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1.
君に秘密がある限り、
「まだ知らないことがあるのでは」と
相手は興味を持ってくれるんだ。
（ マーチン先生 ）
2.
もう秘密がないと思わせてはいけない。
どんどん秘密を作るんだ。
そして、少しずつ秘密を明かすんだ。
（ マーチン先生 ）
3.
友とは憎み合った時のことを考えてつき合え、
敵とは愛し合ったときのことを考えてつき合え。
（ 伊庭貞剛 ）
4.
秘すれば花なり、
秘せずば花なるべからず。
（ 世阿弥 ）
5.
夫婦とは、多種多様の秘密を共有する人間関係である。
（ 本田宗一郎 ）
6.
平社員より部長、
部長より取締役、
取締役より社長のほうが偉い
といった権威主義と、
少数の役員が情報を独占する秘密主義が
会社をダメにする。
（ 丸田芳郎 ）
7.
ものごとが実行に移されたら最後、
迅速に匹敵する秘密保持はない。
（ フランシス･ベーコン ）
8.
恋は、
それが秘密でなくなるとともに、
楽しみではなくなってしまう。
（ アフラ・ベーン ）
9.
自分でも守れない秘密を、
どうして人に守らせることができようか。
（ ラ・ロシュフコー ）
10.
愛は
秘密でなくなると、
喜びではなくなってしまう。
（ アフラ・ベーン ）
11.
人は自分の友に秘密を話すが、
その人にもまた友がいるのだ。
（ トルコのことわざ・格言 ）
12.
官僚制的行政は、知識によって大衆を支配する。
専門知識と実務知識、そしてそれを秘密にすることで優越性を高める。
（ マックス・ウェーバー ）
13.
秘密はまもられていると、あまくたのしいものだが、いったんもれると、おそろしい復讐の鬼になって荒れるよ。
（ 川端康成 ）
14.
良き妻は、
夫が秘密にしたいと思っていることを
常に知らぬふりをする。
それが結婚生活の礼儀というものである。
（ サマセット・モーム ）
15.
話題に窮したときに、自分の友人の秘密を暴露しない者は稀である。
（ ニーチェ ）
16.
女の秘密はヴェールのようなものだ。
なにかを隠すのではなく、
美しく見せるためだ。
（ 長谷川如是閑 ）
17.
智は時に深く秘せられねばならない。
（ 司馬遼太郎 ）
18.
人の小過を責めず、
人の陰私(いんし)を発(あば)かず、
人の旧悪を念(おも)わず。
三者をもって徳を養うべし。
またもって害に遠(とおざ)かるべし。
（ 洪応明 ）
19.
他人の喜びの中に、
自分の喜びを見出すことができること。
そこに幸福の秘密がある。
（ ジョルジュ・ベルナノス ）
20.
はかりごとは密なるを良しとす。
（ 『三略』 ）
21.
私は幸せの秘密を発見した。
それは、全ての人に無関心になることだ。
（ アシュレイ・ブリリアント ）
22.
下の者は上の者のすべての過失を知る。
（ 西洋のことわざ・格言 ）
23.
謀(はか)りごとは
密なるを良しとす。
（ 韓非子 ）
24.
人には
心に溜めつづけた秘密を
洩らしたくなる場所と時とがあるものだ。
（ 遠藤周作 ）
25.
敵に秘密を知られたくないなら、
味方にももらしてはいけない。
（ ベンジャミン・フランクリン ）
26.
最も難しい三つのこと──
秘密を守ること、
他人から受けた危害を忘れること、
そして、暇な時間を利用すること。
（ キケロ ）
27.
己の秘密を守ることは、
他人の秘密を守ることよりも堅い。
（ エマーソン ）
28.
我々に秘密がありすぎるのも、
また、なさすぎるのも
精神の弱い証拠である。
（ ヴォーヴナルグ ）
29.
女が守る唯一の秘密は、
（その女が）知らない秘密だ。
（ セネカ ）
30.
愛は妻に捧げよ。
しかし、隠し事は母か姉に打ち明けよ。
（ アイルランドのことわざ・格言 ）

31.
他人に秘密を守らせようとしたら、
まず己れ自身が守ることである。
（ セネカ ）
32.
恋愛は人世(じんせい)の秘鑰(ひやく)なり。
恋愛ありて後(のち)人世あり。
（ 北村透谷 ）
33.
何も世の中に秘密とか極意がゴロゴロしてるわけじゃない。
近道をしようとするから見えなくなるだけの話。
仕事だって、お客様のことだってそう。
（ 漫画『コンシェルジュ』 ）
34.
秘密は鳩。
手から離れた途端に翼を持つ。
（ イエメンのことわざ ）
35.
秘密は誰かに喋ったが最後、
皆に知られている。
（ アラブのことわざ・格言 ）
36.
初対面の人や親密ではない人から、
「彼女いる？」「彼氏いる？」とか、
プライベートなことを聞かれたからといって、
「失礼だ」と怒るのは大人げない。
だからといって、正直に答える義務も義理も筋合いもない。
そういう時はただ一言「秘密♪」と答えて、にっこり微笑めばいいんだよ。
（ ながれおとや ）
37.
英雄と云(い)うものは、
肝(きも)の太きだけ、
それに反比例して、
産は甚(はなは)だ密なるものなり。
（ 山路愛山 ）
38.
他人に友情を求めるなら
相手の秘密を絶対に守ること。
人間親しくなれば
当然相手の不可侵領域まで立ち入るようになる。
それを軽々しく他人に喋るようじゃ、
友情だの信頼だのが成り立つわけがないよね。
（ 本田宗一郎 ）
39.
酒が頭に入ると、
秘密が押し出される。
（ 西洋のことわざ・格言 ）
40.
自然界の秘密を解き明かすのに、
人間の理性に頼っていては駄目だよ。
（ トーマス・エジソン ）

41.
心を休め、心の中からすべての心配と不安を捨てる能力は、
おそらく、偉大な人々が持つエネルギーの秘密の一つであろう。
（ J・A・ハッドフィールド ）
42.
酒が入ると、秘密が出て行く。
（ 『タルムード』 ）
（ ユダヤの名言・格言・ことわざ ）
43.
すべての旅には、
旅人が気づいていない
秘密の目的地がある。
（ マルティン・ブーバー ）
44.
私たちがもし、
何かで一流になることを志すなら、
その道の先達から直接学ぶことが一番です。
一流になった人は、
喜んで力を貸してくれるものだからです。
（中略）その道を究めた人たちは、
自分が努力してつかみ取ったものを秘密にしたりはしません。
（ ボブ・リチャーズ ）
45.
人生はあんた、面白くなりかけたころに寿命がくるんです。
秘密がわかりかけたころに、
神様がわからないようにしてるんだ。
（ 水木しげる ）
46.
お化粧は、自分を大事にする作業である。
個人の〈美しき秘めごと〉である。
（ 田辺聖子 ）
47.
秘密は「隠す」ものではなくて、
「見いだす」ものなんです。
（ 長田弘 ）
48.
世界は一冊の本である。
どんなに古い真実も、
つねにいちばん新しい真実でありうる。
それが、一冊の本にほかならないこの世界の
ひそめるいちばん慕(した)わしい秘密だ。
（ 長田弘 ）
49.
秘密を持つことは、
子どもの自我の成長にとって大切なことです。
（ 加藤諦三 ）
50.
どんな親にだって
子供に話せないような
青春の恥ずかしい秘密があるのだ。
（ 遠藤周作 ）

51.
シークレットのない人生は、
人生ではないんだよ。
（ 池波正太郎 ）
52.
女に秘密を打ち明けることは、
沈みそうな船で航行するよりも危険だ。
（ ロシアのことわざ・格言 ）
53.
水と油、女と秘密は本来相容(あいい)れないものだ。
（ ブルワー・リットン ）
54.
妻には愛情を示し、
母か姉には秘密を示せ。
（ アイルランドのことわざ・格言 ）
55.
科学者とは、
自然の秘密と美しさを探し求めるおとぎの国の旅人であり、
それは大変面白く、夢のある楽しい仕事です。
（ キュリー夫人 ）
56.
秘密になされた善行は
最も名誉に値す。
（ 『聖書』 ）
57.
健やかに育った少年なら、
秘密の宝物を探す旅に出たくなる日が、
必ずやってくる。
（ マーク・トウェイン ）
58.
男は自分の秘密よりも他人の秘密のほうを誠実に守る。
女はそれと反対に、
他人の秘密よりも自分の秘密のほうを大事にする。
（ ラ・ブリュイエール ）
59.
人生には秘密がいっぱいある。
何もかも一度に知ることはできないんだ。
（ ダン･ブラウン ）
60.
君の秘密は君の血だ。
漏らせば命取りになる。
（ ベルベル人のことわざ・格言 ）

61.
死ぬほどの怒りは
狂気よりもずっとひどい病で、
胸の奥の奥にある一番の秘密をしばしばさらけ出すものである。
（ ヤコプス ）
62.
人生は中断されることのない軌跡である。
成長の何たるかを知ると同時に、
我々は自然の秘密の中の最も秘密なるものを知るのである。
（ ルーシー・A・マロリー ）
63.
酒が入ると、秘密が出てくる。
（ フランスのことわざ・格言 ）
64.
秘密を守れるかどうかではなく、
その秘密が明らかになったときに、
あくまでも知らなかったふりができるかどうかで、
その人の品性がわかる。
（ シドニー・J・ハリス ）
65.
秘密というものは、それがどんな性質のものであっても、女性の胸には重荷である。
どうしても誰かに打ち明けずにはいられないから。
（ プーシキン ）
66.
人間の地獄をつくり、
極楽をつくるのも心。
心は我々に悲劇と喜劇を感じさせる
秘密の玉手箱である。
（ 中村天風 ）
67.
心を開くのは大事である。
もっと大事なのは
心の扉の開閉をケースバイケースで制御することである。
開き過ぎれば
勝負所で使う奥の手まで見透かされ、
他人に乗じられる因を作る。
閉じ過ぎれば
狭量の人に見られ
信望を集めることができない。
奥の手は他人に秘してこそ奥の手になる。
（ 志茂田景樹 ）
68.
酔いは万能だ。
秘密を開き、
希望を深め、
無精者を戦場へ促し、
気苦労を取り除き、
新しい技術を教える。
（ ホラティウス ）
69.
二人の秘密は神との秘密、
三人の秘密はみんなの秘密。
（ J・ド・ラ・ヴェプリー ）
70.
もし、ものや人との正しい関係の秘密を学びたければ、
相手や対象の中に神なるものを探し、
残りのすべてを神の手にゆだねることです。
（ アラン・ブーン ）

71.
どうも人間は、
秘密を持つようになると、
壁に耳が本当にあるような気がして来る。
（ 太宰治 ）
72.
親しい仲にも秘密がある。
ひとの秘密には手をふれてはいけないのだ。
（ 長田弘 ）
73.
（女性が）不倫をすると、
秘密を持っているという隠微な色気が出てきて、
美しくなっていくんです。
（ 藤堂志津子 ）
74.
友人とは、秘密を上手にばらしてくれる人のことだ。
（ キャサリン・アン・ポーター ）
75.
隠れているもので、
顕(あらわ)れないものはなく、
秘密にされているもので、
知られないものはない。
（ 『新約聖書』 ）
76.
秘密を持ってやってくる者は、
秘密を二つ持って去ってゆく。
（ 西洋のことわざ・格言 ）
77.
他人に自分の秘密を守ってもらいたいなら、
最初から他人に秘密を漏らしてはいけない。
（ セネカ ）
78.
秘密はしばしば、
それが秘密であること自体を秘密にすることにより、
守られるものだ。
（ ヘンリー・テイラー ）
79.
どんな秘密がばれるのも、
罪は、誰かを信用してそれを話した人にある。
（ ラ・ブリュイエール ）
80.
女同士がココロを結び合うのは、同業者が企業秘密を洩らし合うみたいで、おちつきが悪い。
（ 田辺聖子 ）

81.
政治なら心得ています。
知ってることも知らぬふり、
知らぬことも知ってるふり、
聞こえることも聞こえぬふり、
何でもないことを重大な秘密のように隠し、
探偵を放ち、
要人を養い、
目的を口実に
手段の卑しさを高尚に見せかけること。
――これが政治なのでございます。
（ モリエール ）
82.
「この話は絶対に秘密だぞ」と言うと、
それは絶対に秘密にはなりません。
（ 永六輔 ）
83.
七人(しちにん)の子は生(な)すとも
女に心許すな。
（ 『詩経』 ）
84.
海を見にゆく。
それは、わたしには、
秘密の言葉のように親しい言葉であり、
秘密の行為のように親しい行為だった。
（ 長田弘 ）
85.
性は当人も気づかない、
一番の秘密を顕(あら)わす。
（ 遠藤周作 ）
86.
人の猜疑心や敵意は
何によって生まれると思う？
それは秘密（＝相手が秘密を持つこと）によってだ。
（ アニメ『秘密〜The Revelation〜』 ）
87.
自分にとってかけがえのないものが教えてくれるのは、
もっとも身近なものこそ
もっとも気づかれない、
もっとも大切なものだという秘密です。
（ 長田弘 ）
88.
いま、ここに在るという
感覚が、すべてだ。
どこにも秘密なんてない。
（ 長田弘 ）
89.
王宮にスルタン（=イスラム教国君主の称号）を訪ねる者は、
入る時は盲人、出る時は聾唖(ろうあ)者にならねばならぬ。
（ アラブのことわざ・格言 ）
90.
古びた扉はよく閉まらない。
老人には打ち明け話をするな。
（ イギリスのことわざ・格言 ）

91.
人生で一番楽しい瞬間は、
誰にも分からない二人だけの言葉で、
誰にも分からない二人だけの秘密や楽しみを、
ともに語り合っている時である。
（ ゲーテ ）
92.
我々の歴史の中に
我々の未来の秘密が横たわっている。
（ 岡倉天心 ）
93.
心のうちを打ち明けるのは、
虚栄のため、
しゃべりたいため、
他人の信頼を惹きつけたいため、
秘密の交換をしたいためなのである。
（ ラ・ロシュフコー ）
94.
秘密の悦びには、
そのうれしさよりも怖れのほうが大きい。
（ プブリリウス・シルス ）
95.
（西ヨーロッパでは）
ひとりひとりが、それぞれの歴史と秘密を大切にしていそうな顔をしている。
こういう人間たちの間にまぎれこんでしまえば、
私の凡庸な歴史とささやかな秘密だって、
ひとりの「主人公」のそれのように、
大切に扱われるに違いない。
（ 江藤淳 ）
96.
友人同士が別れるときは、
互いの秘密に鍵をかけ、
その鍵を交換すべきである。
（ オーウェン・フェルサム ）
97.
天国と地上に動くもの、
自然が奥深い隠れた場所で創り出すもの、
その秘密を私は聞き、
明らかにする。
自由な詩人の力を束縛するものは何もない。
（ シラー ）
98.
できない上司ほど、
上を見て仕事をし、
部下の意見に耳を貸さない。
そして秘密をつくりたがる。
（ 江口克彦 ）
99.
海辺があるいは浜辺が
訪れるものにいつの時も語って来たのは、
地球というものを
原初からずっと支えて来て、
今も支えているもの。
地球を、地球をたらしめている調和というもの。
そういうものを思い出させる秘密ではないでしょうか。
（ 長田弘 ）
100.
私たちは自然の中で生活しながら、
自然を知らない。
自然は絶え間なく私たちと話しているが、
私たちにその秘密を明かさない。
私たちはたえず自然に働きかけるが、
自然をどうする力もない。
（ ゲーテ ）

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