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101.
（女性が）男性の悪口を言うのは簡単だが、
男性と無縁なところで生きるならいざ知らず、
何らかの繋がりをもって生きて行こうと思うなら、
その本性を知った上で、
あなたの掌の上で上手に遊ばせることこそ
賢明と言うものだろう。
（ 高橋玄洋 ）
102.
賢明な妻は、
夫の愛人に力を持たせないものです。
（ ジョセフ・マーフィー ）
103.
賢者は一般の人々の愚考を寛大に見逃すべきにあらず。
なんとなれば、両者ともに損なわれるからなり。
すなわち、
前者の威厳は滅じ、
後者の愚考は常習的になる。
（ サアディー ）
104.
口をつぐむ時、
愚か者は賢く、
賢者は愚かになる。
（ シモニデス ）
105.
およそ完全に矛盾したことは、
愚者にも賢者にも等しく神秘的に聞えますからね。
あなた、学芸の道は、昔も今もおんなじだ。
（ ゲーテ ）
106.
人間にとって、
言葉は苦悩を癒す医者なり。
なぜならば、言葉のみが魂を癒す不可思議なる力を有するからなり。
また、この言葉こそ、
古(いにしえ)の賢者たちは「妙薬」と呼ぶ。
（ メナンドロス ）
107.
裏切りがいやならば
期待はしないほうが賢明だ。
だから裏切りの大きさは
期待の熱意に正比例する。
（ 串田孫一 ）
108.
民衆を受け身で従順にしておく賢い方法は、
議論の枠組みを厳しく制限し、
その枠組みの中で活発な議論を奨励することだ。
（ ノーム・チョムスキー ）
109.
恋は女に才気を与え、
男から才気を奪う。
（ イタリアのことわざ・格 ）
110.
悪賢い人は勉強を軽蔑し、
単純な人は勉強を称賛し、
賢い人は勉強を利用する。
（ フランシス･ベーコン ）
111.
家でどんなものを食べているかを見ることは、
人の賢愚を知る確実なテストである。
（ 林語堂 ）
112.
歴史は人間を賢明にし、
詩は多才あるものにし、
数学は鋭敏にし、
自然哲学は深遠にし、
倫理学は重厚ならしめ、
論理学と修辞学は議論に秀でさせる。
（ フランシス･ベーコン ）
113.
富は賢者の奴隷であり、愚者の主人である。
（ セネカ ）
114.
誰もが同じだと思うのは愚かなことよ。
違いにこそ価値があると、この地で学んだわ。
違いは素晴らしいのよ。
賢い人は違いを尊重するわ。
（ 映画『名もなきアフリカの地で』 ）
115.
希望は賢者を活気づけ、自惚れの強い人や呑気者を釣り込む。
自惚れの強い人や呑気者は、希望の与える約束を軽々しく信頼しきってしまう。
（ ヴォーヴナルグ ）
116.
賢い者は、仲間の生活と歩調を合わせることを知っている。
（ 作者不詳 ）
117.
普通の学生は講義が始まって十分で退屈する。
頭がいい学生ならば五分で退屈する。
一番賢い学生は最初から講義に行かない。
（ スティーヴン・リーコック ）
118.
愚かな人は、すぐに怒りを表す。
しかし賢い人は、辱(はずかし)めをも気にとめない。
（ 『旧約聖書』 ）
（ ユダヤの名言・格言・ことわざ ）
119.
本当に頭のいい人は、
頭のいい人の頭を使う。
（ 須藤元気 ）
120.
「沈黙」は変幻自在の力となる。
愚者も黙れば賢者で通る。
（ ユダヤの名言・格言・ことわざ ）
121.
時間こそ、我々がその中でいっそう賢くなり、いっそう良くなり、いっそう成熟し、いっそう完全なものとなるために、我々に与えられた貴重な贈り物である。
（ トーマス・マン ）
122.
あなたの人生で何かに失敗したら、
失恋でも、試験の不合格でも
「今でよかった」と思うことである。
何故失敗したかを理解し、賢くなったことで、
後のもっと大きな悲劇が避けられたのである。
その失敗は、自分の人生でいずれ通らなければならない場所なのである。
（ 加藤諦三 ）
123.
今ここで賢明な生活を送らなければ、
永久に賢明な生活はできない。
（ デーヴィッド・グレーソン ）
124.
社長は会社を支配するが、
賢い人は社長を支配する。
（ 西洋のことわざ・格言 ）
125.
すでに悪いことばを発したならば、
それをさらに口にするな。
口にするならば悩まされる。
聖者はこのように悪いことばを発することはない。
愚かな者どもが発するからである。
（ 『ウダーナヴァルガ』 ）
（ 『法句経』 ）
126.
愚かな人は（辱めを受けると）すぐ怒りを表す。
しかし賢い人は、辱めを隠すことを知っている。
（ 『旧約聖書』 ）
（ ユダヤの名言・格言・ことわざ ）
127.
兵法に複雑な策略などはいらない。
最も単純なものが最良なのだ。
偉大な将軍達が間違いを犯してしまうのは、
難しい戦略を立て、賢こそうに振る舞おうとするからだ。
（ ナポレオン・ボナパルト ）
128.
己(おの)れの愚かさを知るものは、
既に智者である。
愚者でありながら、自ら智者と称するは、
愚中の愚である。
（ 『法句経』 ）
129.
進化は人間より賢い。
（ フランシス・クリック ）
130.
愛されし故人に対し、
私たちは責任を負っている。
最高の思い出以外は記憶から抹消し、
彼らの最も賢く、慈悲深く、独創性あふれる姿のみを心に刻まねばならない。
私たちも死んだなら、
人々にそう願わないだろうか。
（ エリザベス・ワトソン ）

131.
すべての賢者の学説が示すところによれば、
よく生きるとは自然に従って生きることであり、
この世の最高善は自然に合致することであり、
自然を案内者とし女主人としてそれに従う限り、
我々はあやまつことがないであろう。
（ ピエール・シャロン ）
132.
教育とは、確かに立派なものである。
だが、この世で知る価値のあるものは、教えてもらうことのできないものだということを、いつも胆に銘じておくのが賢明である。
（ オスカー・ワイルド ）
133.
賢い奴は何も言わなくても解(わか)ってる。
馬鹿は言っても解らない。
（ 7代目 立川談志 ）
134.
見なさい。
（書物の）執筆者たちが高度に気持ちを張りつめても、
最も賢明な執筆者でさえ、
一つの論拠の周りに、
どんなに浮薄な論を、
じっくり読めばすぐ判(わか)る実体のない論を撒き散らしているかを。
いずれも、我々を瞞着(まんちゃく)する
口先だけの屁理屈にすぎないのだ。
（ モンテーニュ ）
135.
智者の敵とはなるとも
愚者の友とはなるべからず。
（ 『曽我物語』 ）
136.
明主はよく人を知る。
けだし、
人を知るものはその徳有を取るなり。
物事のその徳を以(もっ)て用ゆる時は
即(すなわ)ち廃(すた)らず。
物々一徳なかるべからず。
（ 沢庵宗彭［沢庵和尚］ ）
137.
賢者は、女の涙を水としか思わない。
（ ロシアのことわざ・格言 ）
138.
尺も短しと見える所あり、
寸も長しとする所あり。

（四字熟語）
尺短寸長
（ 『楚辞』 ）
（ 四字熟語の名言・格言・ことわざ ）
139.
耳ある者に甘露の門は開かれたり。
己がさかしらの心を捨て去って、
清き耳を持つべし。
（ 『法句経』 ）
140.
富は賢者のもとにあっては奉仕し、愚者のもとにあっては命令する。
（ セネカ ）

141.
朝は前の晩より賢い。
（ ロシアのことわざ・格言 ）
142.
分別過ぐれば、
大事の合戦は成し難し。
（ 黒田官兵衛［黒田孝高］ ）
143.
最も賢明なことは、
自分を自分の打ち明け相手にすることである。
（ スタンダール ）
144.
賢者は新しい思想を考え出し、
愚者がそれを広める。
（ ハインリッヒ・ハイネ ）
145.
あなたが何に集中し、
何は放っておき、
どこを別の人たちに任せてその決定権を委ねるか、
そういうことにあなたは賢くならなければならない。
（ ミッチェル・ケイパー ）
146.
愚か者が先延ばしにすることを、
賢者はただちに取りかかる
（ バルタザール・グラシアン ）
147.
才気走った妻は疲れた夫にとって刺激が強すぎ、
情熱的な妻はわずらわしさを感じさせる。
（ ヘンリー・テイラー ）
148.
最も賢い処世術は
社会的因襲を軽蔑しながら、
しかも社会的因襲と矛盾せぬ生活をすることである。
（ 芥川龍之介 ）
149.
権力！
そんなものはつまらぬものじゃないか。
愚者の尊敬、小児の感嘆、富者の羨望、賢者の侮辱。
（ バルナーヴ ）
150.
賢い男は、よく考えるからしゃべる暇がない。
愚かな男は、よくしゃべるから考える暇がない。
（ ユダヤの名言・格言・ことわざ ）

151.
空威張りする人間は、
賢者に軽蔑され、
愚者に感嘆され、
寄生的人間にたてまつられ、
彼ら自身の高慢心の奴隷となる。
（ フランシス･ベーコン ）
152.
法と不法を説く賢者は非常に多いけれど、知って実践する人は、世の中にはきわめて少ない。
（ サキャ・パンディタ ）
153.
智者には説き、愚者にはアジれ。
大衆を動かすには、
少々馬鹿げたことも言わねばならない。
識者は腹の中で冷笑しているが、
大衆はこれで動く。
九割が動き出せば、
理智的な残りの一割は嫌でもついてくる。
（ 辻政信 ）
154.
文明人とは、
非常に経験の積んだ、
非常に賢い野蛮人のことだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
155.
賢者も勇者も、歴史という名の線路の上に横たわって、未来という名の列車がむざむざ自分をひいていくのを待つようなことはしない。
（ アイゼンハワー ）
156.
賢者には一語にて足る。
（ ラテンのことわざ・格言 ）
157.
賢い人は冬の間に農具の手入れをする。
（ 西洋のことわざ・格言 ）
158.
愚者はしゃべるだけだが、
賢者は書くということも知っている。
（ 西洋のことわざ・格言 ）
159.
人間が他の動物よりも賢くて強くて繊細で高級だというのは、
単に人間自身の尺度でもって他の生物たちを価値評価した結果でしかない。
（ 竹内芳郎 ）
160.
無知が幸福である場合には、
賢くなるのは控えるべきだ。
（ 西洋のことわざ・格言 ）

161.
文字通りの人類絶滅を企てるものは、賢人である。
愚者には、原子爆弾や火薬などがつくれるはずがない。
（ ホルスト・ガイヤー ）
162.
時間こそ最も賢明な相談相手である。
（ ペリクレス ）
163.
愚か者にとっては高齢は冬。
賢い者にとっては収穫の季節である。
（ ユダヤの名言・格言・ことわざ ）
164.
賢者が過ちを犯さなければ、
愚か者には人生がつらいものになるだろう。
（ ジョージ・ハーバート ）
165.
賢明に世俗的であれ、
世俗的に賢明であれ。
（ フランシス・クワールズ ）
166.
早寝早起きは、健康、富裕、賢明のもとである。
（ ベンジャミン・フランクリン ）
167.
賢明に語ることほど難しいことはない。
だがしかし、
賢明に沈黙することは、
それ以上に難しい。
（ ボーデンシュテット ）
168.
人間の英知を信用しすぎるのは賢明ではない。
強者も弱くなるかもしれないし、
賢者も間違うかもしれない、
と心に留めておくことは健康的である。
（ マハトマ・ガンジー ）
169.
良馬は走れば分かる。
金銀は溶かせば分かる。
象は戦場に出れば分かる。
賢者は格言を書けば分かる。
（ サキャ・パンディタ ）
170.
人はその言(げん)をもってその賢愚を知る。
（ 『曽我物語』 ）

171.
賢者はつねに万物のうちに自己への扶助を見出す。
というのは、彼らに授けられた才能は、すべての事物から善いものを引き出すことにあるからである。
（ ジョン・ラスキン ）
172.
愚者の時間は時計で測定できるが、
賢者の時間は時計では測定できない。
（ ウィリアム・ブレイク ）
173.
賢者は思想を、
利口者は世間の出来事を、
俗人は食べ物を話のタネにする。
（ モンゴルのことわざ・格言 ）
174.
金持ちが蛇を食べると、
人々は「なんて賢い」と言う。
貧乏人が蛇を食べると、
「馬鹿なやつだ」と言う。
（ アラブのことわざ・格言 ）
175.
賢者となりて憤怒するよりも、
瘋癲(ふうてん)痴愚(ちぐ)を装うがよし。
（ ホラティウス ）
176.
昨日のことで賢明になることは易しい。
（ ロシアのことわざ・格言 ）
177.
賢い者は、
言うべきことがあるから話し、
愚かな者は、
言わねばならぬから話す。
（ プラトン ）
178.
礼儀は賢いことであり、
非礼は愚かなことだ。
非礼を不必要に気ままに行うことによって
敵をつくることは、
わが家に放火すようなものだ。
（ ショーペンハウアー ）
179.
賢者とは何か。
法に対して自然を、
慣習に対して理性を、
世論に対して自己の良心を、
謬見(びゅうけん)に対して自己の判断を
対立させる人間である。
（ シャンフォール ）
180.
賢明な人は、
その愛する人からの贈り物より、
贈り物をくれる人の愛を重んじる。
（ トマス・ア・ケンピス ）

181.
愚者が流行を作り、賢者がそれを着る。
（ トーマス・フラー ）
182.
あなたが本気でお金を貯めたいと願うなら、
次の言葉を毎日繰り返しなさい。
「私はお金が好きです。
　私はお金を賢明に建設的に思慮深く使います。
　私はお金を喜んで手放します。
　するとそれは必ず千倍にもなって戻ってきます」
（ ジョセフ・マーフィー ）
183.
たとえ愚かにしか、生きられなくても、
愚かな賢者のように、生きようと思わない。
（ 長田弘 ）
184.
どうしても忘れてしまう
記憶だけが人間をつくっているのだということさえ
だからきっと人間は本当は歴史のうちに生きてはいないのだ
限りない流血も人を賢くしない
（ 谷川俊太郎 ）
185.
過ちは経験の別の呼び名だ。
賢さへの近道だ。
（ アニメ『魔女と野獣』 ）
186.
私は賢明に思慮をめぐらし、
愚かに行動し、
一生の日々を送った。
（ グリルパルツァー ）
187.
愚者に与えられた蜜は吐き出せ。
賢者に与えられた毒は飲み干せ。
（ ロシアのことわざ・格言 ）
188.
賢者と歩めば世界が開け、
愚者と歩めば世間を失う
（ ロシアのことわざ・格言 ）
189.
人には労せずしてすべてがうまくいく時期があるかと思えば、
何をやってもうまくいかない時期もある。
どんな人も、つねに賢人でいることはできない。
（ バルタザール・グラシアン ）
190.
実に倹約と飢えは有用である。
だが、また、時宜(じぎ)にかなう時には出費も有用である。
しかし、それを知るのは賢い人のみである。
（ デモクリトス ）

191.
人の心は、庭のようなものだ。
賢明になるよう耕すことも、荒れるがままに放置することもできる。
だが、いずれの場合も、必ず何かを生み出す。
（ ジェームズ・アレン ）
192.
自分のお目出たさに満足し、
最後までそれに気付かないでいられるなら、
狂人と言われ、馬鹿と蔑(さげす)まれても、
賢いためにいらいらしているよりはましだ。
（ ホラティウス ）
193.
意見を決して変えない人は、
失敗を正すことも決して出来ない。
そして、今日より明日、
賢明になることなども、決してないだろう。
（ トライオン・エドワーズ ）
194.
小銭に賢く、大金に愚。
（ イギリスのことわざ・格言 ）
195.
愚者の心は口にあるが、
賢者の口は心にある。
（ ベンジャミン・フランクリン ）
196.
最大の愚者は、
最大の賢者が答え得る以上の質問をする。
（ チャールズ・カレブ・コルトン ）
197.
最も賢い者と最も愚かなものだけが、
決して変わることがない。
（ 孔子・論語 ）
198.
賢者が愚者の意見を軽蔑しながら、
彼らから尊敬されることを誇りに思っているのは、
自己満足的な矛盾である。
（ ジョージ・サヴィル［初代ハリファックス侯爵］ ）
199.
この三千世界で、
賢者の筆頭は（何かに）最も酔うことのできる人である。
（ ヴィクトル・ユーゴー ）
200.
流行──
賢者が嘲笑しながらも、その命令に従う暴君。
（ アンブローズ・ビアス ）

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