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今日の
死に関する名言
☆ ３月２０日 ☆
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1.
誰でも長い期間にわたって不幸なのは、自分が悪いからにほかならない。
生も死も耐える勇気のない人、抵抗しようとも逃げようともしない人、こういう人にはどうしてやればよいのだろうか。
（ モンテーニュ ）
2.
恐ろしがっても恐ろしがらなくても死ぬときは死ぬと思ってりゃ、恐ろしかないでしょう。
（ 中村天風 ）
3.
死はイメージを欠いているから想像できない。
死は思想を欠いているから考えられない。
されば我々は、永遠に生きる者であるかのように生きなければならない。
（ アンドレ・モーロア ）
4.
死顔に涙の見ゆる寒さかな
（ 大野林火 ）
5.
死の知らせを聞くと、
どうしてか近しく、懐かしく思われる。
そうなのだ。
もっとも遠い距離こそが、
人と人とをもっとも近づけるのだ。
（ 長田弘 ）
6.
歴史には死人だけしか現れて来ない。
従って、退(の)っ引(ぴ)きならぬ人間の相(そう)しか現れぬし、
動じない美しい形しか現れぬ。
（ 小林秀雄 ）
7.
僕は一生が大事だと思いますよ。
来世があろうが、過去世があろうが、
この一生が大事だと思いますよ。
（ 有島武郎 ）
8.
兵は、直属の上官しだいなのだ。
直属の上官が愚劣な場合は、
〈よろこんで死ねない……〉
ものなのである。
（ 池波正太郎 ）
9.
もし我々に死がなかったら生の倦怠(けんたい)をどうしようか。
死こそは実は我々には恵まれた甘露(かんろ)である。
とはいえ、私もまた生の執着をもっている。
ただ執着である。
愛でない。
（ 中勘助 ）
10.
あとは死を残すのみなり冷し瓜
（ 八田木枯 ）
11.
何よりも先に自殺を考えた人間は、人生を永遠に侮辱してしまったのである。
人生は大いに気を悪くしている。
（ ジョルジュ・ぺロ ）
12.
死ぬとき人間はひとりである。
（ トルストイ ）
13.
死というものは当人の問題じゃありませんよ。
遺(のこ)される人たちの問題です。
（ 永六輔 ）
14.
怖れるべきは死ではない。
真に生きていないことをこそ怖れよ。
（ アウレリウス ）
15.
英雄の光栄とするところは、飢饉と悲惨を外国人の間にもたらすことではなく、それらのものを国家のために忍ぶことである。
つまり、死を与えることではなく、死を軽んずる事である。
（ ヴォーヴナルグ ）
16.
どうしても何匹か死ぬ金魚かな
（ 西村麒麟 ）
17.
諦めは日常的な自殺である。
（ バルザック ）
18.
患(わずら)わず冬あたたかな日に逝(ゆ)けり
（ 宇多喜代子 ）
19.
死は救いとは言いながら、
そうは悟りきれぬものである。
（ 大佛次郎 ）
20.
生か、死か。
それが疑問だ。
どちらが男らしい生き方か。
じっと身を伏せ、不法な運命の矢弾を堪え忍ぶのと、それとも剣をとって、押しよせる苦難に立ち向かい、とどめを刺すまであとへ引かぬのと、一体どちらが。
いっそ死んでしまったほうが。
（ シェイクスピア ）
21.
「とりあえず」はやめなさい。
これが人生を狂わせる。
（人生）最後の瞬間に、
「ああ、オレの人生は幸せだった」
と締めくくりたいと思っているのなら、
「とりあえず」の時間をつくってはいけない。
（ 大前研一 ）
22.
生も一度きり、死も一度きり、一度きりの人生だから、一年草のように、独自の花を咲かせよう。
（ 坂村真民 ）
23.
死ぬ病得て安心や草の花
（ 森澄雄 ）
24.
山は動かざれども、海は常に動けり。
動かざるのは眠の如く、死の如し。
しかも海は動けり。
常に動けり。
これ不断の覚醒なり。
不朽の自由なり。
（ 石川啄木 ）
25.
跣(はだし)にて梢(こずえ)わたらば死ぬもよし
（ 下村槐太 ）
26.
誕生の時は、
あなただけが泣き、
世界中が喜びに湧く。
死ぬ時は、
世界中が泣き、
あなたは喜びにあふれる、
かくの如(ごと)く生きなさい。
（ 『バルド・トドゥル（チベット死者の書）』 ）
27.
軽やかに死を告げに来よ春の雪
（ 大木あまり ）
28.
死を乗り越えることができるのは勇気でもあきらめでもない。
愛なのだ。
愛していること、愛されていることを感じ合えたときに、すべての恐怖は消え去っていくのだ。
（ 山崎章郎 ）
29.
玉虫はおのが光の中に死にき
（ 加藤楸邨 ）
30.
勇気とは、死に急ぐ形を取りながら生きようとする強い欲望。
（ チェスタートン ）
31.
死んだ子の年をかぞふる螢かな
（ 渋沢秀雄 ）
32.
物は壊れるから尊いのです。
人の命も。
（ 漫画『美味しんぼ』 ）
33.
忘れていた　忘れていた
やがて死ぬ身であることを
飯をくらい　お茶を飲み
馬鹿話をして
けちくさい恋も照れてやり
小説本をよみながら
死ぬことを忘れていた
やがて死ぬことを
（ 織田作之助 ）
34.
人間は死に依(よ)って完成せられる。
生きているうちは、みんな未完成だ。
（ 太宰治 ）
35.
一頭の馬を殺すために狼どもが協力する場合、馬の死は、そのあと狼どもが一番良い肉片を狙って争い合うきっかけを作るにすぎない。
人間も、これよりましな原則を持っていないとすれば、狼にまさるものではなく、したがって、休戦や平和条約が我々を戦争から解放するものでないことが分かるのである。
（ ジョージ・バーナード・ショー ）
36.
首長が死ぬと、同盟関係も死ぬ。
（ アラブのことわざ・格言 ）
37.
うつせみの世は夢にすぎず、
死とあらがいうるものはなし。
（ フランソワ・ヴィヨン ）
38.
神の意志を知る者は、倒れかかっている壁の前にわざわざ立つことはせぬものだ。
自分の道を全(まっと)うして、それから死ぬというのが、人間に定められた、神の意志だ。
（ 孟子 ）
39.
生まれた者は
やがて死ぬ者なり
我も亦
やがて死なん
だが生きてゐる間は生きる也
我らしく生きる也
何者にも頭を下げず
いぢけずに生きんと思ふ。
（ 武者小路実篤 ）
40.
命の長短は身の強弱によらず、慎と不慎とによれり。
（ 貝原益軒 ）
41.
（故人が）生きていたころに（故人から）教わった教訓はぼくらとともに残っている。
故人がぼくらに対して、あるいはぼくらのためにやったいろいろなことは、ぼくらの心に中にあって相変わらずぼくらを形成し変化させている。
（ ディーン・Ｒ・クーンツ ）
42.
墓に入るまで、
人間は幸福なりと称すべきにあらず。
（ オウィディウス ）
43.
愛する人の手の中で死にたいと願い、愛する人を自分の手の中で逝(ゆ)かせたいと思うのは、愛の究極のエゴイズムであり、最も強い愛の証(あか)しの心情ともいえる。
（ 瀬戸内寂聴 ）
44.
魔の六日(むいか)九日(ここのか)死者ら怯(おび)え立つ
（ 佐藤鬼房 ）
45.
死ぬより、生きることを選びなさい。
（ オグ・マンディーノ ）
46.
死は、人間の一生にしめ括りをつけ、その生涯を完成させるものだ。
消滅ではなく完成だ。
（ 山本周五郎 ）
47.
幸せに恵まれていると思われる人でも、死ぬのを見届けないうちは羨(うらや)むことはできない。
運はその日かぎりで尽きるからだ。
（ エウリピデス ）
48.
死んだ顔して生きてるんなら、死ね。
（ 北村龍平 ）
49.
木葉髪(このはがみ)馬鹿は死ななきや直らねえ
（ 金子兜太 ）
50.
海には殺人の匂いがある
（ 寺山修司 ）
51.
人生は幾度かの死と、
幾度かの復活の一続きである。
（ ロマン・ロラン ）
52.
小説家にとっては
今日書く一行が、
テメエの全身的表現だ。
明日の朝、
自分は死ぬかもしれない。
その覚悟なくして、
どうして今日書く一行に力がこもるかね。
（ 三島由紀夫 ）
53.
私たちは死から解き放たれるべきです。
私たちは自分の死を見ることはできません。
何千億円払っても、見られないのです。
つまり、私たちの人生に死はないんですよ。
だから、そんな経験することすらできないことで
延々と悩んだり、消耗していく必要はありません。
（ 村西とおる ）
54.
人間は死に依って完成せられる。
生きているうちは、みんな未完成だ。
（中略）人間は、死んでから一ばん人間らしくなる、というパラドックスも成立するようだ。
（ 太宰治 ）
55.
恋に死ぬのは、恋しすぎたからである。
（ ガリアのことわざ・格言 ）
56.
極端にいえば、わざと破滅につながる道、死に直面する道を自分で選んできた。
（ 岡本太郎 ）
57.
お彼岸、お盆、法事……。
そういうチャンスに、できるだけ死について、死者について話をするべきです。
それが、死を受けいれるトレーニングになるんです。
みんな死ぬんですから。
（ 永六輔 ）
58.
われわれが「やりきれない」と思う他人の欠点は、
たいていは相手が生きているということから起る。
やりきれない口臭の持主も、
死んでしまえば一向気にならない。
（ 三島由紀夫 ）
59.
今年亡き誰彼(たれかれ)に雪降り出せり
（ 瀧澤宏司 ）
60.
人はみずからその名を生きる存在なのである。
（遺体が見つかって）じぶんの名を取りもどすことができないかぎり、人は死ぬことができないのだ。
（ 長田弘 ）
61.
死の持つ恐怖はただ一つ。
それは明日がないということである。
（ エリック・ホッファー ）
62.
明日死を迎えるとしても、
今日から幸福になって遅くないのです。
（ 中村天風 ）
63.
人は生きてきたようにしか死なない。
（ 作者不詳 ）
64.
遺族が苦しむ、悲しむから死ぬなというのは、
わがままではないか？
（ 自殺者の遺族 ）
65.
鳥のごとくにいつの日か死す三人いて
（ 宇多喜代子 ）
66.
茄子(なす)の擦傷死ぬまでを気の急きどおし
（ 池田澄子 ）
67.
夢が叶わないまま死んでしまうことが不幸なのではない。
夢を持たないことが不幸なのだ。
（ ベンジャミン・メイズ ）
68.
死を忘れるな。
時は過ぎゆく。
季節はめぐる。
（ 長田弘 ）
69.
死について、高尚なことは一切考えてない。
ただ、ただ、苦痛が少なければいい。
要するに、器用に死にたい。
（ 江國滋 ）
70.
死を恐れるということは、知恵がないのに、あると思っていることにほかならないのだ。
なぜなら、それらは、知らないことを知っていると思うことだからだ。
（ ソクラテス ）
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