名言ナビ
→ トップページ
今日の
死に関する名言
☆ １月２３日 ☆
→ 日別名言メニュー
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
私は、死というのは、この世界から新しい生命に入る通過儀礼だというふうに思っています。
通過儀礼ですから、それは試練であり、そして恐怖があり、苦しみが伴うのだと思います。
（ 遠藤周作 ）
2.
人間にとって最善のことは生まれることにして、次善のことは一日も早く永眠することなり。
（ テニスン ）
3.
「死にたいと軽々しく口にしてはいけない」
「生きたくても生きられない人だっている」などと言う人がよくいる。
だがそれは、恵まれた人間や、幸せな人間の言いぐさだ。
長い間恵まれていない人間、不幸な人間にとっては、「苦痛なだけの人生とは、１秒でも早くおさらばしたい」と思うのが当然ではないか。
（ 七瀬音弥 ）
4.
兵士は死神に雇われている。
生きるために死にいく。
（ メナンドロス ）
5.
中年と呼ばれる年になり、
いつしか、生より死の比重が勝って来た。
もう、夕暮れは、かなしくはない。
自身の死へのかなしみよりも、
置き去りにされる、かなしみのほうが、
より重たい。
（ 杉浦日向子 ）
6.
死んだ人はみんなことばになるのだ。
（ 寺山修司 ）
7.
死ぬほどといふはどれほど心太(ところてん)
（ 高倉和子 ）
8.
薄氷(うすらい)へわが影ゆきて溺死せり
（ 三橋鷹女 ）
9.
誕生の時は、
あなただけが泣き、
世界中が喜びに湧く。
死ぬ時は、
世界中が泣き、
あなたは喜びにあふれる、
かくの如(ごと)く生きなさい。
（ 『バルド・トドゥル（チベット死者の書）』 ）
10.
死を予測するのは自由を予測することだ。
死を学んだ者は屈従を忘れ、死の悟りはあらゆる隷従(れいじゅう)と拘束から我々を解放する。
（ モンテーニュ ）
11.
われわれは死者のことをなるたけ早く忘れたいのです。
憎まれ嫌われていた死者のことほど
早く忘れたいのです。
そのためにはほめるに限る。
ですから死者に対する賞讃には、
何か冷酷な非人間的なものがあります。
（ 三島由紀夫 ）
12.
年をとると、今自分が抱えているものよりも、思い出の方が重くなる。
そして死ぬ瞬間、人に残されるのは思い出だけ。
人は思い出だけを抱えて死んでいく。
（ ドラマ『相棒』シリーズ ）
13.
敗戦日みんな死なない顔してる
（ 椎野恵子 ）
14.
木は死ぬとき迄(まで)成長を続ける。
人生も木と全く同じである。
だから人生において現状維持というのはありえない。
前進か後退かどちらかである。
とにかく、常に前進を目指すことだ。
（ 謝世輝 ）
15.
人間はいつかは死を迎えなければならぬわけだが、この「死」という出口から見ると、われわれのやっていることは実に滑稽至極。
（ 井上ひさし ）
16.
どんな老人だって世間の役に立つことはできます。
だって、死んでみせるっていうこと、大切じゃないですか。
（ 永六輔 ）
17.
生者(せいしゃ)は死者の為に煩わさるべからず。
（ 梅原龍三郎 ）
18.
看護婦さん、あんたは老人の私を骨董品として生かしておこうとしているが、私はもうガタがきてるんだ、おしまいなんだよ、死ぬんだ。
（ ジョージ・バーナード・ショー ）
19.
人が死んだ後の状態というのは、人が生まれてくる前の状態と同じである。
そう考えれば、「死」というものも、それほど怖いものではなくなる。
（ 七瀬音弥 ）
20.
なき人のしるしの竹に蜻蛉哉(かな)
（ 高井几董 ）
21.
多くの場合は、
父が先に死んで母が残る。
そうすると、
母は父の分まで大切にされて長生きする。
最後は女のほうが得だなァ。
（ 永六輔 ）
22.
他人の死を喜ぶな。
私達は皆、死すべき者であることを思え。
（ 『旧約聖書』 ）
23.
最上の死は、
あらかじめ考えられなかった死である。
（ モンテーニュ ）
24.
人生は戦争なり。
戦いを宣告した上は、書に向かっては書を征服し、人に向かっては人を征服し、事業に向かっては事業を征服するまで止(や)むべからず。
何物、何事、何人(なんぴと)に対しても討死(うちじに)の覚悟を以(もっ)て戦うべし。
死すとも勝つの覚悟あれ。
（ 国木田独歩 ）
25.
どうせ露見する事なのに、
一日でも一刻でも永く平和を持続させたくて、
人を驚愕(きょうがく)させるのが何としても恐ろしくて、
私は懸命に其(そ)の場かぎりの嘘をつくのである。
私は、いつでも、そうであった。
そうして、せっぱつまって、死ぬ事を考える。
（ 太宰治 ）
26.
我らは常に命の短きを嘆きながら、あたかも命の尽きる時期などなきがごときに振る舞う。
（ セネカ ）
27.
私という柿
熟するのは
私の　死後になりそうだな
何しろ　この柿
熟するのに
まだながい年月が
かかるので
（ 榎本栄一 ）
28.
「孤独死＝悪」は本当に大前提になるのか。
人間が人間として生きるには孤独がふさわしい。
その崇高な孤独に徹して死を迎えたことはたたえられこそすれ、哀れむものとは思えない。
（ 東京新聞連載企画「孤独死を追う」 ）
29.
死して後已む
（ 孔子・論語 ）
30.
今日はこの世、明日はあの世。
（ 日本のことわざ・格言 ）
31.
汝は塵(ちり)であり、また塵に戻るであろう。
（ 『旧約聖書』 ）
（ ユダヤの名言・格言・ことわざ ）
32.
大体、人間は死ぬとき、
何となく
生きてきたナーという実感が
最高の人生やな。
あれもしたかった、
これもしたかった、
いうのは最低の人生です。
（ 田辺聖子 ）
33.
亡き人を案ずるあなたが亡き人から案じられている
（ 廣瀬杲 ）
34.
ゆたかで、かしこい現代人が、
封建で未開の江戸に学ぶなんて、ちゃんちゃらおかしい。
私に言わせれば、江戸は情夫だ。
学んだり手本になるもんじゃない。
死なばもろともと惚れる相手なんだ。
うつくしく、やさしいだけを見ているのじゃ駄目だ。
おろかなりのいとしさを、
綺堂本に教わってから、
出直して来いと言いたい。
（ 杉浦日向子 ）
35.
誇りを持って死にたい。
あらゆる人たちの尊敬に値する存在になりたい。
ただし、今この瞬間、
富と名声を求めて奮闘する中で、
私は自分自身を好きだと思いたい。
（ エドガー・ゲスト ）
36.
開かれた生き方をしている人は媒体となり発信器となる。
そして川のように、人生を充分に生き、命の流れとともに流れ、海として再び生きるために死ぬ。
（ ヘンリー・ミラー ）
37.
総(すべ)ての不治の創(きず)の通りに、恋愛の創も死ななくては癒えません。
それはどの恋愛でも傷つけられると、恋愛の神が侮辱せられて、その報いに犠牲を求めるからでございます。
（ 太宰治 ）
38.
辞めましょうか。
どうせつまらぬ人生なんだから。
（ シェイクスピア ）
39.
死は、人間の一生にしめ括りをつけ、その生涯を完成させるものだ。
消滅ではなく完成だ。
（ 山本周五郎 ）
40.
九十を越えてから考えるようになったんだけどね。
「長寿」って言うでしょう。
長く生きりゃめでたいってのは、誰が決めたんですかね。
寝たきり老人が多くなるだけでしょう。
「寿」なんてものじゃないよねェ。
（ 永六輔 ）
41.
人は毎日死ぬ。
ただ朝に復活するために。
大きく、より良く、より賢くなるために。
（ エメット・フォックス ）
42.
夜の熟睡を死んだように眠るとたとえるのは、適切な表現かもしれません。
人は夜、眠りの中に死んで、朝目を覚ます時は死から甦るのだと考えられるからです。
「日々これ新たなり」ですね。
（ 瀬戸内寂聴 ）
43.
浮浪、これが人生の真の声ではあるまいか。
…親もない。
兄弟もない。
死ぬ時節が来れば、独りで勝手に死んで行けばよい。
恩愛だの義理の涙など見るわずらわしさもない。
（ 永井荷風 ）
44.
世には情死というと、
一概に愚(ぐ)だという者がある。
そういう者には、
得て情死さえ為(な)し得ぬ薄(うすっ)ぺらな奴が多い。
（ 二葉亭四迷 ）
45.
自分の意思で心臓を止められないから仏はいる。
（ 親鸞 ）
46.
人は自分の死を予知できず、人生を尽きせぬ泉だと思う。
（ 映画『シェルタリング・スカイ』 ）
47.
死にたければいつでも死ねるからね。
ではためしにやって見給え。
（ 芥川龍之介 ）
48.
自分が死ぬのはいいけれど、愛する人に死なれることは一番きついことです。
（ 瀬戸内寂聴 ）
49.
「先寝るぞ」　「安らかにね」と　返す妻
（ 朝倉道子 ）
50.
人間死ぬまでは、幸運な人とは呼んでも幸福な人と申すのは差控えねばならない。
幸運が幸福とは限らないからだ。
（ ヘロドトス ）
51.
死さえも相対化して、私たちはある意味、死というものを生きている。
これは日本人の死生観に、かなり伝統的に埋め込まれてきた感覚である。
（ 齋藤孝 ）
52.
現に生きてあるものにとっての現在というのは、
死者にとっての未来だ。
それだからこそ、
親しいものの喪から、わたしが受けとってきたものは、
一人の現在をよりふかく、よく生きるためのことばだったと思える。
（ 長田弘 ）
53.
野生で生き残るために最も必要なのは、
臆病になることだ。
恐怖に鈍感な動物（やつ）ほど死ぬ確率も高い。
（ 漫画『トリコ』 ）
54.
ブリュメールの十八日は言語だ！
連合赤軍も言語だ！
そして俺自身の死だって
言語化されてしまうのを拒むことが出来ないのだよ！
ああ、喜劇！
（ 寺山修司 ）
55.
（死を）自身という個体の永遠の消滅とか、
人間のプライドとか、
大げさに特別なものと思わぬほうが良い。
（ 山田風太郎 ）
56.
（恋愛とは）所詮幻影であり、
永遠の恋などは嘘の骨頂だとわかっていても、
それをするな、といい得ない性質のものである。
それをしなければ
人生自体がなくなるようなものなのだから。
つまりは、
人間は死ぬ、
どうせ死ぬものなら早く死んでしまえ
ということが成り立たないのと同じだ。
（ 坂口安吾 ）
57.
意識でははっきり自覚しなくても、死期の迫った患者のなかには、本能的にこの地上から別離せねばならぬことを感じとる者が少なくない。
（ 遠藤周作 ）
58.
金が欲しい。
さもなくば、眠りながらの自然死！
（ 太宰治 ）
59.
なるほど死は生の末端に違いないが、目標ではない。
生の終極ではあるが決して目的ではない。
生それみずからが、生にとっての目標、その仕事でなければならぬ。
（ モンテーニュ ）
60.
自分の土地に流れる水、
己の上に吹きわたる風の気配、
それを自分の存在のアカシとして出発しない限り、
いかなる文化もありはしない。
花がひらくという神秘。
死にゆく樹々の鮮やかな紅葉の死に化粧。
ぼく自身の生命に共振する。
（ 岡本太郎 ）
61.
大切なのは、
生の側から死を見る以上に、
死の側から生を確かめるという視点だ。
これが定まらないと、
自分の人生も芸術も
実り多いものにならない気がする。
（ 横尾忠則 ）
62.
あの人はこの世を去ったんじゃありません。
あの世へ行ったんでございます。
（ 永六輔 ）
63.
破壊欲動は
どのような生物の中にも働いており、
生命を崩壊させ、
生命のない物質に引き戻そうとします。
エロス的欲動が「生への欲動」をあらわすのなら、
破壊欲動は「死への欲動」と呼ぶことができます。
（ フロイト ）
64.
死んだ人ほど家庭的だ。
決してどこにも行くことがない。
（ 寺山修司 ）
65.
同世代の仲間が亡くなる度に、残り時間を考えますね。
そうするとどうしてもあせります。
（ 永六輔 ）
66.
死は一切の罪悪を消滅させますから、
どうかこの際、故人を許してもらいたいと思います。
（ 川端康成 ）
67.
われ死なば　引導追善葬無用
むくろは荼毘(だび)て　骨な拾いそ
（ 久松真一 ）
68.
新年は死んだ人を偲ぶためにある。
心の優しいものが先に死ぬのは何故(なぜ)か、己だけが生き残っているのは何故かと問うためだ。
（ 中桐雅夫 ）
69.
死は、いつでも生のなかにつつまれていて、ニシンと数の子のように、同じ時をかぞえているのである。
死の恐怖は、同時に生の恐怖でもある。
この二重奏は、ときには死の実存をかなでるラヴィアン・ローズなのである。
（ 寺山修司 ）
70.
人間、そんなに簡単に死んではいけないんだ。
（ 金八先生 ）
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ 日別名言メニュー
→ 今日の名言（テーマ別）
→ 今日の名言（星 座 別）
→ 今日の名言（血液型別）
→ 日別の名言（テーマ別）
→ 日別の名言（星 座 別）
→ 日別の名言（血液型別）
→ トップページ