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今日の
哲学者・思想家の名言
☆ ８月１１日 ☆
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1.
「聞く」は生理学的現象であり、
「聴く」は心理学的行為である。
（ ロラン・バルト ）
2.
ファッションという現象には、
ひとびとがたがいに相手の〈鏡〉となって、
みずからのセルフ・イメージを微調整しあう
という面があります。
「微妙な差異」にひとがこだわるゆえんです。
（ 鷲田清一 ）
3.
今こそ好機逸すべからず。
君は現在に生き、あらゆる波に乗って船出し、各瞬間に永遠を見出さねばならない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
4.
（望まれている特性が欠如していることを示すものとして未成熟を考えることを捨てるならば）
教授とは、
充填(じゅうてん)されるのを待っている知的および道徳的空洞に
知識を注ぎ込むことによって
この欠如を補う方法だ
と考える習慣も捨てざるをえない。
（ ジョン・デューイ ）
5.
粗暴は弱さの一つのしるしである。
（ セネカ ）
6.
貞潔は、
ある人においては徳であるが、
多くの者においてはほとんど悪徳である。
（ ニーチェ ）
7.
会社や仕事が自分に合うかどうかは、
そこにいる人に会ったり、
仕事をを与えられたりしないと分からない。
だから、転職を何度繰り返したっていい。
（ 中島義道 ）
8.
国家あるところに戦争は絶えない。
（ エドマンド・バーク ）
9.
暗黒の中では、我々の想像力は、明るい光の中におけるよりもたくましく働くのを常とする。
（ カント ）
10.
称賛をいかに受け止めているかをみれば、いかなる人間の人格も判断できる。
（ セネカ ）
11.
いい手本を示そうとする者は、自分の徳に微量の馬鹿げたところを添えなくてはならぬ。
すると人は見習って、同時にその模範を眼下に見下ろす、・・・これが人々の好むところである。
（ ニーチェ ）
12.
つまらない人間ほど、自分を重視するものである。
（ エリック・ホッファー ）
13.
男は妻や愛人（＝恋人）が嫌いになると、逃げようとする。
だが、女は憎い男には仕返ししようと、手元に抑えておきたがる。
（ ボーヴォワール ）
14.
うんざりした気持ちを癒やすには、ウイスキーを一杯やって忘れようとするより、仕事に打ち込んで一生懸命になるほうが、よほど効果的である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
15.
力は常に快活さとともにある。
（快活さから生まれた）希望は、私たちに仕事をしようという気分を起こさせる。
（ エマーソン ）
16.
人生の色々な楽しみは通りすがりに味わうときに、人生を楽しくしてくれるが、一旦それを人生の目的とすると、とたんに物足りなくなる。
（ J・S・ミル ）
17.
最高の処世術とは、
妥協することなく適応することである。
（ ゲオルク・ジンメル ）
18.
不要なものなら、
なくて困るということはない。
（ キケロ ）
19.
運命は理性の力では直せない数々の欠点を改めさせる。
（ ラ・ロシュフコー ）
20.
いかなる訓練をも受けない精神は、無為の中に鈍重になり不活発になる。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
21.
（他人の）人生に影響を及ぼすこと
──それは最高の芸術である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
22.
些細なことが我々を慰めるのは、些細なことが我々を悩ますからだ。
（ ブレーズ・パスカル ）
23.
（人々に）道を示す自由、
これが天才の要求できるすべてである。
（ J・S・ミル ）
24.
敵に勝つ者のみが勇敢なるにあらず、自己の快楽に克(か)つ者もまた然(しか)り。
（ デモクリトス ）
25.
「わたしらしさ」というのは、
ひとりで（確信を）持てないものだから、
ひとはすぐに他人のうわさや品定めをしあうのだろう。
他人のあいだでじぶんを探すのだろう。
（ 鷲田清一 ）
26.
すべての旅には、
旅人が気づいていない
秘密の目的地がある。
（ マルティン・ブーバー ）
27.
革命は些細なことではない。
しかし、些細なことから起こる。
（ アリストテレス ）
28.
人間的に言えば、死にもよいところがある。
老いに決着をつけねばならないからだ。
（ ラ・ブリュイエール ）
29.
正義は常に目標でなければならないが、必ずしも出発点である必要はない。
（ ジョセフ・ジュベール ）
30.
愛または憎しみと共演しないとき、女は凡庸な役者だ。
（ ニーチェ ）
31.
自然の愛はつねに誤らず、
されど他は
よからぬ目的または
強さの過ぐるか、足らざるかによって
誤ることあり。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
32.
金銭、権力、名声はいいことばかりではない。
だからそれを求めて心をかき乱されてはいけない。
結果として得られれば感謝すればいい。
得られなければ、同時にそれに伴う悩みも避けられたのである。
（ タタルケビッチ ）
33.
ひやかすとは、品よく無礼を働くことだ。
（ アリストテレス ）
34.
自分の年齢がのびていくと、他の人の見えかたがかわってくる。
おさないころには、六歳にとって五歳年長の十一歳の子は、世の中について知りつくしている先達のように見えたが、すでに五十歳になったものにとって五十五歳の友人はそうは見えない。
おなじ人が、六歳のころには１１／６、五十歳のころには５５／５０になるのだから、見え方がちがうのは当然のことだ。
名言ID：178631
（ 鶴見俊輔 ）
35.
他人に対しても自分に対しても親切であること。
人の生きるのを助け、自分自身の生きるのを助けること。
これこそ真の思いやりである。
（ アラン ）
36.
人生の最初の四分の一は、その使い途(みち)もわからないうちに流れ去り、最後の四分の一はまたその楽しさを味わえなくなってから過ぎてゆく。
しかも、我々に残された時の四分の二は、睡眠、労働、苦痛、束縛、あらゆる種類の苦しみによって費やされる。
人生は短い。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
37.
宗教は生命の塩であり、力である。
（ カール・ヒルティ ）
38.
するのが怖いということは、
次にすべきことがハッキリしているということだ。
（ エマーソン ）
39.
人は幸福を探し始めると、
たちまち幸福を見つけられない運命に陥る。
（ アラン ）
40.
野心は、空を飛ぶことも出来るし、地を這うことも出来る。
（ エドマンド・バーク ）
41.
知識と勇気は、偉大な仕事をつくる。
二者は人を不朽(ふきゅう)ならしむる。
（ エマーソン ）
42.
自制心のない者に、自由はない。
（ ピタゴラス ）
43.
遭難の経験者は静かな波を見ても震える。
（ オウィディウス ）
44.
キレイごとの好きな人は、
とかく実践力に欠けやすい。
けだし実践とは
キレイごとだけではすまず、
どこか野暮ったく、
泥くさい処(ところ)を免れぬものだからです。
（ 森信三 ）
45.
一人の人間の心に起こる多様な動きを、
誰が描き出すことができるか？
（ アウグスティヌス ）
46.
物的生産力の万能を信じて
甘んじてその奴隷となるような史観を有(も)つことは
私には到底できない。
（ 九鬼周造 ）
47.
体系は
内的な生、
あるいは包摂された歴史を
引き合いに出す。
（ ジル・ドゥルーズ ）
48.
我々が最もよく知っていることとは、皮肉なことに、我々が今までに全く教えてもらったことのないことである。
（ ヴォーヴナルグ ）
49.
自然を理解させてくれるのは
経験と実験であるが、
それは絶えず増大する。
そしてそれは自然学の唯一の原理であるので、
その帰結もそれに応じて増大する。
（ ブレーズ・パスカル ）
50.
人生の行為において、習慣は主義以上の価値がある。
何故(なぜ)かというと、習慣は生きた主義であり、肉となり、本能となった主義である。
（ アミエル ）
51.
人生は、地球上で過ごした年数で測られるのではない。
どれだけ楽しんだかで測られるのだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
52.
習慣より強きものなし。
（ オウィディウス ）
53.
人生はイチゴの味がする。
（ アラン ）
54.
自殺のためのもっともらしき理屈を持ち合わせる人は、つまらぬ人間なり。
（ エピクロス ）
55.
死と太陽は直視することは不可能である。
（ ラ・ロシュフコー ）
56.
書物は、それが書かれたときとおなじように思慮深く、また注意深く読まれなければならない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
57.
好人物な人間は余るほどいるが、
高慢な者に戦い勝つ鉄の心をもった正義の味方はとぼしい。
（ エマーソン ）
58.
若者を確実に堕落させる方法がある。
（自分と）違う思想を持つ者よりも同じ思想を持つ者を尊重するように指導することである。
（ ニーチェ ）
59.
臆病の虫に取り付かれると、
その人はよきことを行わなくなる
（ キルケゴール ）
60.
信仰とは意見であるが、その意見は真理を含んだ意見である。
（ フォイエルバッハ ）
61.
真理を追求しようとの欲求そのものが、
どのように追求すべきかを心得ていない人々をして、
自分の知らない事がらについて判断をくださせ、
かくて彼らを誤謬(ごびゅう)に陥らせるということさえ、
きわめてしばしばあるのである。
（ デカルト ）
62.
習慣は、それが習慣であるからこそ従われるべきで、それが合理的であるとか、正しいということから従われるべきではない。
（ ブレーズ・パスカル ）
63.
人間の偉大さを測る尺度は、
その仕事に支払った犠牲の多寡(たか)だ
（ ヴィトゲンシュタイン ）
64.
男は自己の感じているほどの年であり、女は見かけほどの年なり。
（ セネカ ）
65.
（作るものに）必然性が存在する場合、
それは非常に複雑なものとなっています。
（ ジル・ドゥルーズ ）
66.
精神を思う存分働かせたいと願うなら、体の健康に留意することだ。
（ デカルト ）
67.
いったい何が我々の感覚以上に我々に情報を与えることができようか。
（ ルクレティウス ）
68.
社会主義は老いぼれきった専制主義の空想的な弟で、これを継承しようとしているのである。
（ ニーチェ ）
69.
才能が一つ多いほうが、
才能が一つ少ないよりもより危険である。
（ ニーチェ ）
70.
自分の扱っていないものを求めて悩むのは止めて、同じくらい熱心な気持ちで、自分のすでに扱っているものを楽しもうではないか。
自分の最上の所有物を取り上げて、もしそれがなかったら、どんなに懸命に探し求めていたことか、考えてみることだ。
（ アウレリウス ）
71.
どんな不幸な出来事でも、賢人はそこから自分の利になることを引き出す。
しかし、どんな幸運な出来事でも、愚者はそこから禍を引き出す。
（ ラ・ロシュフコー ）
72.
それぞれの時代はそれぞれに固有の条件のもとに独自の状況を形成するのであって、是非善悪の決定も状況のなかからおこなわれなければならないし、また、それ以外に決定のしようがない。
（ ヘーゲル ）
73.
社会とは、いわば、
その成員を構成していると考えられる個々の個人より成り立つところの
架空のものにすぎない。
社会の利益とは、
それを構成する個人の利益の総和にすぎない。
（ ジェレミー・ベンサム ）
74.
慰めは
苦悩を存続させながら、
いわば苦悩を苦悩において否定する
という注目すべき体験である。
（ ゲオルク・ジンメル ）
75.
人間が他の動物よりも賢くて強くて繊細で高級だというのは、
単に人間自身の尺度でもって他の生物たちを価値評価した結果でしかない。
（ 竹内芳郎 ）
76.
心から出たものは、心へと伝わる。
（ コールリッジ ）
77.
私は大部分の時を孤独で過ごすのが健全なことであるということを知っている。
最も善い人とでも一緒にいるとやがて退屈になり散漫になる。
私は独りでいることを愛する。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
78.
たくさんのことを生半可に知っているよりは、何も知らないほうがよい。
（ ニーチェ ）
79.
追いつめられた若者が意を決して、「世間」という暴れん坊の顎ひげを引っ張ると、すぽりと手の中に抜け落ちることがある。
よく見直すと、それは、臆病者を追い払うためのつけひげなのだ。
（ エマーソン ）
80.
人生は、
解決すべき問題でも、
答えるべき質問でもない。
人生とは、経験するべき未知なのだ。
（ アラン・ワッツ ）
81.
生きるために食べるべきであり、
食べるために生きてはならない。
（ ソクラテス ）
82.
人は当然ながら、
偉大なことより目新しいことを褒めそやす。
（ セネカ ）
83.
法／権利は正義ではない。
法／権利とは計算の作用する場であり、法／権利がいくらかでもあることは正義にかなっている。
けれども正義とは、それを計算することの不可能なものである。
正義は、計算不可能なものについて計算するよう要求する。
（ ジャック・デリダ ）
84.
幸福というものの中には、人が考えるよりも意志の力が働いている。
（ アラン ）
85.
人がしばしば良いことをするのは、悪いことをしても罰を受けないで済むようにという下心からだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
86.
もし君が人に愛されようと思うなら、まず君が人を愛さなければならない。
（ セネカ ）
87.
野卑、堕落は、ある人間がかくあらねばならない姿になることを拒否した後に残された生の形態である。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
88.
沈黙が金なのだ。
不在が神なのだ。
神とは人間の孤独さだ。
俺しかいなかったのだ。
（ ジャン＝ポール・サルトル ）
89.
人間とは精神である。
精神とは何であるか。
精神とは自己である。
自己とは自分自身に関わる一つの関係である。
（ キルケゴール ）
90.
不幸な人間は、いつも自分が不幸であるということを自慢しているものです。
（ バートランド・ラッセル ）
91.
私はあまり自分の意見を重んじないが、
他人の意見もあまり重んじない。
私は人の意見を聞かない代わりに、
自分の意見を人に押しつけることは更に少ない。
（ モンテーニュ ）
92.
この世で成功するには二つの道しかない。
一つは自分自身の勤勉、
もう一つは他人の愚かさ。
（ ラ・ブリュイエール ）
93.
嫉妬には天真爛漫ということがない。
愛と嫉妬とは、種々の点で似たところがあるが、先ずこの一点で全く違っている。
（ 三木清 ）
94.
熱意を失ってしまった人ほど年老いた人はいない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
95.
いかなる財産も、ちょっとしたチャンスに手に入れたものである。
（ ショーペンハウアー ）
96.
私は孤独ほど付き合いよい仲間を持ったことがない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
97.
宇宙は数学という言語で書かれている。
そしてその文字は三角形であり、円であり、その他の幾何学図形である。
これがなかったら、宇宙の言葉は人間にはひとことも理解できない。
これがなかったら、人は暗い迷路をたださまようばかりである。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
98.
愛の幸福な瞬間、そよ風の楽しさ、明るい朝に散歩して新鮮な空気の香りをかぐこと。
こういったことが、人生の中にあるすべての苦しみや努力ほどの価値がないと、誰に言えるだろうか？
（ エーリヒ・フロム ）
99.
人間は仕事がないと、健康を損なうばかりでなく精神的にも退廃する
（ アダム・スミス ）
100.
慎重さとは、
求めるべきものと、
避けるべきものを知ることである。
（ キケロ ）
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