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産業、工業がマンモス化してゆくばかりの現在、
そんな個人のねばり強さなど三文の価値もない、 とせせら笑う人が多いかもしれない。 それは水爆が出来たからやがて人類は絶滅する、 と主張する単純さに等しい。 山本周五郎[やまもと・しゅうごろう]
(大正〜昭和の小説家、1903〜1967) エッセイ「人生の冬・自然の冬」(1965年)
《 産業 》
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私が訴えたいのは、 生活がちょっとゆき詰まると、 すぐに自殺したり一家心中をしたりする、 わが民族のねばりのなさに、 心痛みながらも 怒りを感ぜずにはいられないということだ。 __ Link __ 自分が苦しいときは他人も苦しいということ。 その苦境は永久的なものではなく、 いつか好転するということを なぜ考えられないのだろう。 三食を一食にしても切抜けてやろう、 というねばり強さがなければ、 人間生活とはいえないのではないか。 __ Link __ 産業、工業がマンモス化してゆくばかりの現在、 そんな個人のねばり強さなど三文の価値もない、 とせせら笑う人が多いかもしれない。 それは水爆が出来たからやがて人類は絶滅する、 と主張する単純さに等しい。 __ Link __ どんなに産業がマンモス化しマスプロ化し、 ボタン作業が発達しても、 人間の力がまったく不要になることはないだろう。 社会はつねにあなたがたを求めているのだ。 __ Link __
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(自分の)火種は、あるか。
ないなら、捜したか。 捜さなかったら、つくったのか。 人間の火種は、いうまでもなく、 欲する者が自分でつくるものであって、 そうする以外に手に入れようがない。 …… (→続きはクリック)
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