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こっちが、〈何という、いい人間だろう〉と思うような
男、あるいは女の、 その心をもらうほどのタカラがあろうか。 心をもらうというのは、 親しくなる、 愛を分けてもらう、気持が通じ合う、 要するに、 心と心が結ばれ合う関係になることである。 田辺聖子[たなべ・せいこ]
(小説家・エッセイスト、1928〜2019) 『ダンスと空想』
〈原文全文〉
何がタカラといって、 こっちが、〈何という、いい人間だろう〉と思うような 男、あるいは女の、 その心をもらうほどのタカラがあろうか。 心をもらうというのは、 親しくなる、 愛を分けてもらう、気持が通じ合う、といった、 要するに、 心と心が結ばれ合う関係になることである。 恋というより人類愛に近く、 人類愛というよりは、 も少し、排他的なものであるが。
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( アメリカ・インディアンの古い格言 )
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