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哲学者・思想家の名言
☆ １１月１５日 ☆
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1.
数のあるところ、
必ず美がある。
（ プロクロス ）
2.
支配することが最も少ない政府が、最良の政府である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
3.
人間は自然に服従することによって、
自然を支配することができる。
（ フランシス･ベーコン ）
4.
普遍的なものにしか学問はない。
（ アリストテレス ）
5.
目的なしに行動すべきにあらず。
（ アウレリウス ）
6.
何事かをいっそう深く身につけたいと思う者は、自分自身の才能と努力とによってなさなければならない。
なぜなら、何人も先生の訓練や強制によって、知識の蘊奥(うんおう)をきわめたり、学問で有名になった人はいないからである。
（ ジョン・ロック ）
7.
笑いの実は青いうちに摘んではならない。
（ プラトン ）
8.
歴史は、自由な国においてのみ真実に書かれうる。
（ ヴォルテール ）
9.
成功と幸福とを、不成功と不幸とを同一視するようになって以来、人間は真の幸福が何であるかを理解し得なくなった。
自分の不幸（の原因）を不成功として考えている人間こそ、まことに憐れむべきである。
（ 三木清 ）
10.
言葉の中に、話し手の心の状態と人格と気質が見える。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
11.
人間は、助けることの出来るすべての生命を助けたいという内的要求に従い、何らかの生命のあるものならば加害することを怖れる、というときにのみ真に倫理的である。
（ シュバイツァー ）
12.
学んだものと学ばない者、訓練を受けた者と受けない者とでは、まさに大違いなのです。
（ プラトン ）
13.
我々が幸福になりたいと望むだけなら簡単だ。
しかし、人は他人になりたがるので、そうなるには困難だ。
我々は他人はみんな実際以上に幸福だと思っているからだ。
（ モンテスキュー ）
14.
人びとからよい目で見られることにいかに強い欲望をもつか、人間性のうちでこの欲望ほど顕著なものはない。
（ ジェームズ・ミル ）
15.
常備軍は、時とともに全廃されなければならない。
常備軍はいつでも武装して出撃できる準備を整えていることによって、
ほかの諸国をたえず戦争の脅威にさらしているからである。
（ カント ）
16.
単純化、単純化、単純化せよ！
物事は二つか三つ考えればよい。
百や千では多すぎる。
百万でなく半ダースで十分だ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
17.
敬虔の念とは、むしろ精神を平静にして万事を眺めることのできる態度に外(ほか)ならない。
（ ルクレティウス ）
18.
どんなに醜怪(しゅうかい)、野蛮、あるいは美しい形態でも、それを眺める人間に内在する何かの属性の表現でないものはない。
（ エマーソン ）
19.
人は独りで死ぬであろう。
故(ゆえ)に、人は独りであるかのごとく行動しなければならない。
（ ブレーズ・パスカル ）
20.
愛はすべてを信じ、しかも欺(あざむ)かれない。
愛はすべてを望み、しかも決して滅びない。
愛は自己の利益を求めない。
（ キルケゴール ）
21.
愛は、全ての徳のアルファにしてオメガである。
（ アンドレ・コント＝スポンヴィル ）
22.
泣くことは、
自分自身に対する同情である。
（ ショーペンハウアー ）
23.
同じことを知る人達は、もはやお互いに最良の友ではない。
（ エマーソン ）
24.
川の氾濫が土を掘って田畑を耕すように、病気はすべての人の心を掘って耕してくれる。
病気を正しく理解してこれに堪える人は、より深く、より強く、より大きくなる。
（ カール・ヒルティ ）
25.
断り方を覚えよう。
いつでも誰にでも道をゆずる必要などないのだ。
断り方を知ることは、
引き受け方を知るのと同じくらい大切だ。
（ バルタザール・グラシアン ）
26.
死はどこで我々を待っているか分からないから、いたるところでそれを待ち受けよう。
（ モンテーニュ ）
27.
世の中には、勝利よりももっと勝ち誇るに足りる敗北があるものだ。
（ モンテーニュ ）
28.
情念は過度でなければ美しくありえない。
人は愛しすぎないときには十分に愛していないのだ。
（ ブレーズ・パスカル ）
29.
「信仰」は悲惨な人たちには慰めであり、幸運な人たちにとっては恐怖の的である。
（ ヴォーヴナルグ ）
30.
名門、名声は悪を示す仰々しき飾りなり。
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
31.
競争心と嫉妬は、同じ技術、同じ才能、自分と同等の人々の間にしか存在しない。
（ ラ・ブリュイエール ）
32.
イマジネーションの世界は無限である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
33.
英雄の従者にとって英雄なる人はひとりもいない。
というのは、英雄が英雄でないからではなく、従者が従者であるゆえんだからだ。
（ ヘーゲル ）
34.
読書のコツは拾い読みにある。
従って、賢明になるコツは何を捨てるかを知る術にある。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
35.
我々の性格は我々の行動の結果なり。
（ アリストテレス ）
36.
人にものを教えることはできない。
みずから気づく手助けができるだけだ。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
37.
喜びを持てば持つほど、我々は完全さを持つことになる。
完全さとは充足感である。
（ スピノザ ）
38.
老年の歳月における人生は、悲劇の第五幕に似ている。
人間は悲劇的な最後が近いことは知っているが、それがいかなるものであるかは知らない。
（ ショーペンハウアー ）
39.
平和状態は創設されなければならない。
（ カント ）
40.
「情熱」の不断の生殖により、一つの「情熱」の消滅はもう一つの「情熱」の出現につながっている。
（ ラ・ロシュフコー ）
41.
重要なのは、
自分が大切に思っている人に認められることです。
（ 鷲田小彌太 ）
42.
我々は常に、
我々を賛嘆する人々を愛するが、
我々が賛嘆する人を愛するとは限らない。
（ ラ・ロシュフコー ）
43.
一貫して変わらぬ目的を持つということは、必ずしも人生を幸福にするとはいえないが、このような目的を持つことは、幸福な人生のためには不可欠な条件の一つであることは間違いない。
（ バートランド・ラッセル ）
44.
友達の友情が冷たくなったのを気づかないのは、こちらも友情がない証拠である。
（ ラ・ロシュフコー ）
45.
人類のいかなる種族も、倦怠な種族よりはマシだ。
（ ヴォルテール ）
46.
最大の犯罪は、欲望によらず飽満によりて引き起こされる。
（ アリストテレス ）
47.
毎日少なくとも一回、何か小さなことを断念しなければ、毎日は下手に使われ、翌日も駄目になるおそれがある。
（ ニーチェ ）
48.
金(かね)は戦争の筋肉あるいは腱(けん)である。
（ キケロ ）
49.
世界には、きみ以外には誰も歩むことのできない唯一の道がある。
その道はどこに行き着くのか、と問うてはならない。
ひたすら進め。
（ ニーチェ ）
50.
正義のもたらす最大の実りは、心の平静なり。
（ エピクロス ）
51.
性本能なしにはいかなる恋愛も存在しない。
恋愛はあたかも帆船が風を利用するように、この粗野な力を利用する。
（ オルテガ ）
52.
葬式の壮麗さは、生きている人の虚栄のためで、死んだ人の名誉のためではない。
（ ラ・ロシュフコー ）
53.
故意だからこそ、罪となり、犯罪とみなされるのである。
（ アリストテレス ）
54.
誰がより多く知っているかではなく、誰がより正しく知っているかを問わねばならぬ。
（ モンテーニュ ）
55.
若者は自分の受ける教育の結果をあれこれと思い悩んではならない。
もし毎時間を真剣な気持ちで勉強するならば、あとは成り行きに任せておいても安心である。
どんな学問分野を選ぼうと、ひたすらに努力を続ければ、いつかは同世代のすぐれた代表者として、勝利感にひたれる輝かしい朝が来る。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
56.
財産の貧乏を治すことはやさしいが、精神の貧乏を治すことはできない。
（ モンテーニュ ）
57.
女性は自然の規定に完全に従属しており、したがって美的な意味において自由である。
男性が女性に求婚するに際して、自由を与えるという言葉を使うのは、このためである。
（ キルケゴール ）
58.
贅沢は富の倦怠を紛らす。
（ セネカ ）
59.
語り得ぬことについては、
人は沈黙せねばならない。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
60.
人間を真理に導くには、力ずくによってではなく、理性によってでなくてはならない。
（ ドゥニ・ディドロ ）
61.
絶望するな。
たとえ絶望したとしても、絶望のうちに働き続けろ。
（ エドマンド・バーク ）
62.
死後に残す人々の運命を、自分自身の運命と感じ得る能力が欠如している者ほど、また利己的にのみ生きてきた、利他の喜びを実感した経験のない者ほど、老年に至って自分自身の快楽がゼロに近づくに及んで、いよいよ利己的な形における生命の存続を妄執するものである。
（ J・S・ミル ）
63.
真の自由とは、自分自身に対してあらゆることをなしうるということである。
（ モンテーニュ ）
64.
幸福は遠くの未来にある限り光彩を放つが、つかまえてみると、もうなんでもない。
幸福を追っかけるなどは、言葉の上以外には不可能なことである。
（ アラン ）
65.
いい手本を示そうとする者は、自分の徳に微量の馬鹿げたところを添えなくてはならぬ。
すると人は見習って、同時にその模範を眼下に見下ろす、・・・これが人々の好むところである。
（ ニーチェ ）
66.
満足は自然の与える富である。
（ ソクラテス ）
67.
最も難しい三つのこと──
秘密を守ること、
他人から受けた危害を忘れること、
そして、暇な時間を利用すること。
（ キケロ ）
68.
もとよりたいていの習慣は無意識的な技術であるが、これを意識的に技術的に自由にするところに道徳がある。
修養というものはかような技術である。
（ 三木清 ）
69.
身のまわりにある愉快なことを考えるのが幸福の第一歩。
（ チャールズ・エバレット ）
70.
希望がなくなったからといって、何も絶望する必要はない。
（ セネカ ）
71.
知恵とは、求めるべきもの及び避けるべきものについての知識なり。
（ キケロ ）
72.
悪が物質から来るものとすれば、
我々には必要以上の物質がある。
もし悪が精神から来るものとすれば、
我々には多すぎるほどの精神がある。
（ ヴォルテール ）
73.
さあ賽は投げられた。
私はルビコン河を渡るのだ！
（ キルケゴール ）
74.
どれほど深く悩みうるかということが、ほとんど人間の位階を決定する。
（ ニーチェ ）
75.
肉体のために生きるのではなく、肉体なしには生きられないように振る舞うべきである。
（ セネカ ）
76.
人を信頼（信用）しなさい。
そうすれば人はあなたに正直になるだろう。
素晴らしい人物として接しなさい。
そうすれば素晴らしさを示してくれるだろう。
（ エマーソン ）
77.
人間を判断するのに、その人の偉大な特質によるべきでではなく、（その人が）それをどのように運用するかを見るべきである。
（ ラ・ロシュフコー ）
78.
現存在の最大の生産性と最大の享楽とを収穫するための秘訣は、危機に生きるということである。
（ ニーチェ ）
79.
金は火によって試され、勇者は逆境によって試される。
（ セネカ ）
80.
男は建設すべきものも、破壊すべきものもなくなると、非常に不幸を感じるものである。
（ アラン ）
81.
罪を知らざる者は真に神の愛を知ることは能(あた)わず。
（ 西田幾多郎 ）
82.
自分のなりたいものを、
みんながなりたいと思うものから少し遠ざけてみると、
あんがい簡単に見つかるのではないだろうか。
（ 鷲田小彌太 ）
83.
いつも駄洒落を言う者は、性格の悪い人間である。
（ ブレーズ・パスカル ）
84.
もっぱら機械との接触に熱中することから、事務屋のこじつけとでも呼べるものが生じる。
すなわち、個人および社会が、まるで魂も生命もないものであるかのごとく扱われ、事務屋が、まるで神的な存在であるかのごとく扱われるのである。
（ バートランド・ラッセル ）
85.
アドバイスは結果を見てから評価されるものだ。
その意図によってではない。
（ キケロ ）
86.
詩は悪魔の酒である。
（ アウグスティヌス ）
87.
数学を学ぶのは、不滅の神々に近づくことである。
（ プラトン ）
88.
戦いほど面白いものはない。
だが、勝利はそれほどでもない。
（ ブレーズ・パスカル ）
89.
習慣は我々の偶像であり、我々が服従するから強いのである。
（ アラン ）
90.
意見というものは結局
感情によって決められる、
知性によってではなく
（ ハーバート・スペンサー ）
91.
喜びが何であるかは、元来、多くの苦しみを耐え忍んできた人のみが知っているのだ。
それ以外の人たちは、真の喜びとは似ても似つかぬ単なる快楽を知っているにすぎない。
むしろそのような人々は、真の喜びに耐えることすらできないであろう。
（ カール・ヒルティ ）
92.
もし死が感覚の欠落で、夢さえ見ない眠りのようなものであるなら、それは実際、素晴らしい賭けだと言えよう──それに反して、死がいわば、この世から別の場所に転出することで、そこでは死者たちが全て相集(つど)うという俗説が真実であるとするなら、それにまさることが他にまたとあろうか？
（ プラトン ）
93.
幾何学は上手く測定する技術である。
（ ペトルス・ラムス ）
94.
私たちは他人の不幸に堪えられるだけ十分幸福なのである。
（ ラ・ロシュフコー ）
95.
怒りから己れ自身を抑制するには、人が怒っているのを冷静に観察することである。
（ セネカ ）
96.
名声の後には忘却あるのみ。
（ アウレリウス ）
97.
（人々に）道を示す自由、これが天才の要求できるすべてである。
（ J・S・ミル ）
98.
すべての人は、限られた世界に対して、自らの限られた視野からの見方しかできない。
（ ショーペンハウアー ）
99.
人間の幸福の敵は、苦痛と退屈である。
（ ショーペンハウアー ）
100.
識別がうまくできぬものは事務の中にうまく入っていけないであろう。
しかし、あまり細かく識別しすぎる人はそこからうまく抜け出せなくなる。
（ フランシス･ベーコン ）
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