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哲学者・思想家の名言
☆ ４月２９日 ☆
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1.
無教養な者であるよりも乞食である方がましだ。
何故なら、乞食に欠けているのはお金だけれど、無教養な者には人間性が欠けているからだ。
（ アリスティッポス ）
2.
自分の足で立っている者は、決して孤立していない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
3.
世間の評判は、その人を判断するのに絶対的な規準とはならないものだ。
ことに有名な人たちはその名声から想像するのとは違っている場合が多い。
（ カール・ヒルティ ）
4.
自分の功績によってえたのではなく、
したがってその功績に不相応とみずから感じるような特権をもつ者が、
それによってますます謙遜の念を深めることは、
いつの世にも非常に少い、
ほんの少数の立派な人だけである。
その他の人人は、
これによって、
ただ自負の念を高めるだけである。
（ J・S・ミル ）
5.
進歩の概念を、
破局の観念に基づかせなければならない。
〈このままずっと〉事が進むこと、
これがすなわち破局なのである。
（ ヴァルター・ベンヤミン ）
6.
「何者かであり続けている」ことへの不安から、何者にもなれない人たちがいる。
（ エリック・ホッファー ）
7.
この無限の空間の永遠の沈黙は、私に恐怖を起こさせる。
（ ブレーズ・パスカル ）
8.
倫理とは、
意志の問題ではなく、
気配りの問題である。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
9.
思慮を持ち、正義をかざしてその生涯を送らなければ、何者も決して幸福にはなれないだろう。
（ プラトン ）
10.
懐疑は賢者の冠である。
（ アラン ）
11.
「世論政権」というものは、制度上の代表に対抗して、世論を利用し、発明し、引き合いに出すことができます。
しかしこのことが行なえるのは、そして言えるのは、最低限形式的な民主主義のなかでだけです。
人民独裁や全体主義体制は世論政権ではありません。
（ ジャック・デリダ ）
12.
幾何学においては、一般にほとんどの学問の場合と同様に、どれかある特定の命題が直接的な利益をもたらすことはめったにない。
（ ヴォルテール ）
13.
人民の自由は、国家の強さに比例する。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
14.
断り方を覚えよう。
いつでも誰にでも道をゆずる必要などないのだ。
断り方を知ることは、
引き受け方を知るのと同じくらい大切だ。
（ バルタザール・グラシアン ）
15.
本当の学問には、無駄に終わるような理論や研究は一つもない、と言える。
（ ヴォルテール ）
16.
無理に強いられた学習というものは、何ひとつ魂のなかに残りはしない。
（ プラトン ）
17.
正直は最善の政策である。
（ ゼノン ）
18.
「死」は、あなたの死にも生にも関与しない。
あなたが生きているのは、
あなたがこうして存在しているからであり、
あなたが死んだときは、
あなたはもはや存在していないからである。
（ モンテーニュ ）
19.
創造的な人間は、あいまいさと付きあうのを楽しんでいる。
すぐに問題が解決されなくてもいいと思っていて、ぴったりした考えを待つ余裕があるのだ。
（ エイブ・タネンバウム ）
20.
道徳的現象なるものは存在しない。
あるのはただ、現象の道徳的解釈である。
（ ニーチェ ）
21.
人間は根源的に時間的存在である。
（ ハイデッガー ）
22.
人生は後ろ向きにしか理解できないが、
前向きにしか生きられない。
（ キルケゴール ）
23.
私たちは、他者を愛することなくして、自らを愛することはできない。
そして自らを愛することなくして、他者を愛することはできない。
けれども、自らを利己的に愛すると、他者を愛せなくなる。
（ トマス・マートン ）
24.
皮肉屋とは、犬の哲学者なり。
（ アウグスティヌス ）
25.
一節のメロディーの持続を、そのメロディーを変質させることなく、短縮することがあなたにできるだろうか？
内的生命活動とはそのようなメロディーそのものなのだ。
（ アンリ・ベルクソン ）
26.
想像力は何でもやってのける。
それは美と正義と幸福をつくるが、これこそ、この世におけるすべてなのである。
（ ブレーズ・パスカル ）
27.
人は、虚栄が話せとそそのかさない限り、口をきかない。
（ ラ・ロシュフコー ）
28.
私は、敵を倒した者より、
自分の欲望を克服した者の方を、
より勇者と見る。
自らに勝つことこそ、
最も難しい勝利だからだ。
（ アリストテレス ）
29.
「少数者支配」を意味する寡頭制(かとうせい)においてであれ、
どんな国制においてであれ、
何らかの意味で大勢を占める部分が最高の権限を握ることに
変わりはない。
（ アリストテレス ）
30.
容貌は、人々を判断するための規範にはならないが、憶測には役立つかもしれない。
（ ラ・ブリュイエール ）
31.
消費社会。
そこでは購買行為は
必要＝欠乏（needないしはwant）によってではなく
欲望（desire）によって動機づけられている。
それなしには生活が成り立たないというよりも、
「欲しい」、いや「買わないといけない」という強迫に
動機づけられている。
（ 鷲田清一 ）
32.
長いこと論争している場合は、たいてい、彼らは何を論じ合っているのか彼ら自身分からなくなっている証拠である。
（ ヴォルテール ）
33.
思想家にはなりたまえ。
だがそのあらゆる思想の中にあって、
変わらず人間であり続けることを忘れるな。
（ デイヴィッド・ヒューム ）
34.
靴屋は素晴らしい靴をつくる。
それは彼が他に何もつくれないからだ。
（ エマーソン ）
35.
人があれもこれもなし得ると考える限り、何もなし得る決心がつかない。
（ スピノザ ）
36.
世論と共に考えるような人は、
自分で目隠しをし、
自分で耳に栓をしているのである。
（ ニーチェ ）
37.
本能とは、思考に先立つすべての感情と行為である。
（ ヴォルテール ）
38.
ひとは誰もが自然のもとに生まれ、人生の大部分を自然のもとで送るわけだが、この自然の権利や決まりというものは、誰もしたがらないことや誰にもできないことを除いて、何一つ禁じていない。
（ スピノザ ）
39.
幸せを数えたら、
あなたはすぐ幸せになれる。
（ ショーペンハウアー ）
40.
過小評価するより過大評価する方が、判断力の欠如を完璧に暴露してしまう。
（ ニーチェ ）
41.
誤りをはっきり誤りと言ってのければ、どんな誤りも、おのずから誤りでなくなるであろう。
（ ヴォーヴナルグ ）
42.
世にある罪悪のうち、直接には飲酒によって引き起こされないものはほとんどひとつもない。
（ コールリッジ ）
43.
我々の人生は、我々の思考によってつくられる。
（ アウレリウス ）
44.
人は往々にして自分が不幸に思えることに、ある種の悦びを感じることで、不幸である自分を慰める。
（ ラ・ロシュフコー ）
45.
知識を通して教えるには、長い時間がかかるけれども、具体例を通して教えれば、時間も短時間で済み、しかも有効である。
（ セネカ ）
46.
結婚するときはこう自問せよ。
「年をとってもこの相手と会話ができるだろうか」
そのほかは年月がたてばいずれ変化することだ。
（ ニーチェ ）
47.
世界で最も素晴らしいことは、自立の方法を知ることである。
（ モンテーニュ ）
48.
友情の続かざるものは性格の悪しき人間なり。
（ デモクリトス ）
49.
動物と違って、人間は世界の中に生きているだけではなく、世界とともに生きている。
（ パウロ・フレイレ ）
50.
何事かをいっそう深く身につけたいと思う者は、自分自身の才能と努力とによってなさなければならない。
なぜなら、何人も先生の訓練や強制によって、知識の蘊奥(うんおう)をきわめたり、学問で有名になった人はいないからである。
（ ジョン・ロック ）
51.
反駁(はんばく)を好んで多くの言葉を費やす者は、いかなる正しいことをも学ぶ能力がない。
（ デモクリトス ）
52.
大事件は二度あらわれる。
一度目は悲劇として、
二度目は喜劇として。
（ カール・マルクス ）
53.
善も悪も、我々に快楽と苦痛を引き起こすものにほかならない。
（ ジョン・ロック ）
54.
ファシズムが展開するもととなった精神的体系の創始者たちは、
すべてある共通の特徴を持っている。
彼らはキリスト教的な形の厳しさに対して、
スパルタ的な形の厳しさを代表する。
（ バートランド・ラッセル ）
55.
上に上がれば自由が増して、いろいろなことができるという幻想を持ちやすいが、そうではないんだ。
それは、運動が大きくなっていくときも、その運動のリーダーになっている人の選択肢は少なくなってくる。
（ 鶴見俊輔 ）
56.
懐疑はそれ自身
消極的、否定的態度であるにしても、
根本的には積極的、肯定的態度を予想する。
絶対に光を見ず、
また光の予感をもたずして
ただ闇の中に住める人の心には
懐疑はない。
（ 三木清 ）
57.
神は男を飼い馴らす為のみに女を創った。
（ ヴォルテール ）
58.
私が満足するのに必要なものはごくわずかである。
１日２回の美味しい食事、タバコ、私の関心をひく本、少々の著述を毎日。
これが、私にとっては生活の全てである。
（ エリック・ホッファー ）
59.
不必要なものを手に入れることは、
必需品を手に入れることよりも、
はるかに大きな精神的興奮を催させる。
（ ガストン・バシュラール ）
60.
人々は
美徳の点ではそんなに差異はなく、
悪徳の点でのみ差異がある。
（ ブレーズ・パスカル ）
61.
友とともにせざる晩餐(ばんさん)は、ライオンもしくは狼の生活の如(ごと)し。
（ エピクロス ）
62.
道徳と倫理との違いとは、単純明快、強制と自由との違いである。
「してはいけないからしない」、これは道徳であり、「したくないからしない」、これが倫理である。
「罰せられるからしない」、これは道徳であり、「嫌だからしない」、これが倫理である。
（ 池田晶子 ）
63.
年々、時は過ぎ去るも、過ぎ去りし時は還らじ。
（ キケロ ）
64.
生活は、われわれが自分の欲求との関係で事物を把握することを要請する。
生活するとは行動することである。
生活するとは、諸事物から有用な印象だけを受容し、それに適切な仕方で反応しようとすることである。
（ アンリ・ベルクソン ）
65.
一定の党派から感心されるには、自分で独立に思惟し判断するよりも、きまり文句を平気でいうほうが近道だ。
演説会で喝采を博しようと欲する者がきまり文句を叫ぶことを忘れてはならないのと同様である。
（ 三木清 ）
66.
最も容易に人間を見わけるには、その人が生涯の努力の真の目標と考えているものを知ればよい。
もしもその目標が、権力とか享楽とかにあるならば、そうした人には全幅の信頼をよせるわけにいかない。
（ カール・ヒルティ ）
67.
教育とは流水に文字を書くような果てない業(ぎょう)である。
だが岩壁に刻むような真剣さで取り組まねばならぬ。
（ 森信三 ）
68.
冒険のない文明は衰退する。
（ ホワイトヘッド ）
69.
真実には特定の時などない。
真実はどんな時代にも真実である。
（ シュバイツァー ）
70.
人間にとって真の大敵は胸中の敵である。
（ セネカ ）
71.
二重の用心は一重の用心に優る。
（ ラ・フォンテーヌ ）
72.
埋葬された皇帝よりも、生きている従僕のほうがましだ。
（ ラ・フォンテーヌ ）
73.
深い友情とは、それ自体が目的なのだ。
（ アリストテレス ）
74.
悲劇は人生肯定の最高の形式だ。
（ ニーチェ ）
75.
ある人物からまったく尊敬されていないと感じ取った人は、その人物に憎しみに近い感情をいだく。
（ ヴォーヴナルグ ）
76.
喧嘩をつくるのは倦怠だ。
その証拠は、いちばん喧嘩好きなのは、仕事や心配のいちばん少ない人間に決まっているからだ。
（ アラン ）
77.
賢人の精神は、何ものにも動ぜず、何ものにも傷つかず、敢然としていられる強さを宿しているのだ。
（ セネカ ）
78.
精神はすべてに役立つが、
何に対しても十分ではない。
（ アミエル ）
79.
人は何を愛すかという問題に対して人がなし得る唯一の答えは、人は愛されるにふさわしいものを愛す、ということである。
（ キルケゴール ）
80.
花が花の本性を現(げん)じたる時最も美なるが如(ごと)く、人間が人間の本性を現じたる時は美の頂上に達するものである。
（ 西田幾多郎 ）
81.
最上の証明とは経験である。
（ フランシス･ベーコン ）
82.
時々、私たち自身の光が消えた時、
他の人の火花によって、元気になることがあります。
私たちは自分の心に火を灯してくれた人々に深く感謝したいものです。
（ シュバイツァー ）
83.
（仕事選びにおいて）世間体、収入、組織、そういう画一的価値に押しつぶされてしまうのが、最も危険です。
（ 中島義道 ）
84.
運命とは受け入れるべきものではなく、自ら選び創り出すものだ。
（ スピノザ ）
85.
全力をあげて努力しない限り、人を愛そうとしても必ず失敗する。
（ エーリヒ・フロム ）
86.
「この世で最も美しいものは何か」
「言論の自由」
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
87.
物事の記号的なイメージが、数である。
（ ニコラウス・クサヌス ）
88.
パリを去るのはつまらない。
友達と別れなければならないから。
といって田舎を去るのも辛い。
自分と別れなければならないから。
（ ジョセフ・ジュベール ）
89.
学ぶのに、時間を費やしすぎるのは、怠惰である。
（ フランシス･ベーコン ）
90.
自分の力のうちにあって自由になるものと、自分の力のうちになくて自由にならぬものを、峻別せよ。
（ エピクテトス ）
91.
人類を全体として愛することのほうが、隣人を愛するよりも容易である。
（ エリック・ホッファー ）
92.
険しい道こそが、偉大なる高さに結びつくのである。
（ セネカ ）
93.
物質を支配せよ！
さもなければ物質はお前を支配する。
（ カール・ヒルティ ）
94.
私は数多くの賢人と猫について学んだが、猫の知恵は賢人のそれよりはるかにまさっている。
（ イポリット・テーヌ ）
95.
寺院がいちばん聖なるゆえんは、
そこが人々の共通して泣く場所だからである。
（ ウナムーノ ）
96.
悪人が受ける主な罰は、
彼ら悪人が善心に立ち還った瞬間に、
よりよくなろうと願っても、
もはや善の道に還ることが出来ないという点にある。
（ カール・ヒルティ ）
97.
起こったことをそのまま受け入れることは、不幸を克服する第一歩である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
98.
男は自分の秘密よりも他人の秘密のほうを誠実に守る。
女はそれと反対に、
他人の秘密よりも自分の秘密のほうを大事にする。
（ ラ・ブリュイエール ）
99.
すべて偉大なことは、小規模に、少人数から始まるものだ。
（ カール・ヒルティ ）
100.
人は通常、金を貸すことを断ることによって友を失わず、
金を貸すことによってたやすく友を失う。
（ ショーペンハウアー ）
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