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私はいつも猫のようでありたい。
三島由紀夫[みしま・ゆきお]
(昭和の小説家・劇作家、1925〜1970) 「裸体と衣裳──日記」 『決定版 三島由紀夫全集30』に収載 優雅と卑しさ、勇気と卑怯、高貴と野蛮を併(あわ)せ持つ猫の特性こそ、芸術家の理想である。
〈解説〉
三島由紀夫はチルという名前の猫を飼っていて、とても可愛がっていたという。 知人に宛てた手紙の文章からもその溺愛ぶりがわかる。 「小生の書斎の唐紙(からかみ=唐紙障子)を勝手にあけて入ってきて、油断をすると、書きかけの原稿の上へ泥足で坐り、小生のペンの動きにじゃれます。 小説なんか書いている人間が、よほどバカに見えるらしいです。」。
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