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哲学者・思想家の名言
☆ １２月２３日 ☆
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1.
勇気は恐怖を克服する徳。
（ アラン ）
2.
悪書を読まないことは良書を読むための条件である。
（ ショーペンハウアー ）
3.
一つも馬鹿なことをしないで生きている人間は、彼が自分で考えているほど賢明ではない。
（ ラ・ロシュフコー ）
4.
一般常識は、決してそれほど一般的ではない。
（ ヴォルテール ）
5.
まず、どのように生きたいのかを自らに問え。
そしてなすべきことをなせ。
（ エピクテトス ）
6.
自分のことだけを考え、あらゆることに自分の利益を求める人は、決して幸福にありつけない。
自分の利益を考えるなら、まず他人のためを思うことである。
（ セネカ ）
7.
私たちは、いわば二回この世に生まれる。
一回目は存在するために、二回目は生きるために。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
8.
私にとって真理であるような真理を発見することが必要なのだ。
しかもその真理は、私がそのために生き、そのために死ねるような真理である。
（ キルケゴール ）
9.
若い時は、一日は短く一年は長い。
年をとると、一年は短く一日は長い。
（ フランシス･ベーコン ）
10.
妻は、
若い夫にとっては女主人であり、
中年の夫にとっては友であり、
老年の夫にとっては看護婦である。
（ フランシス･ベーコン ）
11.
先延ばしは、先々(さきざき)のことを約束することで、次の日が来るごとに、その一日を奪い去り、今という時を奪い去る。
（ セネカ ）
12.
未来を思いわずらうな。
必要ならば、君は今現在のことに用いるのと同じ理性をたずさえて、未来のことに立ち向かうであろう。
（ アウレリウス ）
13.
自分自身に対して賢明であることより、他人に対して賢明であるほうがもっとやさしい。
（ ラ・ロシュフコー ）
14.
人生は生きるに値するか？
それはひとえに肝臓にかかっている。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
15.
人間は自ら作り出した道具の道具になってしまった。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
16.
勝利は、常に、落ち着いて偉大な目的をいだいて働く者の手にあります。
（ エマーソン ）
17.
物を知るにはこれを愛せねばならず、物を愛するにはこれを知らねばならぬ。
（ 西田幾多郎 ）
18.
これら（＝以下）の点の一つを欠いても賢者とはいわれない。
（中略）自己認識、明晰で雅量のある精神的自由、自然に従うこと、真の満足、それらは賢者以外のどこにも見出され得ない。
（ ピエール・シャロン ）
19.
悲しみのための唯一の治療は、
何かをすることだ。
（ ジョージ・ルイス ）
20.
結局、
人は狙ったものしか
射止めることができない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
21.
依頼心が苦悩を作り出す。
（ 清沢満之 ）
22.
感受性の欠如は、おそらく基本的には自己認識の欠如であろう。
（ エリック・ホッファー ）
23.
何はともあれ、我々は我々の畑を耕さなければなりません。
（ ヴォルテール ）
24.
一方の疑念は他方の欺瞞を正当化する。
（ ラ・ロシュフコー ）
25.
結局、現代の世界はかつてないほどの資産、知識、技術をもっているのに、かつてなかったほどの不幸な時代である。
つまり、現代の世界は、ただただ浮かび上がっているのである。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
26.
親切にしなさい。
あなたが会う人はみんな、
厳しい闘いをしているのだから。
（ プラトン ）
27.
知識を求める者には真理に対する熾烈な愛がなければならぬ。
この愛は人生の幸福についての高い見方を必要とする。
真理は個人にとって必ずしも有利なものでなく、人間を不幸にする場合さえ多いからである。
（ 三木清 ）
28.
真理を追求しようとの欲求そのものが、
どのように追求すべきかを心得ていない人々をして、
自分の知らない事がらについて判断をくださせ、
かくて彼らを誤謬(ごびゅう)に陥らせるということさえ、
きわめてしばしばあるのである。
（ デカルト ）
29.
自分たちの行動を自分たちで選ぶことが可能であるときには、
われわれは、
命令にしたがうこともしたがわないこともできるのであり、
権威を承認することも拒否することもできる。
（ カール・ポパー ）
30.
私は物体である。
そして私は思惟(しい)する。
それ以上の事を私は知らない。
（ ヴォルテール ）
31.
あなたの投票権のすべてを投じなさい。
ただの一枚の投票用紙ではなく、
あなたの影響力全体を投じなさい。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
32.
真の男の中にはひとりの子供が隠れている。
この子供が遊びたがるのだ。
（ ニーチェ ）
33.
もし君にできるのならば、
（改心すべき人を）改心させよ。
もしできないならば、
かかる場合のためにこそ寛大というものが君に与えられているのだ、
ということを思い起こせ。
（ アウレリウス ）
34.
想像とは心の遊びである。
自分だけを相手にする勝手な遊戯である。
（ アラン ）
35.
われわれは、現代社会において多様な価値観を必須のものと考える。
それは正しい。
しかしそもそも価値の多様性は、絶対専制社会においては許容されえないし、それゆえ存在しえない。
むしろ、こう考えなくてはならない。
「自由な社会」だけが多様な価値観を可能とする。
（ 竹田青嗣 ）
36.
思想は、ともに応じることのできる人たちだけの財産である。
（ エマーソン ）
37.
女が学者であることは決して長所ではない。
それどころか、女が学者ぶることは非常な短所である。
（ ラ・フォンテーヌ ）
38.
人間をつくるのが理性であるとすれば、
人間を導くのは感情である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
39.
ひとつの理論の反証そのものが、
常にわれわれを真理へ一歩近づける。
（ カール・ポパー ）
40.
ただ動機だけが、人々の行為の真価を決する。
（ ラ・ブリュイエール ）
41.
人生のどんな状況にあっても、自分自身と対話し、この対話によってどれだけ得るところがあるか自問することを忘れないことだ。
（ エピクテトス ）
42.
ファシズムが展開するもととなった精神的体系の創始者たちは、
すべてある共通の特徴を持っている。
彼らは、議論よりも暴力を、
平和よりも戦争を、
民主主義よりも貴族政治を、
科学的客観性よりも宣伝を優位におく。
（ バートランド・ラッセル ）
43.
空想は感情に似ているが、
感情とは反対のものである。
（ ブレーズ・パスカル ）
44.
自分のことを賢明と考えている人間は、
まことにとんでもない馬鹿者である。
（ ヴォルテール ）
45.
私にとっては、
わずかばかりの自分の知識を本にするよりも、
独り学ぶ楽しみのほうがはるかに大きい。
（ デカルト ）
46.
身をもって示すことがリーダーシップである。
（ シュバイツァー ）
47.
宗教は生命の塩であり、力である。
（ カール・ヒルティ ）
48.
決定的なものは「是が非でも」の上にしか打ち立てられない。
（ ニーチェ ）
49.
善行は、これを他人に施すものではない。
これをもって自分自身の義務を済ますのである。
（ カント ）
50.
より以上の成長以外に、
成長が対比されるものは何もないのだから、
より以上の教育以外に、
教育が従属するものは何もないのである。
（ ジョン・デューイ ）
51.
不完全な尺度などというものは、
何ごとの尺度にもなりえない。
（ プラトン ）
52.
同情されたがる渇望は
自己陶酔、しかも、隣人の懐を傷めての自己陶酔の渇望である。
（ ニーチェ ）
53.
素晴らしい人生とは、愛に鼓舞され、知識に導かれた人生だ。
（ バートランド・ラッセル ）
54.
愛すまいとするが意のままにならなかったように、永遠に愛そうとしても意のままにはならない。
（ ラ・ブリュイエール ）
55.
自分の人生がつまらないものであっても、それを受け入れ、それを生きよう。
それを避け、ののしるのはやめよう。
悪くはないのだ……自分の周りが富んでいるときには貧しく見える。
あら捜しをしようと思えば、楽園にすらあるものだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
56.
最高（＝最悪）の孤独は、ひとりも親友がいないことだ。
親友がいなければ世界は荒野に過ぎない。
（ フランシス･ベーコン ）
57.
大胆な人間の適切な用い方は、
これを頭目として指揮させず、
部下として他の指図を受けさせることにある。
（ フランシス･ベーコン ）
58.
多くの者達は博識であっても分別を持たない。
博識ではなく分別を多く持つことに努めねばならない。
（ デモクリトス ）
59.
アリストテレスが言うには、自分がどういうふうに転びやすい人間かっていうのを自分の目の前に置いている人間が、転ばない。
（ 鶴見俊輔 ）
60.
私の顔というのは、
私には見えない
──少なくとも最初は見えない。
私はそいつを、
自分では気づかない打ち明け話のように
前の方に突っ立てており、
逆に他人の顔の方が、
私に私の顔を教えてくれるのである。
（ ジャン＝ポール・サルトル ）
61.
鼻持ちならないのは、
無知ではなく無作法である。
（ エルヴェシウス ）
62.
過去も未来も自分を押しつぶすことはできない。
自分を押しつぶせるのは現在だけだ。
その現在ですら、もし適当に分割すれば、取るに足らぬものとなる。
（ アウレリウス ）
63.
成す価値のあるものは、
成し終える価値がある。
もし成し終える価値がないなら、
なぜ始めたのか。
（ バルタザール・グラシアン ）
64.
愛の能動的な性格を、わかりやすい言い方で表現すれば、愛は何よりも与えることであり、もらうことではない、と言うことができよう。
（ エーリヒ・フロム ）
65.
いくつかの偉大な思想だけは、
本当に自分のものにしておかなければならない。
明るくなどとは思いも及ばなかった遠い所まで、
それが光を投げかけてくれるからである。
（ ゲオルク・ジンメル ）
66.
哲学は、
暇つぶしのたねでも、
（自分を）かっこよく見せるためのものでも、
さまざまな概念で遊ぶためのものでもない。
おのれの生命と魂とを救うためにこそ、
哲学するのだ。
（ アンドレ・コント＝スポンヴィル ）
67.
みせかけの微笑を見せたり、
心に仮面をかぶったりしない、
真心のこもった、裸のままの親切には、
人は決して抵抗できないものだ。
もしこちらがあくまで親切を続ければ、
たとえ良心のひとかけらもない人間でも、
必ず受け入れてくれるだろう。
（ アウレリウス ）
68.
哲学するとは、自分の人生を考え、その考えにしたがって生きること。
（ アンドレ・コント＝スポンヴィル ）
69.
全ての享楽と、全ての幸福とは消極的なものだが、苦労は積極的なものだ。
（ ショーペンハウアー ）
70.
成長は必ず抵抗を伴うものです。
成長には必ず対抗勢力が現れるものです。
反対に、何の疑われることもなく、何の迫害もなければ、成長の理由そのものが存在しなくなってしまいます。
（ ジョン・デューイ ）
71.
ひとは、不正をされないよりも、
不正をしないように用心しなければならない。
そして、なによりも、ひとは、
公私いずれにおいても、
よい人間と思われるようにではなく、
よい人間であるように心がけねばならない。
（ プラトン ）
72.
学問に時間を費やしすぎるのは、怠惰である。
（ フランシス･ベーコン ）
73.
自分の魂（精神）をできるだけ優れたものにせよ。
（ ソクラテス ）
74.
彼は何も知らないのに、
何かを知っていると信じており、
これに反して私は、何も知りもしないが、
知っているとも思っていない。
（ ソクラテス ）
75.
物財の貧困は容易に癒されるが、魂の貧困はけっして癒されない。
（ モンテーニュ ）
76.
くる日、くる日が最良の日。
（ エマーソン ）
77.
規則はそれ自体としては、
空虚で、乱暴なもので、
目標をもたない。
（ ミシェル・フーコー ）
78.
欲望というのは、その食い物がいかなるものであるか、いかなる食器に置かれているか、いかなる店にあるか、というようなレベルにあるものです。
（ 柄谷行人 ）
79.
自由第一主義にあらず、正義第一主義がおよそ社会主義の公式である。
（ アラン ）
80.
独創力とは、思慮深い模倣以外の何ものでもない。
（ ヴォルテール ）
81.
人間が存在するということは不可解であり、
神が存在しないということも不可解である。
（ ブレーズ・パスカル ）
82.
人生が始まるや否や、そこに危険がある。
（ エマーソン ）
83.
最も危険なのは、
質より量へ逃避することだ。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
84.
子どもは父母の行為を映す鏡である。
（ ハーバート・スペンサー ）
85.
若者を確実に堕落させる方法がある。
（自分と）違う思想を持つ者よりも同じ思想を持つ者を尊重するように指導することである。
（ ニーチェ ）
86.
どんな不幸な人生からでも、利口者は何らかの利益を得る。
一方、どんな幸福な人生からでも、愚か者は心を傷つけられる。
（ ラ・ロシュフコー ）
87.
何事かをいっそう深く身につけたいと思う者は、自分自身の才能と努力とによってなさなければならない。
なぜなら、何人も先生の訓練や強制によって、知識の蘊奥(うんおう)をきわめたり、学問で有名になった人はいないからである。
（ ジョン・ロック ）
88.
自分が崇拝されたり、服従されたりすることを夢想する人間は帝国主義者である。
服装・徽章(きしょう)・名前がものをいう華やかな女優は帝国主義者である。
（ アラン ）
89.
評判が良くない規則というのは、
長続きしないものだ。
（ セネカ ）
90.
真実でさえ、時と方法を選ばずに用いられてよいということはない。
（ モンテーニュ ）
91.
突飛な意見を持つことを恐れるな。
今日認められている意見は皆、かつては突飛だったのだ。
（ バートランド・ラッセル ）
92.
教育の根は苦いが、
その果実は甘い。
（ アリストテレス ）
93.
人は通常、金を貸すことを断ることによって友を失わず、
金を貸すことによってたやすく友を失う。
（ ショーペンハウアー ）
94.
道徳的理想の勝利は、ほかのいずれの勝利と同じく、「非道徳的」手段によって、つまり暴力・虚言・誹謗・不正によって得られる。
（ ニーチェ ）
95.
真理は
もったいぶった厳格な主人であるどころか、
従順で素直な召使いなのだ。
自分が一意専心に真理の探求に献身していると思っている科学者は、
自分を欺いている。
彼は些細な真理には関心をもたない。
（ ネルソン・グッドマン ）
96.
ときどき脇道や横道にそれたり、ためらったり、「遠慮したり」、自分の使命ではない使命なのに真剣に努力したり。
こういうところで発揮されることがあるのが、すばらしい利口さであり、いや、それどころか最高の利口さである。
（ ニーチェ ）
97.
何よりも注意しなければならぬのは、羊が群(むれ)についてゆくように本能的に先行者の後ろについてゆくことで、これではみなの行く道を行くことになり、本来辿(たど)るべき道を行くことになりません。
（ セネカ ）
98.
法は聖者のために制定さる。
もっともそれは、彼らが不正を犯さぬためにあらず、不正をこうむらざるためなり。
（ エピクロス ）
99.
人は手に入れたものよりも、期待をかけるものを楽しむ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
100.
いかに押しつぶしても個人的人格は専制である。
（ J・S・ミル ）
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