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哲学者・思想家の名言
☆ ５月１５日 ☆
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1.
いくつかの偉大な思想だけは、本当に自分のものにしておかなければならない。
明るくなどとは思いも及ばなかった遠い所まで、それが光を投げかけてくれるからである。
（ ゲオルク・ジンメル ）
2.
一番大切なことは、
単に生きることではなく、
善く生きることである。
（ ソクラテス ）
3.
軽信というものは、善良に生まれついた人に具(そな)わる特徴である。
（ ショーペンハウアー ）
4.
希望の色はつねに緑。
貧者(ひんじゃ)が何一つ持たず、すべての人に避けられ、あらゆるものに苦しめられようとも、希望よ、貧者に力を与えよ。
（ ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー ）
5.
文明人は奴隷状態において
生まれ、生活し、死ぬ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
6.
一人でいる限り、人は己自身であることができない。
（ アラン ）
7.
我々は目当て以上のものを狙う。
（ エマーソン ）
8.
争いをしているときは、理のある側が、まず先に若干譲歩すべきである。
理のない相手は、全然許すことのできないのが通常である。
（ カール・ヒルティ ）
9.
愛というものは、
地中深くにしっかりと根を張り、
また、天にも届かんばかりの大きな枝を張った大樹になるべきものである。
（ バートランド・ラッセル ）
10.
心のうちを打ち明けるのは、
虚栄のため、
しゃべりたいため、
他人の信頼を惹きつけたいため、
秘密の交換をしたいためなのである。
（ ラ・ロシュフコー ）
11.
牢獄は肉体の自由を奪うことはできるが、
精神の自由までは奪えない。
（ バートランド・ラッセル ）
12.
高潔な人物や高尚な天才の中には、
貪欲なまでの名誉や権力、栄光への欲望があるものだ。
（ キケロ ）
13.
人生のどんな状況にあっても、自分自身と対話し、この対話によってどれだけ得るところがあるか自問することを忘れないことだ。
（ エピクテトス ）
14.
三種の貴族がある。
１．血統と位階の貴族、
２．財力の貴族、
３．精神的貴族
が、すなわちそれである。
（ ショーペンハウアー ）
15.
ある種の兆しが、ある種の事件に先立つ。
（ キケロ ）
16.
方便の嘘とは、正真正銘の嘘である。
というのは、他人とか、あるいは自分の利益のために人を欺くことは、自分の利益を犠牲にしてまで欺くのと同じく、不正だからである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
17.
どんな不幸な出来事でも、賢人はそこから自分の利になることを引き出す。
しかし、どんな幸運な出来事でも、愚者はそこから禍を引き出す。
（ ラ・ロシュフコー ）
18.
人間の心は三つの部門、すなわち知力・理性・情熱に分けられる。
知力と情熱は他の動物にも具(そな)わるも、理性は人間のみ具わる。
（ ピタゴラス ）
19.
行いの悪い者に腹を立てるのは時間の無駄である。
動かない車に怒るのと同じようなものだから。
（ バートランド・ラッセル ）
20.
人生はただ動くことでなくて作ることであり、単なる存在でなくて形成作用であり、またそうでなければならぬ。
（ 三木清 ）
21.
自分の内に安らぎを見出せない時は、外にそれを求めても無駄である。
（ ラ・ロシュフコー ）
22.
昼の光に、夜の闇の深さが分かるものか。
（ ニーチェ ）
23.
私どもが屈服しさえしなければ、害悪はみな恩人である。
（ エマーソン ）
24.
私は、敵を倒した者より、自分の欲望を克服した者の方を、より勇者と見る。
自らに勝つことこそ、最も難しい勝利だからだ。
（ アリストテレス ）
25.
動作は感情に従って起こるように見えるが、
実際は、動作と感情は並行するものなのである。
動作のほうは意思によって直接に統制することができるが、
感情はそうはできない。
ところが、感情は、
動作を調整することによって、
間接に調整することができる。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
26.
もう少し多くを知り、
もう少しゆっくり生きよ。
（ バルタザール・グラシアン ）
27.
明晰な頭脳を持っているだけでは不十分である。
重要なのは、それをうまく使うことだ。
（ デカルト ）
28.
間違った思い込みは、自分を名前だと思うところから、次第に広がってゆくことになる。
世界に存在する物には名前があるから、犬や自動車が存在するのと同じ仕方で、自分という物も存在していると思ってしまうんだ。
でも、これは違う。
だって、自分はその名前のことじゃないんだから。
（ 池田晶子 ）
29.
世の中の人は、
パンの問題に苦しむというが、
実は、パンを求むる心に苦しめられているのである。
（ 清沢満之 ）
30.
あまりに多くの事をなし得る者は、自己の能力以上のことをなさんと欲す。
（ セネカ ）
31.
人の一生は、その人の想像力の色によって染められる。
（ アウレリウス ）
32.
自然は決して我々を欺かない。
我々自身を欺くのは常に我々である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
33.
あなたの得意なこと、
それが幸福をもたらしてくれる。
（ バートランド・ラッセル ）
34.
自由であろうと望んだ瞬間に、人は自由となる。
（ ヴォルテール ）
35.
努力によって得られる習慣だけが善である。
（ カント ）
36.
成長を欲する者は、
まず根を確かに下(おろ)さなくてはならない。
上にのびることのみ欲するな。
まず下に食い入ることに努めよ。
（ 和辻哲郎 ）
37.
いちばん小さい事物を軽蔑し、いちばん大きい事物を信じない人間から何が得られようか。
（ ブレーズ・パスカル ）
38.
貧しき者、寂しき者の慰めは夢想である。
（ 阿部次郎 ）
39.
人間にとって真の大敵は胸中の敵である。
（ セネカ ）
40.
敵か、それとも味方か。
私が攻撃すれば、敵になる。
私がなんの恐れも抱かず、
微笑してみせれば味方になる。
（ アラン ）
41.
優雅は美徳と違ってすり切れない。
それには生命があり、絶えず新しくなる。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
42.
情熱がもはや精神に水を与えることも育(はぐく)むこともなくなると、
怖れが雑草のごとく、
捨てられた土地の荒れ土に吹き出すのです。
（ サム・キーン ）
43.
大道のそばでひなたぼっこをしている乞食の有する安心感は、もろもろの王様が欲しても得られないものである。
（ アダム・スミス ）
44.
賢人のもっとも美しいあり方は、きわめて控えめな言葉を使って、きわめて強烈なことを言うにある。
（ ルイ・ド・ボナール ）
45.
黙して隠された敵意は、公然と言われた敵意より恐れられるものだ。
（ キケロ ）
46.
彼の言葉があるように彼の人生もある。
（ セネカ ）
47.
この無限の空間の永遠の沈黙は、私に恐怖を起こさせる。
（ ブレーズ・パスカル ）
48.
お互いに友人だといっても、それを信じるのは愚か者である。
この名ほど世間にありふれたものはなく、その実、これほど天下に稀なものはない。
（ ラ・フォンテーヌ ）
49.
純粋数学者は音楽家と同じように、整えられた美しさを持つ独自の世界を自由に作り出す創作家である。
（ バートランド・ラッセル ）
50.
孤独な人間は、たまたま出会った者に、すぐ握手を求めるようになる。
（ ニーチェ ）
51.
人が思慮がないのに思慮があると思っているときは恐ろしい。
（ クリティアス ）
52.
怠情は、おだやかな無力から生まれるものである。
（ ヴォーヴナルグ ）
53.
誰かが巨富を得たということを知って嫉妬の心が起こりかけてきたら、すぐに、「彼とその富に祝福あれ」と言うのです。
その人のために喜んでやるのです。
そうすると、あなたの意識する心（＝顕在意識）が、富や幸運を肯定することになり、それが潜在意識に受け入れられ、あなたにも富や幸運がもたらされるのです。
（ 渡部昇一 ）
54.
神は許されても、牛は許されない。
（ アクィナス ）
55.
単に給料をもらうために、
壁の向こう側に石を投げ入れ、
それをまた投げ返す仕事をしないかと言われたら、
ほとんどの人は、侮辱されたと感じるだろう。
ところが、今、多くの人々は、
そんな仕事よりましな仕事を与えられていないのだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
56.
早くから己を知ることができず、年齢からおのずともたらされる精神と肉体の衰弱とひどい退化について、みずから悟ることのできない欠点こそが、世の多くの偉人たちの評判を落とさせた。
（ モンテーニュ ）
57.
愛すまいとするが意のままにならなかったように、永遠に愛そうとしても意のままにはならない。
（ ラ・ブリュイエール ）
58.
友達がたくさんいるということは、友達が全然いないことである。
（ アリストテレス ）
59.
子供は「愛されること」によって、初めて「愛すること」を知る
（ エーリヒ・フロム ）
60.
私に真に愛するものがあるなら、そのことが私の永生(ながいき)を約束する。
（ 三木清 ）
61.
愛するためには第一に勇気が必要である。
感傷だけではとかく裏切ることになるであろう。
（ アラン ）
62.
サイが投げられた自分の運命に
自分自身を適応させよ。
運命の女神が共に生きるように定めた仲間を愛せよ。
（ アウレリウス ）
63.
戦争の目的は平和である。
（ アリストテレス ）
64.
何であれ伝え方や行い方次第で、
その事柄の価値そのものが大きく変わってくる。
これは人の世話をする場合によく当てはまる。
とげとげしい気持ちでいやいやながら世話をすれば、
親切な行いも固くなったパンみたいなものになる。
（ セネカ ）
65.
人はそれぞれ、自分のすることは申し分ないと思う。
（ キケロ ）
66.
君は言う「善行のためには戦いを犠牲にせよ」と。
私は言う「善戦のためには万物を犠牲にする」と。
（ ニーチェ ）
67.
私は世間から天才だと見られている。
私の持っている「天才」のすべては
次のことに負うている。
何かやることがあると、
私はそれをつぶさに研究する。
毎日毎晩自分の側(そば)から離さず、
ありとあらゆる角度から検討する。
心はすっかりそのことに浸りきっている。
こうして得られる成果を
世間では「天才のたまもの」と呼んでくださるが、
私に言わせれば、
それは勤労と思考のたまものである。
（ アレクサンダー・ハミルトン ）
68.
とにかく結婚したまえ。
良妻を得れば幸福になれるし、悪妻を得れば哲学者になれる。
（ ソクラテス ）
69.
人々は驚くことを愛する。
そしてこれこそ科学の種である。
（ エマーソン ）
70.
自分に対して弱くて寛容であることと、人に対して厳しいことは、同じ悪徳にすぎない。
（ ラ・ブリュイエール ）
71.
復讐と恋愛においては、女は男よりも野蛮である。
（ ニーチェ ）
72.
自分の魂（精神）をできるだけ優れたものにせよ。
（ ソクラテス ）
73.
いい手本を示そうとする者は、自分の徳に微量の馬鹿げたところを添えなくてはならぬ。
すると人は見習って、同時にその模範を眼下に見下ろす、・・・これが人々の好むところである。
（ ニーチェ ）
74.
同じ職業の者が真の友人になることは、違った職業の者の間においてよりも遙かに困難である。
（ 三木清 ）
75.
誰でも真の理性を以(もっ)て
人生の生活方針を定めようとするならば、
乏しさに甘んじて、
心を平静に生活することこそ
人間にとって此(こ)の上もない莫大な富なのである。
（ ルクレティウス ）
76.
我々が他人を認めるのは、彼らと我々との間に類似のあることを感ずるからである。
誰かを尊敬するというのは、彼を自分と同等に見ることであるらしい。
（ ラ・ブリュイエール ）
77.
人がいるところには必ず、親切を施す機会がある。
（ セネカ ）
78.
世代間格差は、制度によって作られる。
（ 萱野稔人 ）
79.
一貫して変わらぬ目的が具体的に実現されるのは、主として仕事によってである。
（ バートランド・ラッセル ）
80.
偉人が我々より偉いのは頭が少しばかり高く出ているだけのことで、足のほうは我々と同じくらい低いところにある。
（ ブレーズ・パスカル ）
81.
最上の証明とは経験である。
（ フランシス･ベーコン ）
82.
心を向上させるために、我々は瞑想をするよりも、学ぶことを少なくすべきである。
（ デカルト ）
83.
他人に秘密を守らせようとしたら、
まず己れ自身が守ることである。
（ セネカ ）
84.
無理に強いられた学習というものは、何ひとつ魂のなかに残りはしない。
（ プラトン ）
85.
恐怖の数のほうが危険の数より常に多い。
（ セネカ ）
86.
生まれつき確固たるものを持ち、反省によって柔軟になるのはよいことである。
（ ヴォーヴナルグ ）
87.
子どもの遊戯を見よ。
彼らはそれを利用するためにするのではなく、建設したり破壊したりする活動そのものに幸福を感じているのである
（ テオドール・リップス ）
88.
与えられたるものを受けよ。
与えられたるものを活かせ。
（ エピクテトス ）
89.
我々が災難に苦しんでいるとき、思慮なく我々にうるさく迫る慰めは、我々の悲しみをいっそう激しくするのに役立つのみである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
90.
健康は、肉体の最も賞賛に値する美質である。
（ アリストテレス ）
91.
生きている限り死んでいないのだから、死は存在しない。
死んでいる時は生きていないのだから、死は人間に関係ない。
生きている時も、死んでいる時も、死は人間に関係ない。
（ エピクロス ）
92.
心から喜ぶとき、あなたは育(はぐく)まれている。
（ エマーソン ）
93.
病気は、より高い人生の階段を登ってゆく通路に過ぎない
（ カール・ヒルティ ）
94.
人を不安にするのは、物事ではない。
物事についての意見だ。
（ エピクテトス ）
95.
他人との関係においてのみ、あなたは自分を知ることができます。
抽象的概念で自分を知ることはできませんし、一人きりでいては自分を知ることはできません。
あなたの振る舞いや態度は、あなた自身を示す指標です。
それはあなたの意識を映す鏡なのです。
（ J・クリシュナムルティ ）
96.
この世で一番重い物体は、もう愛していない女の体である。
（ ヴォーヴナルグ ）
97.
自然に従って生きよ。
（ セネカ ）
98.
自分を知ることぐらい大切なことはないのだ。
なぜかといえば、（中略）自分のよく知っていることを実行し、必要とするものを手に入れて豊かに暮らし、知らないことは避けて過失を犯さず、しまいには、功成り名遂げて多くの人々の尊敬を受けるようになるからである。
（ ソクラテス ）
99.
心は一種の劇場だ。
そこではいろいろな知覚が次々に現れる。
去っては舞い戻り、
いつの間にか消え、
混じり合っては
限りなくさまざまな情勢や状況を作り出す。
（ デイヴィッド・ヒューム ）
100.
召使に尊敬される主人は少ない。
（ モンテーニュ ）
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