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好きな本は何かと考えはじめて、
好きということがわからなくなった。 隅から隅まで好きな人がいないのと同じように、 隅から隅まで好きな本は、 なかなか思いつかない。 川上弘美[かわかみ・ひろみ]
(小説家、芥川賞受賞、1958〜) 『あるようなないような』
〈全文〉
好きな本は何かと考えはじめて、 好きということがわからなくなった。 隅から隅まで好きな人がいないのと同じように、 隅から隅まで好きな本は、 なかなか思いつかない。 __ Link __ けれども隅から隅まで好きな人などというものも 不自然なのである。 好きなぶぶんと 好きでないぶぶんと よくわからないぶぶんが うまくマーブル模様のように混じり合った人のことを ますます好きになるということの方が、 大いに可能性としてはありそうなことで、 __ Link __ しかし本当は そんなふうに人のぶぶんを分類しながら好きになるなどということも、 ないことのように思う。 __ Link __
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( 作者不詳 )
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( 尾田栄一郎 )
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( 岩崎小弥太 )
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( デイビッド・クリーガー )
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