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電話で語り終わって尚(なお)、
相手の様子をうかがう。 これも残心といってよい。 たがいに、たがいの様子をうかがい、 〈これでよし〉となったとき、 しずかに電話を切る。 その無言の間が、 双方の心を通わせることになる。 池波正太郎[いけなみ・しょうたろう]
(小説家、1923〜1990) 『日曜日の万年筆』
〈全文〉
剣道で〔残心〕という言葉がある。 闘って、相手を打ち据(す)えたとき、 気をゆるめずに尚(なお)も構えをたて直し、 相手の出方を見る。 これが残心だ。 勝ったと思っても、 決定的な勝ちではなく、 相手が立ち向かって来る場合もある。 それにそなえて、心を勝負に残す。 __ Link __ 電話で語り終わって尚(なお)、 相手の様子をうかがう。 これも残心といってよい。 たがいに、たがいの様子をうかがい、 〈これでよし〉となったとき、 しずかに電話を切る。 その無言の間が、 双方の心を通わせることになる。 __ Link __
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(自分の)火種は、あるか。
ないなら、捜したか。 捜さなかったら、つくったのか。 人間の火種は、いうまでもなく、 欲する者が自分でつくるものであって、 そうする以外に手に入れようがない。 …… (→続きはクリック)
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