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今日の
哲学者・思想家の名言
☆ ８月５日 ☆
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1.
嫉妬しない者に、恋愛はできない。
（ アウグスティヌス ）
2.
後悔などしてみても始まらぬ。
だが後悔もないところには
一層何事も始まらないのだ。
（ 矢内原伊作 ）
3.
言葉や属性こそ、事物の本質に一致すべきであり、逆に本質を言葉に従わせるべきではない。
というのは、最初に事物が存在し、言葉はその後に従うものだからである。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
4.
学者先生はしきりに
「それゆえ」という言葉をお使いになるが、
なんで「それゆえ」なのか、
俗人にはさっぱりわからない。
なんだか、偉そうな言葉でごまかしているようだ。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
5.
我々は矛盾だけで生きている。
そして矛盾ゆえに人生は悲劇であり、勝利も勝利の望みもない永久の闘争である。
人生は矛盾なのである。
（ ウナムーノ ）
6.
友たるものは、推察と沈黙に熟達した者でなければならない。
（ ニーチェ ）
7.
友とともにせざる晩餐(ばんさん)は、ライオンもしくは狼の生活の如(ごと)し。
（ エピクロス ）
8.
考えることは自由である。
（ キケロ ）
9.
人間は自由であり、
常に自分自身の選択によって行動するべきものである。
（ サルトル ）
10.
読書は他人にものを考えてもらうことである。
本を読む我々は、他人の考えた過程を反復的にたどるに過ぎない。
（ ショーペンハウアー ）
11.
私たちは、他者を愛することなくして、自らを愛することはできない。
そして自らを愛することなくして、他者を愛することはできない。
けれども、自らを利己的に愛すると、他者を愛せなくなる。
（ トマス・マートン ）
12.
笑いの実は青いうちに摘んではならない。
（ プラトン ）
13.
哲学は、暇つぶしのたねでも、（自分を）かっこよく見せるためのものでも、さまざまな概念で遊ぶためのものでもない。
おのれの生命と魂とを救うためにこそ、哲学するのだ。
（ アンドレ・コント＝スポンヴィル ）
14.
人間は自分が置かれている環境に
うまく適応している限りで、
その環境の本質を理解することはできない。
（ カール・シュミット ）
15.
自分にできないと考えている間は、本当はそれをやりたくないと心に決めているのだ。
だからそれは実行されはしない。
（ スピノザ ）
16.
十六歳では、未成年でも苦しみについて知っている。
彼自身、苦しんだことがあるからだ。
しかし、他の人間も同じように苦しんでいることはほとんど知らない。
感じることなく理解したことなど、知識とは言わないのである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
17.
細部を気にしていると、人生は少しずつ浪費されてゆく。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
18.
偽善とは、不徳が徳に対してほんのわずか捧げた敬意である。
（ ラ・ロシュフコー ）
19.
生きるとは、呼吸することではない。
行動することだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
20.
恋されて恋するのは恋愛ではなく友愛である。
（ プラトン ）
21.
長生きをしたければ中庸の道を歩け。
（ キケロ ）
22.
離婚は進んだ文明にとって必要である。
（ モンテスキュー ）
23.
愛とは、孤独な人間が孤独を癒そうとする営みであり、愛こそが現実の社会生活の中で、より幸福に生きるための最高の技術である。
（ エーリヒ・フロム ）
24.
優柔不断以外の習慣を持たない人間ほど惨めなものはない。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
25.
競合社会では、個の野心が公の利益。
（ アダム・スミス ）
26.
蛇に咬(か)まれた者がどんな苦しみを受けねばならないかは、自ら蛇に咬まれたことのある者にしかわからない。
（ キルケゴール ）
27.
知るは見るなり
（ ジョン・ロック ）
28.
存在するとは、知覚されることである。
（ ジョージ・バークリー ）
29.
心を向上させるために、我々は瞑想をするよりも、学ぶことを少なくすべきである。
（ デカルト ）
30.
友達がたくさんいるということは、友達が全然いないことである。
（ アリストテレス ）
31.
いかに老年に成長するかを知ることは、英知の傑作であり、生活の偉大な技術における最も難しい章の一つである。
（ アミエル ）
32.
教育の秘訣は、生徒を尊敬することにある。
（ エマーソン ）
33.
火が金の試金石であるように、逆境は強者の試金石である。
（ セネカ ）
34.
何物も断念することを欲しない者は真の希望を持つこともできぬ。
（ 三木清 ）
35.
真に知的な人は、他の人が知識として有しているだけのことを、身体で感得している。
（ モンテスキュー ）
36.
ゼウスが人間の願いに耳を傾けたなら、すべての者が滅びるだろう。
（人間は）人類に有害な多くのものを要求するからである。
（ エピクロス ）
37.
自分の内を見よ。
内にこそ善の泉があり、この泉は君がたえず掘り下げさえすれば、たえず湧き出るであろう。
（ アウレリウス ）
38.
人がいるところには必ず、親切を施す機会がある。
（ セネカ ）
39.
一兵卒は、
軍曹や伍長に対するほどには、
将軍に対して嫉妬心を抱かない。
（ デイヴィッド・ヒューム ）
40.
「自立」ということがよく言われるが、
これは「独立」のことではない。
独立＝非依存で生きられるひとはいない。
（ 鷲田清一 ）
41.
自分がある人から尊敬されるだけのものを有していないと感じるとき、人間はすでにその人を憎みかけている。
（ ヴォーヴナルグ ）
42.
あらゆる人生は反復である。
（ キルケゴール ）
43.
真摯(しんし)に考え、真摯に生きんと欲する者は、必ず熱烈なる宗教的要求を感ぜずにはいられないのである。
（ 西田幾多郎 ）
44.
私たちは三つの教育を受ける。
一つは両親から。
もう一つは教師から。
残りの一つは社会から教えられる。
そして、この三番目は、初めの二つの教えに全て矛盾するものである。
（ モンテスキュー ）
45.
何か特技を生かして、自らを引き立たせるように努力せよ。
（ セネカ ）
46.
科学は既に知っていること。
哲学は未知のこと。
（ バートランド・ラッセル ）
47.
己自身を愛することは、理性や正義に反することなのだろうが、なぜ、自愛がつねに悪なのだろうか。
（ ヴォーヴナルグ ）
48.
人間は一匹の虫けらさえつくり出せないが、一ダースもの神々をつくり出している。
（ モンテーニュ ）
49.
無知であると思わせるのは、
時として最大の英知である。
（ バルタザール・グラシアン ）
50.
自分は幸福な生まれでないと思っている人でも、
その友人や近親の幸福によって幸せになるくらいのことはできよう。
ただ恨みだけがこの最後の手を奪うのである。
（ ラ・ブリュイエール ）
51.
自分の好きなように生きている人間は自由である。
（ エピクテトス ）
52.
真面目に恋をする男は、恋人の前では困惑し、拙劣であり、愛嬌もろくに無いものである。
（ カント ）
53.
人生は些事(さじ)で浪費される。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
54.
男性は女性よりも筋骨たくましいという以外に、男性が女性よりも生来(せいらい)優れていると考えられる理由など全くないと、私はつくづく思っている。
（ バートランド・ラッセル ）
55.
弱い希望しか持たない人の落ち着くところは太平楽か暴力である。
強い希望を持つ人は新しい生命のあらゆる徴候を見つけて、それを大切に守り、まさに生まれようとするものの誕生を助けようと、いつでも準備をととのえている。
（ エーリヒ・フロム ）
56.
期待できないことに希望をつなぐな。
（ ピタゴラス ）
57.
ひとを罰しようという衝動の強い人間たちには、なべて信頼を置くな！
（ ニーチェ ）
58.
そぶりのほうは、すでにとっくに愛していないと物語っているのに、永い習慣から会い続ける。
（ ラ・ブリュイエール ）
59.
どんな革命も、一人の人間が心に思いついた、ひとつの思想にほかならなかった。
（ エマーソン ）
60.
人が財産を使うに際しては、慎重さとためらいとがある。
それは善行ではないし、手腕も能力も必要とはしない。
（ カント ）
61.
議論の相手が頑なになった時には、その人の頭の中にはもはや論理的思考などないのです。
（ エピクテトス ）
62.
天使は力において神と等しくなろうと欲して法を破って堕ち、人間は知識において神と等しくなろうと欲して法を破って堕ちた。
（ フランシス･ベーコン ）
63.
クレオパトラの鼻がもう少し低かったら、世界の歴史は変わっていただろう。
（ ブレーズ・パスカル ）
64.
歴史は単なる過去でも単なる永遠でもない、
寧(むし)ろ我々の現在を支えるものである。
（ 矢内原伊作 ）
65.
自らの挫折の中に信仰を持つ者は、自らの勝利を見出す。
（ キルケゴール ）
66.
敵がなければ、勇士も生まれない。
宇宙が光を放つものだったら、太陽はおよそ退屈なものになるであろう。
（ エマーソン ）
67.
精神を通じて平和への一つの思いが諸民族の間に生まれ育つ、その度合いに応じてのみ、平和の維持のために作られた諸機関は、それに求められ望まれていることを果たすことができるでありましょう。
（ シュバイツァー ）
68.
詩人の詩文は石碑に刻まれて残っていくが、
天才はそのまま永く生き残っていく。
（ ハーバート・スペンサー ）
69.
存在し続けるのは、変化のみである。
（ ヘラクレイトス ）
70.
身なりが顔つきや風俗を変える。
（ ヴォルテール ）
71.
己を律するためには、次のように考えるといい。
お前は老人だ。
これ以上、理性を奴隷の境遇におくな。
身勝手な衝動に操られるままにしておくな。
また、現在与えられているものに不満を抱いたり、未来に不安を抱くことを許すな。
（ アウレリウス ）
72.
浅薄な哲学は人の心を無神論に傾け、深遠な哲学は人の心を宗教へ導く。
（ フランシス･ベーコン ）
73.
自愛こそ愛すべきものである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
74.
教師はすべてを知っているのではなく、
むしろ知らない部分についての、
より多くの自覚を持っている者なのである。
（ 田中美知太郎 ）
75.
我々は春と夏は改革者であるが、
秋と冬は保守の側に立つ。
朝は改革者で、
夜になると保守主義者になる。
（ エマーソン ）
76.
結婚は、個人を孤独から救い、彼らに家庭と子供を与えて、空間の中に安定させる。
生存の決定的な目的遂行である。
（ ボーヴォワール ）
77.
人は、ある種の外的活動を必要とする。
なぜなら、内側は不活発だからである。
（ ショーペンハウアー ）
78.
人に従うことを知らない者は、良き指導者になりえない。
（ アリストテレス ）
79.
創意をもつには方法は一つしかない。
それは模倣することだ。
よく考えるには方法は一つしかない。
それは昔からの検討を経た思想を継承することだ。
（ アラン ）
80.
駆けることは何の役にも立たない。
ちょうどよい時に発(た)つべきだ。
（ ラ・フォンテーヌ ）
81.
ある人物からまったく尊敬されていないと感じ取った人は、その人物に憎しみに近い感情をいだく。
（ ヴォーヴナルグ ）
82.
自分ひとりが賢い者になろうとするのは大馬鹿者である。
（ ラ・ロシュフコー ）
83.
冒険のない文明は衰退する。
（ ホワイトヘッド ）
84.
啓蒙とは、人間が自分の未成年状態から抜け出ることである。
（ カント ）
85.
人は、実際の恋愛対象よりも、自分で心に描き出した相手の像の方を一層愛する。
人がその愛する者を正確にあるがままに見るならば、もはや地上に恋は無くなるだろう。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
86.
教えることが「規則を教える」ことだとしても、
なかなか厄介な問題があるわけですね。
たとえば、泳ぎ方を教える場合も、
規則はいくらでも言えるわけです。
こうしてこうやってとかね。
でも、それでその人が泳げるようになるとはかぎらない。
また、実際にその人自身が泳げるようになると、
もうそんな規則はどうでもよくなるわけです。
（ 柄谷行人 ）
87.
貧しき者、寂しき者の慰めは夢想である。
（ 阿部次郎 ）
88.
慎重な人は自分のために良いことをなし、徳のある人は人のために良いことをなす。
（ ヴォルテール ）
89.
人が何を食べているかより、誰と食べているかを見ることだ。
（ エピクロス ）
90.
愛というものは、
地中深くにしっかりと根を張り、
また、天にも届かんばかりの大きな枝を張った大樹になるべきものである。
（ バートランド・ラッセル ）
91.
悪に苦しまずしては悪をなしえない。
（ エマーソン ）
92.
最小の労力をもって最大の欲望を満たすことが、人間の経済行為の基礎原理である。
（ アダム・スミス ）
93.
自分を知ることぐらい大切なことはないのだ。
（中略）国家にしても、自らの力を知らず、自分よりも強大な国と戦えば、滅びたり、自由を奪われてしまう。
（ ソクラテス ）
94.
大臣でなければ、ただの愚か者にすぎない者が、大人物で通っている。
（ エルヴェシウス ）
95.
近世の課題は、神の現実化と人間化、つまり神学の人間学への転化と解消であった。
（ フォイエルバッハ ）
96.
真の友は最大の財産であり、
また最も得がたい財産である。
（ ラ・ロシュフコー ）
97.
人類史は記号の歴史、つまり宗教の歴史である。
（ アラン ）
98.
勇気こそ、あらゆるものに新しい姿・形を与えるものである。
意を決した人間は、しっかりした発言と意欲の力で、挫折を蹴散らし、征服に向かって歩き始める。
（ エマーソン ）
99.
そう考えない自由が私にあるのだ。
（ アウレリウス ）
100.
ぐずぐずしている間に、人生は一気に過ぎ去っていく。
（ セネカ ）
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