことを得策とする。
（ ラ・ロシュフコー ）
55.
今日までのあらゆる社会の歴史は、階級闘争の歴史である。
(ver.0)
（ カール・マルクス ）
56.
何事にも耐え忍べる者は、何事も思い切ってできる。
（ ヴォーヴナルグ ）
57.
生き埋めにされた皇帝よりも、乞食暮らしのほうがよい。
（ ラ・フォンテーヌ ）
58.
相手の張った罠にいかにもはまり込んだような様子を見せるのが最たる策略である。
（ ラ・ロシュフコー ）
59.
真実の山では、登って無駄に終わることは決してない。
（ ニーチェ ）
60.
徳性は宝石のようなもので、あっさりした台に嵌（は）めこまれたものが最上である。
（ フランシス･ベーコン ）
61.
すでに女たちから関心を持たれなくなった男は品行を改めるものである。
（ ヴォーヴナルグ ）
62.
行動的な人のように考え、思慮深い人のように行動せよ。
（ アンリ・ベルクソン ）
63.
思考には気をつけよう。
いつ口に出してしまうかわからないから。
（ イアラ・ガッセン ）
64.
噂は誰のものでもない、噂されている当人のものでさえない。
噂は社会的なものであるにしても、厳密に言うと、社会のものでもない。
（ 三木清 ）
65.
やっかいなのは恐怖心そのものだけだ。
（ フランシス･ベーコン ）
66.
どんなことでも、度を越して他人をうんざりさせる人は見くびられる。
（ フランシス･ベーコン ）
67.
想像力は何でもやってのける。
それは美と正義と幸福をつくるが、これこそ、この世におけるすべてなのである。
（ ブレーズ・パスカル ）
68.
急に芽生えた恋は、癒えるのに最も時間がかかる　
（ ラ・ブリュイエール ）
69.
哲学というのは一切の現象を批判の対象とするような、生活の一種の態度そのもの、或いは少なくとも思想の態度そのものを意味する。
（ 戸坂潤 ）
70.
よく見るには主人の目に限る。
（ ラ・フォンテーヌ ）
71.
自分の意見と違う意見に腹を立てず、そういう意見が出た理由を理解しようとする術を学ぶことが大事である。
（ バートランド・ラッセル ）
72.
運は我々から富を奪うことはできても、勇気を奪うことはできない。
（ セネカ ）
73.
力のある者は騒がない。
力のある者ほどじっとしていて働きかける。
真の道徳は、言葉の終わったところから始まる。
（ シュバイツァー ）
74.
君について、誠実でないとか、善い人間でないとか、そういったことを嘘を伴わずに言える権利を誰にも与えてはならない。
（ アウレリウス ）
75.
迫害されるのは英雄の運命である。
（ ヴォルテール ）
76.
まだ驚くことがありうるということに驚く以外は、驚くべきではないだろう。
（ ラ・ロシュフコー ）
77.
ただでもらう物ほど高い物はない。
（ モンテーニュ ）
78.
もっとも謙虚な人々でも乗り越えることができない障害というものは、ほとんど存在しない
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
79.
偉人の名声は、それを得るために用いられた手段によって評価されるべきである。
（ ラ・ロシュフコー ）
80.
目にとって、空は日々の糧。
（ エマーソン ）
81.
順境の美徳は節度であり、逆境の美徳は忍耐である。
（ フランシス･ベーコン ）
82.
もし人間の精神が理解できるほど単純なのであれば、人間はあまりに単純なためにそれを理解できないだろう。
（ エマーソン ）
83.
人間の不幸というのは、部屋の中にじっと静かにしていることができないという、ただ一つのことから生じるのだ。
（ ブレーズ・パスカル ）
84.
楽しみへの期待は、楽しみそのものより心ときめくことがある。
（ タタルケビッチ ）
85.
私にとって、真の道理のほうが民衆の意見より価値がある。
（ キケロ ）
86.
神と自然は、何一つ無駄なことはしない。
（ アリストテレス ）
87.
老人は民衆の威厳である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
88.
全ての人間が生まれたのは男女の快楽のおかげである。
（ ヴォルテール ）
89.
結局のところ精神を救い出すのは夫婦である。
（ アラン ）
90.
わずかなもので満足できぬ者は、何ものにも満足できぬ。
（ エピクロス ）
91.
早くから己を知ることができず、年齢からおのずともたらされる精神と肉体の衰弱とひどい退化について、みずから悟ることのできない欠点こそが、世の多くの偉人たちの評判を落とさせた。
（ モンテーニュ ）
92.
閑暇は哲学の母。
（ トマス・ホッブズ ）
93.
いかなる道によって自由に到達すべきか、と汝は問う。
そのためには善悪を、衆俗の示すところによってではなく、自分自身で区別することを覚えなければならない。
（ セネカ ）
94.
人は往々にして恋愛を去って野心に赴(おもむ)くが、野心から恋愛に立ち戻ることはほとんどない。
（ ラ・ロシュフコー ）
95.
才があって愚かな人はいるが、分別があって愚かな人は決していない。
（ ラ・ロシュフコー ）
96.
平和主義は、平和の実現ではなくて、戦争（の実現）になる。
つまり、平和という名の下に進行する戦争行為である。
（ 渡部昇一 ）
97.
私たちは自分たちが永遠であるのを感じ、知っている。
（ スピノザ ）
98.
哲学者たちは世界を解釈しただけだ。
問題は、世界を変革することなのだ。
（ カール・マルクス ）
99.
何をやろうとしても、あなたは間違っていると批判する者がいる。
その批判が正しいと思わせる多くの困難がたちはだかる。
計画を描き、最後まで実行するには、勇気がいる。
（ エマーソン ）
100.
自分の腕前を隠す心得があることこそ、
素晴らしい腕前である。
（ ラ・ロシュフコー ）
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