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1.
真の国際人となるのに最重要なのは、
自国のよき文化、伝統、情緒をきちんと身につけることであり、
郷土や祖国への誇りや愛情を抱くことである。
たとえば外国語が堪能であっても、
これら基盤なくしては、
国籍不明人にはなれても国際人にはなれない。
このような心なしに、
他国人のそんな心を理解することもできないからである。
(
藤原正彦
)
(
Fujiwara Masahiko
)
2.
母国語で論理的思考ができない人間が、外国語でコミュニケーション力を発揮できるわけがない。
……
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(
猪瀬直樹
)
(
Inose Naoki
)
3.
挨拶の喪失は、
現在の、言葉の衰弱化につながっているような気がする。
各国の言葉に精通するのは、まことにけっこうだが、
自国語を失ってしまったのでは、
いわば台本を棒読みしているようなものじゃないか。
(
野坂昭如
)
(
Nosaka Akiyuki
)
4.
数カ国語を知る者は、
一人でも数人力に値する。
(
カール5世
)
(
Karl 5th
)
5.
本当に国際的というのは、自分の国を、あるいは自分自身を知ることであり、外国語が巧くなることでも、外人の真似をすることでもないのである。
(
白洲正子
)
(
Shirasu Masako
)
6.
人生は外国語だ。
たいていの人間はそれを間違って発音する。
(
クリストファー・モーリー
)
(
Christopher Morley
)
7.
人は外国語をマスターするほど自国語をマスターする能力がない。
(
ジョージ・バーナード・ショー
)
(
George Bernard Shaw
)
8.
心を形成するのは言語です。
それを無視して、全く言語構造の違う外国語の早期教育を行うのは間違っている。
(
榎本博明
)
(
Enomoto Hiroaki
)
9.
外国語を少ししか話せない人は、上手く話す人よりも外国語を嬉しがる。
楽しみは半可通の人にある。
(
ニーチェ
)
(
Nietzsche
)
10.
フリーターとかニートとか、何か気のきいた外国語使っているけどね。
私にいわせりゃ穀(ごく)つぶしだ、こんなものは。
(
石原慎太郎
)
(
Ishihara Shintarou
)
11.
私は、自然を人格として愛し、
外国語を語る旅の道連れなる友ででもあるように、
自然に耳を傾け始めてから、
私の憂愁はいやされはしなかったが、
高貴にされ、清められた。
耳と目は鋭くなった。
私は微妙な調子や差異をとらえることを覚えた。
(
ヘルマン・ヘッセ
)
(
Hermann Hesse
)
12.
日本人同士の会話でよく見られるように、
相手が話しているとき、
自分も相手の考え方についていき、
たまたま相手がある語を思いつかないでいいよどんだとき、
その語を補えるようになれば、
その外国語の会話は名人芸である。
(
千野栄一
)
(
Chino Eiichi
)
13.
言葉というものは、極論すれば
全世界に同意異語など一つもありません。
たとえば「空」という日本語に当る外国語は
一つもないといえます。
イギリス語の「スカイ」は、
決して日本語の空と完全に同じ意味ではありません。
(
本多勝一
)
(
Honda Katsuichi
)
14.
国際性の基本は、
流れるような外国語の能力や
きらびやかな学芸の才気や
事業のスケールの大きさなのではない。
それは、
相手の立場を思いやる優しさ、
お互いが人類の仲間であるという自覚なのである。
……
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(
今道友信
)
(
Imamichi Tomonobu
)
15.
「外国語で自分の気持ちを正確に伝えるコツ」──
(2)自分がきちんと理解しているシンプルな言葉で語ること。
難しい言葉、カッコいい言葉、思わせぶりな言葉は不必要である。
……
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(
村上春樹
)
(
Murakami Haruki
)
16.
外国語を学ぶことで、
解釈力が養われる。
母国語では、
わからないことがすくない。
疑問をいだくことがすくない。
解釈を必要とすることも、
外国語に比べてはるかにすくない。
外国語を学ぶことで、
解釈力は大きく伸びる。
(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
17.
「外国語で自分の気持ちを正確に伝えるコツ」──
(1)自分が何を言いたいのかということをまず自分がはっきりと把握すること。
そしてそのポイントを、なるべく早い機会にまず短い言葉で明確にすること。
……
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(
村上春樹
)
(
Murakami Haruki
)
18.
他国へ行って、
あるいは他国人に指摘されて
はじめて、はっと気付くことがあるのも自然なことで、
それは、ゲーテが、
外国語を全然知らない者は自国語をも知らない者だ、
と言ったのと似た事情にある。
(
中井久夫
)
(
Nakai Hisao
)
19.
文学志願者への忠告文を求められて
菊池寛氏がこう書いていた。
これから小説でも書こうとする人々は、
少くとも一外国語を習得せよ、と。
当時、私はこれを読んで、
実に簡明的確な忠告だと感心したのを
今でも忘れずにいる。
こういう言葉をほんとうの助言というのだ。
……
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(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
「外国語で自分の気持ちを正確に伝えるコツ」──
(3)大事な部分はできるだけパラフレーズする(言い換える)こと。
ゆっくりと喋ること。
できれば簡単な比喩を入れる。
……
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(
村上春樹
)
(
Murakami Haruki
)
21.
日本語を、それこそ日常どのように使っているかが
外国語(の使用)にも必ず反映する。
外国語を学習していくと、
必ず母語のことを考えなければならなくなる。
……
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(
黒田龍之助
)
(
Kuroda Ryuunosuke
)
22.
自分の母語のレベルを超えるような外国語習得は、
絶対に不可能だ。
……
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(
黒田龍之助
)
(
Kuroda Ryuunosuke
)
23.
プライベートな時間を削ってまで勉強するつもりでなければ、
外国語なんて身につくものではない。
しかも理想としては、
毎日一定の時間を割く必要があり、
これがもっとも難しい。
(
黒田龍之助
)
(
Kuroda Ryuunosuke
)
24.
外国語を知ることは、
世界の多様性を知ること。
……
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(
黒田龍之助
)
(
Kuroda Ryuunosuke
)
25.
(外国語学習の目的として)
外国語であるという機能そのものに注目し、
それによって、
それのみが可能にする新しい思考を行なうことも
りっぱな効用になりうる。
……
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(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
26.
外国語の勉強は暗号解読と同じ作業である。
わからないところがあるのは当然。
完全理解ということはあり得ない。
そういう作業を絶えずつづけることによって、
次第に暗号の形式、構造に通じ、
その発信者の意企するところを察するようになって行く。
……
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(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
27.
外国語学習で文法や語彙を身につけながら、
ことばの背景を学んだり、
本を読んで知識を増やしたりするときに、
競争はかえって邪魔である。
……
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(
黒田龍之助
)
(
Kuroda Ryuunosuke
)
28.
外国語ならば、
「のべる」とか「伝える」とか「表現する」
といった語であらわすようなところに、
日本語は、
「におわす」「ほのめかす」「それとなくふれる」
といった言葉を多く用いるのも、
受け手につよい連想作用が具(そな)わっていることを見越して、
あらかじめ表現を抑制して、
表現が間接的にやわらかく相手に当たるように
との配慮によるものであろう。
(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
29.
(外国語学習に)留学も不要である。
ことばを学ぶためには現地での経験が不可欠と考えている人は、
古典語(の存在)を完全に無視している。
あるいはメジャー言語しか念頭にないから、
どんな国でもお金さえあれば出かけて勉強できるものと信じ込んでいる。
……
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(
黒田龍之助
)
(
Kuroda Ryuunosuke
)
30.
外国語は、暗号みたいなもの。
その勉強は暗号解読と同じ作業である。
辞典は暗号解読書(コードブック)に相当する。
わからないところがあるのは
当然のこととして受けとられなくてはならない。
完全理解ということはあり得ない
と覚悟するのである。
……
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(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
31.
外国語を知らない者は、自国語についても無知である。
(
ゲーテ
)
(
Goethe
)
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