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外国語
1.
母国語で論理的思考ができない人間が、外国語でコミュニケーション力を発揮できるわけがない。
……
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(
猪瀬直樹
)
(
Inose Naoki
)
2.
ことばは民族の文化そのものであり、
民族のアイデンティティーに直結している。
母国語への関心、知識、愛情が薄れたら、
その民族の文化性は危うい。
(
阿刀田高
)
(
Atouda Takashi
)
3.
挨拶の喪失は、
現在の、言葉の衰弱化につながっているような気がする。
各国の言葉に精通するのは、まことにけっこうだが、
自国語を失ってしまったのでは、
いわば台本を棒読みしているようなものじゃないか。
(
野坂昭如
)
(
Nosaka Akiyuki
)
4.
英語というのは話すための手段に過ぎません。
国際的に通用する人間になるためには、まずは国語を徹底的に固めなければダメです。
表現する手段よりも表現する内容を整える方がずっと重要なのです。
(
藤原正彦
)
(
Fujiwara Masahiko
)
5.
人は外国語をマスターするほど自国語をマスターする能力がない。
(
ジョージ・バーナード・ショー
)
(
George Bernard Shaw
)
6.
自分の国の伝統や芸術に誇りをもたないで育った子供はどうなりますか。
そのために必要なことは義務教育で国語をしっかり教えることです。
……
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(
瀬戸内寂聴
)
(
Setouchi Jakuchou
)
7.
よく出来たコトバ遊びは、
人をずいぶんと幸せにすることは確かで、
もうひとつ、歌(=歌詞)で韻を踏み、
あるリズムを造りだそうとすると、
どうしても駄洒落の連続になってしまうことが、
わたしたちの母国語の場合には多いのである。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
8.
だれにも国語をいじくりまわす権利などはない。
各人が自分でもっともよいと考える国語を話し、書けばよい。
そして差別用語を使う人がいたらそいつを憎み、下品なコトバを連発する人間がいたらそいつに鼻をつまんでみせる、それしか方法はない。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
9.
誰もが国語を習得できるのだから、
幼児から適切な指導をすれば
誰でもヴァイオリンを弾くことができる。
(
鈴木鎮一
)
(
Suzuki Shinichi
)
10.
煙草くさき国語教師が言うときに
明日という語は最もかなし
(
寺山修司
)
(
Terayama Shuuji
)
11.
日本酒なぞという語は、面白くない。
明治以後の国語混乱の結果に過ぎない。
サケといったら、
米から造った日本式工程の醸造酒であって、
それ以外のものではない。
外国人の方が、かえって Sake の語の正しい用法を知っている。
(
獅子文六
)
(
Shishi Bunroku
)
12.
音楽は、よく言われるように、
民族と国語を異にする人たちにも
感情伝達の可能な(翻訳の必要のない)
人類に共通のことばである。
単に感情にとどまらず、
それは思想、自然観照、宗教的崇厳(すうごん)感、哲理さえ
聴く者に感じとらせる。
……
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(
五味康祐
)
(
Gomi Yasusuke
)
13.
外国語を学ぶことで、
解釈力が養われる。
母国語では、
わからないことがすくない。
疑問をいだくことがすくない。
解釈を必要とすることも、
外国語に比べてはるかにすくない。
外国語を学ぶことで、
解釈力は大きく伸びる。
(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
14.
他国へ行って、
あるいは他国人に指摘されて
はじめて、はっと気付くことがあるのも自然なことで、
それは、ゲーテが、
外国語を全然知らない者は自国語をも知らない者だ、
と言ったのと似た事情にある。
(
中井久夫
)
(
Nakai Hisao
)
15.
国語というものは、
その国の長い間の伝統や文化を背後に持っているもので、
国語はその国語を使う人々の思考方法まで左右する。
だが、国語のすべての表現に盲目的に従順である必要はない。
(
大庭みな子
)
(
Ooba Minako
)
16.
ぼくたちの存在を確証して
そこから 脱出する勇気と
そこまで到達する安らぎの
両方を ともどもに与えてくれる
信仰も 母国語も
いっしょになっている
鞘のごときものは
ついに ぼくたちには無縁なのであろうか
( 安藤一郎 )
17.
教師というものは、
とくに国語の教師は、
自分の胸にたくさんお話を持っていることが条件。
とりたてていいお話でなくていいのです。
かといって、くだらない話というのでもなく、
生活の中で見つけたなんでもない話、
本で読んだちょっと面白いエピソードです。
……
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(
大村はま
)
(
Oomura Hama
)
18.
外国語を知らない者は、自国語についても無知である。
(
ゲーテ
)
(
Goethe
)
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