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安楽死希望者本人は、
ただ自分の寂滅(じゃくめつ)を為楽(いらく)とするので、 他人にそれを強制する意思は毛頭ないのに、 この積極的人生型の人は、 いや人間はあくまで生きようとするのが義務だ、 いま苦しんでも、あとになれば、また生きたくなるものだ と勝手にきめこんで、 (安楽死希望者の)絶望的な苦しみを長びかせるのである。 ありがた迷惑とは、このことだろう。 山田風太郎[やまだ・ふうたろう]
(小説家、1922〜2001) 『死言状』 ※「(安楽死希望者の)」は七瀬音弥による補足
《 強制・強いる・強要 》
《 意思 》 《 義務 》 《 自分勝手・身勝手 》 《 迷惑 》 《 人生 》→ 今日 《 安楽 》 《 積極性 》 《 苦しみ 》→ 今日 《 絶望 》→ 今日 《 希望 》→ 今日 * * * * * * * * * * 《 星座別名言と運勢 》 《 血液型別名言と運勢 》 〈全文〉
やっぱり人間に性格(の類型)というものはある。 少なくとも積極型と消極型はある。 __ Link __ 積極型は、 活気にみち、 この世に肯定的で、 世話好きで── そしてカラオケの大好きなタイプだろう。 ところが、これが消極型を苦しめる。 自分が大いに歌うのみならず、 ひとにも歌えと強制してやまない。 そのため会社の宴会や町内旅行に加わるのを 死ぬほど苦のたねにする人が意外に多い。 __ Link __ 安楽死の問題も、 これに似たところがありはしないか。 安楽死希望者本人は、 ただ自分の寂滅(じゃくめつ)を為楽(いらく)とするので、 他人にそれを強制する意思は毛頭ないのに、 この積極的人生型の人は、 いや人間はあくまで生きようとするのが義務だ、 いま苦しんでも、あとになれば、また生きたくなるものだ と勝手にきめこんで、 (安楽死希望者の)絶望的な苦しみを長びかせるのである。 ありがた迷惑とは、このことだろう。 __ Link __ ついでにいうと、 積極的人間は有益だが有害な人が多く、 消極型人間は無益だが無害な人が多い。 __ Link __ 無益で有害な人間は先天的犯罪人で、 有益で無害な人間はほとんど存在しない。 __ Link __
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一つのことに集中したら、
いや、一つのことに集中するには、 ほかのことがなるべく干渉したりしないように (ほかのことを)一時的に忘れていなくてはならない。 それが忘我、無我夢中である。 …… (→続きはクリック)
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