「意は目に付き、心は付かざるもの也(なり)」(※宮元武蔵)、 常の目は見ようとするが、 見ようとしない心にも目はあるのである。 言わば心眼です。 見ようとする意が目を曇らせる。 だから見(けん)の目を弱く観(かん)の目を強くせよと言う。
小林秀雄[こばやし・ひでお] (文芸評論家、1902〜1983) 「私の人生観」 『小林秀雄全作品 第17集:私の人生観』(新潮社刊)に収載
※「(※宮元武蔵)」は七瀬音弥による補足
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