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201.
妻は夫を幸福にする。
兄弟姉妹を幸福にする。
それから友人を、同僚を幸福にしていくと、いつの間にか幸せな人たちの中にいる自分も幸福になっているのである。
（ 立石一真 ）
202.
もし結婚生活が暗礁に乗り上げそうになったら、自分の伴侶の好ましいところと、夫や妻としての自分の至らないところを表にして比較してはどうか。
人生の転機となるかも知れない。
（ デール・カーネギー ）
203.
妻に小言を言われない夫は、
天国の住人である。
（ 西洋のことわざ・格言 ）
204.
男はよく言う。
妻を選ぶのだと。
馬はよく言う。
持主を選ぶのだと。
（ ジャムラック・ホロボム ）
205.
良妻の資質を十に分けて述べると、
十分の四は気立ての良さ、
十分の二は良識、
十分の一は機転、
十分の一は愛らしい顔、表情豊かな眼差し、姿の良さ、優雅な身のこなしとかいった外見の美しさ、
そして残りの十分の二は、妻が所有するものや身につけているもの。
（ バーンズ ）
206.
僕の信条として、「おやじが一番、女房が二番、子供が三番」というのがあります。
男、女、子供と言い換えてもいい。
今の世の中は違うでしょ？
子供が一番になっています。
少なくとも「おやじが三番」なのは確かです。
何でも子供中心、すべてが子供に迎合している。
（ 藤岡琢也 ）
207.
汝らの妻たちは、汝らの畑である。
（ ムハンマドと『コーラン』 ）
208.
同じモノを食べてる夫と妻は、和合しやすく、仲よしになりやすい。
（ 田辺聖子 ）
209.
家庭的な女というイメージは、男にとっては永遠の憧れであるらしい。
独身時代は、顔の美しさや、肢体(したい)の魅力的なことにひかれるけれど、一度、結婚してみると、妻の上に求める夫の要求はすべて家庭的なものとなってしまう。
（ 瀬戸内寂聴 ）
210.
人の話では、お妾(めかけ)は普通、用が無くなると、捨てられるものですって。
六十ちかくなると、どんな男のかたでも、みんな、本妻の所へお戻りになるんですって。
ですから、お妾にだけはなるものじゃないって。
（ 太宰治 ）
211.
世間的に申し分のない夫や妻であっても、
相手が（自分を）欲していなければ、
それは悪夫、悪妻です。
そんな時はさっさと別れて、
自分の良さを認めてくれる相手を探すことです。
（ 瀬戸内寂聴 ）
212.
ウソをつく気もしなくなると、夫と妻はやっていけない。
本音をむきだしにして夫婦でいられるハズはなかろう。
（ 田辺聖子 ）
213.
亭主は妻を叱ったりできない。
（中略）男は、（自分と）寝た女を叱れない。
大体、女は、寝た男に叱られたって鼻で嗤(わら)うだけだ。
（ 田辺聖子 ）
214.
いちばん強い煩悩、われわれが抗(あらが)いがたい煩悩というのは、（中略）実は、惚れたはれたの煩悩がいちばん辛い。
「あの人を好きになった。
　それなのにあの人は好きになってくれない」
「亭主がまた外に女をつくった」。
そういう愛情の苦しみ、迷いがいちばん大きい。
（ 瀬戸内寂聴 ）
215.
（※伝統的にニッポン男児は）妻とお袋はちがうのだという最低の女性認識さえできない。
（※夫に）無視された妻は腹いせに息子をかわいがり、かくて、果てしもなく悪循環はつづく。
（ 田辺聖子 ）
216.
人に会ふとき、もし臆するならば、その相手が婦人とふざけるさまは如何(いか)ならんと思へ。
たいていの相手は論ずるに足らぬやうに見ゆるものなり。
（ 坂本龍馬 ）
217.
女というものは、どんなに生活が苦しくても、境遇が複雑で苦労が多くても、夫と意思が通い合っていると、凌(しの)げるものだ。
（ 田辺聖子 ）
218.
（※夫婦は）一心同体でも、
夫は男であり、妻は女である。
（ 田辺聖子 ）
219.
男が子供だから女はこうなるの。
妻って結局、鬼嫁になるか泣く嫁になるかの二択しかないのよ。
馬鹿馬鹿しい。
夫婦なんて茶番だよ。
（ ドラマ『最高の離婚』 ）
220.
女というものは、夫が何をしていてもいいんです。
ただ、それに協力して、いつでも夫と一緒にいたいんです。
愛情というものはそういうものよ。
（ 井上靖 ）
221.
妻はやさしくされることを望んでいるだけではない。
やさしい心で理解されることを望んでいる。
（ 瀬戸内寂聴 ）
222.
妻の愛に満足する者は人生の落伍者である。
（ 作者不詳 ）
223.
一つの鍵には一つの鍵穴しかなかったんです。
そして、ぼくにとって、たった一つの鍵穴は──奥さんだったんです。
（ 遠藤周作 ）
224.
自分がステップアップするために夫が邪魔なら、
別れたほうが賢明でしょう。
（ 円より子 ）
225.
女房を頼りにして、
女房がいなけりゃどうするんだろう、
やっぱりこの人のために面倒みてやらんならん
という気を女に起こさせてしまう男を、
悪夫(あくふ)という。
（ 田辺聖子 ）
226.
ボクはお葬式に行っても、（遺族に）何も言わない。
ご主人を亡くした奥さんのほうを見て、頑張ってね、っていうふうに、首を振って合図を送って帰ってくる。
（中略）会話をするよりも、表情や動作で、そっと合図を送るほうが、気持ちが伝わる。
（ 萩本欽一 ）
227.
論理が俺たち男と、女房とはちがうんだからな。
（女房は）怒ればすねる、優しくすれば、つけあがるだろ。
（ 遠藤周作 ）
228.
女は、元彼や元夫と時々連絡をとることに男がヤキモチを焼くと、「器が小さい」と言って怒る。
そのくせ女は、男が元彼女や元妻と一度でも連絡をとると、ヤキモチを焼いて、猛烈に怒る。
（ 七瀬音弥 ）
229.
息子が死んだとな？
返したのじゃ。
細君が死んだとな？
返したのじゃ。
（ エピクテトス ）
230.
夫のすべてを信じられるということは、
つまりあまり物事を考えないたちでなければならぬ。
もっと平たく言えば、
理知的であっては困るのである。
（ 瀬戸内寂聴 ）

231.
運のいい男は妻を失い、
運の悪い男は馬を失う。
（ ジョージア（グルジア）のことわざ・格言 ）
232.
俺は外じゃ誰にも迷惑をかけないが、家じゃ女房に厄介をかけてばかりいる。
だから頭が上がらないわけだ。
俺にとって女房は昔からセーフティ・バルブの役目だった。
（ 本田宗一郎 ）
233.
夫のいない女は、手綱のない馬だ。
（ セルビアのことわざ・格言 ）
234.
夫のいない女は、舵のない小舟だ。
（ イタリアのことわざ・格言 ）
235.
仲直り本(もと)ンの女房の声になり
（ 古川柳 ）
236.
なぐさみに女房の意見聞いている
（ 古川柳 ）
237.
（夫の）ミサが終わると、
奥さんが着飾る。
（ フランスのことわざ・格言 ）
238.
他人の妻は処女。
（ キルギスのことわざ・格言 ）
（ 他人のものは何でも良いものに感じられる ）
239.
妻と子供をもった男は、
運命を質に入れたようなものだ。
（ フランシス･ベーコン ）
240.
巣は鳥次第、住まいは妻次第。
（ フランスのことわざ・格言 ）

241.
君と離れていると、
自分が不完全なものと思えてくる。
（ オスカー・ワイルド ）
242.
妻がゐて子がゐて孤独いわし雲
（ 安住敦 ）
243.
他人の女房はよく見える。
（ ネパールのことわざ・格言 ）
（ 他人のものは何でも良いものに感じられる ）
244.
妻を打つ者は、
自分自身を打つ者だ。
（ ブルガリアのことわざ・格言 ）
245.
妻を叩く者は、
右手で左手を打っている。
（ デンマークのことわざ・格言 ）
246.
妻よ五十年吾(われ)と面白かつたと言いなさい
（ 橋本夢道 ）
247.
無礼なる妻よ
毎日馬鹿げたものを食わしむ
（ 橋本夢道 ）
248.
結局、いい夫（妻）とは、
法律の上でも結ばれているいい恋人なのです。
夫（妻）と恋人との間に
本質的な違いがあるとは思いません。
（ フランソワーズ・サガン ）
249.
雌鶏(めんどり)歌えば家滅ぶ。
（ 日本のことわざ・格言 ）
250.
妻とは夫の友であり、召使いではない。
（ ロシアのことわざ・格言 ）

251.
正月に　やたらと餅を　食わす妻
（ 石川昇 ）
252.
わたしを名付けないで
娘という名　妻という名
重々しい母という名でしつらえた座に
坐(すわり)きりにさせないでください
（ 新川和江 ）
253.
「先寝るぞ」　「安らかにね」と　返す妻
（ 朝倉道子 ）
254.
妻には愛情を示し、
母か姉には秘密を示せ。
（ アイルランドのことわざ・格言 ）
255.
妻は目より耳で選べ。
（ イギリスのことわざ・格言 ）
256.
妻は目と耳で選べ。
（ 一般のことわざ・格言 ）
257.
女房とまな板はなければならぬ。
（ 日本のことわざ・格言 ）
258.
家に女房なきは、
火のない炉のごとし。
（ 日本のことわざ・格言 ）
259.
家は地面ではなく、
妻の上に建つ。
（ ブルガリアのことわざ・格言 ）
260.
美しい妻は、一週間もたてば飽きる。
良き妻は永遠だ。
（ ロシアのことわざ・格言 ）

261.
お前の母親とは浜辺まで、
お前の夫とは海を越えて行け。
（ アルバニアのことわざ・格言 ）
262.
貞淑な女は雉(きじ)と同じで、
その羽はあまり重んじられないが、
その肉は大いに重んじられる。
（ イタリアのことわざ・格 ）
263.
怪我するな家で親待つ妻子待つ
（ 工事現場における安全標語 ）
264.
妖精と　呼ばれた妻が　妖怪に
（ 大阪府の男性 ）
265.
愛するということにかけては、
女性こそ専門家で、
男性は永遠の素人である。
（ 三島由紀夫 ）
266.
私には三人の信頼できる友がある。
年老いた妻、老いた犬、それに若干の貯金である。
（ ベンジャミン・フランクリン ）
267.
良い妻は家庭を憩いの場にするような能力を持っていなければならない。
そのためにはささいな家の中のもめ事で夫をわずらわせないように。
（ ヘンリー・テイラー ）
268.
才気走った妻は疲れた夫にとって刺激が強すぎ、
情熱的な妻はわずらわしさを感じさせる。
（ ヘンリー・テイラー ）
269.
犬は女房より分別がある。
主人には吠えない。
（ ロシアのことわざ・格言 ）
270.
三十年の結婚生活の後にも、貞淑な妻に優雅ささえあれば、彼女は結婚の最初の日のように夫の気に入る。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）

271.
夫は陽気で華やいだものよりも、
妻の正しい理解と明るさと敏感な気配りを求め、
情熱的な性格よりは
穏やかで優しい気性を望むのである。
（ ヘンリー・テイラー ）
272.
耳の聞こえない夫と目の見えない妻は、いつでも幸せな夫婦である。
（ 外国のことわざ ）
273.
男は恋をささやくときは四月みたいだけれど、結婚してしまえば、十二月よ。
女も、娘のころは五月だけれど、人妻になると、空模様は変わってしまう。
（ シェイクスピア ）
274.
たいていの男は、誰も自分の妻をさらってくれないことを嘆く。
（ ニーチェ ）
275.
マイホーム主義は、意欲のないサラリーマンが家庭に逃げ込む型。
一番いいのは、仕事と家庭を両立させる意欲あるマイホーム主義だが、奥さんをリードしなくてはダメだ。
（ 井植歳男 ）
276.
男が妻に望むのは、ただの同棲者でもなく、子どもの母親でもない。
世の中の荒波を共に乗り切る相棒なんだ。
（ 映画『紳士協定』 ）
277.
結婚は夫によって、または妻によって創り出されるものではなく、逆に夫と妻とが結婚によって創られるのだ。
（ マックス・ピカート ）
278.
釣りをしている夫の姿を見たことのない女房は、
自分がどれほど辛抱強い男と結婚したか気がつかない。
（ エドガー・ワトソン・ハウ ）
279.
今の妻が科学を理解できないのは嬉しいことです。
前の妻は理解できたんです。
（ アインシュタイン ）
280.
男が妻に対して不実をおこなったら、女は同情のまとになる。
女が不貞を犯したら、男は嘲笑のまとになるだけだ。
（ サマセット・モーム ）

281.
女とパリは留守にしてはだめだ。
（ ナポレオン・ボナパルト ）
282.
水商売ってのは、
七年やりゃ一人前になれるもんだけど、
夫とか妻ってのは、
七年じゃあ、ダメなのねえ。
（ 向田邦子 ）
283.
男性操縦の最高の秘訣は、男のセンチメンタリズムをギュッとにぎることだ。
（ 三島由紀夫 ）
284.
夫が妻に対して示す力は、
父親のような、友人のような力であるべきだ。
権威をかさに着た、
暴君じみた力であってはならない。
（ ジェレミー・テイラー ）
285.
とにかく結婚したまえ。
良妻を得れば幸福になれるし、悪妻を得れば哲学者になれる。
（ ソクラテス ）
286.
嫉妬深い妻を持つことは夫にとっては痛快である。
彼は二六時中、その愛している女のことを聞いていられるから。
（ ラ・ロシュフコー ）
287.
常に家庭が一番目。
それも妻であることより母であること。
さらに言えば、家事の中では食べること。
食べ物は人の体と思想を作るからです。
心のこもった掃除や洗濯は考えなくても、家に帰って夕飯を作ることは何より優先。
（ 大宅映子 ）
288.
夫人達の貞淑は、しばしば自分の評判、自分の安静をいとおしむ心にすぎない。
（ ラ・ロシュフコー ）
289.
うつむいて　しかられぶりの　よい女房
（ 古川柳 ）
290.
釣った魚にエサをやろう。
今の時代、安定したサポーターがいることを当然のことと思っていてはならない。
（ トム・ピーターズ ）

291.
（夫について）悩んだら信じる。
（ ドラマ『ジョシデカ！−女子刑事』 ）
292.
結婚──共同生活体のひとつの場合で、ひとりの主人とひとりの主婦と、二人の奴隷から成り、それでいて全部合わせても二人にしかならない状態あるいは境遇。
（ アンブローズ・ビアス ）
293.
妾というものは、
妻が死んだからって、
その後に乗り込むもんじゃありません。
順番を待っているような女がいるから、
世間に馬鹿にされるんです。
（ 永六輔 ）
294.
（妻は）無制限の権限を夫の手に渡してはいけません。
男は皆、なれるなら、
暴君になりたがっていることを
覚えておきましょう。
（ アビゲイル・アダムズ ）
295.
人生にとって幸福な音が三つある。
一、夫が家にいて、静かに本を読んでページをめくる音。
二、その傍らに妻がいて、何かを作っている音。
三、その夫婦の側で、子供が元気に遊び戯れている音。
（ 西洋のことわざ・格言 ）
296.
歳をとったら女房の悪口を言っちゃいけません。
ひたすら感謝する。
これは愛情じゃありません。
生きる智恵です。
（ 永六輔 ）
297.
嫉妬は、人類と同じくらい古いものだ。
アダムが一度遅く帰ったとき、
イブは彼の肋骨を数え始めた。
（ ベルギーのことわざ・格言 ）
298.
賢明な配偶者は相手の心の病を理解し、愚かな配偶者は不満を抱いて神経症に陥ります。
（ ジョセフ・マーフィー ）
299.
立派な財産のある独身の男は、
細君を必要とするに違いないというのが、
一般に認められている真理である。
（ ジェーン・オースティン ）
300.
君の言うことを、
君の奥さんに聞いて欲しかったら、
それを別の女に言いなさい。
（ ジュール・ルナール ）

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